2022年12月17日土曜日

キャプテン

 太一から回ってきました、主将の竹歳英正です。

この1年、太一は副キャプテンとして本当に頑張ってくれました。

自分のことよりもチームのことを最優先に考えて、たとえ言い合いになろうとも、自分の意見を必ず伝えてくれる非常に頼もしい存在でした。僕が今日までキャプテンとしてやってこられたのは、太一の支えがあったからです。本当にありがとう。

冒頭にはなりますが、佐々木先生、土門コーチ、左海コーチ、藤本さん、塩谷さん、院生の方々、OBOGの方々、そして全ての名大ラグビー部に携わってくださった方々、本当にありがとうございました。コロナ禍という特殊な状況下において皆様のご協力がなければ私達はここまでやってこられませんでした。本当にお世話になりました。


リーグ戦が終わって間もなく始まった4年生最後のブログリレー。そこには今まで人に見せてこなかった同期それぞれの努力や苦悩がみられ、各々が、この1年たくさん葛藤しながらも常に自分自身と、仲間と、向き合い続けてきたからこそ、今の4年生が成り立っているんだなと思い、勝手に感動していました。

そして、そんなブログも僕で最後となります。


昨年度の阪大戦が1月に終わり、例年よりも1か月遅く始まった僕らの代。

強い名大を作るべく、どんな時でもひたむきに勇気をもって前に進もうと「勇往邁進」のスローガンを掲げました。

そんな想いを持ってスローガンを掲げたあの日から約1年が経ち、遂に明日、僕らの最後の試合である東大戦を迎えます。


過ぎてしまえばあっという間だったと感じつつも、それでも確かに長かったこの1年。本当に沢山の貴重な経験を積ませていただきました。

今日はこの場を借りて、僕がこの1年間で学び、大切にしていたことを書きたいと思います。


僕がこの1年間で学び、大切にしてきたこと、それは「責任を全うする」ということです。

この「責任を全うする」には2つの意味合いがあります。

1つ目の意味合いは、覚悟を持ってキャプテンを務めることで"部を運営する4年としての責任"を全うするということです。

去年の新歓期に僕らは、誰がキャプテンをするんだろうかと、軽く話をしたことがあります。その時に、俺がやるよ!という人はやはりいなく、同期の中で、太一か僕のどちらかがやるんだろうなという漠然とした雰囲気が漂っていたように思います。

その時に思いました。

もしその場の流れで僕がキャプテンになったら、「みんなが僕を選んだのであって、僕がやりたいと言ったわけではないから」と逃げてしまい、もしキャプテンになったとしても覚悟を持って部の運営に取り組めないのではないか、と。また、同じように太一がキャプテンになっていたら、「全て太一に任せればいいや」と無責任になってしまいそうで、そんな自分が嫌でした。

要するに、僕と太一のどちらがキャプテンになったとしても、流れに任せてなんとなくキャプテンを決めてしまえば、僕自身が来年度のチーム、そして同期に対して無責任なことをしてしまうと思い、だったら自分から覚悟を持って挑もうと、同期をコットンに呼んで、キャプテンをしたい旨を話し、キャプテンになることが決まりました。

これが、"責任を全うする"の1つ目の意味合い、覚悟を持ってキャプテンを務めることで"部を運営する4年としての責任"を全うするということです。


「責任を全うする」の2つ目の意味合いは、"キャプテンとしての"責任を全うするということです。

先程述べたような経緯で、僕は覚悟を持ってキャプテンになったわけですが、始めは、キャプテンになった途端「竹歳」という1人の人間ではなく「キャプテン」として見られるようになったことに戸惑いを隠せず、キャプテンとして扱われることにとても悩みました。

しかし、時間が経つにつれて、竹歳ではなくキャプテンとして見られることの良い側面も感じるようになってきました。

それは、キャプテンという肩書き、キャプテンという装備をつけることで、自分の言動は影響力を増し、より多くの人に自分の言葉や想いを伝えられるようになる、ということです。

しかし、言葉を受け取ってもらうための「キャプテン」という装備をつけさせてもらっているからには、それと同等の責任が生じます。

僕はキャプテンを務めたこの1年で、この装備こそが責任であり、装備をすることで言葉や行動に意味を持たせることができることを学びました。

後輩のみんなは、僕がキャプテンをしていて不甲斐なさを感じることが多々あったと思います。それでも最後までついてきてくれました。本当にありがとう。


明日は最終目標である東大戦です。


「竹歳英正」が「2022年度名古屋大学ラグビー部のキャプテン」である自信と誇りを持ち、ノーサイドの笛が鳴るまで最後の責任を全うします。



最後に同期へ


大学で出会った友は一生の友だと良く聞きますが、その通りで、僕はみんなに会えて良かったです。同期だけはいつだって「竹歳英正」を受け入れてくれました。

今年1年まじで頑張ってきたよな。

僕らがやってきたことに自信持って全部ぶつけて、最後は勝って、笑って終わろうぜ!!


2022年度主将 竹歳英正

2022年12月14日水曜日

4年間を振り返って

FWリーダーの横川から回ってきました、副将の佐藤です。彼の突破力とスクラムには4年間助けられてきました。そんな彼と試合をできるのもあと1度しかありません。悔いの残らないよう力を出し切り勝ちましょう。

 

さて振り返ってみると、長いようで短い、いややっぱり長い、そんな4年間でした。そんな自分の4年間を振り返ってみたいと思います。

 

1年生。入学して色々な新歓のビラをもらう中で1番に目に入ったのはやはりラグビー部で、その直感は正解でした。初めてグラウンドに行ったとき、先輩方がラグビーを楽しんでいて、なおかつ引き締まった、そんな雰囲気に憧れて入部を決めました。1年の頃は初めてのことばかりでついて行くのが精一杯でしたが、当時の4年生の方々のおかげで楽しむことができました。ただシーズン終わりは、自分の技術の足りなさ、才能のなさをひしひしと感じ、部活を辞めてしまおうかと思っていました。そんな矢先に訪れたのが新型コロナウイルスです。

 

2年生。コロナのせいで春シーズンを棒に振り、何もできませんでした。ただこの空白期間のおかげでラグビーへの熱が少し戻り、部活動が再開して個人練ができたときは純粋にラグビーを楽しめました。そういう意味では、コロナのおかげで今ラグビーを続けてられているのかもしれません。そしてこの年から自分が試合に出られるようになりました。本当にへたくそだった自分(今もですが)を使い続けてくれた現M2の方々には頭が上がりません。ありがとうございました。試合に出て、ラグビーの楽しさを知り、同時に厳しさも知り、この1年は自分の大学ラグビーの中で1番転機となる1年だったと思います

 

3年生。思い返せば1番楽しめた1年だったと思います。2年の時よりもフィジカル面技術面で(すこーーし)向上し、責任もなく、純粋にラグビーを楽しめた1年でした。ただ最後の阪大戦を腰の怪我で欠場し、悔しい思いもしました。そしてついに自分の代だと意気込み、希望に満ち溢れながら次の年へ進みます。

 

4年生。1~3年生をすべて足し合わせても全然足りないくらいには密度の高い1年でした。今までの4年生はこんなことを経験してきたのだと思うと本当に尊敬が止まりません。それくらいには自分としては辛く苦しい年でしたが、同時に学びを得ることができました。いろいろなことを考えて消化して、また次のことを考えてと、常に負荷がかかることで自分の中で得た教訓も多く、人間的には成長できたと思います。そして今までで1番同期と一緒に話し、対立し、悩み、仲を深めた1年でした。今までも多くの同期がブログで話していますが、なかなかこんなに色々なことを話せて仲の良い同期に出会えたのは奇跡ではないかと思っています。ただの表面的な仲良しこよしではなく、思ったことを言い合える素晴らしい仲間に出会えました。4年間、本当にありがとう。

 

 

そんな大学ラグビーを通して、いろいろなことに気が付けました。その中で2つだけ書いておきたいことがあります。

 

1つ目は、「伝える」こと、人に思いを伝えることの大切さです。これは自分ができなかったことでもあります。自分が4年生になって色々な仕事をこなしていく中で、やはりもっとこうした方が良い、なぜこのようになったのかと思うことが多々ありました。シーズンが始まった頃、自分が元気な頃はその思いを不器用ながら言葉や行動に起こしていましたが、シーズンが進み疲弊してくると、衝突が起こり疲れるのを嫌い、「自分が色々やれば良いや」「大きな問題でもないし放っておけば自然に解決するだろう」と自分の中で飲み込むようになっていきました。しかし後回しにしたものは大きくなって帰ってくるものです。結果シーズンの最後に迫るにつれ、そのようなものがどっと押し寄せたように感じます。

 

ただ今振り返ってみて、どこまで思ったことを伝えれば良かったのか、どんな言葉が最善だったのかというのはいまだにわかりませんし、正解もないと思います。思ったことをしっかり口にして伝えようとしていれば自分が疲れ切って壊れてしまうかもしれないし、口に出さなければ自分は楽でもチームとしては苦しい方向に向かってしまうかもしれません。ただ、やらずに後悔するよりもやって後悔した方が後腐れはないと思います。面と向かって、自分が思っていることを伝える。その行為がどれだけ簡単で、難しく、大切かということが、このブログを読んでいる方々に伝われば幸いです。

 

 

2つ目は、自分を、そしてチームを支えてくれる人への感謝です。ラグビー部の副務、主務、副将と経験してきて、部活の内外問わず本当に多くの人が名古屋大学ラグビー部のために仕事をしたり支援をしてくださっていたりすることを知りました。自分が1年の時、このように4年生の最後のブログで色々な方に感謝を述べているのを見て、正直なところ社交辞令で言っているのではないかと思っていました。でも4年間を通して、本当に心から感謝してありがたみを知り、伝えていたのだなと分かりました。佐々木先生、土門コーチ、左海コーチ、藤本さん、塩谷さん、院生の方々、OBOGの方々、名古屋大学ラグビー部に関わってこられたすべての方々、本当にありがとうございました。今後も名古屋大学ラグビー部への変わらぬご支援ご声援のほどよろしくお願いいたします。

そして外せないのは、家族の存在です。自分が高校でラグビーを始めるとき、親からは反対どころか賛成してもらい、部活用具から食事から何まで、本当に応援し支えてくれました。一人暮らしとなり身の回りのことを自分でしたり、周りの親に反対されながらもラグビーを続けている部員の話を聞いたりして、改めてラグビーを心置きなくできる環境を作ってくれる両親に感謝しています。本当にありがとう。

 

 

長くなりましたが読んでいただきありがとうございました。ただ思ったことを連ねただけの文ですが、読んだ皆さんの中に何か得られるものがあれば幸いです。

 

東大戦まであと4日。勇往邁進のもと、すべてを出し切って、勝ってシーズンを終えましょう。

 

最後はキャプテンの竹歳に回します。この1年間、彼がいなくては僕らはやっていけませんでした。本当にありがとう。あと少し一緒に頑張ろう。

2022年12月11日日曜日

ラグビー部に入って

 BKリーダーの奥田から回ってきました。ブログでも書いていましたが今年一年BKリーダーとして彼がとても苦労してる姿をよく見てきました。東大戦ではそんな彼が報われるような試合をしたいと思っています。


思い返せばあっという間の四年間でした。私は高校からラグビーを始めて同期が14人もいて恵まれた代でした。そのおかげもあって3年生の時には県でベスト8の結果を残せました。当時はもう満足して大学ではラグビーはやらないだろうと思っていました。しかし二年間の浪人期間は私からラグビーでの苦しみを忘れさせ、楽しかった記憶をより美化するためには十分だったようで地獄の細道当日に入部を決めてしまいました。この早さで入部を決めてしまう人はそうそういないと思います(笑)


こうして入部した名古屋大学ラグビー部ですぐにラグビーの辛さ、苦しさを思い出しました。初めてのフィットネスではまるで走れず、高校生の時は自信があったコンタクトでは先輩達に吹き飛ばされ、スクラムでも高校と大学の差をみせつけられました。それでも当時の4年生は練習を盛り上げ、みんなでラグビーをする楽しさを思い出させてくれました。私を始め同期にはこの時の4年生のようにチームを引っ張って行きたいと思っていた人も多いと思います。


学年が上がるにつれてメンバーにも入るようになり、先発として出る機会も増えてきましたと思っていた2年の秋に怪我をしてしまい試合に出ることができなくなってしまいました。とても悔しくもったいないと思っていましたが他にも怪我をした同期を見て頑張れたのは今となってはいい思い出です。


その後も試合に勝ったり、負けたり、怪我をして出られなかったりして楽しいことも苦しいこともたくさんありました。そうしていつのまにか私が4年生になりFWリーダーとなっていました。最初にFWリーダーとして取り組もうと思ったことはリモールの代わりに武器を作ろうということでした。実際には他にも取り組むべきことも多くなかなか上手くいかないなと思っていました。しかし今では立派な武器と言えるものがたくさんできたと思っています。共に考え、練習についてきてくれた同期、優秀な後輩には頭が上がりません。この場を借りてお礼を言わせてください。ありがとう。東大戦で存分に発揮していこう。


かけがえのない仲間が手に入りました。たまには対立したりもしましたがとても仲の良い代だったと思います。大学生になってから四年間もの間真剣に一つのことに取り組む仲間というのはとても貴重なものだと今でも思っています。そんな仲間のおかげで今までやってこれました。活躍する同期に負けるもんかと思って今日までやってきました。だけどそんな部活をもう終わりです。何一つ後悔なくきた人はいないと思います。それでも最後は勝って終わりたいですね。


末筆ではございますが佐々木先生、土門コーチ、左海コーチ、藤本さん、塩谷さん、院生の方々、OBOGの方々、そして全ての名大ラグビー部に携わってくださった皆様本当にありがとうございました。


次は同期の中でも主務、副務、バイスキャプテンとして数多くの仕事をこなし試合では試合をコントロールし続けた佐藤に回します。今までありがとう。これからもよろしく。

2022年12月8日木曜日

4年間の振り返り

 二村くんから回ってきました奥田です。彼は自分のことを、自己主張を抑え、感情を押し殺し、チームのことを優先する、と書いてくれましたが、おそらく何も考えていないだけですね。周りの目にそう映っていたのならラッキーです。彼はスタッフとして入部したのに、選手転向して頑張ってきた姿に私も心動かされましたし尊敬しています。


 ここ数年専ら部員達による決意表明の場あるいは懺悔の場となっているこの名大ラグビー部のブログですが、部外の方々は読んでいて面白いと感じてくださっているのでしょうか。気になるところです。 


 さて、今年はあまりブログを書いた覚えがないのですが(後輩達には気軽にブログを回せる先輩ではないと思われているのでしょうか?)、自分の大学ラグビーの4年間を振り返りたいと思います。


1年生

 ラグビー部を新歓の際に見に来て、部活を取り巻く環境に驚いたのを覚えています。「グラウンド人工芝やん!」「夜でも電気ついてて明るいやん!」「スタッフさんが水配ってくれんの!?」などなど自分にとっては感動の連続でした。その勢いのまま入部をした訳ですが、練習はしんどく、ついていくだけでも精一杯でした。それでも練習に毎日参加できたのは、雰囲気が良かったからです。その時の先輩方が辛い練習でも盛り上げてくださり、何とか頑張ろうと思えました。リーグ戦などの試合にも出場させていただき、今思えば唯一ラグビーを楽しめた1年間だったと思います。自分の中では名学との入れ替え戦が特に印象に残っています。自分はリザーブとしてメンバーに入っていたのですが、ケガ交代で前半20分くらいから出場しました。自分なんかが出ていいレベルの試合ではありませんでしたが、一つ一つのラン、タックルが決まるたびに嬉しかったですし、その時の4年生の方々と長い時間一緒に試合に出られたのがとても嬉しかったです。試合としては負けてしまったのですが、自分の中ではとても思い出深い試合になりました。


2年生

 少し大学ラグビーに慣れてきたと思った矢先、コロナにより部活が出来なくなりました。おそらく一番ラグビーに対する気持ちが落ちてしまった期間でした。部活停止期間中において、オンラインで授業を受け、バイトに行って寝る、という生活を延々と繰り返す中でラグビーのことを考える時間が少なくなりました。部活が再開しても、やはり練習ができていなかったことに対する焦りなどから部の雰囲気はあまり良くなく、リーグ戦の途中で怪我をしてしまったこともあり、ラグビーをするのがしんどかったのを覚えています。


