現在一宮高校卒の部員には、僕が一年生の時に三年生だったM1の唐井先輩、元々高校の同期であり仲が良かったのに今となっては学年的には先輩である加藤くん、元々は高校の部活の後輩で今となっては僕よりカーストが上の八木くん、八木くんの高校の同期で今も昔も僕の後輩である荻野くんがいます。
さらっと読み流すと、ん?となる方が多いのではないのでしょうか。そうなんです、若干ややこしいのです。
これも僕が浪人したことから始まってしまったのですがね…前回の加藤くんのブログを読んだ方は、僕が浪人して当然だろうと思った方が多いのではないのでしょうか?なので、まずは加藤くんのブログに対して弁解させていただき、彼について書かせていただきます。
二年生の頃、彼とは共通の話題のおかけで、かなり仲良くなりました。それからというものの、休み時間を共に過ごしたり、事あるたびに一緒にジュースを買いに行ったりなど、割と一緒にいる時間が多かったように感じます。クラスメイトはくじ引きによる席替えなのに、加藤くんと僕だけは初めから一番前の席が決まっていたという事もありました。せっかく修学旅行で行った神戸で、大半の時間を全国どこにでもあるドンキホーテで過ごしてしまったこともありました。自習時間にエアガンでセミを狙ったり、学校祭準備期間に度々ジュースを買いに行きサボっていたことも事実です。
ここまで見てみるとまるで僕が本当にロクでもない奴に思えますよね?でも実際はそんなことはありませんよ!ちゃんと受験生になってからはきちんと勉強もしていました。僕は業後に残って勉強したりしていましたが、加藤くんはあまり勉強が好きではないようで、真剣に勉強をしている姿をほとんど見たことがありませんでした。彼は一宮高校生が割とよく利用している塾に通っていたのですが、休憩室に行くと必ず彼がいて、彼のおしゃべりのせいで勉強時間が軽く1時間は潰されると、よく知り合いが嘆いていたものです。僕が勉強をしている姿を彼が見つけると、『勉強なんてやめちまおうぜぇ〜』などといった言葉をよくかけてきたものです。しかしそんな彼はもともと賢く、要領も良いため、とても少ない勉強量の割には好成績を収めるのです。その彼の言う、ちょっとやればすぐ出来るようになるなどという言葉を信じ、何度も何度も後悔をした記憶があります。次第に僕は、彼の言葉を参考にはするものの間に受けることをやめるようになりました。僕と彼は違う。そうはっきりと気付かせてくれたのは、現役時代の名古屋大学の合格発表の時でした。だから大学に入学して以来、最も身近な学部の先輩として彼に勉強のアドバイスを求めることがありますが、参考程度にしか聞いておりません。
彼は頭の回転が早く、変わり者だけれど面白く、何事もそつなくこなし、彼の口癖は周りブームを巻き起こすなど、本当に知れば知るほど魅力にとりつかれる人です。そんな彼と同じ大学に通え、高校時代は異なっていた部活も同じになったことは、個人的にとても嬉しく感じております。
続いて八木くんのブログについて。
まず、八木くんが僕のことをあのように思っていたのが驚きでした。なぜなら彼は僕のことをなめている後輩の1人だったからです。部活後の捕食をとっている際に真後ろに立ってニヤニヤしていたり、旋毛をつついて逃げて行ったりと、本当に悪ガキのような後輩だったように思います。彼は僕たちの代の部員が少なかったために、彼が一年生の頃から僕たちの代と一緒に試合に出てくれて、本当に感謝しています。
そんな彼と同期になることが決まり、確かに僕は先輩と呼ぶのをやめて欲しいと言いました。しかしそれは現役生を装うつもりではなく、八木くん1人だけが僕のことを先輩と呼んでいたらおかしいからです!本当に失礼な話ですよね、全く。
まぁ今ではとても仲良くさせていただいており、学部で共に過ごすグループも同じ、部活も同じ、僕のバイト先も彼のバイト先の系列店などと、本当に彼とは多くの時間を共有しているように感じます。テスト前などは、何度彼に勉強を教えてもらったことでしょう。高校時代には県ベストエイトまでのぼりつめた彼のラグビースキル、コミュ力の高さ、友達の多さにただただ脱帽で、同時に劣等感に苛まれることも多々あります。そんなハイスペックな彼と同期になって仲良くなったことは、まぁ浪人して悪くはなかったかな?と思っております。
後輩の荻野くんも含め、この三人と共に一宮高校生として、これから名大ラグビー部に貢献できる選手になっていけるよう切磋琢磨していきます。
次は、僕と加藤くんと同じような立ち位置で、風紀を乱すことがなく安全神話が巷で囁かれている三年生の亀谷先輩に回したいと思います。
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