2025年12月16日火曜日

ラストブログ

拓歩から回ってきました。4年衣川航太朗です。

拓歩はチームの規律を重んじたり、夏明け以降のきついフィットネス練で周りを鼓舞し続けたり、今まで以上に厳しさを求めたり、今年1年最高学年として強い自覚を持って部活に臨んでいたと思います。昔はメソメソしててメンタルも弱かったのに、最近は自分の意見をしっかり言えたり行動で後輩を引っ張ったり、ほんとに成長したなぁと思います。また拓歩のブログを読んで響かなかったBKはいないと思います。4年間色んな葛藤があってここまでFWを支えてきたんだと感じました。東大でもFWを引っ張って、また拓歩個人としてもいいゲインを連発して勝利に導いて欲しいです!

さて、東大戦まで残りわずかとなり、自分のラグビー人生に終わりが見えてきました。高校から何気なく始めたラグビーですが、今の生活からはとても切り離せないものとなっていて引退後は部活にかけていたエネルギーをどうしようか悩みどころです。ラストブログということでありきたりですが、これまでの振り返りとみんなへの感謝、そして東大戦への思いを綴り、このブログを締めくくりたいと思います。最後まで読んでいただけると幸いです。

4年間の振り返り。

まず1年生の頃。最初は同期が沢山いるのが多分みんな嬉しくて、毎週のように泊まっていたのを覚えています。またこの頃は浪人明けにいきなり激しい部活に入ったもので、月1くらいの頻度で肉離れしていました。同じポジションでブラザーの先輩が颯さん、雄一郎さんと勝てるわけが無いと思っていた節があり、たまに怪我明けに試合に出させてもらっては「1年生だから好きなプレーし放題や」と気楽にプレーしていました。チームのために何ができるか、とか考えたこと無かったです。しかし冬の東大戦に敗れ先輩方が本気で悔しがってる姿を見てようやく、チームの勝ちに貢献したい、主力として活躍していきたいという思いが芽生え、本気で練習やウエイトに取り組むようになりました。今思えば1年生のこの時期にチームのために身体を張ったり、練習中に発言できる1年生はまじですごいと思います。いつも支えてくれてありがとう。またこの1年の時のオフシーズンにオカケンさん、常光さんと食事をした際、「縦の繋がりが強い方が、ゴール前ディフェンスみたいな本当にしんどい時、チームメイトのために身体を張れるようになる」と助言頂き、今でもその言葉を忘れず、練習後などに後輩とよくご飯に行く今の自分が形成されました。

2年生の頃。オフでますかいとウエイトで競い合い体重を10kg増やし、闘志をむき出しに春シーズンをスタートしましたがまた肉離れ。これを機に完治するまで1年間、FWに身を置かせて頂くことになりました。高校3年間フランカーだったのにも関わらず、名大のラインアウトやモールの精度の高さに全然ついていけずかなり苦労した記憶があります。他にも自分の技術不足を自覚しました。しかしポッド戦術の中、自分の強みである球を貰う時のスピードを意識してバックスから球をたくさん貰いゲインに繋げられるようになりました。阪大戦、入れ替え戦、東大戦と大事な試合全てでトライをおさめることができ、自信がついた1年間でもありました。

そしてラグビーが1番楽しかった3年生の頃。FWからBKへ再転向し、バックスとして本格的に試合に出始めた年で、毎練習、毎試合成長を感じていました。この頃はおとと13番のポジションを争いフルコンの練習でも普段の試合でも、敵に勝ちたいってよりかはおとに負けたくないっていう思いで臨んでいました。特段13番に固執していた訳ではないけど、13番で出た方がポジション争い勝ちだね、みたいな雰囲気が同期内にも流れていて、引くに引けませんでした。13番としてディフェンスではおとに負けているけどそれ以上にアタックでは勝っている自信があった。でも合宿一発目のメンバーは自分が11でおとが13。そのとき名大はディフェンス重視のチームなんだと改めて実感し、そのとき大地さんやハヤテさんに、「おとみたいなドンピシャタックル何回も見せたら13で出してください」と駄々をこね、合宿でもリーグ戦でも敵を殺す気持ちでタックルし続けました。リーグ戦2戦ほど戦ったあと、「ウイングで頑張って欲しい」と告げられ本当に悔しかったのを覚えています。結果的にポジション争いは負けてしまったけど、常にライバルを意識して競い合えて上達している感じが最高で、濃密な1年間だったと思います。今の下級生にはメンバーに入ることにこだわりを持って、もっとバチバチポジション争いをして欲しいと思っています。うちの同期はその点、先輩も食ってやるぐらいのギラつきがあっていい学年だったと思います。試合に出れないことに慣れてしまったら選手としても男としても成長出来ないと思うので、強気で頑張って欲しいです。

そして最終年、ラグビーが大嫌いになった年でした。オフシーズンに同期と部室で戦術について話し合ったり、年間を通した練習プランを話しているうちは、俺らの代でリーグ昇格、両定期戦勝利が叶うと確信しこれからの1年をとても楽しみにしていました。シーズン初めは対外試合がなかったため自分達の実力を見誤り、今年の名大は弱い、ということに中々気づけなかったです。国公立戦で例年なら普通に勝てる相手に対して厳しい試合を強いられ、そこでようやく「あれ、俺たち大して強くない?」と思い始めました。またこの頃から自分のメンタルも落ちまくり、チームのお荷物となりつつあるバックス、その責任者である自分、その自分がチームの勝利に貢献できていない現実に対して絶望感を覚え、この頃からリーグ戦で愛教に勝つくらいまでに、数え切れないくらいに部活を辞めてもっと気楽な人生を歩みたい、と考えるようになりました。でもここで逃げたら積み重ねてきたもの全部失う、ヘタレな人間になってしまう、と何度も自分に言い聞かせグラウンドに向かったのを覚えています。その後も愛工大、そして阪大に敗れ、今年の俺たちは弱い、ということが徐々に確信に近づいていきました。しかしまだ現実を受け止められず、そのまま合宿へ。ここでまさかの6試合全敗。また個人的にもフルバックとして出場しキックミスをしまくりチームの敗北の一因となり、以降プレーすることに対する恐怖を覚え始めるようになりました。この合宿は最悪な意味で一生忘れられない思い出となりました。しかしここでようやく、本当にようやく、自分たちの弱さに向き合い、大幅な戦術変更、練習の強度変更をする大きなきっかけになったと思います。チームとしてかなり勇気のいる決断だったと思いますが土門さんの押しで前に進めることができました。リーグ昇格は叶いませんでしたが、リーグ戦や近頃の練習を通してこの路線変更をチームみんなで正解に近づけつつあると思います。この間の愛教戦で、国公立戦以降ようやく報われた気がしました。

つらつらと述べてしまいましたが、今年何とか走り続けてこれたのは同じように苦渋の思いをしていた同期、しんどいチーム状況でも俺らに真っ直ぐついてきてくれた後輩がいてくれたからです。本当にありがとう。4年間、時には腐った気持ちで練習に行くこともありましたが、しんどい練習も乗り越え、壁にぶつかったら試行錯誤し、みんなと本気でラグビーに取り組んできたおかげで宝物のような4年間になりました。この4年間のラグビー人生が、本当に自分を強い人間にしてくれたと思います。

お世話になった皆さんそれぞれに感謝の気持ちを述べたいと思います。

まずスタッフさん。

色んな学年色んな人のブログを読む中で、スタッフはモチベーションの維持が難しい中、自分の存在意義を見つけ、チームのために貢献してくれてると学びました。テーピングのフィードバックを求めてくれたり、マッサージや栄養学講習をしてくれたり、レフリーを学ぶ人まで。自分の時間を犠牲にして人のためにここまで頑張れるみんながいるからこそ、恵まれた環境でラグビーできました。本当にありがとうございました。

次に1年生。入部していきなりレベルの高いことを要求して大変だったと思う。クソしんどい夏場のフィットネスもあった。でもみんな歯を食いしばって練習についてきて、デカイ先輩にも怯まずタックルにいってほんまに頼もしかった。今年ほんまはもっと試合に沢山出してあげたかったけど、おれらの実力不足でそんな余裕がなかった、これはほんとに申し訳なく思ってます。来年は試合に出るチャンスもっとあるから、怪我だけはせんように。これからのオフシーズン、ポジション関係なくアホほど飯食って筋トレしてデカなって、上級生を脅かしてほしい。これからもどんどんボトムアップでチームを強くしていって欲しい!