3年生

 この1年が自分にとって転機となりました。それはスタンドオフのポジションについたことです。それまでFW、BK関係なく様々なポジションを経験してきましたが、スタンドだけはプレーしたことがありませんでした。正直スタンドをするまでは、「スタンドってパスもらって放るだけやん。んでたまに蹴るだけやん。」と思っていました。しかしそんなに甘くありませんでした。これまでのブログで何人か、ラグビーは一芸があればできる、と言ってくれていましたが、スタンドはラグビーのプレー全てが出来ないといけないポジションで、実際にプレーする中でいかに自分の技術レベルが低いか思い知らされました。また技術だけでなく自分が苦労した事としてが人に指示を出すことがありました。自分は自己主張が得意ではなく、最初は指示を出さずに勝手にパス放ったり、キック蹴ったりしていました(今でもですね笑)。ただ、スタンドを経験したことによりこの1年で、かなりラグビーのスキル、自分の考えを発信する力が身についたと思います。


4年生

 最後の年に私は同期の推薦によりBKリーダーになりました。自分自身リーダーと名のつく役職が似合う柄ではないですし、役割を全うできる自信もありませんでした。実際にBKリーダーとしての仕事をする中でも、自分が組んだ練習に意味があるのか最後の最後まで悩んだままでしたし、戦術やメンバーなどを決める際も自信を持って決めることはできませんでした。グラウンドの中外から様々なご指摘を頂いたり、スタンドというポジションにいることも相まって戦術等に関する意見が多く自分のところに集まって処理しきれなかったり、正直この1年間キツかったです。ただ同期はいつも自分の意見を尊重してくれて本当に助かりました。最後の一年はラグビーというよりは生きていく上で大切な力、例えば傾聴力、発信力、計画力、社交性などが成長できた実感があります。しんどかったですが、これからの人生を考えればBKリーダーをさせてもらって本当に良かったと思います。


 さて、ただの感想文のように4年間を振り返りましたがここで一つ、自分の基礎としてきた考えを書きたいと思います。それは「他人に感情的に当たらない」ことです。自分の好きな言葉で「堪忍は無事長久の基、怒りは敵と思え」というものがあります。これは徳川家康の言葉で「我慢することが長く安らかにいられるコツで、怒ってはいけませんよ」という意味です。部活に身を置いていると何度も感情的になりたくなる場面があると思います。「なぜ自分のミスだけ責められるのか」「自分はこんなに頑張っているのになぜ他の奴は頑張らないんだ」等々挙げればキリがないと思います。しかしそこで感情的になれば自分のモヤモヤは解消されるかもしれませんが、周りに大きな迷惑をかけてしまいます。そうではなく「ミスを責められているのではなく指摘してもらっている」「他のやつも自分の見えないところで頑張っている」そう思うと楽になると思います。思うことがあるのならば、冷静に他人と対話する方がよっぽど建設的ですね。ということで説教を垂れるのはここら辺にしておきます。


 長々と稚拙な文章を書いてしまいすみませんでした。いつもアホ面こいて、ぼーっとしていたので最後くらい許してください。


 最後になりましたが佐々木先生、土門コーチ、左海コーチ、藤本さん、塩谷さん、院生の方々、OBOGの方々、そして全ての名大ラグビー部に携わってくださった方々、本当にありがとうございました。コロナ禍という特殊な状況下において皆様のご協力がなければ私達はここまでやってこれませんでした。本当にお世話になりました。


 皆さん最後勝って終わりましょう。


 次は一年間FWリーダーを務めた横川に回します。普段はなんとも言えない年上オーラをまとっている彼ですが、試合では何度も彼の力強いスクラムに助けられました。ありがとう。あと少しよろしく。

2022年12月5日月曜日

できること

 部内随一の理性の強さと、それをさらに上回るチーム愛を持つ凛から番をもらいました、4年の二村杏太朗です。僕が何度鬱陶しく絡んでいっても、そのたびに無視せず対応してくれて感謝感謝です。悩みもだいぶたくさん聞いてもらったかと思います。ありがとう。


 はじめに、この文章を読んでくださっている皆さんへ注意があります。それは、ここから先の文章には僕の偏見や先入観に基づいた内容が多く含まれているということです。あくまで個人の一意見として流していただけると幸いです。


 それでは始めます。まず、皆さんに2つ、問いを投げようと思います。


問1.努力が才能に勝ることがある。○か✖️か?


問2.チームに必要の無い人間は1人もいない。○か✖️か?


 答えは両方とも✖️です。これから解説に移ります。

 まず問1について。これは僕の人生で解説できます。幼稚園で入団したサッカークラブでは下手なせいでいじめられ、小学4年で再び始めたサッカーでもレギュラーになれず年下にポジションを取られ、転校した先でやっとレギュラーになれたかと思えば中学最後の大会でPKを止められて負け、高校で懲りずに続けたサッカーも半年で挫折して辞め…。そしてラグビーを始めた後はどうだったかというのは、これを読んでくれている部員の皆さんが一番よく分かっていることと思います。対して、あまり力を入れず、人並みにしか努力していなかった学業は、なぜか周りの人、自分よりも努力しているであろう人よりもうまく運んでいきました。このように、僕の22年間あまりの人生は、人には得意不得意が明確に分かれていること、そしてそれは努力でどうにかなるものではないことを思い知るには十分すぎるものでした。

 ラグビーはよく、「どんな人でも輝ける」という一文とともに宣伝されることが多いですよね。新歓の時期に、僕たちは何度もこの台詞を使ってきたかと思います。考えてみると、よくこんな大嘘を平然とつけたものだなあ、と感心してしまいます。実際、凛や陸が先に述べてくれたように、様々な個性が活きるスポーツではあります。ヒットの強さ、タックルの上手さ、体の大きさ、パスの上手さ、体力、怪我のしにくさetc…。しかし、これらの能力を、努力しているにも関わらず1つも手に入れられない人間というのが一定数いることを、この一文は完全に無視しています。僕の場合は努力不足が原因かもしれませんが、明らかに努力しているにも関わらず自分の強みを見つけられなかった人間が、皆さんの周りにも1人はいたはずです。いない、と答える人は、おそらくそういう人がいたことに気づかなかっただけなのだと思います。

 次に、問2について。これに関しては、少し表現を誇張しすぎてしまったかもしれませんね。実際には、「チームには需要の濃い人と薄い人がいる」です。上手な選手は多少怪我をしていても試合に出場することを望まれますが、そうでない選手は違いますよね。これが「需要の差」です。ラグビーに限らず、スポーツでは勝つためにチームが最善手をとることは当たり前ですから、これは誰が悪いわけでもありません。強いて言うなら悪いのは能力の無い人ですが、そんな人はチームにとってなんのメリットにもならないのかと言われれば、それは違います。

 ではどんなことができるのか。僕が思うポイントを、2つ話そうと思います。

 まず1つ目は、「自分の武器を見つけること」です。陸や凛が既に話してくれていますね。これはとても単純な話で、何も武器が無いなら、それを見つけて磨けばいいわけです。実力の無かった人間が力をつければ、上の人間もそれに負けじと力を磨きます。追い越し追い越されの関係の中で互いを高め合う、正に切磋琢磨、ボトムアップというやつです。おそらくこれが、現状実力の無い人間が最もチームに貢献できる方法なのではないかな、と思います。元から才能が何も無かった僕には自分の武器を見つけることは敵いませんでしたが、後輩の皆さんには、必ず何か才能があるはずです。自分には才能が無いと考えている人がいたら、それはまだ見つかっていないだけ。皆さんには、それを見つけるのに十分すぎるほどの時間と、見つける努力ができる心の強さがあります。皆さんなら必ず見つけられると、僕は信じています。

 そして2つ目。これが最も大切で、それは、「誰にでもできることを誰よりもやる」ということです。おそらく、1つ目を達成するには時間がかかることでしょう。その間、どうやってチームに貢献するか。それはもう、誰にでもできることをするしかありません。練習の準備、試合前アップの準備、対戦相手の分析、練習中の声出し、フィットネス、アフター、戦術への理解、チームトーク時の発言、食トレ、スタッフさんのお手伝い、部活外の仕事(ごみ捨てや物の持ち運び、それぞれに割り当てられた広報や備品の仕事など)…。やれることは、探せば無限に出てきます。それらを率先して全てやるのです。特に、「誰もやりたがらないことをやる」ことが大切です。なぜなら、もしこれができれば、それは「自分にしかできないこと」となり、チームからの需要を生み出す「武器」となるからです。

 「プレーで活躍しなければ嬉しくもなんともない、雑用ばかりなんて…」と思うかもしれません。その通りです。プレーは評価されないのに雑用をやり続けるモチベーションを保ち続けるのは容易ではありません。そんな時はどうするか、僕の場合を参考までに話そうと思います、というか僕のことを話したいだけですが笑。僕は、辛い時、よく自分に次の問いを投げかけます。


問3.君はチームメイトが好きである、○か✖️か?


 答えは○です。100回くらい余裕で重ねられるほどの○です。特に同期はその中でも特別。スポーツで結果が残せず大のスポーツ嫌いになった僕が、なぜそれでもラグビーを続けているのか。それは、同期が大好きだからです。ドジで間抜けで役立たずな僕のことを、彼らは一度も下に見たり、見捨てたりすることがありませんでした(もしあったとしても、少なくとも、僕はそう感じたことはありません)。あくまで対等な立場で、間違っていることは厳しく叱ってくれたし、自主練習にも嫌な顔一つせず楽しそうに付き合ってくれた。覚えが悪い僕に、根気強く何度も教えてくれた。遊びにたくさん誘ってくれたし、くだらない話にも付き合ってくれた。試合に出られずサポートしかできなかった僕に、感謝の気持ちを伝えてくれた。僕の人生で、ここまで自分を大切にしてくれたと感じる仲間はいませんでした。そんな彼らが試合に勝って喜んでいる姿を想像すれば、自身が置かれている境遇などなんのことはありません。

 話を戻しますが、モチベーションが低下しそうな時は、仲間の顔を思い浮かべてみるのが良いかもしれません、というお話でした。


 ラグビーというのはチームスポーツです。チームというのは、何もフィールド内にいる選手だけではありません。フィールド内の選手が最も勝敗に大きく影響するのは間違いありませんが、試合に出られなかった人、日頃から練習・試合の準備や車の手配、怪我やコンディションの予防・ケアを徹底してくれるスタッフさん、それを補助してくださっている藤本さん、お忙しい中でも何度も部活に来て、的確なアドバイスやモチベーションを高める言葉でチームを支えてくださっている佐々木先生や土門さん、左海さん、塩谷さんなど、名大ラグビー部には多くの味方がついています。それぞれに「できること」は異なっていて、部へ貢献できる度合いにも差がありますが、それぞれが自身の「できること」を最大限頑張る限り、問2の答えは「○」であり続けます。部のメンバーそれぞれが、「自分がどれくらいチームに貢献できているか」よりも「自分が可能な限りのことをできているか」を考えて行動する姿こそ、僕の理想のチーム像であると考えています。


 次は、我らがバックスリーダーの奥田くんに回そうと思います。表に出さないだけで、彼は今年1年間とてつもない苦労をしてきたと思います。自己主張を抑え、感情を殺し、自分の利益よりも同期やチームを重んじる彼の姿勢に対して、僕は尊敬しています。誰にでもできることではない。あと2週間、もう少しだけ、一緒に頑張っていこう。

2022年12月2日金曜日

4年間で得たもの

 最近何かにつけて同期にいじられている山口君から回ってきました、4年の安田凜です。彼のツッコむ気も失せるような寒いギャグを聞く機会もぐっと少なくなると思うともの寂しいものがありますね。


 実は今書いている4年生の最後のブログの前半は順番をランダムで決めているのですが、大学からラグビーを始めた同じ初心者組のとっくん、陸と続いて自分に順番が回ってきたのは何かの因果と感じざるを得ません。思えば、学年が低かったときは特にですが、練習の際のモチベーションの多くは彼らに対する負けん気から来ていた気がします。経験者の同期や先輩方とは比較もできないような差がある中、この二人にはこの分野で勝ってやる、対面に立ったら絶対打ち勝ってやると勝手にライバル心バリバリで練習していたことを覚えています。初心者組は喧嘩ばかりしていると同期に揶揄されることもありましたが、そんな我も心も強い二人と一緒にラグビーができたからこそ、4年という長い間腐らずに高めあえたのかなと思っています。


 そして当然、初心者組に限らず同期全員とも数えきれないほどの苦楽を共にしてきました。学年によって同期の色というのはそれぞれ違うものだとは思いますが、自分達の代は我ながら仲の良い代なのではないかと思っています。練習後はしょっちゅう一緒にご飯を食べ、くだらない話からラグビーに関する話まで本当に多くのことを話しました。時にはその後が不安になるほどの喧嘩をすることもありましたが、それも全て全員が本気で向き合っているからこそで、その度に結束は強くなりました。低学年の時から試合に出場し、真摯に練習に励む同期の姿に鼓舞され、自分が部活にかける熱量もどんどん大きくなっていきました。この4年間で何度も挫折を味わい、部活を辞めようと本気で思ったことも一度や二度ではありません。それでもここまで続けてこれたのはひとえに彼らの存在があり、彼らと一緒に部活を続けたいという思いがあったからです。皆が同期で良かったと、心から思います。


 またこの4年間で多くの人と関わる機会をいただきました。


自分が入部したのは、当時4年生だった3学年上の先輩方が作るラグビー部の雰囲気の良さが故でした。練習外では賑やかに笑いあい、練習に入ると実力とリーダーシップで部全体を引っ張り、試合になると相手に勝つために全力を尽くす姿に憧れ、自分にとっての理想になりました。4年生になった今の自分達がそんな姿を後輩に見せられているのかは分かりませんが、そうできるようこの一年努力してきました。


2学年上の先輩方は部全体が強くなるための努力を惜しまない方々でした。シーズン開始当初に作っていただいた数々の戦術資料は何度も読み直し、ラグビーについての知識がまるで足りない自分の良い糧になりました。same pictureのスローガンの通り自分達の考えることを積極的に後輩に還元していく姿は見習おうと思いました。先輩方ほど上手くはできなかったとは思いますが、ボトムアップの精神は継げたのではないかと思っています。またこの年からポジションをハーフに転向した自分は練習でもミスばかりで迷惑をかけることも多かったのですが、それに根気よく付き合ってくださったことにとても感謝しています。特に院生になってからも頻繁に部活にきてくださった異常なほど面倒見の良い某先輩には、非常にお世話になりました。部活を辞めようと何度も思ったことは先述しましたが、様子のおかしい自分に目ざとく気づいて励ましてくれました。同期の存在とこの方の存在のどちらかでも欠けていれば間違いなく今まで部活を続けられてはいないので、対面では絶対に言いませんが本当に感謝しています。


また1学年上の先輩方は人数も少なく忙しい中、本当によく頑張っていました。3年生になっても自分のことで手一杯だったせいで、先輩方の助けになることは全然できませんでしたが、練習中でも様々なことを教わりました。練習メニューや筋トレ、食トレなど先輩方が始めた試みを継続、改良して今年に繋げた部分は数多く存在します。また今年に入ってからも院生として練習、試合で本当にお世話になりました。ありがとうございました。


そして自分達が4年生になり、今まで見てきた頼りになる先輩方のような背中を後輩に見せられるように1年間意識してきたつもりでしたが、後輩の皆さん、今年の4年生はどうだったでしょうか。至らない所は沢山あったし、その度に指摘を受けたり衝突したりしましたが、皆さんがこの1年間楽しくラグビーを続けられたならそんなに嬉しいことはありません。僕たちを見ていて良い所、悪い所のどちらも糧にして来年以降はもっと良いチームにしていってください。今の3年生は全員本当に信頼しています。来年は上手くチームをまとめていけることでしょう。2年生はみんなラグビーが上手だし最近ますますリーダーシップが見えてきて感心しています。是非チームの中核となって3年生を支えていってあげてください。1年生のガッツと向上心は本当に素晴らしいものだと思っています。人数も多くて元気の良い君たちが頑張るほどチームは必ず良い方向に動きます。遠慮なく先輩のケツを叩いてあげてください。


