2025年9月5日金曜日

目指すところ

 優人さんからまわってきました、1年の多久和磨輝です。優人さんはゴリゴリのパワープレイヤーかと思えば意外と器用にいろんなことをこなせるプレイヤーで、外から見ていても一緒にプレーしていても面白い選手です。また優人さんの人間性については全くそのとおりだと思います。今後もよろしくお願いします。



 今回は、リーグ戦に向けて自分がやらなければならないこと、やりたいことについて書こうと思います。初戦の南山大学戦がなくなり、チームとしてさらに成長する時間ができた今だからこそ、個人の力の成長が大事だと思います。その中でやはり大事になってくるのが自己分析です。自分は168cm、86kgとフォワードとしてはたいしたサイズではなく、正面からの当たり合いやスクラム、モールなどでは簡単に勝つことができません。その中でいかに自分としての強みを見つけ、リーグ戦で出場時間を勝ち取れるかという事を考えると、技術で戦う、もしくは端から真っ向勝負をしない、ということがポイントになると思います。ワンパスを使い自分より大きな人を当てさせる、スクラムではアングルや駆け引きを行い、相手に100%を出させない、モールでは自分が2,3枚を引き連れ分離するなど体格がなくともできることは多くあるのでそれらをうまく使いつつ、かといって力勝負を、放棄してはならず、小さいからこそ大きい人に勝てる方法も、あると思うので必死にその術を身につけなければなりません。

 また自分のやりたいこと、なりたい選手像について少し話させてもらいます。自分は走る速さやジャンプ力といった基礎的な身体能力は、すこぶる低く、いわゆる運動神経が悪い人間です。そのため、シンプルな『強さ』というものは自分とは縁がなく、ラグビーを始めて1,2年の間は自分に自信がありませんでした。その中で自信を持って自分の強みと言える事ができ、それが『器用さ』でした。他のフォワードよりもパスが上手く視野が広く、他のバックスよりもヒットが強い。プロップ、フッカーやNo.8さらにはウィングもでき、キック、スローもできる。自信のなさ故にいろいろなことを練習した結果それが強みになりました。今の目標は全ポジション制覇、そしてラグビーに関するすべてのことができるようになることです。

 これからリーグ戦がいよいよ始まりますが、自分としての強みを活かしつつ、チームになくてはならない存在になれるように一層の努力をここに誓います。



 次は我らが頼れるキャプテン、惇平さんに回します。惇平さんは同じプロップとしてサイズも技術も何もかも自分より何回りも大きくて、チームで1番尊敬している選手です。ここから先のリーグ戦でもめっちゃ頼りにしています。一緒に頑張りましょう。

2025年9月2日火曜日

破壊、そして建設

 おとさんから回ってきました、3年の高沢優人です。おとさんがチェスリン・コルビに憧れていたように自分も1年の時にはWTBを志望していたのに、いつの間に90kgのFL・LOになっていました。また、丸くなったということに関しましては、個人的には自分が丸くなったというより、周りが自分の攻撃性に順応してきたという印象なので、この部分に関してもこのシーズンを通して磨きをかけて行きたいと思います。


初戦の南山戦まで残りわずがになってきましたが、名大ラグビー部は合宿から全敗しています。リーグ戦は1敗でもすれば入れ替え戦への道は断たれると思うので、ここからの試合は真に負けられない戦いになります。


その中で、チームも新たなことに挑戦しているので、自分も何か新たなことに挑戦しようと思います。BKがアフターで100本パスをすることを始めたみたいなので、FWでできることをしようと思います。まず、ジャンテを巻いた日はリフト練を15本します。また、そうでない日はハイボールのキャッチ練、また、ジャッカル練などしたいと思います。1人でできる練習はないので、これが長続きするかは周りの人にかかっていると言っても過言ではありません。アフターをダラダラしゃべったり、ワチャワチャしている人たち、一緒にやりましょう。


次は、多久和くんに回します。彼はプレーヤーとしては素晴らしいと思いますが、人間性に難があると思います。僕は、合宿中、彼に「根が悪い」と陰口を言われていたようです。ですが、このラグビー部の中では人間ができている方と自負していますので、訂正してほしいです。

2025年8月31日日曜日

こんなふうになりたかった...

くうがから回って来ました、4年の彦坂です。くうがはルーキーながらフィジカルを活かしたプレーを見せてくれて自分も負けてられないなと思わされています。まだまだ暑くて練習もきついけど同じ初心者組として頑張ろう!!

(後輩をイジるなんてとんでもありません!)