次に2年生。大学から始めた人ばっかりやのに今年はそんな2年生にすごい救われた。2年生ながら試合でも活躍を見せてくれ、新しいポジションにもチャレンジしてくれ、練習の雰囲気作りも主体的に取り組んでくれ、今年のチームに必要不可欠な存在やった、ほんまにありがとう。自分にも他人にも厳しくできる人が多い2年生ならこれから先もっと成長出来ると思うし、期待しています!あと個人的に2年生のことむっちゃ好きで、練習前後に話してる時間が楽しかった。気軽にご飯誘ってくれたり嬉しかったからこれからもいっぱい飯いこう!

次に3年生。おれらと1番長くラグビーしてきたけど、こんな俺らに1年間ついてきてくれてありがとう。今年は試合も多く出て見るからにみんな疲労困憊だったのに、合宿もリーグ戦も最後まで身体を張り続けてくれて助かった。特に和也、陽太。練習や試合を進めていく上で2人の存在が大きかったです。練習メニューやサインの提案をしてくれたり、時にはバックスの指針を決める時に2人の意見に頼ることもありました、ありがとう。来年もっとバックスが強くなって、バックスでトライを量産することを楽しみにしています!それと3年生全員に。チームを作ってく上で色々ミーティングしたりすると思うけど、それって結局全部机上の空論で、いざ練習や試合になると中々思い通りに進んで行かへんと思う。だからこそ余裕を持って短期目標を決めていくのと、シーズン初期からチームを厳しくしていって欲しい。おれらを反面教師にして、来年は春シーズンから勝ちまくってほしい!

次に同期。負けたけど4年間よく頑張ったよ、みたいなシャバい結末はいらん。何がなんでも勝ってこの4年間を笑って締めくくろう。絶対に最後まで走り続けて戦い抜こう。去年東大に負けて引退した先輩や、監督、コーチ、スタッフさん、みんなの思いを背負って絶対に勝とう。

次に土門コーチ、谷口監督、院生の方々、藤本さん、OBOGの方々、サポーターの皆様、部に関わってくださった全ての皆様に、この場を借りて感謝申し上げます。部を運営していく上で皆様の多大なるご支援を痛感しました。それぞれの時間や労力を切り崩しラグビー部へ時間を割いていただき、プレーに対する助言や時には厳しいお言葉を頂くこともあり、皆様の支えのもとプレーできました。本当にありがとうございました。

最後に。

おれはこの東大戦に勝ちたい思いは人一倍強いと思います。というのも1年生の頃から、同期と一緒に最高学年として強いチームを作りこの試合に勝つことを楽しみにしてきた。この1年でラグビーが嫌いになったけど、この試合だけは絶対負けたくないって思い続けてきた。この1年の結果だけ見るとおれらは弱いけど、その評価は東大ボコって覆そう。また、一昨年の東大戦、去年の東大戦でトライを取った時の景色をもう一度見たい。あの時のチームの一体感、心の底からの喜び、もう一度味わいたい。今年の阪大戦は怪我で出れず、本当に悔しい思いをした。東大戦こそは自分の力でチームを勝利に導きたい。もう失敗にビビってプレーするのは辞めます。ラグビー楽しんでる時が1番ラグビー上手いと思うから、この試合は誰よりもラグビーを楽しんで絶対にチームを勝利に持っていきます。そんな気持ちで試合に臨むので、みんなよろしくお願いします。

次はますかいに回します。ますかいは尊敬する所が多いやつで、いざと言う時ハッキリ意見を言えたり、怪我しても全然練習を休まなかったり、チームを鼓舞する言動を取れたり、そんな性格のため部員からの信頼も厚く、とにかく凄いやつです。練習後にすぐに彼女へ連絡する姿や何時間も部室のソファで爆睡する姿、ミーティング中に「〜はさておき」「まぁ要するに」みたいな感じでいきなり仕切りだす姿を見れなくなるのは寂しいですね。また1年の新歓時期の初期の初期から思い出があり、こうして最後まで一緒にいれること嬉しく思います。試合がんばろな!!

2025年12月14日日曜日

個性

大気から回ってきました。4年の鈴木拓歩です。

大気は3年の秋から就活だったり、実習だったりと1年とても忙しい中、チームのために自分のやるべきことを考え行動している姿を尊敬しています。

特にリーグ戦以降、実習の中、試合だけは時間を作ってチームのために動き、誰よりも声を出す、そんな姿にチームが鼓舞されました。頼もしい声をありがとう。

また、大気は個人的に本心を語り合える相談相手だと勝手に思っています。4年間いろんなことがあったけど大気が同期でほんとによかった。

 自分にもとうとうラストブログが回ってきました。みんなのラストブログを読んで、入部した経緯や4年間考えていたことなど直接聞けなかった思いを知って驚いています。

また、入部した頃に比べて、達筆になっているのを見るとみんなそれぞれ成長したんだなと感慨深く思います。

 ブログを書くのも今回で最後かと思うと少し寂しい気持ちにもなります。振り返ると4年間(今回含めて)で9回書かせていただきました。書く時期によってこれからの目標だったり、自分自身の思いだったりをつらつらと書いてきた記憶があります。そんなブログも今回で最後。長々と書きますがお付き合いください。過度な意見もありますがお許しください。

 自分は高校時代No.8やCTBをやっていました。大学に入ってもはじめは高校時代にやっていたCTBを志望してパス等のスキル練に励みました。そんな中迎えた合宿前。自分のポジションに転機が訪れました。当時のCTBの先輩方はパスもヒットもキックもリーダーシップもあり、自分が到底勝てそうな相手ではありませんでした。しかも、その先輩方は4年生ではないため、自分が2年生の1年間を試合に出れないと思い、ポジションを変えることを決意しました。それはPRです。入部当時から恵まれた体格もあり、体重面ではそこまで苦労しませんでしたが、スクラムもラインアウトも高校時代はほとんど関わってこなかったため細かい技術にとても苦労しました。特に基本的なスクラム姿勢も身についてなかった自分には大きな壁がありました。合宿や秋のリーグ戦ではありがたいことに経験を積ませていただきました。また、当時の同じポジションの先輩方にはたくさん指導していただきお世話になりました。

 しかしながら学年が上がるにつれ、当然当時はかなわなかった先輩方は引退され、自分がなぜPRをやっているのか?と自問する日々も増えてきました。失礼に当たりますが、自分はPRはラグビーのすべてのポジションの中で体重さえあれば誰でもいいと思っていました。走れなくてもいい。パスできなくてもいい。そんなポジションだと認識していたからです。だって、明らかに花形ではないじゃないですか。世界の有名なPRを皆さん何人思いつきますか?反対に有名なSOやCTBを何人思いつきますか?