そして最後に、老婆心ながら後輩たちに伝えたいことがあります。


一つ目は、同期との関係を大事にすることです。多くの先輩、後輩、大人の方々と関わるとはいえ、一番深い関係を築くのは同期です。喜怒哀楽を共有するのも、間違ったことをしたときに道を正してくれるのも、辛いときに励ましてくれるのも、多くの場合同期の皆であるはずです。4年間の大学生活の中で、大小様々な困難が降りかかってくることでしょう。そんな時に互いに助け合える仲間がいるということが、あなた方のかけがえのない財産になるはずです。


もう一つは、何か一つ自分の強味を作ることです。(続けたかったのですが、前回の陸と内容がほとんど被ってしまうので省略して具体例を一つだけ…)自分はプレーに自信が持てなかったので、フィットネスで誰よりも多く走り、誰よりも全力で取り組もうと思いました。ラグビーの試合は相手との勝負である他、疲れて手を抜きそうになる自分との勝負という側面もあると思っています。ポジションの特性もありますが、技術で貢献できなくとも走る量で貢献できると思えば試合でのプレッシャーは少し緩和されました。結局は試合であと一歩を出すためのおまじないとしてのアドバイスなので内容は何でも構いませんが、大事なのは全力を出すことです。全力で準備をしたという一つのブレない軸が自分に自信を持ち、試合で悔いのないよう全力を尽くせるためのファクターになるはずです。


この4年間は本気でラグビーを打ち込めた良い時間ではありましたが、それ以上に尊敬できる人に出会い、応援していただける方に対する感謝を知り、自分のなかでの価値観が変わり、人間的に成長できた時間でした。最後に、ラグビー部に関与する全ての方々に簡単ですが感謝申し上げます。誠にありがとうございました。


4年生最後のブログも自分で折り返し、ここから後半に入ります。東大戦まであと2週間と少し。長い時間ではありませんができることはまだ沢山あります。今まで良い練習はできていましたが、名大ラグビー部ならまだ上げられるはずです。目標は一つ、勝利のみ。全力で行こう。


次は二村に回します。彼も僕同様に今まで沢山苦しんできたと思います。最後の1試合、一緒に全力を尽くそう。


2022年11月29日火曜日

4年間を振り返って

 名大ラグビー部随一の熱血漢、徳永から回ってきました、4年の山口陸です。声1つであそこまでチームの雰囲気を盛り上げられるのは彼だからこそできることだと思います。これからも頼んだぞ!

 さて、これが最後のブログとなるわけですが、自分はラグビー部に入ってからの4年間を振り返ってみようと思います。

 自分は高校までサッカーをやっており、ラグビーは大学から始めました。大学入学当初は運動系のサークルに入ろうと思っていました。しかし、あることをきっかけにラグビー部の新歓に行くようになり、そこでラグビーの面白さや、部の雰囲気の良さに惹かれていきました。また、高校時代3年間ずっと控えの選手だったので、部活に対してどこか不完全燃焼感を感じていたこともあり、そのくすぶった思いを晴らしたいという気持ちもあり、ラグビー部への入部を決意しました。ちなみにラグビー部の新歓に行くきっかけは、授業終わりにラグビー部の新歓に向かう高校からの同期である二村にたまたま会ったというだけなのですが、今思えば、それが無ければラグビー部に入部していないので、自分がラグビー部に入部したのは二村のおかげだと思います。

 そういった経緯でラグビー部に入部したわけですが、はじめの1ヶ月は自分を含めた初心者入部組は全体練習とは別メニューをこなしていました。毎日フルコンとフィットネスをやっており、今思えば地獄のメニューでした。ただ、どれだけきつくても同じ初心者組の徳永と安田の存在や、11つ丁寧に教えてくださった当時の院生方のおかげで乗り切ることができたと思っています。

 そしてその初心者メニューを乗り越え、夏から全体の練習に混ざっていくようになったのですが、はっきり言ってあまりよく覚えていません()。というのも、全体練習のレベルは当時の自分にとって次元が違い、ついていくのに精一杯だったからだと思います。それでも練習が楽しかったということだけは覚えています。これは当時の4年生の雰囲気の良さのおかげだと思っています。この雰囲気というのは自分が4年になってチームを作っていく中でもかなり意識していたことではありますが、改めてこのときの先輩方のすごさを身をもって感じました。

 そうして気がつけば2年生になり、後輩ができるわけですが、1つ問題がありました。それはこの後輩たちの大半は大学入学以前からラグビーをやっているため自分より上手だということです。自分が全く活躍できていない中、後輩が試合に出場し活躍している姿をベンチで見ることもありました。はっきり言ってかなり複雑な気持ちでした。このときの自分は全く自信がなく、辞めてしまおうと考えたこともありました。それでも自分は出場機会に恵まれ、リーグ戦や定期戦に出場することができました。そこでは結果こそ悔しいものでしたが自分の武器を見つけることができ、大きな経験を得られたと思います。

 3年生になると、自分の中にかなり余裕を持てるようになり、純粋にラグビーを楽しめるようになってきました。自分の武器も見つかり、かなり自由にラグビーをやらせてもらっていたと思います。ただ、この年は大事な試合の途中で怪我による交代をし、フィールドの外から試合を見ることも多く、悔しい思いをすることもありました。改めて怪我について考えさせられた年になりました。

 そして4年になり、最上級生として頑張ろうと思った矢先、春の国公立戦で大怪我を負ってしまい、阪大戦まで全くプレーすることができなくなってしまいました。ここまで怪我による長期離脱が無かったので、フィールドの外から見続ける生活がここまで辛いものだと知りませんでした。阪大戦では何もできない自分にかなり悔しさを感じたことは今でも忘れられません。だから、夏の合宿で久しぶりにプレーできたときは改めてラグビーができるありがたさを痛感しました。そして迎えたリーグ戦、結果は望むようなものにはなりませんでしたが、東大戦に向けて個人の課題、チームの課題を見つめ直す機会になったと思います。

 こうして4年間を振り返ってみるとあっという間だった気がしますが、かなり充実したラグビー人生を送ることができたと思います。ここまで充実したラグビー人生を送れたのは、未熟な自分に様々なアドバイスをくださった先輩方、どんなときも支えとなってくれた同期、自分に常に刺激をくれた後輩たち、自分たちがラグビーをできる環境を作っていただいた佐々木先生、戦術や個人のスキルなど様々なアドバイスをしてくださった土門さん、左海さん、トレーナーとして部の怪我に対してサポートしてくださった藤本さんなどなど挙げればきりがありませんが、ラグビー部に携わってくださった全ての方々のおかげだと思っています。本当にありがとうございました。

最後に自分が伝えたいことを書いてこのブログを締めようと思います。

後輩たちへ

言いたいことは2つ。

 1つは純粋にラグビーを楽しんでプレーしてください。スポーツである以上勝ち負けは存在していてどうしても苦しいこともあると思います。それでも楽しむ心を忘れてないでください。自分たちは大学生活のかなりの時間を費やしてラグビーしていると思います。その時間を辛い、大変だ、しんどいという気持ちで過ごしていたらもったいないと思います。どんなきついことでも楽しむ、そんな気概でラグビーをしてください。

 もう1つは何か1つ自分にしかできないことを見つけてください。ほんとにささいなことでもかまいません。ラグビーをしていればどうしてもうまくいかないことが出てきて自信をなくしてしまうことがあると思います。その時に自分にはこれがあると思えるようなものの存在はとても大きいです。だから何か自分ならではの武器を見つけて欲しいです。

同期へ

 正直しんどいことも多かったけど、皆のおかげでどんな時もめげずにやってこれたと思います。自分の同期が皆で本当によかった。本当にありがとう。

 今シーズンうまくいかなかったことも多かったけど、終わりよければすべてよし、だから絶対勝とう!

次は自分と同じく大学からラグビーを始めた安田に回します。冒頭でラグビー部随一の熱血漢は徳永だと言いましたが、彼もかなりの情熱の持ち主だと思っています。あと少し、最後まで一緒に駆け抜けよう!

2022年11月26日土曜日

ラグビー部に入ったことは大正解でした

いつも僕たちを優しく見守ってくれているゆなちゃんからまわってきました、4年の徳永賢一郎です。今年はゆなちゃんが留学や就活などで練習にいない時などに、ゆなちゃんの偉大さやありがたさを強く感じた1年でした。誰にも見えないところでいろんなことを頑張ってくれているゆなちゃんがいたからこそチームがうまくまわってきました。いつもありがとう。東大戦、全員で勝ちに行こう!最後までサポートよろしくお願いします!


長かったような短かったような4年間でしたが、最後のブログをこうして書いている今、いろんな人とのいろんな思い出がよみがえってきてもう泣きそうです笑。今回は4年間の思い出と関わってくださった皆さんへの感謝を書こうと思います。

最後のブログということで自分でも読むの大変だなと思うくらい長くなってしまいましたが、どうかお許しください。


高校までは人生のほとんどを野球につぎこみ、さらには浪人までして入った名古屋大学。最初、大学では勉強を頑張ろうと思い、体を動かす程度の何かの運動団体にでも入ればいいなと考えて入学してきたのを覚えています。そんな中、高校時代からの友達に誘われて何気なくやってきたラグビー部の新歓で出会った先輩方や同期がとても楽しそうで、優しそうで、さらには強くてかっこよくて、ラグビーというスポーツに熱くて、「こんな人たちと一緒に4年間を過ごしたいな。この人たちとなら人間として成長できるな」と感じ、入部しました。そして引退を目前にして強く思います。僕のあの時の決断は正しかったと。ラグビー部に入ったことは大正解だったと。


1年生のはじめ、初心者として入部した僕は同期の陸とりんと3人で全体練習とは別で初心者練習をしていました。あの時はよくやってたなと今になって思いますが、毎日フルコン、毎日フィットネスでした。さらにフルコンは2人1組でやるので体重差のこともありいつも陸とりんがペアになり、僕が院生の方とペアでした。本気ではないと言いつつ、初心者の僕にとっては今までの人生で感じたことのないほどの強度で毎日フルコンをやってくださった院生の方々、けっこう痛かったです笑。

しかしあの時に1から教えてくださったいろんなことが今の僕たちにとってのラグビーの土台になっています。いろいろうまくいかず悔しくて泣いていたこともあるような僕でしたが、最後まで根気強く教えてくださりありがとうございました。皆さんと一緒に過ごせた時間は短かったですが、卒業されてからも僕たち初心者組のことを気にしてくださり、OB戦などで久しぶりにお会いした際にも、日頃の活躍を喜んでくださり嬉しかったです。


夏の阪大戦後、初心者練習を卒業し、全体練習に入るようになりました。そこでは現役バリバリの先輩方や同期とラグビーをやっていくことになるのですが、最初はスピード感、強度など全てが僕にとっては異次元でついていくのがやっとでした。そんな中でも僕を見捨てることなくいろんなアドバイスをくださったり、ブラザー会だ、フロントロー会だ、一宮会だ、初心者会だなどと言って、いろんなご飯などに連れて行ってくださった塩谷さんたちの代の方々にはその後の2年間も含め本当にお世話になりました。先輩方の背中に憧れて入部したと言っても過言ではありません。ありがとうございました。


2年生になり、ラグビーにも慣れてきたなと感じていた時に世界的なコロナの流行がはじまり、なかなか満足に部活ができない日々になりました。そんな中開幕したリーグ戦初戦でラインアウトやスクラムなどセットプレーで重要なフッカーというポジションを、ラグビーをはじめて1年ちょっとの僕に任せてくださった岳さんたちの代の方々。チームを勝たせることだけを考えるならば院生の方などを呼んで試合に出てもらった方がいい中で、後輩の成長のためと腹をくくって僕を出場させてくださった先輩方の判断はものすごいことなんだなと、チーム全体のことを考える4年生を経験してあらためて思いました。ありがとうございました。


3年生になり、身体も大きくなってきて自信もついてきたリーグ戦直前に指の骨を骨折しました。そこから東大戦直前までグラウンドの外からチームを見ることになるのですが、そこから見えたのは、しょうまさんたちの代の方々の楽しそうにラグビーをやる姿でした。先輩方とは僕たちが入部してから3年間もの間一緒にラグビーをやりましたが、いつも笑顔が絶えず、楽しそうな先輩方から元気をもらっていました。怪我の時も心が折れずにいられたのは先輩方のおかげです。ありがとうございました。


4年生になり、選手主体でチームをまとめる大変さを感じました。また、春の国公立戦で足の怪我をして春シーズンを棒に振ることになりました。研究室配属もあり、本当にしんどい毎日でした。そんな日々も乗り越えられたのは4年間一緒に過ごしてきた同期のみんなのおかげです。どんなに辛いことがあっても、部室に行けばみんながいると心に言い聞かせて毎日を乗り越えていました。みんなは僕の自慢の同期です。みんなと最後まで頑張って来れて良かったと本当に思います。ありがとう。


先輩方への感謝を書いてきましたが、今までしっかりとついてきてくれた後輩にも感謝しています。


1年生。部室やグラウンドなど日頃から元気がよく、仲の良いみんなにはいつも元気をもらっていました。練習の準備や相手校が帰った後の掃除など、みんなが率先していつもやってくれていること本当にありがとう。これからも全員で切磋琢磨してお互いを成長させていってください。来年以降のチームの声や元気はみんなに任せます!


2年生。練習メニューなどで困った時や、アドバイスをお願いしたりした時にたくさん意見をくれてありがとう。みんなのラグビーがうまいことに驕らずに、走ってセットする姿やルーズボールをしっかり取りに行く姿など、いつも感激してました。これからもプレーで姿勢でチームを引っ張っていってください。


3年生。3年間という長い間みんなとラグビーができて楽しかったです。一人一人のラグビーのプレーやテーピング技術など本当に頼もしいなと感じていました。来年チームを引っ張っていく立場になると思うけど、伝えれることはなんでも伝えるので、いつでも聞いてください。君たちの言動や背中を君たちが思ってるよりも多くの人が見ています。君たちならきっと大丈夫です。頑張ってください。今までありがとう。


他にも佐々木先生、土門さん、左海さん、藤本さん、OBOGの皆さん、本当にたくさんの方々に支えられて今までラグビーをやって来れました。皆様のご指導やご支援ご声援に感謝いたします。本当にありがとうございました。


ラグビーというスポーツは体がでっかいだけの人もいれば、キックが上手い人や足の速い人もいます。そんなタイプが全然違う人たちが同じグラウンドで同じボールを追って同じスポーツをしているのはなかなか凄いことだなと思うと同時に、ラグビーというスポーツの面白いところだなと思います。そんなスポーツだからこそ、何か1つでも自分の武器になるもの、自分の強みを持てたら試合に出て活躍できるのがラグビーの良いところです。大学からラグビーをはじめた自分にとって、ラグビーの経験値や技術で他の人と勝負しようとしても勝ち目がありませんでした。そこで僕は筋トレ飯トレを含む体重増加、そして元気な声という2つにはこだわってやろう。そこが他の人にはない自分の強みだと思って今まで取り組んできました。

後輩のみんなにはどんなことでもいいので、これだけは誰にも負けずにやってきたと胸を張れることを作って欲しいなと思います。きっとそれがみんなの強みになるはずです。


どれだけ辛い練習も尊敬できる先輩、信頼できる後輩、そして頼りになる同期、みんながいたから乗り越えられました。日本という国で同じ時代に生まれ、名古屋大学に入学し、ラグビー部に入りラグビーをみんなとできること。ものすごい奇跡だと思います。この出会い、奇跡を大切にこれからの人生も生きていこうと思います。


「今だからできることそれを決して忘れないで」これは小田和正さんのキラキラと言う曲のワンフレーズです。母が小田さんを好きなこともあり、小さい頃から何度も聞いてきた曲ですが、この歌詞に何度も助けられてきました。4年間と短いけど、自由な時間が多くていろんなことができる大学生活、そんな大学生活のほとんどを熱い仲間たちとともにラグビーというスポーツに力をそそげること。大学生という今だからできることなんだと思います。どんな辛いことがあっても共に乗り越えてこれた仲間と、そして、僕をラグビー部へと導いてくれたと言っても過言ではない奥田とラグビーができるのもあと3週間です。最後笑って終われるように絶対勝ちます!


