2022年9月22日木曜日

最後のリーグ戦

慎之佑から回してもらいました、4年の佐藤太一です。9月に入ってからの慎之佑の挨拶はとびぬけて元気で、さすが元演劇部と感心するばかりです。10月に入ってからはどんな挨拶になるのかなと実は期待していたりします。


さて気がつけば自分たちの代になってから約半年、ついに最後のリーグ戦を迎えることになりました。試合に挑むにあたり、自分がラグビー部での日々を通して一番強く感じたことを、決意とまでは言いませんが記しておきます。


それは結果がすべてだということです。こんなことを言ってしまえば身も蓋もありませんが、練習で出来たことや準備してきたことは、試合で失敗すれば客観的には何もできなかったこととほぼ同義です。もちろん自分の中で成長している、技術が上がっているなど、内部で変わっていることはもちろんありますが、過程を何も見ていない他人から見れば何も変わっていないのと同じ。厳しい言い方をすれば、ミスは自分を否定することになる訳です。


自分の中では阪大戦のことが強く、深く頭に焼き付いています。春シーズン3か月苦しみぬいて、本当に毎日が苦しくラグビーを嫌いになりかけたほど真剣に部活に打ち込んだ日々を、試合の敗北ですべて否定された気分になりました。自分のパスミスが無ければ、あのときこんな選択をしていれば、もっとスタミナが持ったなら、何よりも、文句がありながらついてきてくれた後輩、怪我をして試合に出られなかった仲間、そして共に苦しんで頑張ってきた同期に顔向けができない。失敗するとは、負けるとはこういうことなのだと、結果というものの重大さを今までで一番感じることができました。


これはラグビーの試合だけでなく、他の全てのことでも言えると思います。どれだけ頭の中で思考していても、発言しなければその人は何も考えていないなと思われかねませんし、裏方で他の人がやりたがらないことを率先して行う人も、表側だけ見る人からは褒められることはありません。その意味で、目に見える結果を出さなければ他人からは全く評価されない、結果がすべてであると思います。


しかし、その「他の人に見えない努力」が無ければ結果を出すことができないのも確かです。僕が今年4年生、チームを引っ張る立場になり、改めて名古屋大学ラグビー部というものを存続する、成り立たせるために数えきれないほど多くの人が見えないところで努力し、時には苦しみながら一つ一つのタスクをこなしていることを感じました。その努力に報いるためにも、名大ラグビー部がこれだけ立派なんだ、すごいぞと他の人に証明するためにも、このリーグ戦は必ず勝ちたい。必ずAリーグに上がりたい。そんな思いが日に日に強くなっていくことを感じます。


とまあ柄にもなく駄文を連ねてしまいましたがご容赦ください。リーグ戦、チーム一丸となって頑張りましょう!

 


次は合宿で数々のゲインを重ねた衣川くんに回したいと思います。リーグ戦でも試合に出て活躍してくれることを期待しています!

 

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