2025年8月24日日曜日

エースの自覚の覚醒

きぬさんから回ってきました、2年中井大智です。きぬさんは同じブラザーの先輩でとても仲良くしてもらっています。こんなにめんどくさい僕に構ってくれる優しいきぬさんを心の底から尊敬しています。またご飯連れてってください!


さて今回は、僕が合宿で成長できたことや学んだこと、今思ってること、これからの心構えを書いていこうと思います。


今までのブログでも言ってきた通り、僕はメンタルが弱くてプレイヤーの仲間だけでなくスタッフさんにも沢山迷惑をかける厄介者です。でもいつかそのメンタルを直してチームに貢献できる選手になるとも言ってきました。2年生となった今、もう去年のようにクヨクヨしていられません。だから今回の合宿は、自分に厳しくまた他人にも厳しい姿勢で試合に望みました。正直自分もミスをするしそのミスをする自分が他人のプレーに口を挟むのは気が引けますが、誰かが言わないと何も成長できないので、その嫌われ役を僕が担うことにしました。


勝利のために今のチームに足りないものは沢山あります。技術面などは当たり前ですが、僕はもっと求めたいのは勝利に対する貪欲さだと思います。このブログで正直にいいます。今のチームの状態はシンプルに勝つことへのこだわりが薄いと感じます。4年生が一生懸命にチームが強くなるために練習を組んでくれることはすごい伝わるし、他学年もミスをしてもチャレンジする精神は見られると思います。でもいつまでたっても励まし合いしてても絶対上手くならないと思います。土門さんの言葉を借りるなら、責任感がない。そんな簡単にパスミスしたりキャッチミスしてていいの?って思ってます。キャッチミスに関しては、最近見合ってバウンドさせるみたいなシーンが多いのですが、そんな事があっていいのか?と思ってます。声出せよ。もっとミスに厳しい環境作りをしていかないとダメだなと思ってます。だから僕がこれからそれをしていこうと思ってます。僕も絶対ミスするので皆がそれをゆるしてくれるかどうかは分からないけど、します。

だからこそミスをせずに、かつ練習も盛り上げて楽しく行えるために、下から声を出すべきだと思います。合宿前の練習、僕は1、2年生に喝を入れました。きっかけは普段の練習からもそうですが、極めつけはその日の練習でサインの説明中キャプテンが理解の確認をした時に誰も返事をしなかったことです。そんなことある?なんで誰も返事せん?俺たちのために教えてくれてるのに??あまり強く言えないけど3年生も一部声出してなかったです。最悪でしたあの瞬間は。しかも自分たちのミスが多いから4年生が代わりとなって土門さんから厳しい評価を受けていたことも見ました。俺たちのせいで怒られている4年生を見ていた時もとても苦しかった。もう4年生に苦しい思いをさせたくありません。今のチームはミスをしてはいけないという気持ちが強くなりすぎて雰囲気も悪くなってどんどん面白くないただきついだけの練習になってしまっていると感じます。今のM2の代の先輩の方が楽しんでやることをこだわっていました。1年生は特にそれにフォーカスしてもいいのではないかと思いました。上級生からだけでなく、1、2年生からどんどん盛り上げていきたいです。


合宿に話を戻しますが、僕はOB戦で特に意識が変わりました。もう名大ラグビーを引退してる先輩方との試合、なんであんなにボコボコにされる?もちろん自分もできてなかったし、先輩方が元々の技術面が高いというのもありますが、にしてもやられすぎている。しかも体力面は絶対こっちの方があるはずなのに走り負けた。アタックも全く脅威になっていない。ディフェンスも間空きすぎ。自分からメンタル強くしたいとか言っといてなんですが、悔しくて体が動かなくて途中で交代しました。だからOB戦が終わったあと、昼に廊下で動画を見てました。俺は頑張ってるよアピールみたいになっちゃうかもしれないですけど、そのつもりはなくて。いかにしてトライを取れるかを考えるために自分たちの今までの試合だけでなくてプロの試合も参考にしながら動画を見て研究しました午後から試合があったのでそれほど長くはできなかったですが。その時M1の先輩も一緒に付き合って見てくれて教えてくれました。どんな反省があったかを全部ここで言うと長すぎるので挙げませんが、やっぱり試合中の勝ちにこだわる精神、プレーが見られないことはアドバイス頂きました。

僕もまだまだラグビーが下手で戦術などわかってないしIQも低いですが、勝ちへの貪欲さはもう誰にも負けたくないです。そのために日々の練習の復習や、フェーズ中どんなサインを出したら良かったか、どのくらいのテンポでアタック、ディフェンスしたら良かったかを常に意識して考えて過ごしていきたいと思います。そしてそれをちゃんと伝えることも大切にしたいと思います。


僕たちが4年生になったらどんなチームになるかなって今まではぼーっと考えてましたが、最近はめっちゃ深く考えるようになりました。これも今までのブログで結構言ってきてますが、僕たちの代は初心者が多いので気持ちだけではカバーしきれないところが多いですがそんな甘ったるい言い訳もいつまでもしてられません。僕は最上級生になった時にこの戦術で勝つと後輩に言い切って引っ張れる存在を目指しています。他の2年はどんな想像をしているのか分からないけれど、みんなも思ってくれてるんじゃないかな??今の2年生12人みんなで大きくて偉大なチームを作りたいです。2年生12人が部員全員から頼られる2年後の姿を妄想してます。キモくてすみません。

誰がキャプテンになるんだろうとかそんなんじゃなくて、自分たちが後輩の上に立つ存在として見合っているかどうかをこだわっていきたいです。早すぎやろって思うかもしれないけど俺はもう意識していきます。まだ着いてきてくれるような大きな背中じゃないけど、もうでかくなるための準備は出来てます。


土門さんから僕のディフェンス面の脆さについて指摘していただいたことと同時に、"エースの自覚の覚醒"という言葉を頂きました。こんな俺がこれからエースと名乗っていけるような身分なのか一瞬戸惑いましたが、見てくれているんだからやるしかないと、この言葉を受け止めました。こんなにかっこいい言葉今までかけていただいたことはありません。嫌われ役でも全然構わない。絶対なってみせます。


気づいたら長々と同じようなこと書いてました。でも本当に全員の意識変えていきたいです。これはみんな同じことを思っていると思います。大口を叩きすぎましたね。そろそろ代わりましょう。


次は和也さんに回したいと思います。和也さんの広い視野と安定したパスがあるからこそ今のBKはめっちゃ助けられてるし、僕がトライとれるのも和也さんのおかげです。声を積極的に出してくれる先輩の中に和也さんは絶対入ってます。本当に尊敬できる先輩です。ありがとうございます!

バトンタッチします!

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