最後にはなりますが、両親への感謝を書きたいと思います。小さい頃から自分がやりたいと言ったことをダメと止めることなく、のびのびと育ててくれたこと。大学ではラグビーをやりたいと言った僕に、あなたがやりたいならしっかり頑張りなさいと背中を押してくれたこと。どんなに大きな怪我をしても、ラグビーやめなさいとは決して言わず、怪我してる時こそ、めげずにできることをコツコツ頑張りなさいと言ってくれたこと。そして何よりも練習が終わって、どんなに遅くに帰っても美味しいご飯をたくさん作って待ってくれてたこと。あげるときりがないです。なかなか面と向かっては言いづらいですが、僕はお父さん、お母さんの息子で良かったなと本当に思います。今までありがとうございました。

僕は何度かトライを取ったことがありますが、決まって両親が応援に来てない時に取り、両親の前ではまだ取ったことがありません。最後の東大戦、両親の前でしっかりとトライを取り切って、チームを勝利へ導きます!


この4年間のラグビー生活において関わってくださった選手、スタッフ、先輩、後輩、同期、監督、コーチ、全ての皆様、大変お世話になりました。僕の人生は人に恵まれているなとよく感じるのですが、大学ラグビーにおいても本当に人に恵まれたなと思います。僕は皆さんに出会えて、一緒にラグビーができて幸せ者です。最後までプレーで声で背中でチームを引っ張って行こうと思いますので、応援よろしくお願いします!


次は同じ初心者組から一緒に頑張ってきた陸にまわします。彼とは4年間電車も学科も一緒だったので、誰よりも多くのことを話したなと思います。時にはお互いの考えが一致せずに電車の中でもバチバチしたこともありましたが、今となってはどれもいい思い出ですね。陸の力強いゲイン、キックに何度も助けられました。東大戦でもその実力を存分に発揮してくれることでしょう。あと3週間、最後まで一緒に頑張ろう!

2022年11月23日水曜日

尊敬と感謝

 武藤から回ってきました、4年スタッフの榊原由奈です。武藤は、沢山支えてくれたと言ってくれましたが、私こそみんなに沢山支えてもらったよ!いつもありがとう!


早いものでラグビー部に入部してから約4年が経ち、今最後のブログを書いていることに、月日の流れる早さを感じています。

何の覚悟もなしに入部した私にとって、名大ラグビー部での4年間は楽しいことばかりではなく、辛く大変なことも多かった4年間でした。


それでも、こんな私がこれまで部活を頑張り続けられたのは、まぎれもなく"頑張っている仲間"の存在があったからです。


ラグビー部のみんなは、尊敬できる人ばかりで、全員のいいところを言える自信があります。週5の部活、キツイ練習。大学生という自由な身分だからこそ感じるしんどさが、それぞれにあったと思います。だけどそれを見せず、頑張る背中を見せ続けてくれるみんながいたから、私も頑張り続けられたと感じています。


全員に尊敬と感謝の言葉を伝えたいですが、長くなりすぎてしまうため、特にお世話になった方々に向けてコメントを残させてください。


まず後輩スタッフのみんな。

みんなは本当にしっかりしていて、ダメダメな私をこれまでたくさんたくさん助けてくれました。

私は、「一番しんどい人に寄り添う」「みんなが来年以降やりたいことができた時のために、今ある能力や情報を最大限使いこなせる環境を整える」この2軸を大切に1年過ごしてきました。これらが達成できたかは分かりませんが、ほんの少しでもこれからのみんなのチカラになることができたら嬉しいです。

みんなの幸せを心から願っています。


先輩スタッフのみなさん。

4年生になった今年は、当たり前を維持することの大変さを知り、その当たり前を当たり前のように今まで私たち後輩に提供してくださっていたスタッフの先輩方への尊敬の想いが、さらに増しました。また、卒業されてからも気にかけ続けてくださる先輩もいて、本当に恵まれているなと感じています。ありがとうございました。


そして同期のみんな。

穏やかで優しくてひたむきに頑張れるみんな。

特に今年は、みんなが沢山沢山頑張っている姿を陰から見てきました。

悩みながらも同期みんなで一致団結して頑張っている姿は本当に素敵だと思うし、そんなみんなを見て私も頑張ろうと思えました。いつもありがとう。最後の東大戦、笑顔で終わろうね!

こととあかり。

一緒にいた2年間はもちろん、ここ2年もたくさん支えてもらっていて、2人の存在があったからこそ頑張りきれたと思います。ありがとう。


他にも、佐々木先生、土門さん、藤本さん、左海さん、塩谷さん、OBOGの皆様、などたくさんの方々にお世話になりました。いつも名大ラグビー部を支えてくださってありがとうございます。


次は、同期の徳永に回します。GAPのPはpassionのPと言って入部してきたとっくんですが、その心意気は今も変わらず、熱い情熱でチームを引っ張ってくれています。東大戦も頼むよ!

2022年11月20日日曜日

最後のブログ

頼もしいタックルで何度もチームを救ってくれた西島から回ってきました,武藤です.先日彼が競馬を引退すると言っていましたが,今週末もしっかり賭けていました.ぜひ痛い目を見てほしいですね.


最後のブログなので,この七年間やってきたラグビーを通じて感じたことを書きたいと思います.


私は高校からラグビーを始めました.高校入学当初は何の部活に入るつもりもなくしばらく帰宅部でした.しかしやっぱりなんかの部活には入っておいた方がいいと思い5月くらいから部活を探し始めました.そこで誰もプレーヤーが入っていないラグビー部を見つけ,怖いもの見たさにとりあえず見学だけしました.行ってみると,雰囲気も良く,先輩方がとくかく面白くて,すごく楽しかったです.僕はその日に入部を決めました.これから七年間続けるスポーツのきっかけとしてはとても弱いですね笑.そんな弱いきっかけで入ったラグビー部も無事3年間続けることが出来ました.

大学に入学した時もどこかのサークルに入ろうかと考えました.しかし塾のチューターから新歓はいっぱい行った方がいいと言われ,とりあえずラグビー部の新歓に行きました.そこで名大ラグビー部の雰囲気に惹かれ,最終的にラグビー部に入部しました.

高校の時も,大学の時も,ラグビー部に入部したきっかけは部活の人でした.一緒にラグビーをして楽しかったり,居心地が良かったりというので入部を考えていました.なので自分が4年になった時には新入生に入ってもらいたいと思うような部活の雰囲気にしたいと思いました. 

3年前,つまり僕たちが新入生としてラグビー部に入った年の活動理念は「愉しむ」でした.楽しいことだけをやるのではなく,辛いことや苦しいことも部活の人全員で愉しむ,という考えがいかにも部活らしいですよね.当時1年生だった私でもこの理念があったおかげかちゃんと部活の一員となっている感じがして私はこの活動理念がすごく好きです.今でも私はこの理念を心の中で持っています.せっかく4年間やる部活なのにただ受け身になってやるのはすごくもったいないので,ぜひ部活を積極的に「愉しんで」ほしいと思います.

最後になりますが,佐々木先生や土門さん,左海コーチ,藤本さん,塩谷さんなど多くの方々の支えに助けられて今私たちは部活が出来ています.ありがとうございました.また,たくさんのご指導をしていただいた先輩方や,今までついてきてくれた後輩達にも感謝しています.


そして,同期へ

この4年間本当にありがとう.最後は笑って終わろうね.


次はスタッフを一人でまとめてくれている由奈ちゃんに回します.4年間私たちを支えてくれて本当にありがとう.

2022年11月17日木曜日

後悔先に立たず

 まさのりから回ってきました、4年の西島です。馬に愛されたのも一時だけで、先日大負けしたので馬をもう引退しようと思っています。

 

東大戦まであと1か月となりました。本日からは4年生の最後のブログが続きます。初回は西島です。

 

最後のブログの順番は同期の中でくじをして決めました。僕が1回目だと知ると、やはり何かあると感じました。というのも、入部したての頃の1年生の自己紹介ブログでも、初回に書いたのは僕だったのです。その時はただ、前のブログを書いた先輩と同じ配車だったということだけで最初に僕にブログが回ってきただけで、これといった理由などはなかったのですが、それ以降、僕は広報担当になりブログの管理などもするようになりました。今になって何かとブログとは縁が深かったなと感じています。

 

僕がラグビーを始めたのは高校の部活動でした。もともと父がラグビー好きだというのもあり、それまで長くしてきた水泳と悩んだ挙句、ラグビー部に入部しました。

僕の高校のラグビー部は部員が少なく、3年生が引退すると15人がそろわないので冬や春の大会は10人制に出場するしかありませんでした。大阪府の高校の10人制大会は予選と本選があり、予選はハーフコートで行い、本選がフルコートで行うといったもので、予選を勝ち上がらないと本選に出られない仕組みでした。そのため、僕らは予選を勝ちあがるためにハーフコートという狭いコートでどう戦うかを考えたあげく、ピックゴーをし続けることにしました。この戦術が思いのほかうまくいき、予選を突破し、本選にでることに成功。そして、ピックゴーしか練習してきていない僕らは、フルコートで行われる本選でもこの戦術で挑み、何があったか本選でも勝利を重ね、大阪の10人制大会で優勝することができました。

これに味を占めた僕らは、1年生が入部してくれたおかげでなんとか15人制に出れるようになっても、このピックゴー戦術を続けました。そして、高校3年秋。花園予選1試合目でもこの戦術で勝利。そして、2試合目。前半0-0折り返し、後半はじめに泥臭くピックを続けて、ようやく1トライをいれて、7-0。後半中盤で向こうにトライをいれられて7-5。このままいけば勝てるところをラストプレイで自陣でペナルティをとられ、向こうのPGが決まり7-8で惜敗。これで僕の高校でのラグビーは終わりました。

 

今になっても、この高校での最後の試合の悔しさは思い出されます。「こうしていたら、ああしてれば」と、どうにもならない後悔を考えてしまいます。大学でラグビー部に入ったのも、この後悔があったからです。

 

1か月後の東大戦、あとから振り返った時に悔いが残るようにはしたくありません。僕らには幸いまだ1か月残っています。最後には笑って終えられるように、残された時間全力を尽くしたいと思います。

 

最後になりましたが、佐々木先生や土門コーチ、左海コーチ、藤本さん、塩谷さんなどのOBOGさん、父兄の方々など、僕たちの活動を支えてもらっているすべての方に感謝を申し上げたいとおもいます。また、ついてきてくれた後輩、面倒を見てくださった院生のみなさん、ありがとうございました。

 

そして同期のみんなへ一言。

絶対勝つぞ。

 

次は、武藤です。彼も高校時代からの苦労人です。彼も東大戦にかける思いは格別でしょう。

2022年11月15日火曜日

課題と取り組み

あやみから回ってきました。一年スタッフの山本将典です。最近あやみと沢山話す機会があり、距離が縮まった気がして嬉しいです。しかし、つい最近になって友達になろう!と言われたので入部してから約半年は友達として認められていなかったようでショックです。これからは友達として仲良くしてね!


今回は今感じている課題と今後の取り組みについて書こうと思います。


まず課題についてです。入部してから半年が過ぎ、だいぶできる仕事が増えてきました。ですが、メディとして仕事をする中で仕事ができるできない以前に自分には緊張感が足りないと感じています。メディは試合中、練習中にいち早く選手の異常に気づき対応する必要があります。ですが、自分は心の中でよっぽど大丈夫だろうと思っている部分があり、先輩方ほど迅速な対応ができていません。なにか重大な事故が起こってからでは遅いので、選手の些細な変化にも目を光らせておきたいです。


次に今後の取り組みについてです。リーグ戦も終わり、いよいよ次は東大戦です。現在、スタッフで分担して東大の分析資料をつくっています。自分はラグビー経験を活かして、未経験者では分からないような、より詳しいところまで分析できたらと思います。そうすることで少しでも選手の負担を減らし、練習に集中できるようになってくれれば嬉しいです。


次は、最近馬に愛されている4年の西島君に回したいと思います。この前3連単を当てた時の西島君の喜び様は、もはや言葉では言い表せません。

2022年11月10日木曜日

目標

 さやかさんから回していただきました、1年スタッフの佐々木文海です。さやかさんとは最近になってぐっと距離が縮まった気が勝手にしていてすごく嬉しいです。仲良くしていただきありがとうございます!私を解明していきたいとのことですが、私自身もさやかさんの掴めないところがあって解明していきたいと思っています。よろしくお願いします!

今回は今感じている個人的な今後の目標について書きたいと思います。

まず一つ目はたくさん話すことです。私自身人見知りがあったようでラグビー部に入った初めの方はともかく夏の終わり頃まで、自分の中で緊張してしまい素を出せずうまく話せてないように感じていました。同期のみんなにも申し訳なく思っています。しかし、時間の経過や話しかけてくれる先輩や同期のおかげもあって約半年が過ぎた今やっと緊張がほぐれてきたように思います(自分でも遅すぎだと思っています)。そんな今いろんな人と話して仲良くなりたいです。まずは同期のみんなからたくさん話してもっと仲良くなって、気軽に何でも話し合えるようになるのが目標です。

二つ目はもっとラグビーを知ることです。この半年間でラグビーの試合をたくさん見ているうちに、もっとルールや戦略を知って試合を見ることができたらすごく楽しいだろうなと感じていました。それだけではなく、いつもの練習も、どのプレーに焦点を当ててどこを強化しているのかなど選手が考えていることや選手の目標を自分も知ることで、自分も一体となってチームの目標に向かっていけるのではないかと思いました。ラグビーのルールは選手にとっても難しいらしいのでみんなで一緒に試合を見るなどして理解を深めていければなと思います。

以上、個人的な目標について二つ書きましたが、周りの皆さんのおかげで楽しく活動できていることに本当に感謝しています。これからも頑張っていきます!次は、同じ1年スタッフのまさのりに回したいと思います。最近いろんな話ができて嬉しかったです。みんなのことを見て気配りしてくれているように感じて、密かにすごいなあと思ってました!


2022年11月6日日曜日

なりたいスタッフ像

 まなみちゃんから回ってきました2年スタッフの川澄さやかです。私も含め2年生は人見知りだったり話すことが苦手な人が多いので、明るく積極的に話してくれるまなみちゃんの存在はとても大きいです!ノリがいいまなみちゃんと話していると同期のスタッフが出来たみたいですごく楽しいし嬉しいです!これからもメディ頑張ろうね!


これまでのスタッフさんがスタッフの仕事のことを書いていたので、私は仕事以外で考えていることについて書こうと思います。


それは選手と同じように熱くなれるスタッフでいたいということです。


私は元々ラグビーというスポーツが身近ではなく、1年生の頃はスタッフの仕事をこなしたりルールを覚えたりすることに精一杯だったということもあり、ラグビーというスポーツの魅力に気付くことが遅かった気がします。サポートする側という意識が強く、試合でも漠然と応援していました。

しかし、少し前にまこさんと「スタッフも勝利に執着して熱くなりたいよね」というお話をさせて頂いて、私に足りていないものだなと改めて感じると共に、私がなりたいスタッフ像だと思いました。


今やっている分析やスポーツ医学検定の勉強等を通して、できることを増やしてサポートの質を高めていくのはもちろんですが、名古屋大学ラグビー部として一緒に戦っている自覚を持って選手と同じ熱量で目標に向かって成長できるスタッフでありたいです。

これからも成長を続けて最高のサポートが出来るように頑張ります!!


次は人参しりしりあやみちゃんに回します!最近よく話すようになって、天然なあやみちゃんの面白さに沼です!!もっと話してあやみちゃんを解明していきたいと思います!

2022年11月1日火曜日

感じていること

たいきさんから回していただきました、1年スタッフの原愛美です。たいきさんがおっしゃってるように何気に2年生とあまり喋れてなくて仲良くなれてないのが悲しいところです。もっと話しかけてほしいです!でも、たいきさんは試合中私がタオルを渡しに行ったときニコッと笑ってありがとうって言ってくれるのでメディをやっていてもたいきさんスマイルで緊張が解れてますありがとうございます!!