多少の傲慢さはありますが自分はそこそこ足が速く、そこそこパスもできると自負しています。なので自分がPRでいる必要がないとまで思いました。

特にポジション決める際を例に挙げますと、自分よりパスが上手くないCTBと自分とスクラムはほぼ互角だけどパスが放れないPRとどっちもそこそこできる自分。この3人から2人スタートに選ぶ際、あんたならどの二人をどう選びますか?

答えは明白です。自分がPRに選ばれるはずです。総合力で比較する際、自分以外の2人を比較してしまいます。スクラムに苦手意識がある自分にとっては”総合力”なんていい迷惑です。

 そこを評価されて試合に出させていただいているのは分かっていましたが、ラグビーがいやになり始めました。こんな考えを持つ選手もチームにとってはいい迷惑ですよね。

スクラムでボコボコにされても、自分には「やりたくないポジションだから負けても仕方がない」と保険をかけ続けていました。

 ラグビーは15人とスポーツでは多くの人数がプレーできます。ラグビー部に勧誘されるとき、1度は耳にした言葉があると思います。それは「いろんな個性、長所を生かせるスポーツ」。たしかに、足が速かったら、キックが蹴れたらBK。身長が高かったらラインアウトジャンパー。身長がなくてもタックルやフィットネスで頑張ればバックロー。とスタートに選ばれることができます。

 ただ一つだけ、体重が重いからPR。この理論は理解しがたいですね。

やりたくないポジションを体重があるからという理由でやらされている。技術では負けてないのに、体重があるからPRを任される。理不尽なスポーツです。

―じゃあ、パスやキック等のスキルあるPRが試合中に自由にすればいいじゃないのか?

それは無理ですね。戦術としてFW8枚の動きはある程度決まってます。FWが一枚自由に動いてしまうだけで戦術が崩れてしまいます。

このような考えのもとやっていたので、BKの方々にはFWよりも高いスキルが求められます。スキル上達に励んでください。じゃないと、試合中本気でキレそうになります。

 ですが上級生になるにつれ、定期戦の負けられない雰囲気を感じるにつれ、スクラムで負けるのが自分のメンタルにまで影響しました。その結果プレーにも現れました。

それが嫌で、秋シーズンは毎年のようにスクラム基礎のコソ練をしました。スクラムで負けるのが嫌で、それをフィールドプレーに影響してしまうのが嫌で。

初めは自分一人でやっていたのですが、日が経つにつれ同期も一緒にやってました。地道なコソ練だったので同期が一緒にやってくれてメンタル的に助かりました。ありがとう。

 FWリーダーとして迎えた今年からは同期でスクラム前列組むことが多くなり、ほんと頼りになりました。試合中に上手く行かず、落ち込んだこともありました。ですが同期が近くにいるから自分も最後までスクラムに対して向き合うことができました。また、練習でもたくさん引っ張ってくれてありがとう。

 今年一年を振り返ると春から試練続きでした。自分がチーム事情でFWリーダーながらCTBへ転向かと思った矢先、チーム事情でまたPRでプレーをしてました。今思うと慌ただしい春先でした。チームの弱点であるスクラム強化のために体重増加とスクラム基礎徹底を目標にFWのチーム作りをしましたが、阪大には及びませんでした。その後の合宿も全敗。積み上げてきたブロックが壊された感覚でした。

秋のリーグ戦では、別の課題も生じました。それはベンチワークです。試合前に描いていた通りの交代指示が考えられなかったり、安易な考えで控えを全員出してしまったりと反省ばかりの秋でした。チーム事情で院生の方々には何度もお世話になりました。時には直前の連絡になった際も快く承諾していただきました。この1年、院生の方々にはほんとにお世話になりました。ありがとうございました。

 夏以降戦術も変わり、フィットネスもよりきつくなりました。自分たちの決めた方針に対し、後輩達がくじけず、ついてきてほしかったのもあり、フィットネス後にはどれだけ自分がきつくても励まし合おうと決めてやってきました。数回自分がきつすぎてチームのみんなに声かけできないときがありましたが、後輩のほうから直接励ましてくれた時は涙がでそうになるほど嬉しかったです。この行動がどれだけチームに影響を与えられたかわかりませんが、一人でも勇気付けられていたら嬉しく思います。

FWリーダーの自覚のもと、1年過ごしてきましたが、ついてきてくれた後輩には感謝しかないです。無理をさせ複数ポジションやらせてしまったこともありましたが、みんなが後輩でよかったです。みんなの純粋に物事を受け取り、実践してくれる姿勢はありがたかったし、先日の3年試合での下級生からの積極的な発言だったりを見ていると、引退後も安心して名大ラグビー部を観れそうです。応援してます。

 後輩にはいくつかお願いがあります。

FWの後輩はもっと頭を使って、柔軟に考えてラグビーしてください。

というか、せっかく頭がいいから使わないともったいないです。頭を使ってラグビーした方がプレーの幅も広がるし、絶対楽しいです。

ATではサインの長所、短所を理解して、相手のDFに対して選択していかないといけません。DFでは一人に詰めるのはいいですが、相手のしたいATを読んでください。特にWTBのDFは大事です。微妙な上げDFほど意味のないものはありません。ただ1余りの状況を止められると最高に気持ちいいのでDFの勉強頑張ってください。

あと一つだけ。名大ラグビー部で何か1番になれることを見つけ、それを自信にしてやっていってください。何でもいいです。ラグビーに関わる直接的なことはもちろんですが、筋トレや飯トレ、声の大きさとかでも構いません。とにかく”1番”になることが大事まだと思います。こだわってください。

 東大戦まで残り1週間。

東大戦はありがたいことに1年生から出させていただきました。3年前とても緊張したのはずっと忘れられないです。先輩達の魂こもったプレーに大きな拍手、歓声。東大戦は特別なものだと感じました。

 選手もスタッフも全員で“最後”の80分間戦い抜きましょう。一人一人が最善を尽くしましょう。

今年1年の締めくくりとして勝って終わりましょう。

 所々多方に攻撃的な文章となってはしまいましたが、これを名大ラグビー部に所属している鈴木拓歩としての最後のブログとしたいと思います。

 名大ラグビー部で自分と関わってくださった先輩方、後輩、4年間苦楽を共にし、最後まで一緒にいてくれた同期。4年間ありがとうございました。

入部するか迷っていたし、途中やめたくなる時もありましたが、大学生という貴重な時間を名大ラグビー部で過ごさせていただいてほんとによかったです。

人として大きく成長できました。大切な仲間もできました。嫌な思い出、苦い思い出も消えるくらい楽しかった思い出しかありません。ほんとにありがとう。

 最後にはなりますが、谷口先生、土門さん、藤本さん、OB・OGの方々。名大ラグビー部に携わっていただいているすべての方々。本当にありがとうございました。

皆様のご支援・ご声援のもとこの1年間やりとげることができました。

改めて感謝申し上げます。

この気持ちを東大戦勝利という形で還元できるよう残り短いですが練習に励んでいきます。

 次はきぬに回したいと思います。きぬは今年一年BKリーダーとしてラグビーに対し真摯に向き合っていたと感じます。特に戦術が変わる中、それに応じたメニューを考え、チームを勝たせようとしていた点は見ていて尊敬してます。

そんなきぬともラグビーをするのはあと少し。入部してすぐはお互い肉離れしてグラウンドの端からプレーを見ることが多かったけど、東大戦は最後までグラウンドの中でプレーしよう。

2025年12月12日金曜日

感謝と困難と仲間に囲まれた日々

 おとから回ってきました、4年の木下大気です。


おとは、共に初心者として入部し、今では考えられませんが、一緒にバックスリーをやっていたこともあり、自分の中でも大きな存在です。時には胸ぐらを掴み合ったこともありましたが、僕のラグビー人生には無くてはならない存在であり、彼の勇敢な突進に何度も勇気づけられました。身体の醜さと引き換えに初心者の頃からは到底想像がつかないほどの体格、パワー、インパクトを手にし、今ではBKディフェンスの要です。


東大戦でも名大のディフェンスを盛り上げてくれ!!!


