こんばんは、副将の鬼頭です。
早いもので日曜日に最後の東大戦を迎えようとしています。何かの終わりが近づくとよく感じることではあるのですが、ほんの1ヶ月前まではまだ引退まで1ヶ月もあると思っていました。しかし、最近は1日1日がとても早く進んでいき、もう気づけば引退が目の前まで迫ってきています。終わりが近づくにつれて名残惜しさとともに、4年間があっという間に過ぎていったと感じています。
最後のブログとなるので、今年1年について振り返っていこうと思います。最終学年として過ごしたこの1年は4年間の中でとにかく濃く、苦しく、長い1年でした。学生主体でチームを作ることの難しさを感じましたが、その一方でチームを動かすことが出来る楽しさもありました。同期と何度ミーティングをしてきたことでしょう。数えることが出来ないほどしてきました。どうすれば強いチームになれるのか、どうすれば試合に勝てるのか毎日毎日考えてきました。
今年は「勝ちにこだわる」ことを意識してチーム作りをしてきました。一言でいうと簡単なことのように思えますが、勝つことがどれほど難しいものなのかこれまでのラグビー部での経験から分かっていました。しかし、だからこそ試合に勝つ喜びを味わいたい。そのために出来ることなら何でもする。そう意気込んで取り組んできました。
そして春シーズンの集大成であり、今年の目標の1つであった阪大戦。入部して以来初めて阪大戦の勝利を得ることが出来ました。この試合に勝ったときの喜びは言葉では言い表せないものでした。本当に頑張ってきて良かった、心からそう思いました。
その後夏合宿を経て、リーグ戦が始まりました。しかしリーグ戦の序盤、勝つことは出来ても思ったような戦いが出来ず、自分達のやってきたことが正しいのか分からないこともありました。この時期が自分としては一番苦しかったように思います。その中でも試合を重ねるごとにチームが成長していき、徐々に今年のチームの形が出来ていってるように感じました。
そうして迎えたリーグ戦の最終戦でしたが、残念ながら負けてしまいました。試合終了後、悔しいという感情だけが溢れてきました。あの日をやり直したいと何度も思い、もっと試合中にこうすればよかったと何度も考えました。
しかしBリーグ2位となり、幸いにも入れ替え戦に進むことが出来ました。今年の目標の2つ目はリーグ昇格でした。そのチャンスを4年目にして初めて掴むことができました。相手は当然格上ですが、何としても勝つという気持ちをもって臨みました。しかし結果は大敗。公式戦でここまで点差がつく経験は初めてでした。悔しさも当然ありましたが、何よりも自分達の力のなさを痛感しました。
そうして残るは東大戦。入れ替え戦後、自分達に足りないものを再び考え直し、長いとは言えない時間でしたが、それでも東大戦で勝利をするために必死に練習をしてきました。チームとして今年1番の状態に仕上がっていると思います。最後の東大戦は何としても勝ちたい。阪大戦で味わった喜びをもう一度チーム全員で味わいたい。悔し涙はもういりません。この1年間の全てをぶつけ、必ず東大に勝利します。最後は笑って泣きましょう。
次は、今年1年チームを先頭で引っ張ってくれた主将の小林くんに回します。
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