さて、突然ですが自分がラグビー始めた頃に憧れていたプロラグビー選手は誰でしょう。

答えはチェスリン・コルビです。今の自分をよく知ってる人からしたら何を言ってるんだと言いたくなると思いますが、自分はステップを踏んで相手を抜き去って華麗にトライを決めるのが1年生の頃の目標でした。でもあるときから急に頭のネジが外れてしまい、当たることしかできないBKとは思えないプレイヤーになってしまいました。


自分がなぜこうなってしまったのか。それを考えてみると、自分が試合に出るためには何をすればいいかを考えた結果このプレイスタイルになった気がします。特に1年生のルーキーズは試合に出れない期間も長くなってしまうかもしれませんが、そんな中でも折れずに自分のプレイスタイルをどうすれば試合に出れるかを常に考え続ければ必ずチャンスは来ると思うのでめげずに頑張ろう。


最後にリーグ戦の個人としての目標を書きたいと思います。僕のリーグ戦の一番の目標は極めて単純で、接点で負けないことです。僕の4年間やってきたことを発揮して勝利に貢献できるよう頑張ります。


次はゆうとに回します。入部した頃はパワー全振りのプレイヤーになると思っていたのですが、最近ではジャッカルなどのテクいプレーも見せてくれ非常に頼もしく思います。入部した当初に比べると角が取れ、尖った発言も少なくなってきて若干寂しいです。リーグ戦期はしんどい試合が続くと思うけど一緒に頑張ろう!

2025年8月28日木曜日

最近思うこと

 和也くんから回ってきました。1年の河原林空雅と申します。お久しぶりです。和也くんはチーム内でもトップを争う持久力と冷静さをもつ The 頼れる先輩 であります。また、引き留めても授業には行く真面目さも参考にすべき面ですね。


さて、題にもある通り最近思ったことを綴っていきます。合宿でのチームとしての反省は散々やったろうし、普段の練習での意識すべきこと注力すべきことは前々にブログに書いてくださった先輩方が述べてらっしゃったので、初心者上がりの僕の意見は個人的にでも聞いてください。ここでは個人の反省やこれからどういう選手になりたいか(ビッグドリーム)を書いていきます。


まぁスクラムなんですよね、結局。僕は右PRを初心者練習前から任命されている訳ですが同ポジション直属の先輩、我らがキャプテン惇平くんと比べるとミジンコ程度のスクラムしか組めていないのが現状です。初めて学外の人とスクラムを組んでその現実はより鮮明となり心に大きな衝撃と少しばかりの焦燥感をもたらしました。でも、多くの学びを得ました。やはり習うより慣れろ。というように実践でしか積むことのできない経験がありました。この学びは体感的なもので賞味期限が短いので言語化、定着を急ぐ必要があると感じます。普段の練習でも意識し、見事な3番を背負えるよう頑張りたいです。


どんな選手になりたいか……そう聞かれると少し考えてしまいます。OBの先輩方とのBBQの自己紹介でも同じことを聞かれ咄嗟にプロップといえば体を張るプレーという単純な論理でフィジカルで魅せたいと口にしましたが。実際どうなんでしょう?

僕は他のPRやFWと比べて体重があまりないので(もちろんこのままでは終わりませんよ)もろフィジカルで勝負!という訳にはいきません。かといってBKのように相手を抜去るステップやハンドリング等の高等技術は持ち合わせていないので。 そこでシーズン後の4年生との面談を思い出してみると、先輩方からお褒めいただいた長所にフィジカルと足の速さがありました。ここで僕にしか演出できない選手像を考えると短い距離でスピードをもってぶつかってくる、という姿が想像できます。実際同期や他の先輩方にどんな選手が怖いか聞くと必ず上記のような選手が挙げられます。そうして僕の理想の選手像が固まりました。 そのためには長い間体力を持たせるフィットネスが鍵になります。現在足を痛めてしまってラン系のメニューには参加できていないので一刻も早く復帰してフィットネスを鍛えていきたいです。


続いては4年生の緒人さんに回します。緒人さんは人をイジるのが大好きなので来年の1年生は院生となった緒人さんに警戒しておいた方が良いと思います。

2025年8月25日月曜日

秋シーズンに向けて

大智から回ってきました、3年の横田和也です。大智がチームについてこれほど深く考えていると知り、胸が熱くなりました。昨年の自分は自分自身のことについてばかりで、これほどチームのことについて考えることはできていませんでした。グラウンド内でも存在感を示し、チームに貢献できる2年生はそういないと思います。いつも助かってます、ありがとう!