このブログが4年間のラストブログということで、自身の4年間を振り返ってみようと思います。


1年生では、初心者としてラグビー部に入部し、物理的にも精神的にもものすごく大きな先輩方ばかりで、不安もありつつ、期待に胸を躍らせ、先輩方への憧れを抱き、僕のラグビー人生がスタートしました。初心者練習では、毎日フルコンという今では考えられないような練習でとても苦しい思いをしましたが、日々成長していく実感がありました。同じ初心者の同期とも切磋琢磨し、毎日がめまぐるしく過ぎていきました。あの時の初心者練習があったからこそ、その先のつらい練習も乗り越えられたんだな、と思います。当時の先輩方には本当に感謝しています。


2年生では、怪我に悩まされ、とてもつらい日々でした。ただ、今思うと、怪我に慎重になりすぎていたとも思います。その時に、頭のねじをいくつか外さないとやっていけないんだな、と実感しました。この年の阪大戦で、定期戦初出場を果たしました。結果は全く振るいませんでしたが、名大の代表として試合をする責任感・高揚感・充足感みたいなものを感じていたような気がします。当時は目の前に必死すぎて何にも覚えていませんが。本当に目の前、自分のことに必死でした。2年ながらスタメンとして活躍する同期や、1年から出場していた後輩など、すごくうらやましかったです。どうしたらもっと上手くなるのか、常に考え続けて、上手くいかない日々でした、今ではそれも良い経験だと感じます。この年の4年BKリーダーの一乗さんには、本当にお世話になりました。圧倒的なキックスキルはさることながら、動じないメンタルなど、選手として、先輩として、とても偉大な存在でした。何度も支えてくださり、続けることができました。ありがとうございました。


3年生では、出場する機会は徐々に増えてきて、だからこその課題も山積みで、成長と困難が両方訪れた1年でした。やはり試合に出てこそのラグビーだと、きつい練習も試合のためなんだと実感しました。そして、後輩も多くなり、今までは自分のことで精一杯だった自分も、上級生として周りのことも考えようと意識しました。この代では、はやてさん、だいちさん、りょうすけさんという大きすぎる先輩方がBKにいたため、とても心強く、この1年の間に少しでも技術を盗んで成長できるよう、必死でした。同時に、自身の壁にもぶつかった1年でした。試合に出る、スタメンとして定着するためにどうしたら良いのか、日々葛藤でした。この年から病院実習も始まり、学校と部活の両立も鍵となった一年でした。そして、この1年でもう一つ重大な役割を任せていただきました。新歓隊長です。自分が新歓でしていただいたこと以上のことを当時の1年生にしてあげられるよう全力で挑みました。たった数ヶ月の取り組みでしたが、沢山の困難があり、くじけそうになったこともありましたが、やりきることができて良かったです。結果、16人の1年生が入ってくれ、達成感に満ちあふれました。後輩はみんなかわいいですが、特にこの代の子たちは特に思い入れがあります。新歓隊長を頑張って本当に良かったと思いました。


そして、4年生になりました。期待1割、不安9割で始まった1年です。最高学年として、キッカーとして役割を全うするためにオフ期間は自主練に明け暮れました。春シーズンでは、国公立大会など苦しい試合もあり、課題は残ったもののキックを強みにできたのではないかと感じます。阪大戦でもフル出場することができ、名大のキッカーとして全力で戦いました。しかし、今までの先輩方が偉大すぎました。これまでの先輩に追いつくことができなかったことが悔しい春シーズンでした。もっと視野を広く、客観的に考え、練習をするべきだったと今になって思います。そして、秋シーズンでは、病院実習により部活になかなか参加できず、外からみる形になってしまいましたが、外から見て、改めて部活の楽しさ・輝きを感じました。自分が選んだ部活はここで間違ってなかったんだなと実感しました。


4年間を振り返ってみて、本当に辛いことの連続でした。4年としての責務も満足に果たせなかったと思います。この4年間の間に、何度も何度も心が折れかけました。折れきったこともあります。「あの時やめていたら。。。」なんて考えることも多々あります。正直、初心者から大学ラグビーを始めるのはすごく大変だと感じます。しかし、ここまで続けてくることができました。4年間ラグビー部にいます。正直、意地でしかないです。そういうものです。ですが、大学で部活をすることでしか得られない経験、景色があります。それは今、この環境でしか手にすることができません。僕たちは非常に希有で貴重な経験をしているんです。部活を続けていることに後悔はありません。数々の困難を人一倍経験してきた自分が言っているので間違いありません。ここまで続けてこられたのは、違いなく周りの人たちの支えがあったからです。同期、先輩、後輩、両親、先生方などたくさんの人の支えによって今の僕が成り立っていると感じます。


先輩方。本当にたくさんの先輩方のお世話になりました。ラグビー部の魅力に気付かせてくれた新歓。右も左も分からない自分を1から育ててくれた初心者練習。手取り足取り教えていただいたキック練習。練習や試合ではシビアな意見も交えてたくさんのアドバイスを下さいました。本当にありがとうございました。


後輩たち。僕は大きい背中で魅せるような先輩ではありませんでしたが、それでも先輩と思ってくれて、時には慕ってくれてありがとう。その中でも先輩後輩関係無くたくさんの意見をくれて、フラットな話し合いができて、本当にかわいい後輩に恵まれました。この先、心が折れそうになる瞬間はいくらでもやってくると思います。部活をやめることも悪い選択肢とは正直思いません。ですが、この部活は今この瞬間しかありません。この先、同じような経験は絶対にできません。同じ「勝利」という目標のために色んな人と本気で意見をぶつけ合って、倒れるまで走りまくって、身体がボロボロになりながらもひたすらに努力を続けて、悔しさや無力さから沢山の涙を流して、それでも色んな人たちから期待されて、多大なる支援をしていただいて自分たちの勝利を沢山の人と喜び合って、、、こんな経験は二度とできません。だからこそ続ける意味があると思います。今、周りにいる仲間は一生の仲間になると思います。長くなりましたが、ぜひ、自分自身が一番良いと思う選択をしてください。自分を大切に、頑張ってください。つらくなったらいつでもどんなことでも気軽に相談待っています。


両親。普段は感謝を伝えるのは苦手なので、ここで少し書かせてもらいます。僕はずっと実家に住んでいるため、部活から帰ったら沢山ご飯を用意してくれて、くっさい練習着を洗ってくれて、部活に必要な物を用意してくれて、時には心の支えにもなってくれ、本当に感謝しかないです。本当にありがとう。


