どんな時でも笑顔で空気を和ませてくれる雪冶から回ってきました4年の徳永賢一郎です。雪冶自身は自分には強みは何もないと書いていましたが、本人も言っていたスタミナはもちろん、大きな相手にも物怖じせずにタックルにいける強い気持ち、さらにはそのまま相手を仕留めるタックル技術などあげたらキリがないほど彼には彼の強みや良さがたくさんあります。特に雪冶から発せられる周りの人を和ませる雰囲気は大きな武器だと思うので、試合前などで緊張したりしている時にこれからもチームを和ませて欲しいですね。
もうすぐテストオフも終わり、全体練習が再開します。この頃の僕は来たる大学院入試に向けて勉強しています。高校時代は部活に力を注ぎ込んでいるのを言い訳に勉強をおろそかにし浪人してしまったので、今回こそは部活も頑張りながら院試をしっかりと乗り越えたいなと思います。
さて今回はこの春シーズン強く感じたことを書こうかなと思います。雪冶のブログにも書いてあった通り僕は春シーズン怪我をしてしまいました。そこからチームをグラウンドの外から見ることになってしまったのですが、そこで感じたことは怪我をしないことが1番大切なことだと言うことです。春休みにあれだけ走り込んで自信がついたフィットネスもこの走れない時期で皆無になってしまいましたし、頑張って太くした脚も筋トレが禁止されてしまいみるみるうちに細くなっていきました。もちろんグラウンドでの練習に参加できないのでラグビー技術の向上もできません。そして1番はどれだけ一生懸命練習してきても、試合でパフォーマンスすることができなかったら結果として何も残りません。そんなことを考えても仕方がないのですが、あの時に怪我しなかったらなと何度も思いました。
また、自分が怪我をしているのにジョグで集合しようとかフィットネス頑張ろうとかなかなか声がかけづらかったのも事実です。やっぱりみんなと同じメニューを同じだけやって、きつい中でしっかりとそのような声かけや誰よりも頑張る行動をしめすことができるのが1番良いと思うので、これから迎える秋シーズンでは怪我がまだ治りきっていないので早く治して、しっかりとあの人についていきたいと思ってもらえるような練習への取り組みをしていきたいなと思います。
怪我には準備不足から起きる怪我と、突発的に起きる事故みたいな怪我の2種類あると思います。正直後者をどうにかして回避しろというのは難しいと思うので、いかに前者の怪我を無くすことができるかが大切だと思います。準備運動はもちろん、毎日の睡眠や食事までしっかりと意識して日々の練習に取り組んで行くことをチーム全員でもう一度意識していきたいと思います。どれだけ一生懸命やっても、一瞬の怪我でその全てが無になってしまう。そのことを考えたら毎日の生活も変わってくるのではないでしょうか。ただでさえ人数が少ない名大ラグビー部です。一人一人がいかに怪我しないかを考えながら準備を怠らず日々頑張っていきましょう。
次は最近新たに発足した徳永会の初期メンバーの大地に回したいと思います。彼をはじめ多くの後輩に助けられた春シーズンだったと思います。また美味しいもの食べに行こう!