今回のブログでは、合宿を振り返ってと、秋シーズンをどう過ごすかを書こうと思います。


まず合宿についてです。

合宿では一度も試合に勝つことができませんでした。もう少しなんとかできたのではないかと、スタンドオフとして責任を感じています。負ける時はほぼ同じパターンで負けていて、自分たちの足りない部分が浮き彫りになりました。

また、個人的にですが、チームの強さは3年生の実力がかなり影響すると思っています。今回成績が振るわなかったのは3年生の実力不足もあったのではないかと感じています。


次に秋シーズンに向けてです。

秋シーズンでは試合が続き、試合をやって出た課題を修正し、また試合しての繰り返しです。そうやってチームを強くしていって、最終的には東大に勝つことが目標だと思います。

しかし、このままでは目指しているところに到達できないと思います。技術面でもフィジカル面でも足りない部分が多すぎると思います。

普段の練習をなんとなく過ごしてしまっている、やり過ごせる雰囲気になってしまっているのは原因の一つだと思います。常に目標を意識し、それを目指して練習していかないと、これまでの繰り返しになってしまいます。

個人的には絶対に東大に勝ちたいと思っているので、自分自身、ラグビーへの向き合い方を見つめ直し、常にその目標を意識して秋シーズンを過ごしていきたいと思います。


次は空雅に回します。空雅は初心者ながら体を張ってプレーしていて、とても頼もしく思います。今後の成長に期待しています。秋シーズンもがんばろう!

2025年8月24日日曜日

エースの自覚の覚醒

きぬさんから回ってきました、2年中井大智です。きぬさんは同じブラザーの先輩でとても仲良くしてもらっています。こんなにめんどくさい僕に構ってくれる優しいきぬさんを心の底から尊敬しています。またご飯連れてってください!


さて今回は、僕が合宿で成長できたことや学んだこと、今思ってること、これからの心構えを書いていこうと思います。


今までのブログでも言ってきた通り、僕はメンタルが弱くてプレイヤーの仲間だけでなくスタッフさんにも沢山迷惑をかける厄介者です。でもいつかそのメンタルを直してチームに貢献できる選手になるとも言ってきました。2年生となった今、もう去年のようにクヨクヨしていられません。だから今回の合宿は、自分に厳しくまた他人にも厳しい姿勢で試合に望みました。正直自分もミスをするしそのミスをする自分が他人のプレーに口を挟むのは気が引けますが、誰かが言わないと何も成長できないので、その嫌われ役を僕が担うことにしました。


勝利のために今のチームに足りないものは沢山あります。技術面などは当たり前ですが、僕はもっと求めたいのは勝利に対する貪欲さだと思います。このブログで正直にいいます。今のチームの状態はシンプルに勝つことへのこだわりが薄いと感じます。4年生が一生懸命にチームが強くなるために練習を組んでくれることはすごい伝わるし、他学年もミスをしてもチャレンジする精神は見られると思います。でもいつまでたっても励まし合いしてても絶対上手くならないと思います。土門さんの言葉を借りるなら、責任感がない。そんな簡単にパスミスしたりキャッチミスしてていいの?って思ってます。キャッチミスに関しては、最近見合ってバウンドさせるみたいなシーンが多いのですが、そんな事があっていいのか?と思ってます。声出せよ。もっとミスに厳しい環境作りをしていかないとダメだなと思ってます。だから僕がこれからそれをしていこうと思ってます。僕も絶対ミスするので皆がそれをゆるしてくれるかどうかは分からないけど、します。

だからこそミスをせずに、かつ練習も盛り上げて楽しく行えるために、下から声を出すべきだと思います。合宿前の練習、僕は1、2年生に喝を入れました。きっかけは普段の練習からもそうですが、極めつけはその日の練習でサインの説明中キャプテンが理解の確認をした時に誰も返事をしなかったことです。そんなことある?なんで誰も返事せん?俺たちのために教えてくれてるのに??あまり強く言えないけど3年生も一部声出してなかったです。最悪でしたあの瞬間は。しかも自分たちのミスが多いから4年生が代わりとなって土門さんから厳しい評価を受けていたことも見ました。俺たちのせいで怒られている4年生を見ていた時もとても苦しかった。もう4年生に苦しい思いをさせたくありません。今のチームはミスをしてはいけないという気持ちが強くなりすぎて雰囲気も悪くなってどんどん面白くないただきついだけの練習になってしまっていると感じます。今のM2の代の先輩の方が楽しんでやることをこだわっていました。1年生は特にそれにフォーカスしてもいいのではないかと思いました。上級生からだけでなく、1、2年生からどんどん盛り上げていきたいです。