そして、同期。いつも1番近くにいて、気兼ねなく意見を言い合える仲間でした。時には喧嘩もしたし、険悪になった時もあったけど、辛い時にも楽しい時にも苦しい時にも常に近くで切磋琢磨してこれて本当に良かったです。同期として厳しい言葉も伝えてくれて、心が折れそうになったときはご飯に誘ってくれて、気が済むまで笑い合って、時には両手にマックを持ってきてくれて、本当に良い同期に恵まれたと思います。みんながいたからここまで続けることができました。本当にありがとう。最後の東大戦。引退試合。必ず勝とう。勝って終わろう。


最後になりますが、谷口先生、土門さん、藤本さん、OB・OGの皆様、名大ラグビー部を支えてくださった全ての方々、本当にありがとうございました。皆様からの多大なるお力添えがあったからこそ、4年間続けることができ、この1年間ラグビー部を運営することができました。誠に感謝申し上げます。


次はたくほに回します。

たくほとは一緒にDFメニューを考え、沢山の話し合いをしてきました。彼はとても視野が広く、部のことをしっかりと考えて常に行動しているのが節々からすごく伝わるのですげえなって常々思っています。秋シーズンでは、フィットネス終わりに部員みんなとタッチしていますが、くせえなと思いつつも、最高学年としても自覚や覚悟が伝わってくるので、自分としても誇らしいです。たくほには公私ともに色々なことを相談することもあり、自分がちょうど言ってほしい、かゆいところに手が届くような、それそれ!って思うような意見を言ってくれるので、話していて楽しいです。くじけそうなときにも相談に乗ってくれて、今まで何度も何度も助けられました。本当に感謝しています。ありがとう。


FWリーダーよ、東大戦でフォワードを引っ張ってくれよ。絶対勝とうな。


2025年12月10日水曜日

4年間で得られたもの

かりんから回ってきました、4年の彦坂です。最初はあんなにいた同期の女子スタッフもかりん1人になってしまいました。そんな中でもかりんは人一倍選手のことを考え、スタッフとして働いてくれました。感謝してもしきれません。男しかいない中ご飯に行って僕たちのしょうもない話をいつも笑ってくれたかりんは本当に我々の母親的存在でした。ほんとに4年間ありがとう!!

東大戦も全力でぶつかるから最後まで見ててね!

4年間最後のブログということでまずはこの4年間を振り返りたいと思います。

まずは1年性。誰よりもダサい入部宣言で入部しました。最初の1年は頭のネジを外せず、びびっていました。ケガとも言えないケガで練習できない時期も長かったです。それもあり、大きくモチベを落とした時期もありました。

それでもそんな期間を乗り越えて2年生。春シーズンはWTBとして運良く出場機会がもらえました。阪大戦も出してもらえました。また、WTBだけでは4年間生き残れないと考え、FBにも挑戦しましたが全く上手くはいきませんでした。

合宿から秋シーズンは試行錯誤の半年でした。合宿では全然上手くいかず、2年生3人で仲良く干されていたのを思い出します。出場機会を求め、1年生試合で始めてやったCTBにも挑戦しました。リーグ戦では多くの出場機会をもらえ、大きく成長でき、初めてのトライも取れました。

2年生での出来事としては入れ替え戦での大戦犯は今でも鮮明に覚えています。あれのおかげで自分の1つのミスによって負けてしまうラグビーの怖さを知りました。負けてはしまいましたがあれのおかげで自分は大きく成長できたとおもうのであの大事な試合にラグビーを始めて2年も経たない人間を出していただけたことには感謝しています。

最後の東大戦には出場することはできませんでした。東京まで行って1分も試合に出れず、めちゃくちゃ悔しく、来年は絶対に東大戦に出ると心に誓いました。

3年生では絶対にCTBとして東大戦には出るという目標を掲げて春シーズンに臨みました。3年生の1年間はポジション争いをしていたきぬのおかげで大きく成長できたと思います。自分がきぬと勝負するにはATはどう考えてもきぬには勝てないのでとにかく詰めのディフェンスを磨きました。自分が多少タックルを外しても絶対にカバーしてくれる涼介くんの存在も大きく、詰めのディフェンスをかなり上達させることができました。よくわからんウイルスにもかかったし、細かいケガも多かったですが、東大戦にCTBとして出場するという目標は達成できましたが、勝つことはできず悔しい思いをしました。

そして4年生。自分がチーム全体を見て、ミスをカバーしなければならない立場になりました。当然自分がミスすることはできないので思い切って詰め切ることが3年生より難しくなりました。また、BKを引っ張るという意味ではきぬに頼りすぎてしまったと大きく反省しています。阪大戦で負け、合宿で全敗し、チームとして方向転換をしていい方向には向かえましたが、中部愛工に勝ち、入れ替え戦に進むことは叶いませんでした。

正直4年間で何度も心が折れかけました。合宿で干されたとき。入れ替え戦で負けたとき。東大戦に出れなかったとき。愛工戦で思い通りにプレーできなかったとき。例を挙げたらキリがありません。

初心者は特に心が折れることは多いと思います。毎年春には新入生が入ってきていつポジションを取られるか怯えることになるし、ポジションによっては試合のメンバーに絡めない時期も長くなってしまいます。

僕も完全にやる気をなくし、他の遊んでいる大学生を羨ましく思ったときもありました。しかし4年間経った今、全くそうは思いません。たしかに初心者からラグビーをするのは大変で、それを放り投げて4年間遊ぶだけなのは楽しいし、そういう大学生活も全然ありだとは思います。でも僕自身はラグビー部での4年間で遊ぶだけでは得られない経験や人間関係を得ることができたと思っています。チームの誰かや他のチームに勝つためにどうするかを考えるような経験は遊んでるだけでは得られない経験だし、ここまで深い関係性の同期や先輩、後輩にも会えなかったと思います。特に初心者のみんなにとって4年間はきついこともたくさんあるかもしれませんが、やりきったときには大きなものが得られると思います。絶対に4年間やりきりましょう。辞めたくなったら辞める前に誰かに相談しよう。

後輩へ

これまでついてきてくれてありがとう。正直別に上手くもないし威厳のない先輩だったと思います。うざい絡みもたくさんしました。こんな先輩にはならないほうがいいです。後輩のみんなが頑張っているから自分が頑張れた側面も大きかったと思うのでその点でも感謝しています。あと1週間ちょい東大戦まであと少し力を貸してください。

同期へ

自分が4年間続けられたのはみんなのおかげです。同期に負けたくないという気持ちがラグビーをやるエネルギーになっていたし、部活外でもいつも一緒にいるのは同期でした。色々ぶつかりもしたけどそれも1つの経験として大きく成長することができました。本当にありがとう。これ以上は寒いのでここでおわっときます。

東大戦勝とう。

最後になりますが、谷口先生、土門さん、藤本さん、名大ラグビー部を支えてくださった全ての方々、本当にありがとうございました。みなさんのお力添えがあったからこそ、この1年間不自由なくチームを運営することができました。改めて感謝申し上げます。

次は大気に回します。大気とはこの4年間色々ありました。初心者連でボコボコにされたり、電車の中で大喧嘩をしたりもしました。頭のおかしい木下くんではありますが、実習で部活にいない期間は寂しくはありました。実習から帰ってきて声で練習を盛り上げる様子を見るとおれらには大気が必要なんだなと改めて実感しました。

でもやっぱり頭がおかしくて絡み方も僕を遥かに凌駕するウザさなので過剰摂取すると胃もたれします。やっぱり1週間に1回くらいでいいや。

東大戦でも熱苦しくてバカでかい声頼んだ!

