同期のだいごからまわってきました、新3年の衣川航太朗です。だいごは彼が言ってる通り筋トレの数値をどんどん上げていて、僕自身良い刺激を受けています。また同じフロントスリーとして彼の正確で鋭いパスを認めているので追いつくように頑張ります。
早いもので大学ラグビーも始まってから2年が経ち、もう上級生だなと感じております。昨年は4年生、3年生がチームを引っ張ってくれたおかげで2つの定期戦に勝つことができました。この2試合と入れ替え戦は今でもアツくなれるほど強烈に自分の中に刻まれており、今年は上級生として、主戦力として、絶対に勝ちます。そのためにも今年強化したいと考えている点があります。
まず、センターとして「縦にも強く横にも速く」なることです。もちろんどのポジションも大切ですが、フロントスリーはアタックの要になると考えています。突破も必要でさらにウイングにいいパスを繋げるためにも横にも速い選手にならなければいけないと考えています。そのためにも東大戦後のオフから瞬発を意識した筋トレをしてやってきたのですが早くも効果を感じていて練習がかなり楽しいです。
次に、ディフェンスで詰め切る場面の「嗅覚」を養うことです。下級生時から課題としてきたタックルが、最近すこしはマシになってきたのですが、やはり相手が当たってくるかパスをするまで待ってしまう癖があります。しっかり自分から間合いに入っていき攻撃的なディフェンスができるよう、ゲームやフルコン練でも色々チャレンジしていこうとおもっています。
最後に、考え続けることです。昨年はLOとしてプレーしていたのですが、フィールドプレーのほうが好きで、セットプレーは特に考えなくプレーしていたため後輩に教えられることが少なかったです。元々感覚でプレーする人間ですがそれが出来るのは下級生までだと思っています。チームの主戦力として試合に臨むためにも、1つ1つのプレー、サイン選択に意味を持つようにし、またチームメイトのプレーのフィードバックまでできるように頭を回転させながら試合や練習に臨みます。
最後に記念誌から心に残った言葉を記します。それは、85年誌「2つ目の故郷になったチームへ」(深津晋一郎様)の「素性も知れない外部の人間を1人のラガーとして快く受け入れてくれた」というものです。これはコンタクトスポーツでしか培えないラグビーの良い性質であると思いました。この記事から自分もラガーマンとして同じラガーマンに敬意を忘れず、行動したいと思います。
次はおとに回します。彼とは今年から同じポジションを争うことになりますが、一切遠慮するつもりはありません。フィジカル、スピード、アタック、ディフェンス全ての面で勝つ気でいる、と宣戦布告しておきます、よろしくね。