さて、今回は入部してから約半年ほど経った今、私が感じていることを書きたいと思います。


1つ目は、自分がスタッフの先輩方に頼りすぎているということです。入部してもう半年も経つのにスタッフの仕事もまだまだでミスも多くて何をするにも先輩方に聞いてばかりです。仕事のミスも減らしていきたいし、先輩方に聞かなくてもできることを増やしていって自信をもってスタッフの一員として仕事をできるようになりたいです。


2つ目は、自分の未熟さです。普段の練習中や公式戦のときにもメディを任されることが増えてきてスタッフとして嬉しいのですが、怪我をみつけても選手に聞き取りに行くのに躊躇してしまっています。1年で頼りないし、「大丈夫」で終わらされるし、ラグビー全く知らないし、怪我も詳しくないし、、と思うと自分に全く自信がなくて毎回毎回落ち込むばかりです。もっと怪我のこととかを先輩方に教えてもらいながらも詳しくなって自信をもってスタッフの仕事を全うできるように頑張ろうと思います。



次は、さやかさんに回したいと思います!話盛り上がりすぎちゃうくらい話しやすくて面白くて部活中さやかさんと話すのすっごい楽しいです!これからも一緒にメディ頑張りましょう〜!

2022年10月29日土曜日

チャンスに強くなるために

 尊敬すべき存在、雄一郎さんから回していただいた2年の山田汰輝です。雄一郎さんがいなければ、この名大ラグビー部に入ることはなかったので、本当に感謝しています。次の定期戦にはアクシデントなく出てほしいと願うばかりです。


さて、今年のリーグ戦も終わりに近づいています。日福に勝てばAリーグ昇格、負ければそのまま。今年の目標の1つでもあるAリーグ昇格を達成するためには何としても勝つしかありません。チーム一丸となって頑張ります。


日福はもちろん簡単に勝てる相手ではなく、トライをとれるチャンスが限られてくると思います。同様に、敵陣ラインアウトの回数も少ないと思います。その中で、確実に一本一本決めていかないといけません。ですが、自分はメンタルが弱く、周りからチャンスに弱いなー、と言われます。それもそうで、先週の愛教戦でも接戦の状況下で途中出場したのですが、ミスできないというプレッシャーから、ラインアウトも決まらず、思ったプレーができませんでした。


チャンスに強くなるためにはどのスポーツでもそうですが、思いっきりプレーし、責めの姿勢を見せることが大事だと思っています。自分も最近はラインアウト時どんなときでも笑顔でいるようにし、心のなかで「絶対できる、思い切りやるんだ」と毎回唱えるようにしています。この意識がフィールドプレイの向上にもつながると思うので、思い切りさを出して頑張ります。


次は1年生スタッフの愛美ちゃんにまわしたいと思います!愛美ちゃん始め1年スタッフ一同から、2年生ともっと仲良くなりたいということを耳にします。3年の付き合いにもなるし、もっと話しかけに行くようにします!

2022年10月22日土曜日

今の自分

 可愛い一宮の後輩のせいやからまわってきました、3年の山田です。選手としての入部ではなかったのですが、なんとか一宮の系譜を残すことができたので入ってくれたことは本当に嬉しいですし、感謝してます。近いうちに選手に戻ってくることを期待しています。


さて今回ブログでは自分の現状やこれからについて話していこうと思います。

現在私は絶賛就職活動中で、部活と同じかそれ以上にセミナーやインターンの予定があります。今年の6~7月頃から動き出し、今カレンダーを振り返っても嫌になるくらいに予定が埋まっていました。そのせいもあって、部活に来れない日々が続いたり、ミーティングに参加できなかったりとたくさん迷惑をかけてしまいました。ただその理由として来年の春~夏にかけて教育実習が待ち構えているためそれまでに早期選考などを利用し内定を得るために動いています。

何度も心が折れそうになりましたが(まぁ、折れたこともありましたが)その都度同期や先輩方に助けて頂いたり助言を頂いたりすることでなんとかやってこられました。


長々と書きましたが、自分はかなり恵まれた環境にいることに改めて気づくことができました。就職活動を優先するのを許してくれる先輩方、心の支えとなってくれる同期、部活のモチベーションを上げてくれる後輩達。

今の自分ができる最善の手はいかに早く内定を勝ち取るかや、自分が就職活動を通して得た知識や経験をいかに還元するかという点になると思います。

また来シーズンでは教育実習の期間を除いて部活動の方に注力できると思うでその際に今回の恩を返すことができたらなと思います。


とまぁいろいろ述べましたが、学部卒で就職されてる先輩方が実際にいらっしゃるということで、こんなハードスケジュールを送っていたんだなぁと痛感すると共に尊敬する日々でございます。さらに近日中には来年度予算案など来シーズンについても同期で議論しなければならないということで考えることややるべきことが多すぎて倒れそうですが、こんなんで倒れてたら社会人やっていけないなと思ったり、これらの忙しさに楽しさを覚えてきてしまったりと頭のネジを外すしかないなと思っています。(既に外れているという意見も頂いています)

以上で今回のブログを締めたいと思います。


次は同じ一宮高校だったたいきにまわそうと思います。彼は先日の試合で4トライとめきめき成長してくれています。これからもセットプレーの核となる存在として頑張っていって欲しいと思います。

2022年10月15日土曜日

反省と課題

  経済学部の先輩であり、笛カスカス仲間でもある真帆さんから回していただきました、1年スタッフの吉川晴也です。恭司も言っていたように、真帆さんはいつも明るくお話していて尊敬するばかりですが、たまに空回ってしまって、ごめん気にしないで、となるところがチャーミングだなと思っています。いつも色々教わってばかりなので、分析ではラグビー経験を活かして何か力になれたらなと思います。



 今回は、これまでの反省と今後の課題について書いていこうと思います。



 入部から5ヶ月が経ち、大きい怪我はもちろんですが、プレー中やプレー後の選手のちょっとした違和感にも気付けるようになってきました。メディは常に目を光らせて選手の異変に対応するのが仕事なので、ようやくメディとして貢献できるようになってきたかなと成長を感じています。

 しかし、まだ癖でボールの方ばかりを追ってしまい、すぐに気付けないときがあります。先輩方にアドバイスしていただいたように、コンタクトがあった後の選手の動きを今後も注意して見ていきたいと思います。


 また、異変に気付くだけでなく、その後に聞き取りをして適切な処置も行わなければいけません。

 ですが、どんなシチュエーションでどこを怪我してどんな痛みなのかを聞くことが、先輩方に比べるとまだ上手くできていないように思います。外傷の人とより良い連携をするためにも、聞き取りの質を高めていくことが課題であるなと感じました。

 処置についても、知識不足で、選手にどうするか委ねてしまっている部分があるので、引き続き先輩スタッフに相談しながら適切な処置の仕方を学んでいきたいです。


 来月には、スポーツ医学検定3級を取る予定です。知識を身に付け、より一層チームに貢献できるように頑張りたいと思います。



 次は、一宮高校ラグビー部の先輩である、雄一郎君に回したいと思います。雄一郎君は、毎年12月に行われる、一宮高校と旭丘高校の伝統試合である秋山杯のOB戦に出るそうなので、本当にラグビー愛に溢れているなと思います。

2022年10月12日水曜日

分析を通して

  ときめきメーカーの恭司から回ってきました、3年スタッフの東真帆です。恭司はスタッフにときめきを与えてくれるだけでなく、練習後には自前のベッドで選手にマッサージという形で安らぎも提供してくれています!入部前の宣言通り、チームのための+αを実現する彼には本当に感心させられます。


 さて、今回は現在取り組んでいる試合分析について取り上げたいと思います。

 試合分析は昨年度より始まった新しい取り組みで、内容としては、主に定期戦相手校の試合動画を視聴し、キーパーソンや行動傾向のデータを可視化して選手のみなさんに共有しています。仕上げていく中で競技に対する知識不足を実感し、去年は割り振られた仕事をただこなしていただけだったのだと情けなく思う時もありましたが、同時に、やるからには徹底的にやりたい、もっと理解を深めたい、とラグビー熱が上がりました。

 先日は同期選手と一緒に試合動画を視聴して選手視点での着目点を知り、スタッフ3年目にして新鮮な気づきを多く得ました。「ラグビーは奥が深い」とはこういうことか、と僭越ながら感じています。まだまだ理解が浅く、初歩的な質問をすることも多々ありますが、毎回快く答えてくれる同期と新しい挑戦を支えてくださる先輩方、そして後輩、スタッフを含めたラグビー部という温かい環境に本当に感謝しています。

 客観的なデータを提示することで、選手の皆さんが動画から得た「感覚」を「確信」に変え、試合の際に微力ながら背中を押す一手になれればと思いながら、これからも試行錯誤を重ねていきたいと考えています。


 次は、経済学部仲間の晴也に回します。一宮高校公式キャラ(?)のいちみんTシャツとの親和性が高く、夏の部活では晴也があの服を着てくるのを私は密かに楽しみにしていました。

2022年10月10日月曜日

ラグビー部で過ごして感じたこと

スタッフの先輩である瑠名さんから回していただきました。1年スタッフの八窪恭司です。僕にときめいてくださるスタッフさんがいるなんて思ってもいなかったのでなんだか嬉しかったです。ありがとうございます!瑠名さんは後輩スタッフに対してとても優しく接してくださっていて、他のスタッフの方が全員スタッフ部屋から出た後に自分が最後に出る時でも待ってくださったりして、細かいところの気配りというか優しさに感動してます。いつもありがとうございます。


さて、今回のブログではスタッフとして過ごしてきて自分が感じたことについて書こうと思います。名古屋大学ラグビー部に入部してから早約5ヶ月が経ち、感じたことが2つあります。


1つ目は1人の外傷スタッフとしての自分の未熟さです。5ヶ月も経ち、スタッフとしての基本的な仕事はできるようになってきました。しかし、最近のリーグ戦や合宿の中で外傷スタッフとして選手が怪我をしてからの対応をする際、迷ってしまったり、どうしたら良いか分からず、先輩に頼ったり、任せたり、先輩の後について聞くことしかできませんでした。そのことが本当に申し訳なく、自分の無力さを痛感しました。試合中は特に怪我は予告なく起こります。そんな時にすぐに対応できるように、準備が大切になると思います。怪我に関する知識をつけるという準備はもちろんのこと、処置方法に関する準備、あらゆることが起こりうるという心の準備等、落ち着いて外傷スタッフとして働けるようにこれからのリーグ戦や東大戦で自分ができることをしっかり行えるようにしたいです。


2つ目はスタッフの仕事の大変さです。今まで僕はスポーツの種類は違いますが、「選手」の立ち位置でスポーツに関わってきました。その中で、マネさんや保護者の方々に当たり前のように毎日サポートしていただきながら自分はスポーツを続けてきましたが、今度は自分がサポートする側になって今までどれほどサポートしていただいていたか、また、自分がどれほど周りの方々に頼ってきたか実感することができました。今まで自分が約12年間に渡りさまざまな方々から受けてきたサポートを同じクオリティで還すようなことは到底できませんが、自分が受けてきたものを少しづつ還す気持ちでこれからもサポートできるようにしたいです。


次は3年生スタッフの真帆さんに回します。刈谷高校の先輩でもある真帆さんには部活でも、部活外でもお世話になっております。みなさんもご存知の通り真帆さんのコミュ力はすごいのですが、それを知っていても驚かされると同時に楽しませてももらっています。自分も真帆さんのようなコミュ力を身に付けたいものです。

2022年10月8日土曜日

成長

 3年スタッフの福井瑠名です。同じマンションに住んでいる村岡くんには、色々な場面でお世話になっています。前回のブログの最後にあった、「扱いの雑さ」は親しみの裏返しだということを分かってください♡練習中に息を吐くようにげっぷを連発するのはどうかと思いますが、明るいムードメーカーであると同時に、人一倍チームメイトへの細かい気遣いができる村岡くんをいつも頼りにしています!



さて、今回のブログではスタッフのことについて書こうと思います。

私は名大ラグビー部のスタッフの好きなところがあります。それは、「成長し続ける姿勢」です。今までやってきたことをやればOKという考えではなく、もっとラグビー部を良くするために、もっと勝利に貢献できるように、毎年様々な新しいことに取り組んでいます。その例として、去年からOB・OGの方々のご支援のもと、スポーツ医学検定の受験や試合分析を行っています。


下級生の頃は、ただただ先輩についていくだけでした。しかし上級生になった今、成長し続けることの難しさを感じています。スタッフ全体で新たなことに取り組むには、想像以上に多くの時間と労力がかかります。それでも、今まで先輩方が作り上げてきてくださった仕事をさらに大きな力に成長させられるように、これからも挑戦し続けていかなければなりません。これまでの枠組みにとらわれず、挑戦と成長を繰り返していきたいです。そのために、まずはリーグ戦で自分たちにできることやり切り、年末の東大戦に向けて去年よりもレベルアップした試合分析で勝利に貢献したいです。



ブログ後半では、おすすめの本を紹介したいと思います。趣味の読書と帰省に夢中になっていたら、2ヶ月間の夏休みがあっという間に終わってしまいました。私が今いちばん皆さんに読んで欲しいのが、森博嗣さんの『喜嶋先生の静かな世界』という小説です。


この小説は大学四年生が主人公で、卒論のために配属された“喜嶋研究室”での出会いについて、そして学問の深遠さと研究の純粋さについて描いた自伝的小説です。著者の森博嗣さんは名大卒で工学部で准教授もされていたそうです。主人公は名大工学部の学生なのでしょうか。


正直私は勉強は好きじゃないのですが、勉強もいいものなんだな、と考えさせられました。私は大学生活の折り返し地点も過ぎてしまいましたが、今期の2コマしかない授業になけなしの情熱を注ぎたいと思います。優秀な理系の皆様、ぜひ読んでみてください。



次は1年生スタッフの恭司に回します。本人は無自覚かもしれませんが、ナチュラルに褒め言葉を連発してくる恭司にときめくスタッフが多数発生しています!!

2022年10月5日水曜日

チャレンジ

 頼りになる後輩の惇平から回ってきました、3年の村岡です。惇平は真摯に練習に取り組み、とても真っ直ぐで素直な可愛い後輩です。そのでかい体で名大のFWを引っ張っていって欲しいと親目線みたいなことを思っています笑


さて、今年のリーグ戦が始まりました。初戦は、格上の金学戦でしたが、ほぼ何も出来ずに敗戦してしまいました。技術、フィジカルの優位を覆すことの難しさを痛感しました。この試合出た反省を必ず次に生かし、次戦は勝利を収められるように練習していきます。


突然ですが、ジャイアントキリングという言葉を知っていますか?スポーツにおいて、格下のチームが強豪チームを倒すことです。ラグビーはコンタクトスポーツなので、他のスポーツと比べてジャイアントキリングが起こりにくいと言われています。ただ、毎年1試合以上はジャイアントキリングが起こっているのも事実です。今年は関東大学対抗戦リーグ戦で昇格してきた東洋大学が優勝候補の東海大学に勝利しました。東洋大学は情熱とチャレンジャー精神を貫き、競り勝ちました。


自分たちもAリーグ昇格のためには強豪私立に勝つ必要があります。金学には敗戦してしまいましたが、最終戦の日福に勝てば昇格の可能性はまだ残されると思います。そのためには東洋大学のようにチャレンジャー精神を持ちつつ、食らいついていくプランが必須です。幸い、まだ2週間以上準備期間があるので、一戦一戦全員で成長しながら最終戦の勝利のためにプレーしていきたいと思います。


次は同期スタッフのるなに回します。最近、自分への扱いが雑になってることが癪ですが、スタッフの仕事では頼りにしています。今学期は2コマで暇そうなので、ぜひ車校に通って欲しいと思っています。

2022年9月27日火曜日

怪我の期間に感じたこととリーグ戦の目標

同期のきぬから回ってきました、1年の淺井惇平です。きぬはいつもラグビーの格好で部室に来るので、下宿勢をうらやましく思いつつ、彼のラグビー愛の強さに感心しています。そんなきぬと試合に出ることが自分も楽しみで仕方がありません。

さて、今回のブログでは怪我の期間に感じたこととリーグ戦の目標について綴ろうと思います。

自分は6月末の怪我で約2ヶ月間ラグビーができない期間がありました。当初は、怪我をして練習ができない悔しさと、スクラムで対人の練習ができないなど人数面で練習への迷惑をかけてしまう申し訳なさ、そして同期の選手に大学でのラグビーにおいて遅れを取ることへの焦りばかりを感じていました。ですが先輩方から経験談やアドバイスを多くいただき、それによりまだ自分の大学でのラグビーは始まったばかりであることを認識しました。そして後から振り返った時に、この2ヶ月間が逆に自分にプラスになるようにできることをやろうと考えるようになりました。