2025年12月8日月曜日

大正解でした!

 せいやから回してもらいました。4年スタッフの菊池花梨です。

自分のブログを書くまでは同期のブログを読まないと決めていたので、私へのコメント部分のみせいやに教えてもらったのですが、今、うれしい気持ちでふわふわしています。

なぜか話しやすい雰囲気で、だけど割としっかりしているせいやは、当然周りからも頼りにされていて、ずっと私が目指してた姿だなあ、と正直羨ましく思っていました。部活をしていく中でお互い悩むこともたくさんあったけど、心の友(笑)として一緒に乗り越えてこれて良かったなと思ってるよ。こちらこそ今までありがとう!恥ずかしいのでここまでにしておきます!

ラストブログを書くにあたり、先輩方のブログを読み返したら、昨年先輩方が引退された時点で最終学年という実感はあったはずなのに、また改めて最後なんだなあと実感しました。この1年本当に怒涛だったなと思います。

言葉にするのが上手じゃないので、ブログもすごく読みにくいと思いますが、自分の気持ちをしっかり書くので読んでくれたらうれしいです。

まず嬉しかったこと。

3年生から外傷最高学年となり、以前から力を入れたいと思っていた緊急時の対応を任せていただくことが増えました。ご助言をいただきながらEAPを作成し、チーム全体で緊急対応の練習を重ねました。昨年冬のオフ明けからは何回するんだ!ってくらい練習をしたと思いますが、実際に怪我が起こった場面で、選手が進んで担架を運ぼうとしてくれる姿やベルトを素早く巻いている姿を見て、練習したことがしっかり役に立っているなと感じました。緊急対応をしなくていいことが1番嬉しくはありますが、とても嬉しかったです。また、他大学のスタッフの方から「参考にしたい」と声をかけていただいた時は、他チームにも良い影響を与えられているのか、、と嬉しく思いました。大好きな先輩方から直接褒めていただけた時もとてもとても嬉しかったです!!

まだまだたくさんありますが、あとは自分の中で大切にしておこうと思います。

つぎに悔しかったこと。

合宿での試合が負けで終わってしまったことが本当に悔しかったです。阪大戦ももちろん悔しかったけれど、今年の合宿は部活史上1番悔しかったかもしれないです。スタッフだから直接試合に関われないことは分かっていたけれど、普段より近くで長く選手を支えられる環境だったからこそ、もっと何かできたんじゃないかと考えて悩んだ記憶があります。だからか合宿後は一層部活に熱が入りました。それは私だけではなく、みんなも同じだったと思います。暑い中フィットネスまでやりきり、疲れてるけど清々しい顔で練習を終えてく選手の姿をみると、勝ちに向かって頑張ってる彼らが本当にかっこよくみえました。おこがましいですが、こんなに熱くてかっこいい人たちを支えているんだなと、嬉しく誇らしく思いました。負けはすごく悔しかったけれど、それをバネに部活に取り組めたことは本当に良かったなと思います。

私は多分、考えすぎる負けず嫌いなのですが、そんな自分自身にもちょっと悔しさがあります。同期スタッフの2人と比べて、私にはこれといって強みがないなと思ってしまうことが多々あって、私がここにいる意味はあるのかとくよくよしていた時期があったからです。しかし今振り返ると、ラグビー部のために動くことは、なんでも自然と頑張れていた気がします。言い方は少し照れますが、私はラグビー部のみんなのことが結構本当に好きです。それが私の強みで、ラグビー部にいた理由だったのかなと思います。

ここからは感謝ゾーンです。

最高学年なってからは、責任感や義務感に飲み込まれそうになりましたが、それを乗り越える中で同期スタッフの存在に本当に支えられました。ありきたりだけど、2人の自由かつ真剣に部活をしてる姿に何度助けられたかわかりません。3人の感じてることや考えてることが同じだった時は、2人が同期でよかった〜と思いました。辛い時、上手くまとまらない拙い言葉でもしっかり聞いてくれて、2人には頭が上がらないなと思ったよ。この1年、1番支えてくれたのは2人だと思っています。はちくん、せいや、本当に本当にありがとう。

明るくて元気な後輩に元気もらったことも何回もあります。かりんさん〜ってキラキラした目で話しかけてくれて、こんな後輩に恵まれて私は幸せだなと思いました。ずっと一緒に部活したいなと思いました。実習期間は部活に行けなくてたくさん迷惑かけたと思うのに、変わらず接してくれたり私の体調を気にかけてくれたり、、嬉しかったです。

みんなはすごくやる気に満ちていて自分のやるべきことが明確になっていて、素直にかっこいいなと思います。自分が大事だと思うことを大事にしながら信じて進んでほしいと思います。自分のやっていることに意味はあるのか?と思ってしまう時もきっとあると思いますが、4年間部活して気付いたのは、確実にラグビー部のためになっているということです。見えない仕事も多く不安になるかもしれないけれど、みんなの一つ一つの仕事でラグビー部は上手く成り立っていると思います。適度に休憩しつつ楽しく部活してくれると嬉しいです。

同期は、入部当初から印象は変わらず、元気だな!です。ですが、4年生になってからの彼らはまた一味違って、ちゃんと先輩になっていました。練習や試合で見せる姿とオフにふざけている姿のギャップがすごくて、何だこの人たちは?!と思うと同時に、こんな人たちと同期でいられるのは図々しいな自分にはもったいないなと感じます。それくらいすごい人たちだと思います。試合で負けた時には自分たちが1番悔しいはずなのに、勝てなくてごめんなって言葉をかけてくれて、胸がぎゅっとなりました。最後の試合ではその言葉を聞かなくていいように、できるサポート全部します。勝とうね。

話すのも得意じゃなくて、仲良くなるのが遅くなっちゃった気もするけど、いまはみんなと同期でおれて本当に幸せだなと思っています。引退まであと少し、これからもよろしくね。

音楽しかやってこなかった私が急に飛び込んだラグビー部でしたが、なんやかんや、とっっても楽しかったです。以前母が、花梨が選ぶ道は間違ってないと言ってくれたことがありましたが、ラグビー部を選んた事もやはり間違いじゃなかったです。大正解だったと思います。 

最後になりますが、谷口先生、土門さん、佐々木先生、藤本さん、OBOGの方々、そして名大ラグビー部を支えてくださる全ての方々に感謝申し上げます。たくさんの方々の温かいご支援により、4年間部活ができたのだと感じています。ありがとうございました。

ブログを書いてて思いましたが、感謝することが多すぎます。次はおとにブログを回すのですが、おとにももちろん感謝していることがあります。意識しているのか分からないけれど、おとはドリンクを運んだ時、毎回ありがとうって言ってくれます。別にありがとうって言われるために運んでいるわけではないけれど、なんだか認められた気がして、頑張るぞーー!!ってなります。ありがとう。

プレーでは、1番大きい声を出してるし全力でぶつかりに行ってて本当にBKなのか?初心者から始めたのか?って思ってます。東大戦でもそんなプレーがみれるのを楽しみにしてるよ!