合宿に話を戻しますが、僕はOB戦で特に意識が変わりました。もう名大ラグビーを引退してる先輩方との試合、なんであんなにボコボコにされる?もちろん自分もできてなかったし、先輩方が元々の技術面が高いというのもありますが、にしてもやられすぎている。しかも体力面は絶対こっちの方があるはずなのに走り負けた。アタックも全く脅威になっていない。ディフェンスも間空きすぎ。自分からメンタル強くしたいとか言っといてなんですが、悔しくて体が動かなくて途中で交代しました。だからOB戦が終わったあと、昼に廊下で動画を見てました。俺は頑張ってるよアピールみたいになっちゃうかもしれないですけど、そのつもりはなくて。いかにしてトライを取れるかを考えるために自分たちの今までの試合だけでなくてプロの試合も参考にしながら動画を見て研究しました午後から試合があったのでそれほど長くはできなかったですが。その時M1の先輩も一緒に付き合って見てくれて教えてくれました。どんな反省があったかを全部ここで言うと長すぎるので挙げませんが、やっぱり試合中の勝ちにこだわる精神、プレーが見られないことはアドバイス頂きました。

僕もまだまだラグビーが下手で戦術などわかってないしIQも低いですが、勝ちへの貪欲さはもう誰にも負けたくないです。そのために日々の練習の復習や、フェーズ中どんなサインを出したら良かったか、どのくらいのテンポでアタック、ディフェンスしたら良かったかを常に意識して考えて過ごしていきたいと思います。そしてそれをちゃんと伝えることも大切にしたいと思います。


僕たちが4年生になったらどんなチームになるかなって今まではぼーっと考えてましたが、最近はめっちゃ深く考えるようになりました。これも今までのブログで結構言ってきてますが、僕たちの代は初心者が多いので気持ちだけではカバーしきれないところが多いですがそんな甘ったるい言い訳もいつまでもしてられません。僕は最上級生になった時にこの戦術で勝つと後輩に言い切って引っ張れる存在を目指しています。他の2年はどんな想像をしているのか分からないけれど、みんなも思ってくれてるんじゃないかな??今の2年生12人みんなで大きくて偉大なチームを作りたいです。2年生12人が部員全員から頼られる2年後の姿を妄想してます。キモくてすみません。

誰がキャプテンになるんだろうとかそんなんじゃなくて、自分たちが後輩の上に立つ存在として見合っているかどうかをこだわっていきたいです。早すぎやろって思うかもしれないけど俺はもう意識していきます。まだ着いてきてくれるような大きな背中じゃないけど、もうでかくなるための準備は出来てます。


土門さんから僕のディフェンス面の脆さについて指摘していただいたことと同時に、"エースの自覚の覚醒"という言葉を頂きました。こんな俺がこれからエースと名乗っていけるような身分なのか一瞬戸惑いましたが、見てくれているんだからやるしかないと、この言葉を受け止めました。こんなにかっこいい言葉今までかけていただいたことはありません。嫌われ役でも全然構わない。絶対なってみせます。


気づいたら長々と同じようなこと書いてました。でも本当に全員の意識変えていきたいです。これはみんな同じことを思っていると思います。大口を叩きすぎましたね。そろそろ代わりましょう。


次は和也さんに回したいと思います。和也さんの広い視野と安定したパスがあるからこそ今のBKはめっちゃ助けられてるし、僕がトライとれるのも和也さんのおかげです。声を積極的に出してくれる先輩の中に和也さんは絶対入ってます。本当に尊敬できる先輩です。ありがとうございます!

バトンタッチします!

2025年8月20日水曜日

合宿を終えて

 いぶきから回ってきました、4年の衣川です。いぶきは合宿中ずっとアツい言葉でチームを鼓舞し続けてくれました。また彼が1番にいる時のスクラムの安心感は半端ないので、あとはフィールドプレーでのワークレートを上げて最強のプロップになって欲しいです。


さて、合宿を終えて1人目のブログということで合宿を振り返りたいと思います。

今回の合宿は全六試合行い全敗でした。そのほとんどの試合でバックスがチームの足を引っ張ってしまい悔しい結果となりました。今後はバックスのフルコン練習の頻度や練習時間外でのパス練習、またメンバー争いがもっと当たり前に起こる風土を作ってバックスのレベルを上げていきたいです。


また個人的にキックスキルやパススキル、オフ・ザ・ボールの動きをもっと磨き、自分一人でチームの動きを大きく変えられるプレイヤーになるよう精進します。


リーグ戦は本当に勝ちたいです。もう本当に負けたくないです。合宿の全敗を意味のある敗北にできるよう今後目の色を変えて練習に臨み、今後の試合は全勝で収められるようみなさん頑張りましょう。


次は大智に回します。彼は合宿でほとんどの試合に出場しプレー面でもメンタル面でも大きな成長を見せてくれました。今後のリーグ戦でもバックスの攻撃の要としてビッグゲインを重ねてくれることを期待しています。