特に意識したのが脚力と体幹の強化です。自分は高校時代からの課題として、アタックの時に自立ができておらず少し姿勢を崩されると倒されてしまうということがあります。これからの試合でゲインラインを突破して試合の流れを作るためにも、この2つの強化が必要だと考えました。 

練習に復帰した今、まだこの課題は消化できていません。2ヶ月とは言はず継続的な意識と行動が必要だと実感しました。

最後に、もちろん怪我をしないことが1番大事ですが、もし怪我をして練習ができなくなることがあった際には、自分の課題を見つめ直してその課題に取り組める貴重な期間であるということを忘れないようにしてほしいです。

次にリーグ戦の目標について話したいと思います。自分はまだ大学で数えるほどしか試合に出ることができていませんが、セットプレーでのミスが目立ちました。なのでリーグ戦で試合に出た際には、これまで練習したスクラム,ラインアウト,モールなどを安定させたいです。また個人目標として、上に述べた「自立」を意識して確実にゲインラインを突破したいです。

次はポジションが同じ3番で、練習内外でいつもお世話になっている村岡先輩に回したいと思います。村岡先輩は視野がとても広く、練習でのアドバイスだけでなく些細なことにも目を向けられるので見習うことばかりです。


2022年9月24日土曜日

課題と意気込み

 太一さんからまわしてもらいました、1年の衣川です。太一さんは筋トレの時間が被ることが多く先輩方の中でもよく喋ってくれるので嬉しいです。今後も一緒に頑張りましょう 


さて、今回のブログでは最近の自分の課題とそれを踏まえてのリーグ戦への意気込みを綴りたいと思います。


最近の自分の課題についてはまずタックルについてです。僕は以前からタックルを外して抜かれてしまいそうという恐怖心から、低い姿勢で入れませんでした。そういった弱気のせいでタックルの成功体験が無く、今でも下手なタックルしかできません。


また第二の課題はコミュニケーションです。

自分から情報を発信するのはできてきてそれによるアタックの感覚は少しずつ掴めてきたのですが、周りからの情報は熱くなると全然入ってこなくなります。 


第三の課題は視野です。パスをもらう前に相手がだいたい何余りかぐらいまでは確認できていますがそれに対して自分の外側の味方がどう立っているか、裏の状況はどうなっているかなどを確認する余裕はないです。フォワードが前線で相手ディフェンスの枚数を削ってくれてるのでその時間に全部確認できるようにならなければいけないと思います。


これらの課題を踏まえてこれから始まるリーグ戦でリザーブに入れたときは、ロータックルを多くし成功体験を重ねること、アタックでセットしながら周りの声をちゃんと聞き、かつ視野を広げることを強く意識します。そしてリザーブらしくフレッシュなプレーで流れを変えれるように頑張ります。


次は最近オシャレに目覚めたじゅんぺいに回します。じゅんぺいとはお互い怪我のせいでまだ一緒に試合に出れてないから一緒に試合にでるのがとてもたのしみです。

2022年9月22日木曜日

最後のリーグ戦

慎之佑から回してもらいました、4年の佐藤太一です。9月に入ってからの慎之佑の挨拶はとびぬけて元気で、さすが元演劇部と感心するばかりです。10月に入ってからはどんな挨拶になるのかなと実は期待していたりします。


さて気がつけば自分たちの代になってから約半年、ついに最後のリーグ戦を迎えることになりました。試合に挑むにあたり、自分がラグビー部での日々を通して一番強く感じたことを、決意とまでは言いませんが記しておきます。


それは結果がすべてだということです。こんなことを言ってしまえば身も蓋もありませんが、練習で出来たことや準備してきたことは、試合で失敗すれば客観的には何もできなかったこととほぼ同義です。もちろん自分の中で成長している、技術が上がっているなど、内部で変わっていることはもちろんありますが、過程を何も見ていない他人から見れば何も変わっていないのと同じ。厳しい言い方をすれば、ミスは自分を否定することになる訳です。


自分の中では阪大戦のことが強く、深く頭に焼き付いています。春シーズン3か月苦しみぬいて、本当に毎日が苦しくラグビーを嫌いになりかけたほど真剣に部活に打ち込んだ日々を、試合の敗北ですべて否定された気分になりました。自分のパスミスが無ければ、あのときこんな選択をしていれば、もっとスタミナが持ったなら、何よりも、文句がありながらついてきてくれた後輩、怪我をして試合に出られなかった仲間、そして共に苦しんで頑張ってきた同期に顔向けができない。失敗するとは、負けるとはこういうことなのだと、結果というものの重大さを今までで一番感じることができました。


これはラグビーの試合だけでなく、他の全てのことでも言えると思います。どれだけ頭の中で思考していても、発言しなければその人は何も考えていないなと思われかねませんし、裏方で他の人がやりたがらないことを率先して行う人も、表側だけ見る人からは褒められることはありません。その意味で、目に見える結果を出さなければ他人からは全く評価されない、結果がすべてであると思います。


しかし、その「他の人に見えない努力」が無ければ結果を出すことができないのも確かです。僕が今年4年生、チームを引っ張る立場になり、改めて名古屋大学ラグビー部というものを存続する、成り立たせるために数えきれないほど多くの人が見えないところで努力し、時には苦しみながら一つ一つのタスクをこなしていることを感じました。その努力に報いるためにも、名大ラグビー部がこれだけ立派なんだ、すごいぞと他の人に証明するためにも、このリーグ戦は必ず勝ちたい。必ずAリーグに上がりたい。そんな思いが日に日に強くなっていくことを感じます。


とまあ柄にもなく駄文を連ねてしまいましたがご容赦ください。リーグ戦、チーム一丸となって頑張りましょう!

 


次は合宿で数々のゲインを重ねた衣川くんに回したいと思います。リーグ戦でも試合に出て活躍してくれることを期待しています!

 

2022年9月19日月曜日

秋シーズンの目標

 晃基から回してもらった2年の高井慎之佑です。晃基は後輩ですが少し僕を舐めている様子があるので、舐められないように堂々としていきたいと思います。でも実は後輩と話せて嬉しいです。

今回は秋シーズンの個人目標について書いていきたいと思います。


1つ目はコンタクト面の強化です。僕は技術が無いのでコンタクト面を磨いていこうと思い普段の練習に臨んでいますが、まだ不十分な所が多いです。具体的に言うと自立が出来ない所が課題です。これはタックルとヒット両方に当てはまります。タックル面は自立出来ずに自分から寝てしまうことが課題です。相手の懐に入ることはだいぶ出来るようになりましたが、そこから相手を返す所が出来ません。また、ヒットにおいても相手にぶつかってからすぐ倒れてしまい味方のサポートの時間稼ぎをすることが出来ていません。どちらのプレーも練習で試行錯誤を重ねて出来るようにしていきたいと思います。

2つ目は周りを見てプレーをすることです。入部当初は周りを見てプレーすることはほとんど出来ませんでしたが最近少しずつ周りを見てプレーすることが出来るようになりました。しかし、まだまだボールを持ったら周りを見てプレーが出来なくなります。パスした方が良いときでも自分で突っ込んでしまう時が多いのでボールを持ったときも冷静にプレーをしていきたいと思います。

3つ目はラインアウトの強化です。僕はラインアウトが苦手です。僕がジャンパーが苦手なおかげでチームの選択肢が減っているように感じます。リフトが安定して上げられるようにジャンプの精度を上げていきたいと思います。また、ラインアウトモールをする中で核やエッジをやる中でまだまだ体幹が無いと感じることも多いので体幹を鍛えていきたいと思います。


残り3ヶ月ほどの秋シーズンですが少しでも成長できるよう全力でプレーしていきたいと思います。終わった後に良かったと思えるシーズンにしていきたいと思います。

次は頼りになる先輩、太一さんに回したいと思います。太一さんは練習中いつも周りを見れていてたくさんアドバイスしていて凄いなと思っています。

2022年9月16日金曜日

合宿の反省とリーグ戦

 はやて先輩から回していただいた、1年の大箸晃基です。やる気が無いように見えてとてもありそうと言われましたが、この歳になっても自分のやる気スイッチの場所を把握することが出来ていないためオンオフが難しいのかもしれませんね。どなたか僕のやる気スイッチを見つけるのを手伝ってくれる人はいませんかね。

さて、今回のブログでは合宿の反省についてです

合宿では多くの試合に出していただき、それにより2つほど今の自分に足りていないことが分かりました。

1つ目はUのボールキャリアへのサポートです。僕はボールキャリアの外側に行くことが多く、キャリアからパスをもらえるように動く、キャリアがコンタクトの後オフロードパスをもらえるように動く、キャリアにハンマーで一緒に押す、など選択肢が多いです。僕は特に前2つのパスをもらうように動くことが多いのですが、キャリアが自分にパスをしなかった時にオーバーに遅れてしまいハーフの球出しが遅れたり、相手にターンオーバーされてしまったりとミスが目立ちました。アタックの立て直しやリズムをつくるUでのミスはあってはならないため、特に反省すべき点だなと思いました。

2つ目はFWとしてのボールキャリーの少なさです。僕は高校時代FWですがBKアタックに入ることが多く、逆にFWとしてアタックする時はサポートの位置に率先してはいるようにしていました。その影響で合宿ではUでのボールキャリーの位置に入ることがほとんどなく、ボールキャリーする時は外側のBKアタックに混じってキャリーすることが多かったです。他のFWの負担を減らすためにも、そして将来的に自分がFWアタックで活躍するためにも率先してボールキャリーすべきだと思います。

リーグ戦が残り約1週間ほどで始まります。1年生にとっては初めてのリーグ戦で分からないことも多いですが、もし自分が試合に出るタイミングがあるならば上のような反省を活かして自分に任された仕事をしっかりこなせるよう頑張りたいと思います。

次は同じポジションの先輩で月例賞を機にキャラチェンジを試みているしんのすけ先輩に回したいと思います!僕はキャラチェンジ前のしんのすけ先輩も好きですが、月例賞が終わってキャラが迷走してしまわないかだけが心配です。






2022年9月11日日曜日

最近感じていること

  二村さんから回していただいた、2年の國津颯です。部のツイッターを爆速で更新してくれているという風に紹介されたのですが、仕事が早いと褒められた反面、スマホをずっと見ているという風に言われた気もして複雑な気持ちになりました。

 今回は二村さんに意見を積極的に発信してくれているといわれたので意見の発信について自身が感じたことを書いていこうと思います。

 名大ラグビー部では練習間にその練習をやっていて気づいたことや反省などを言う機会が設けられます。その時にはその練習を仕切っている4年生が適当な人、1人に何か意見を言うように指示をしています。僕が練習中に思うのは、指示された人以外に意見を言う人がいないということです。単純に考えて30人近い部員が同じ練習をしていて、気づいたことがその指示をされた一人の意見だけという訳がないはずですよね。もちろん練習にはその練習をする意図があるので、それに明らかに逸脱していることというのは確かに言いにくいと思います。しかし、名大ラグビー部員の大半は高校からラグビーを始めた人で、ある程度の知識をもっているはずなので少なくとある程度練習の意図に沿ったこととして何かしら気づいたことがあるはずだと思います。なのに実際に発言をする人は指示された人だけというのはチームとしてもったいないと思います。もしその気づきを発信することで誰かの意識を変えることができたのであれば、それはチームにとって良い影響を与えたということになります。また、そうでなかったとしても誰かがそれを訂正してくれれば、結果として自身の知識のアップデートにもなるし、チームとしても正しい知識を再確認することができるので、どちらにせよチームのためになると思います。

 また、部員の一人である某TD君は自身ができないことを他の人に言うのはよくないという風に言っていました。それに関しても自身ができていなくても、もしかしたら他の人はできるかもしれないので、本当はやった方がいいけ自分はできないというような情報であっても積極的に発言してほしいと思います。

という訳でまとめると、どんな意見を言ったとしてもそれは何らかの形でチームのためになるので恐れることなく積極的に発言しましょう。


次は、練習の合間の小休憩の時に練習について同期と喋っているところをよく見るこうきに回したいと思います。あんまりやる気がないように見えて実はとてもやる気があるのではないかといつも思っています。

2022年9月7日水曜日

独り言の構成比率の変化に関する記述

 だいきから回されました、4年の二村です。彼は初心者ながらいつも真摯にラグビーと向き合い、練習開始時には欠かさず大きな声で盛り上げてくれる期待の新星です。僕も彼を見習って、ラグビーにより誠意を持って取り組んでいきたいと日々感じさせてくれます。


 さて、本題に入ろうと思います。4年生になって引退が刻一刻と近づいてきました。そんな中で、最近、僕は自宅で1人反省会を開くことが多くなりました。元々独り言は多いのですが、その独り言のうちに占めるラグビーのことの割合が増えてきたのです。練習のこと、自分の発言・プレーのこと、その日の食事量のこと、その他の仕事のこと…。反省とはいっても、「なんでこれができないんだ」「なんでこうしなかったんだ」など、基本的には感情に任せてひとりごとを呟くだけなのですが、これが結構効果があるのです。今まで何度も教えられてきた「ラグビーをしていない時にどれだけラグビーについて考えられるかが大切だ」ということが、引退まで半年を切ってやっと理解できたような気がしています。

 僕は生来頭が固く、その上臆病なため、新しいことを受け入れるのに時間がかかります。ラグビーに関しても同様に、本気で考えることからずっと逃げていました。心の奥底で、「たかが部活じゃないか」と言い訳をしながら、自分の実力が無いことを怪我のせいにし、フルコンからも逃げ、技術も磨かない…。そして、ラグビーと本気で向き合いたいと思った頃には既に十分な時間は残されていませんでした。

 僕は終わったことを引きずる性格でもあるため、「失った時間を嘆くよりも」などということはできず、今でも後悔し続けています。しかし、その分、残された時間を大切にする気持ちも強いと思っています。これから過ごす数ヶ月に一切の悔いが残らないように「勇往邁進」していこうと思います。


 次は、練習で積極的に意見を発信してチームを引っ張り、部のTwitterを爆速で更新してくれるはやて君に回そうと思います。

2022年9月3日土曜日

合宿の反省と秋シーズンの目標

 4年生の陸さんから回していただきました、1年の木下大気です。陸さんとは同じバックスリーでキーパー出身と共通点が多く、日々の練習でもたくさんアドバイスを頂きお世話になっています!これからもよろしくお願いします!


 さて、今回のブログでは、合宿での反省と秋シーズンでの目標を書きたいと思います。


合宿では、たくさんの悔しさが残りましたが、その中でも3点ピックアップしていきたいと思います。

1つ目は、パス、ラン、コールといったラグビーに必要な基礎的技術の低さです。これらの技術が低いと、自分が上手くプレーできないだけでなく、チームがあまりゲインできなかったり、思うようにパスを出せなかったり、ターンオーバー、間を抜けられたりなどチーム全体の損失につながってしまいます。逆に上手くなればより楽にプレーでき、自分のプレーの幅が広がり攻撃に彩りがでると思います。ラグビー歴が浅いことも原因のひとつとしてあるかもしれませんが、ピッチに立てば関係ありません。1人の選手としてチームの一部となれるよう少しでも早く上達する必要があると痛感しました。

2つ目は、キック精度の低さです。僕は、キックを武器にしていきたいと考えており、合宿でも脱出、キックオフ、コンバージョンなどたくさんのキックを蹴らせていただきました。その中で、全体としてとても精度が低かったです。出すべき時に出し切れない、決めるべき時に決めきれない、こういったキックではこれから先チームに信頼されません。1発の大きなキックも必要ですが、安定して良いキックをけれるようになることが必要だと感じました。

3つ目は、怪我の多さです。僕はこの合宿で試合をする毎に体のどこかを痛めていました。幸い大きな怪我ではありませんでしたが、怪我を負った状態では自分の100%を発揮することは難しいです。少しでも怪我を少なく、また、日頃から体のケアを丁寧に行い、怪我のしにくい体づくりも大切だと感じました。

また、この合宿では感謝をすることが大切だと改めて感じました。僕がラグビーをできているのは、両親、同期のスタッフさん、選手、先輩のスタッフ、選手の方々のおかげです。合宿でもたくさんのサポートをして頂きました。こういった感謝を忘れず、謙虚な姿勢でこれからもプレーしていきたいです。

これからの秋シーズンでは、基礎的技術の底上げ、キックの精度の向上、体のケアを目標にしていきたいと思います。そして、初心者の枠にとらわれずチームの力となれるよう全力で声を出して盛り上げてガムシャラにプレーして行きたいと思います!