2025年12月7日日曜日

多様な見方は人生の味方

一熙から回ってきました、4年スタッフの吉川晴也です。僕自身ハーフを経験した身であるからこそ、大学から始めた一熙がこの4年間どれだけ努力してどれだけ苦労したのかがすごく伝わってきて、とても尊敬しているし、一熙がテンポの良いパスや的確なハイパントをした際には、自分のことのように嬉しくて、頑張る力をもらっていました。ありがとう。

 これからもいつも通り機嫌万全で頑張ります。東大戦はただただ信じてます。

冒頭にはなりますが、お世話になった方々に感謝申し上げます。佐々木先生、谷口先生、土門さん、藤本さん、院生の方々、OB・OGの方々、そして名大ラグビー部に関わってくださったすべての皆様、4年間ありがとうございました。最高学年となり、多くの方々に支えられていることを強く実感いたしました。残りの東大戦まで変わらぬご支援・ご声援のほどよろしくお願いいたします。

さて、いよいよ最後のブログとなってしまいました。ブログは人に向けて書いているようでいて、その実、自分自身に向けて書く、自分自身を映す鏡のようなものだと思っているので、とても恥ずかしいという気持ちと同時に、これほど真摯に部活と向き合い、考えに考え抜いてきたからこそ、こうして自分の想いを綴ることができていることに喜びに似た何かを感じています。

特に僕は、思っていることを内に抱え込んでしまって、なかなか人に伝えることがないので、これを読んで驚かれる部分もあるかもしれませんが、最後なので赤裸々に綴っていきたいと思います。

 まずは、選手経験者のスタッフという視点から書いていこうと思います。僕は高校でSHをやっていました。3年間やり抜いたものの、中学時代から頭痛や吐き気を感じることが多く、毎朝吐いたり、学校や部活に行けなかったりすることがあり、とてもしんどかったので、大学ではスタッフという道を選びました。今でこそ、スタッフ14人中6人と男性スタッフの割合が多くなり、選手経験者の子も2人増えましたが、入部当初は恭司と僕しかおらず、恭司が入部していなかったら確実に僕は入部していませんでした。

 それだけスタッフという仕事に対して自分がやっていけるのか不安があり、選手経験者としても自分には何ができるのか模索していました。

 恭司や先輩方も書いていましたが、正直「なぜ自分のためになるわけでもないのにこんなに人のために頑張っているんだろう」、「なぜ誰からも知られず、褒められるわけでもないのに影でこんなに時間を費やしているんだろう」、「今何してるんだろう」とスタッフの仕事に対する意義を感じられない瞬間も多々ありました。

 でも、選手からの「ありがとう」とチームの勝利に救われて、続けてこられました。ドリンクを運んだときのほんの些細な「ありがとう」だけで本当に救われる日があります。今までの自分が報われた気持ちになります。この一年は、スタッフLINEへの連絡にリアクションボタンをもらえるだけでも報われた気持ちになっていました。末期です。

また、1、2年のときは中途半端な立ち位置だと感じることもとても多かったです。選手が先輩後輩含め、いろいろな人と繋がりを深めていく中、自分のシフト外での練習や筋トレの際に話していた内容についていけなかったり、ご飯や遊びに参加できなかったり、スタッフとしても異性の壁を感じる場面があったりと、特殊な立ち位置でどちらにも馴染みきれない、どちらにも所属しきれない、そんな孤独感を感じることもありました。選手・スタッフどちらとも尊敬していて仲良くしたいし、良いとこ取りができると甘い考えでいましたが、最初の方は都合よく行かず、関わり方は本当に難しかったです。

 でも今は本当にこのポジションでよかったと感じています。選手経験があるからこそ選手の努力や大変さを他のスタッフの誰よりも実感していると思うし、選手経験があるからこそスタッフの仕事の大切さやスタッフの熱意を感じられていて、本当に尊敬する人たちと一緒に部活ができて、貴重な時間を過ごすことができて幸せです。

 また、男性スタッフが増えて、選手経験者の後輩ができたこともよかったなと感じています。後輩に対してある程度道を作ることができたのかなと思うので、これからさらに幅を広げて、より良いスタッフ組織を作っていってくれることを期待しています。

 最近は、台湾遠征に向けてフィットネスに参加させてもらっているのですが、とても楽しいです。もちろんしんどいです。もちろんしんどいのですが、選手のしんどさや努力を少しだけ共有できているようで、それが何よりも楽しいです。2年のときに初めて選手の試合の反省を見たとき、大量に書かれていてとても感動したのを鮮明に覚えています。ラグビーに対する熱意をすごく感じて、この人たちの支えになりたいと、そのとき初めて強く思いました。しんどさが分かるからこそ、チームの勝利は自分のことのように嬉しく思います。

余談ですが、明日12/7は一宮高校と旭丘高校の定期戦(秋山杯)のOB戦に参加するので怪我をすることなく勝てるように頑張ります。

次に、後輩スタッフのみんなに学年ごとにメッセージを送りたいと思います。実は、ブログの内容を考えるにあたり、1番最初に思い浮かんだのが後輩スタッフへのメッセージでした。10月頃にはもう浮かんでいて、それだけが構想にある状態でした。

 本当にこの一年、いろいろな話を聞かせてもらいました。合宿での話し合いだったり、1、2年生とは面談をさせてもらったり、3年生や一部の人とはまた別の機会でしっかり話を聞かせてもらったりして、とても貴重な時間でした。一人一人考え方が全然違って、学ばせてもらうことだらけでした。なかなか余裕がなくて、心配をおかけすることもありましたが、できるだけ一人一人としっかり向き合いたいと考えていたし、様々な価値観に触れ合う瞬間は自分の人生を彩ってくれて、楽しかったです。

 ただのお節介で烏滸がましいことかもしれませんが、たくさん話を聞かせてもらった身として少しメッセージを書かせていただけたらなと思います。

1年生へ

 もうほんとにそのまま進んでいってほしいなと思っています。これは決して投げやりな言葉ではなくて、3人ともラグビー部スタッフの仕事に活きるバックグラウンドがあって、3人の性格やスキルが良い意味で方向性が違ってトライアングルみたいでバランスがいいなとか、4年スタッフに似た雰囲気を少し感じるなとか勝手に思っていて、着実に進んでいけば心配ないと思っています。本当にこの一年、1年生とは思えないほど積極的に仕事をしてくれて、分析については1年生にたくさん任せたいと思うほど頼りにしてました。これから後輩ができて大変なこともたくさんあると思うけど、3人で話し合いながら着実に進んでいけば大丈夫だと思います。短い間だったけどありがとう。みんなが成長していく姿を少ししか見られなかったのがとても残念です。これからも応援しています。

2年生へ

 ほんとにいろいろな意味で大変な代だなって思います。みんななら心配ないという気持ちとそれでも心配に思ってしまう気持ちと半々です。僕から言えるのは、焦らないでほしいなということです。とても真面目で貪欲な人が多いからこそ、現状に満足できず不安になってしまったり、人と比べて落ち込んでしまったりということが多いと思いますが、みんななら焦らず落ち着いてやれば何も問題ないです。むしろ、視野が広がっていろんなことが見えてくると思います。今年は上級生が抜けている中で下級生でありながら自立して責任を持って行動してくれて、本当に助かりました。その反面、責任を感じさせすぎてしまったことを申し訳なく思っています。2年生のみんなはもっと間違えたっていいと思います。来年からはより責任も伴うけど、間違うことは決して悪いことではなくて、誰でも間違うし、間違うことでしか気付けないことの方が多くて、過度に気にする必要はないと思います。また、それぞれ得意不得意があって、その人にしかできないこと、その人がやるべきことがそれぞれあるので、その個性を大切にしてほしいです。自分をよく知ることが相手をよく知ることに繋がり、自分を信じることが相手を信じることに繋がると思います。本当に応援しています。今までありがとう。