次は、同じバックスリーでたくさんアドバイスを頂き頼りがいのある二村さんに回したいと思います!これからも沢山お世話になります!よろしくお願いします!

2022年8月31日水曜日

合宿の反省と秋シーズンに向けて

 1年のたくほから回ってきました4年の山口陸です。たくほは入部当初からBKとは思えない体格だったのでFWでもきっと活躍してくれると思います。


 さて今回のブログでは合宿の反省と秋シーズンの目標を書いていこうと思います。


 まずは合宿の反省について書いていきます。自分は春シーズンの序盤に怪我をしてしまったせいで合宿での試合が約3ヶ月ぶりの試合でした。その中で出てきた課題が大きく2つあります。

 1つ目はフィットネスの低下です。春シーズンに負った怪我で7月序盤までまともに走ってこなかったのが大きな要因だとは思いますが、それでも合宿に向けてかなりフィットネスを戻してきたと思っていました。しかし合宿2日目の1日2試合ある日の2試合目では足はふらつくし、頭もまともに動かせないような状態になっていました。今後1日2試合なんてハードな状況はないとは思いますが、疲れた時に頭が働かないのはかなり大きな問題だと感じました。

 2つ目はタックルの精度です。自分は入部当初からタックルが苦手でどうしても低く入れないために相手に刺さるようなタックルがほとんどできませんでした。今までのタックルでも同格の相手なら自分の体重とパワーでなんとか勝負できていたのですが、合宿で対戦したような格上の相手にはどうしても押し負けてしまいます。そのため低いタックルに定評がある涼介や武藤のタックルを参考にしながら低く入れるようにしていきたいと思います。


 次に秋シーズンの目標について書いていきます。

 まず第一に怪我をしないというのを大事にしたいと思います。今まであまり大きな怪我をせずに乗り切ってきたのですが今年の春シーズンでは怪我でなにも出来ずにかなり悔しい思いをしてしました。そのため自分のラグビー部としての最後のシーズンを万全の状態で乗り切れるようにしていきたいです。

 また純粋にラグビーを楽しむということも忘れずにやっていきたいと思います。これは自分が入部当初から大事にしてきたことではあるのですが、4年生になってチームを引っ張らなければならないという責任であったり、足を引っ張ってはいけないというプレッシャーであったりとそういったものに追われて少し忘れてしまっていた気がします。なので改めてラグビーを楽しみながら最後のシーズンを過ごしていきたいと思います。


 長々と書いてきましたがこのシーズンが泣いても笑っても自分にとって最後のシーズンになるので全力で走り抜けていきます!


 次は合宿で初心者とは思えない活躍を見せてくれたにも関わらず、そのプレーに満足しないでストイックにラグビーに向き合っている1年の大気に回したいと思います。同じサッカー部上がりの初心者としてこれからも一緒に頑張ろう!

2022年8月27日土曜日

合宿を終えて

 同期のかいとから回ってきました、一年の鈴木拓歩です。かいとは持ち前のタックルと運動量でチームにとって欠かせないプレイヤーであると合宿を通して改めて感じました。また、かいとにはラグビーの話や悩みなど相談役としていつもお世話になっています。


さて今回のブログでは合宿を終えた率直な感想と次のシーズンへの思いを書いていこうと思います。


合宿を終えて最初に思ったことは自分の体力、コミュニケーション力、メンタルが不足していることです。


まず体力についてです。僕はこの合宿期間一度も任された時間をプレーしきることやフル出場をすることができませんでした。任された時間をプレーしきれずとても悔しい思いをしました。任された時間をプレーしきれない選手はチームとして個人としてもウィークポイントであると僕は思うので体力不足という問題を解決しなければならないと思いました。


次にコミュニケーション力についてです。僕がFWに転向してまだ1ヶ月も経ってません。そんな中、ATでのコミュニケーションがこの合宿を通してとても不足していると感じました。特に9シェイプ、10シェイプの時のコミュニケーションやセットプレー後の3次、4ATでのコミュニケーションが不足していたので練習の段階から積極的にコミュニケーションをしていこうと思いました。


そしてメンタルについてです。僕はこの合宿期間に何度か心が折れてしまいました。そのせいで何人かのチームメイトには迷惑をかけてしまいました。また、コミュニケーションの話にも関連しますが僕はグラウンドで一歩ひいてプレーしてしまうため試合の大事な場面で積極的にプレーすることができませんでした。そのためこの弱いメンタルを強化していきたいと思いました。


これらのことを次のシーズンは課題として解決していくのはもちろん、次のシーズンではチームの戦力となれるように僕の強みであるAT"成長"できるようラグビーに取り組んでいきたいと思います。


次は僕がBKにいた時にお世話になり、この合宿でとても頼りになる先輩であると感じた陸さんに回したいと思います。これからも頼りにしています!

2022年8月25日木曜日

合宿の反省と次シーズンの目標

 涼介先輩から回していただきました、一年の益池開都です。涼介先輩はWTB、SHの複数ポジションで攻守にわたり活躍している憧れの先輩です。涼介先輩の低く強く、正確で鋭いタックルはいつも参考にさせていただいてます!

 合宿は、収穫のある、有意義なものとなりました。そのため今回のブログでは、合宿の反省と次シーズンの目標について書いていこうと思います。

 まず、合宿の反省についてです。自分はセットプレーのDFが特にうまくできませんでした。試合中に同じシチュエーションで数回ゲインされた場面もありました。原因としては、自分のタックルの精度と、経験の少なさが挙げられます。経験の少なさは、これからの練習や、試合映像などを見て補わなければいけないと痛感しました。同じポジションで、参考になる同期や先輩もいるので、質問も積極的にしていきたいです。タックルの精度は、高校時代から取り組んでいる自分の課題です。自分は飛び込みがちなタックルをしてしまいます。飛び込みがちなタックルは正確性に欠ける反面、低さがでて、身体が大きくない自分にとっては有効的なものです。そのため、飛び込まないタックルもできるようになり、状況に応じて使い分けることで、正確性を補っていこうと考えています。

 
 次は、次シーズンの目標について書いていこうと思います。次シーズンの目標は、セットプレーの精度を高めることです。合宿では、怪我などのチーム事情で自分も試合に出る機会を多くいただきましたが、やはり先輩方と比較すると自分はセットプレーの精度で劣っていたと感じています。次シーズンにはリーグ戦が始まり、状況次第で自分が試合に出ることも考えられると思います。そのため、セットプレーの精度をより意識して練習に取り組んでいきます。
 
 最後に、タックルについて書いていこうと思います。合宿を通して、ダブルタックルがあまりできていないと感じました。一人目がタックルに入った時、二人目のかぶせが無かったり、引き倒すプレーが多かったと思います。二人目がバックゲインを狙うように入れば、ターンオーバーも必然的に増えると思いますし、試合中に敵を倒しきれない場面が多いと感じたので、その改善にもなると思います。これからは、一人目だったら低さを、二人目だったらボールを殺しながらかぶせることを意識して、タックルをしていきます。

 次は、合宿からFWに転向し、スーパーゲインを見せてくれる拓歩くんに回します。これからもいっしょにがんばろう!
 

2022年8月22日月曜日

合宿での気づきと反省

 りつきから回してもらいました2年の水田涼介です。合宿中りつきは慣れないポジションでもよく頑張ってくれてたと思います。複数のポジションをこなせるのは今後必ず大きな強みになると思うので今回の経験をしっかりと活かして頑張ってほしいです。質問も今まで通りどんどんしてくれると嬉しいです!


 今回のブログはりつきと同じように合宿の内容で、今回の合宿では自分の中で大きな気づきがあったのでそれについてと少しだけ反省を書こうと思います。



 まずは、気づきについてです。2日目の北大戦のC戦で自分はSHとして出場したのですが自分でも多いなと感じるぐらいにタックルしました。そのこと自体、自分の売りはタックルだし、ゲインしてきた相手をしっかり止めたり、後ろから見て空いたところに自分が入り止め相手にビックゲインさせないという役割がしっかりと果たせてチームに貢献できたと試合後少し満足さえしていました。しかし、「たくさんタックルしたことはいいことではない」という言葉を試合後ある先輩にかけられてハッとしました。言われた直後は自分の働きが否定された感じがして少しむっとなりましたが先輩は続けて「足りないところに味方を呼び、立たせるという仕事ができていないから」というふうに説明してくださり、先ほどまで満足していた自分が今でも少し恥ずかしいです。もちろん味方を足りない方に立たせる仕事を全くしてないわけではなかったのですが、呼んでくるの待つぐらいだったら自分が入ってでもすぐ埋めたいという考えが先行し過ぎていたのかもしれません。いつまでもたくさんタックルして満足するタックルバカではなく、周りをうまく使い必要な時にきちんとしとめれる賢いタックラーを目指していこうと思いました。今はWTBですが来年度からSHに戻る予定なので今回の気づきを大事にしてプレーしていこうと思います。



 次は反省です。パス、スピード、外にきる度胸、キックカウンターの選択、サインコールなど今回の合宿では多くの反省が個人的に挙がりましたが、特にサポートの寄りのスピードのところを今後より意識して改善していきたいと考えています。数少ない得点チャンスできちんと取り切るだけでなく合宿でも多かったノットリリースなどの反則の数を減らすためにもまずは個人、そして全体へと意識を今以上にできるようにしていけたらなと思います。啓太と大地の2人のサポート速さがとてつもなく速く、特に啓太は僕が裏に出たら基本横にいるぐらいサポートが速いので色々と教えてもらいながら頑張っていこうと思います。



 次は合宿でも低くて鋭いタックルを見せてくれたしっかり者のかいとに回します。彼のタックルを見るたび自分も負けてられないなといい刺激をもらっています。低くて鋭いタックルを見るのが大好きなのでこのまま刺さり続けていってほしいです。

2022年8月17日水曜日

菅平合宿

 菅平合宿


武藤さんから回していただきました、一年の村上立樹です。武藤さんにはいつも熱いご指導をいただいてます。ありがとうございます!


さて菅平合宿が始まりました。今日で合宿4日目ということで今までの合宿の反省と来シーズンの目標について書きたいと思います。

 合宿を振り返ってまず思うことは基礎的なミスが多いことです。今回の合宿では春シーズンにやっていたWTBではなく、CTBをやらせてもらってます。CTBでは僕はノックオンをしたりディフェンスの動き方が悪かったりなどオフェンス、ディフェンス共に初歩的なミスがあり、先輩方を困らせてしまい試合中いつも申し訳ない気持ちになります。このような初歩的なミスは練習を意欲的、そして積極的に取り組んでなかった結果だと思います。ですから来シーズンは練習のときになぜこの練習をする必要があるのか、またこの練習をすることによってなにが得られるのかについて考えて練習をしたいです。他には練習中先輩方の動きを見て疑問に思ったことや課題点を発言出来るようにしたいです。


他に自分の課題としては視野が狭いことだと思います。僕はディフェンス時にセッティングが遅い、CTB2人とも同じサイドにいすぎていると先輩に指摘されたのですが、それは僕がどこに入るべきなのかすぐに判断出来てないからこのようになってしまっているのだと思います。その対策として視野を広くするべきだと感じました。来シーズンには敵の位置や味方の状況をしっかり見えるように頑張っていきたいです。


次はウィングについての質問を快く聞いてくれる涼介さんに回したいと思います。涼介さんはウィングの動きが上手いのでウィングの動きなどについて質問させてもらってます!これからもよろしくお願いします!

2022年8月9日火曜日

秋シーズン

  大地から回ってきました4年の武藤です。大地は春シーズンを通して試合のピンチを何度も救ってくれた頼もしい後輩です。秋シーズンの活躍も期待しています。


 さて、夏のオフも終わり、いよいよ秋シーズンへ突入しました。これが現役最後のシーズンになると考えると感慨深いものがありますね。なんだか時間があっという間に感じますね。まあそんな感傷に浸っていてもしょうがないので残りの4ヶ月走り切りましょう!


 今回僕がお話しするのは最後のシーズンに向けての目標についてです。もちろんリーグ戦優勝Aリーグ昇格、東大戦勝利という目標は当たり前だということで置いておいて、自分自身の目標について話したいと思います。

 一つは「指示を的確に」です。バックスリーとしてアタックやディフェンスの指示を出すのですが、自分のイメージしていたように行かないことが多々あります。そこで原因を探っていくと、自分がどこかを見落としていたり、仲間の声を聞いていなかったりなどするわけです。去年に比べるとミスは減りましたが、秋シーズンではそのような凡ミスは無くしていたいと思います。

 もう一つは「楽しくラグビーをする」ことです。これは言わずもがなですね。最近チームの運営をするに当たって戦術やサインなどを考えている中でこの気持ちを忘れていた気がしたので、最後のシーズンを楽しみたいと思います。


 次はこの夏休みに筋トレを一緒にやるりつきに回したいと思います。

2022年8月3日水曜日

春シーズンの反省と次のシーズンの目標

  徳永さんから回していただきました、徳永会初期メンバー、2年の田中です。徳永さんにはグラウンド内外のあらゆる場面で助けてもらっていてとても感謝しています。また一緒に試合に出られる日を楽しみにしています!

 今回のブログは春シーズンの反省を踏まえて、次のシーズンの目標を書きたいと思います。

 春シーズンを振り返って一番に思うことは、普段の練習の質が低いということです。練習の質を上げるために取り組むべき内容として、練習中のトークの質をあげる、トークにかける時間を短くする、練習間の移動スピードを早くするといったことが挙げられると思います。しかし、我々が練習の質をより高めるために特に意識すべきことは選手間での評価の声かけだと思います。名大ラグビー部は練習を選手主体でやっているので、コーチや監督からの評価をもらえる機会がさほど多くありません。だから、選手同士で今のプレーはいいのか悪いのか、悪いのであればどう改善すべきなのかという声を掛け合わなければ、自分のプレーの良し悪しを客観的に判断することができず、効率よく技術を発展させることにつながりません。この評価の声かけは下級生からもどんどん出していくべきだと思います。なぜなら他人を評価することで何が良くて何が悪いのかを自分の中ではっきりさせることができて、他人だけでなく自分自身の技術の向上も見込めるからです。自分は評価の声かけをすることがあまり得意ではないので、次のシーズンからは特に意識していきたいです。

 春シーズンを振り返って次に思うことは怪我人が多いということです。これは1年生の時からずっと思っていたことなのですが、名大ラグビー部は準備運動とクールダウンに対する意識が低いように感じます。練習の前の時間にパスやキックの練習をすることはいいことだとは思いますが、いざ練習に入って準備不足で怪我をしてしまったら元も子もありません。そうならないためにも練習前に自分の体の状態を知り、しっかりと準備運動をすることは必要だと思います。僕自身も、もし怪我した時に、あの時もっと準備運動しとけばよかったと思うことがないようにしたいです。

 これらのことを次のシーズンでは特に意識していきたいと思います。

 次は筋トレが一緒の武藤さんに回したいと思います。そのごつい肉体での力強いゲインにはいつも驚かされています!


2022年7月30日土曜日

1番大切なこと

 どんな時でも笑顔で空気を和ませてくれる雪冶から回ってきました4年の徳永賢一郎です。雪冶自身は自分には強みは何もないと書いていましたが、本人も言っていたスタミナはもちろん、大きな相手にも物怖じせずにタックルにいける強い気持ち、さらにはそのまま相手を仕留めるタックル技術などあげたらキリがないほど彼には彼の強みや良さがたくさんあります。特に雪冶から発せられる周りの人を和ませる雰囲気は大きな武器だと思うので、試合前などで緊張したりしている時にこれからもチームを和ませて欲しいですね。


もうすぐテストオフも終わり、全体練習が再開します。この頃の僕は来たる大学院入試に向けて勉強しています。高校時代は部活に力を注ぎ込んでいるのを言い訳に勉強をおろそかにし浪人してしまったので、今回こそは部活も頑張りながら院試をしっかりと乗り越えたいなと思います。


さて今回はこの春シーズン強く感じたことを書こうかなと思います。雪冶のブログにも書いてあった通り僕は春シーズン怪我をしてしまいました。そこからチームをグラウンドの外から見ることになってしまったのですが、そこで感じたことは怪我をしないことが1番大切なことだと言うことです。春休みにあれだけ走り込んで自信がついたフィットネスもこの走れない時期で皆無になってしまいましたし、頑張って太くした脚も筋トレが禁止されてしまいみるみるうちに細くなっていきました。もちろんグラウンドでの練習に参加できないのでラグビー技術の向上もできません。そして1番はどれだけ一生懸命練習してきても、試合でパフォーマンスすることができなかったら結果として何も残りません。そんなことを考えても仕方がないのですが、あの時に怪我しなかったらなと何度も思いました。

また、自分が怪我をしているのにジョグで集合しようとかフィットネス頑張ろうとかなかなか声がかけづらかったのも事実です。やっぱりみんなと同じメニューを同じだけやって、きつい中でしっかりとそのような声かけや誰よりも頑張る行動をしめすことができるのが1番良いと思うので、これから迎える秋シーズンでは怪我がまだ治りきっていないので早く治して、しっかりとあの人についていきたいと思ってもらえるような練習への取り組みをしていきたいなと思います。


怪我には準備不足から起きる怪我と、突発的に起きる事故みたいな怪我の2種類あると思います。正直後者をどうにかして回避しろというのは難しいと思うので、いかに前者の怪我を無くすことができるかが大切だと思います。準備運動はもちろん、毎日の睡眠や食事までしっかりと意識して日々の練習に取り組んで行くことをチーム全員でもう一度意識していきたいと思います。どれだけ一生懸命やっても、一瞬の怪我でその全てが無になってしまう。そのことを考えたら毎日の生活も変わってくるのではないでしょうか。ただでさえ人数が少ない名大ラグビー部です。一人一人がいかに怪我しないかを考えながら準備を怠らず日々頑張っていきましょう。


次は最近新たに発足した徳永会の初期メンバーの大地に回したいと思います。彼をはじめ多くの後輩に助けられた春シーズンだったと思います。また美味しいもの食べに行こう!

2022年7月27日水曜日

自分を振り返って

  名大ラグビー部随一のキッカーである一乗から回ってきました、3年の野中雪冶です。一乗はこの春シーズン何度か怪我をしつつも、練習での声だしや体幹トレーニングなどできることをやり続けておりその姿にはとても尊敬しました。思うように練習ができない中でモチベーションを落とさずにいることはとても難しいことだと思います。自分が怪我をしたときそうした姿勢でいられるよう見習わなければと感じました。



 今回は自分が最近部活で抱えている悩みについて書こうと思います。先に述べておくと、それは自分の能力不足についてです。自分たちの代はとても人数が少ないです。しかしながら同期はそれぞれとても優秀で、各々明確な強みをもっています。では自分には何があるのだろうか、と考えると残念ながらこれといったものが見当たりません。強いて言えばスタミナかなとも思いますが、試合で有意に発揮できたことはほとんどないように思います。春シーズンの試合では実際どの試合もバテバテでした。

 今までは人数が少なくポジション競争がなかったため試合に出ることができました。ただしそれは自分以外の選択肢がなかったからであり、本当に試合に出るに足る実力があるのか不安に思うことがありました。


 今年、去年と違う点として同じポジションに1年生が2人も来てくれました。2人とも能力があり、すぐにでも試合で活躍できそうな選手です。高校時代も人数がギリギリのチームだったため、今年は自分にとって初めてのポジション競争がある状況です。そうした中でも選んでもらえるよう、自分を見つめ直す良い機会にしたいです。



 そしてこれまで自分のことについて話してきましたが、上級生の立場になった以上チーム全体についても考えなければなりません。はっきり言って自分はそういったことが苦手です。しかし英正さんやけいたが前回のブログで書いていたように、当事者意識を持つことがその一歩となるでしょう。自身には圧倒的に欠けているそうした意識を持てるよう、今更ながらですが次のシーズンを過ごしていきたいと思います。


 次はこの春シーズン怪我を抱えながらもチームを鼓舞し続けてくださった徳永さんに回したいと思います。怪我が治って早く一緒にプレー出来るのを楽しみにしています!

2022年7月25日月曜日

春シーズンの反省と今後

  最近めきめきとリーダーシップを発揮している凜さんから回ってきました、3年の大倉一乗です。凜さんが3年生の途中までは少し奥手なのかと思っていましたが、4年生に近づいてくると、初心者から始めて経験も浅い中、後輩に的確な指示を出せるほどになっていたので、自分もこれから仕切っていく立場になる身として、この姿を見習いたいものです。


 さて、春シーズンが終わったわけですが、今年の春シーズンを通して自分が一番感じたのは、他の人も言っている通り、結果こそでなかったものの収穫のあるシーズンだったということです。春で身につけようとしていた基礎スキルやAT、DFのサインコールなどは半年前とは見違えるように成長しているのを自分でも周りを見ても感じました。


 しかし、やはりラグビーは勝たないと面白くありません。そのためには、夏からさらに身につけるべきことはたくさんあります。試合の運び方やブレイクダウン、トライの取り切り方など。その中でも、私はキッカーとして試合の運び方というところを少し考えてみました。


 試合の運び方という点でプロの試合などを見てみると、拮抗している試合で勝敗を分ける大きなポイントの一つとして、ペナルティゴールの差というのがあります。ペナルティキックの役割としては、先制点を取って流れを持ってくる、もしコンバージョンキックを一度はずしたとしても同トライ数であれば勝てるという安心感が得られる、最後時間がないときの逆転への一手などがあると思うのですが、名大やその他のBリーグのチームは滅多に蹴ることがありません。その理由としては、トライを取った方が点が多く入る、拮抗した試合があまりない、キッカーへの信頼不足などが挙げられます。


 しかし、名大が毎年勝つことを目標にしている、実力が拮抗している阪大や東大、あるいは格上とされている日本福祉大学や金沢学院大学に勝つためには、普通のことをし続けるより、ペナルティゴールもしくはドロップゴールなど、少しトリッキーなことをした方が勝つ可能性は上がると私は思っています。また、もし外したとしてもほとんどマイボールで再開できるため、あまりリスクも大きくありません。


 このような点から私は今後ペナルティゴールの導入をしていきたいのですが、まずはキッカーとしての信頼を得るために、コンバージョンキックの成功率をもっと上げたいと思います。そして、どんな場所からでも決めれるような安心感のある選手になります。


 次は進級が危ぶまれているゆきやに回したいと思います。

2022年7月19日火曜日

春シーズン内省

 筋トレのシフトがよく被って話すようになり、かわいい所を見せてくれるようになったけいたから回ってきました、4年の安田凜です。プレーのみならず、自分が2年生の時には考えられないけいたの思慮の深さや情熱にはいつも驚かされ、力を貰っています。



 さて、短くも長い春シーズンが終わり、夏季オフも気づけばもう半分が過ぎようとしています。長い長い大学ラグビー生活も残すところ1/8だと思うと非常に複雑ですが、この非常に短い時間の中で目標を達成するためには過去に浸っている場合ではありません。



 春シーズンは結果だけを見れば喜べるものではありませんでしたが、チームや自分の成長という観点では決して悪いものでは無かったと思います。この3年間自分の事に必死になっているばかりであった私も4年生になると周りを見ざるを得ず、その因果のどちらかは分かりませんが責任感も増し、主体的に動くこと、発言することが増えました。すると自然と周りのプレイヤーの考えやして欲しい事までよく考えるようになり、スクラムハーフとしての視野の広さにも繋がりました。試合にも出場する機会が増え、実戦でしか得られない経験を積むことができました。



 一方で、この濃い春シーズンの中でチームの短所や自分の欠点も明らかになりました。判断力、技術、体力等挙げればキリがありませんが、まだ修正が効く今向き合えたのは幸運と言う他ありません。リーグ戦まで日を数えると余裕の無さに驚きますが、まだ間に合う、まだ強くなれると心に言い聞かせながら練習に励みたいと思います。



次は同じく筋トレのシフトが被りがちで順調にベンチが伸びているらしい3年の一乗くんに回します。

2022年7月13日水曜日

次のシーズンに向けて

キャプテンの英正先輩からまわしていただきました、2年の井原啓太です。英正先輩の主将という重責を担いながらも個人としてのプレーはもちろん、後輩の話にもいつも耳を傾けてくださる姿勢を尊敬しています。

当事者意識を評価していただきましたが、春シーズンはありがたいことに多くの試合出場機会をいただくことができたからだと思ってます。


さて、春シーズンは阪大戦という1つの目標に向かい試行錯誤を重ねながらも確実に歩を進めてきたシーズンでありました。しかし、阪大戦は負けてしまい、それぞれが様々な反省を抱えている状態になっています。そこで次のシーズンの話をする前に、阪大戦の個人的な感想を書きたいと思います。


結論から書くとあの試合は「悪くはなかった」と思います。負けて悔しいのも勝ちたかった気持ちもありますが一旦感情論は置いておいて試合内容を振り返ると、試合運びの悪さやミスの多さ、得点を取りきる力の低さが直接的な負けの原因と言えます。しかしこれらは、チームとしては終盤の課題です。サイン自体が伝わっていないことや、DFの仕組みを理解していないと言った段階は既にクリアしているからです。負けという結果は結果ですが、春シーズンでの成長を実感でき次に繋がる予感をもたらしてくれた試合はやはり「悪くはなかった」のではないでしょうか。


しかし、「悪くはない」試合をするために日々の練習に取り組んでいるわけではありません。次こそはと皆が心に誓っており私もその一員です。


では、次のシーズンに向けて私ができることは何であるかを考えると、練習の質を上げることに貢献することではないかと思いました。このチームは頭が良すぎるせいで練習を効率的に(「効果的に」ではなく)行う傾向があることやチームメイトがお互いに対して甘すぎる傾向があるように感じています。これらの課題はおそらく長年のこのチームの課題であり、今後のことを考えても解消すべきです。そのためにも練習が試合に繋がるようなものになるように自身のプレーの質を高めるとともに他のメンバーにも良い影響を与えられるようにしていきたいです。


また、さらに個人的な課題として私には当事者意識がまだまだ足りていないことがあります。試合中も先輩が、仲間がどうにかしてくれるのではないか、という気持ちがあったのではないか、そう考えずにはいられません。最終学年になれば自ずと意識があがるとは思いますがそれまでこのままで良いとは微塵も思っていないので、いかなる場面でも当事者意識を強く、チームを引っ張るのは自分であると自負して行動したいと思います。


次はいつも下級生の意見に親身になって耳を傾けてくださっている4年生の安田凛先輩にまわしたいと思います。いつも意見をきいてくださりありがとうございます。

2022年7月9日土曜日

春シーズンを終えて

 こうきから紹介に預かりました竹歳英正です。いつも場の空気を和ませてくれながらも物事に真剣に取り組み、向き合っている姿がカッコいいなといつも思っています。こうきは名大の頭脳になってくれること間違い無いでしょう!


1年生が入部し、それぞれが自己紹介や目標を語ってくれました。一年生がたくさん入ってくれて毎日楽しくラグビーができています。ありがとう!


春シーズンも終えたということで、春シーズンを通して思ったことを書きたいと思います。


それは、新体制が始まって半年経ちましたが、何も主将らしいことをできていないなと感じるということです。

主将とはどんな人なのかは僕自身未だにわかってはいません。

主将だから〇〇をやるのか、

〇〇をやるから主将なのか。

何をもって主将を主将たらしめるのかはわかりません。

しかし、主将だからできるようになったこともいくつかあるのではないかと思います。

そのうちの一つに当事者意識をもって練習に取り組むということです。

1.2年生の時は自分のことばかり考えていて、3年生のときはチームのことを考えていたつもりではいましたが今となってみれば全然考えれていなかったなと感じています。

それが、4年生になり主将となって、何をやるにも責任が伴うようになったことで、当事者意識をもって様々なことを能動的に考えながら練習できるようになったと感じています。


秋シーズンは春シーズンよりももっと多くの試合があります。その一つ一つの試合、練習で自分が人として成長できるように当事者意識を常に持って取り組んでいきたいと思います。


次は、下級生ながらも自分の分析だけでなくチームの分析まで事細かにして、当事者意識を持って取り組んでくれている啓太に回したいと思います。

2022年7月2日土曜日

自己紹介+α

 同学科の拓歩から回ってきました、工学部マテリアル工学科の大箸晃基です。拓歩には周囲を圧倒するかわいさを見せつけられていつも感服させられています。これからも切磋琢磨して頑張ろう!

今回は自己紹介と入部した経緯について書きたいと思います。

僕は名古屋高校でラグビー部に所属しており、高1.2ではセンター、高3ではフランカーをしてました。小中と野球をやっていて高校でも続けようと思っていたのですが、名古屋高校の野球部はあまり強くなく、やるからには強いとこで全力でやりたいということでラグビーを始めました。

名古屋大学に合格した時、ラグビー部に入ろう!と思っていたのですが週5という事実を知り、足が遠のきました。4月になり色々な部活の新歓をまわってその部活の先輩と話す機会がありました。○○部と迷ってるという旨を伝えると「○○部よりここがいい!ここが凄い!」と他の部の先輩は話してくださるのに対して「ラグビー部はここがいいんだー」と比較でないただラグビー部のいい所を話してくださる先輩達の雰囲気にとても惹かれました。また新歓に行くうちに同期の仲間と仲良くなり、この仲間となら週5がキツくても楽しく大学生活をできるだろうと思い入部に至りました。

もう2ヶ月前になりますが先輩の皆様新歓お疲れ様でした。今これだけ大人数の同期と楽しくやれているのも新歓で頑張ってくださったおかげです。本当にありがとうございました。お調子者としてこれからも迷惑をかけるかもしれませんが何卒よろしくお願いします。

さて、同期が全員書き終えたということで次はラグビー部のキャプテンであり自分と同じLOのブラザーでも面倒を見てもらっている英正先輩に回したいと思います!よろしくお願いします。





2022年6月30日木曜日

自己紹介+目標

 同期の花梨から回ってきました、工学部マテリアル工学科の鈴木拓歩です。花梨からはいつも元気をもらい、僕ら選手を支えてもらってます。いつもありがとう!!


今回は初ブログ!ということで自己紹介と今年の目標について書こうと思います。読みづらいかもしれないですけど大目に見てください。

僕は一宮西高校出身で高校時代はラグビーをしていてポジションはNo.8とセンターをしていました。高校時代は自分のトライよりチームで取るトライの方が好きだったのでオフロードパスをするのが好きでした。また、好きな食べ物はかつ丼で、好きなスポーツは野球とバスケです。(もちろんラグビーもです!

自己紹介はこのへんにしておいて名大ラグビー部に入部した理由を書いていきたいと思います。最初は大学で部活に入る気はなく、特にラグビーを続ける気は正直なところ全くなかったです。ですが細道を訪れた際、熱心に勧誘をしていたラグビー部の先輩方に誘われ、1度だけ体験に行ってみようと思いました。初めて行った体験が久々のラグビーだったので少しラグビー部に興味を持ち、その後何回か体験に行かせていただき先輩方のあたたかさ、同期の楽しさに惹かれて日に日にラグビー部について考える時間が増え、入部宣言するまでに時間はかかりましたが入部することを決めました。ギリギリまで待ってくださり自分の選択を優先してくれた先輩方、入部してない時期に仲良くしてくれた同期のみんなには今でも感謝してます。最高のチームメイトになることができてよかったです。ありがとう!!

次に今年の目標について書きたいと思います。今年は大学ラグビーに慣れ、チームに貢献できるよう任されたポジションは全うするつもりでいます。また、自分は体重が重すぎるので動ける体重にし、ラグビーを本気で楽しむことを目標にして日々努力していきたいと考えてます!これからよろしくお願いします。


次は僕と同じ学部学科で新歓時期から仲良く、同じ日に入部した晃基に回したいと思います。同期の中で一番生意気ですが、一番ラグビーが上手く頼りになる男です!よろしく!!