3年生へ

 以前一人一人しっかり話せたので、特に伝えたいことはないです。ただ1つだけ、そのときにも話したように、メリットだけじゃなくてデメリットやリスクを考えながら、全体最適を目指していってほしいです。この1年、スタッフ組織をまとめるということが本当に大変だったので、来年もきっと想像以上に大変だと思います。でも何も心配していないです。みんななら大丈夫だと信じています。何か言えば言うほど失礼じゃないかと思うくらいです。3年間ずっと支えてくれてありがとう。次のスタッフ組織を楽しみにしています。

後輩スタッフへと書きましたが、最後に同期スタッフ、同期選手にも書きたいと思います。

同期スタッフへ

 本当にこの一年は、2人に支えられました。2人がいなかったら間違いなく潰れていたし、自分が間違った方向に進んだときに止めてくれたのも、みんなで同じ方向を向き続けられたのも本当によかったです。この4年間いろいろあったけど、2人と最後まで部活ができてよかったです。ありがとう。あと少し一緒に頑張ろう。

同期選手へ

 今まで本当にありがとう。我が強すぎる代だったけど、一緒にこの貴重な4年間を過ごせて本当によかったです。

 東大戦は負けたら許しません。阪大戦は今までで1番悔しかったです。中部大戦はメディとしてあるまじきほど試合中に声を出しました。愛工大戦はビデオを撮りながら悔しさを押し殺しました。

東大戦は絶対に勝ちたいです。勝って嬉し涙で終わろう。

最後に。僕は、中学の頃から大切にしている座右の銘があります。それは「多様な見方は人生の味方」というものです。人生で1番辛かった中学時代にリフレーミングという考え方に出会ったことがきっかけでした。物事の善し悪しは考え方次第であって、様々な見方・考え方を持つことで自分や他の人に良い影響を与え、自他ともに人生を豊かにすることができると考えています。常日頃から1つの物事に対して多角的な視点で考えることを心がけています。

 このラグビー部での4年間は、選手の視点、スタッフの視点だけでなく、多くの人の考えや価値観を学ぶことができ、入部前とは比べものにならないほど、人として大きく成長できました。毎年やめたいと思うほど辛いこともたくさんありましたが、その辛さからも学ぶことだらけで、今の自分がいるのは関わってくださったすべての方々のおかげです。この経験は間違いなく自分の今後の人生の味方となってくれると信じています。

 改めて今までありがとうございました。

次は花梨に回します。

花梨とはこの1年特に仲良くなって、弱音もなんでも話せる仲になって、花梨がいてくれたから部活頑張ろうと思えたし、1番の心の支えでした。考えすぎてしまうところが似ていて、何度も挫けそうになったけど、一緒に乗り越えられて、花梨がいてくれて本当によかったです。今までありがとう。あと少し一緒に頑張ろう。

2025年12月5日金曜日

尊敬と感謝

 晃基から回ってきました、4年の大杉一熙です。

ラグビーに関してずっとシビアな意見を言ってくれて、自分を成長させてくれました。冷静な判断と分析ができることも尊敬してるし、これほどまでチームが走れるようになったのは1番走れて1番厳しさを求めることができる晃基が引っ張ってくれたからだと思っています。

男子校のスピリットは消えないだろうからこれからも馬鹿みたいな話しよう。

さて、ラストブログとして過去の振り返りと思っていることを書こうと思います。自分語りになりますが、読んでいただけると嬉しいです。

中高6年間吹奏楽部をやっていましたが、とにかく真反対のことがやってみたくて新歓で1番かっこいいと思ったラグビー部に入りました。運動経験のない吹奏楽部の人間が、ラグビー部に入ったらどこまでやれるのかといった純粋な興味しかなかったです。

初心者練の初日のフィットネスでガゼル5本を全力で走り、これが4年間続くのかと一瞬で後悔した記憶があります。ただ、そこでやり抜くことができたのは院生の方々がタックルを受けまくって下さりアドバイスを下さったおかげ、初心者組が極限にきつい中で支え合えたおかげだと思います。

2年になり、スクラムハーフになった事の重大さを感じ始めました。パスは練習しても全然上手くならないし、新しく導入されたポッド戦術で左右の判断なんてもってのほかでした。上手い後輩が入ってくる中で、悔しさというか無力感しかなく、半分匙を投げていたと思います。

3年生になって少しパスやキックに自信がつき始めました。ようやく個人練でやってきたことが結びついてきたと感じ、春シーズンも試合に出る機会が多くなりました。秋は先輩のプレーをみて、4年生になってこのポジションを引き継ぐことに不安しかありませんでした。涼介さんのアフターのパス、キック練やメンタルケアなしには2、3年は乗り越えられるものではなかったです。本当にありがとうございました。

4年になり、春シーズンはハイパントの精度を自分の強みにできたと思います。ただハーフとして最も重要な、球を速く捌いてテンポをつくりゲームメイクをするというところに関してはあんまり成長できませんでした。阪大戦の敗北、合宿の全敗を重ねて戦術を試行錯誤し、ようやく方向性が決まった中のリーグ戦1試合目で鼻を粉砕してしまいました。自分としては肝心のリーグ戦における私立との試合に関わることができず、1番成長できるであろう試合をまた見逃し、チームとしてAリーグ昇格という目標も達成することができませんでした。

色々後悔が残る部分もあるし、なんで大学でこんな苦労してるんだ?って思ったことも多かったですが、ここに入って正解でした。この部活は僕に全てを教えてくれたと思っています。

先輩も同期も後輩も、誰を見てもこうなりたいと思わせてくれる人ばかりでした。練習や試合での盛り上げ、小さな気遣い、人としてのマナー、縦横のつながりの強さ、挑戦する姿勢。名大ラグビー部に当たり前のようにある文化は、どれも本当にかっこよかった。

大学に入るまで、自分は「努力が取り柄」と思っていました。でもこの部には、自分の想像を軽く超える努力を当たり前のように積む人が何人もいて、そんな仲間に囲まれながら必死に食らいついた4年間は、かけがえのないものです。人間としてもプレーヤーとしても、この部活に育ててもらいました。
残された恩返しのチャンスは東大戦のみです。
この部活に関わる全員が報われるよう、絶対に勝ちにいきます。

そして最後になりますが、

佐々木先生、谷口先生、土門さん、藤本さん、院生の方々、OB、OGの方々をはじめラグビー部に携わって下さった全ての方々、多大なるご支援とご協力のおかげで今活動できていることを強く感じています。本当に4年間ありがとうございました。

同期へ

最高の同期に恵まれて本当に幸せでした。苦しかったことも楽しかったこともエピソードなんてあげたらキリがないけど、とにかくアツくて義理堅い同期と過ごした4年間は宝物です。本当にありがとう。

次は晴也にまわします。

同じハーフ出身で練習合間に茶々入れてくることが多かった晴也になんだかんだ助けられてました。スタッフの仕事の取りまとめから色々な相談役まで担ってめちゃくちゃ苦労したと思うし、自分の知らないところで部活のために沢山頑張ってくれてる所に本当に感謝しています。体調万全、機嫌も万全で東大戦までよろしく!!

2025年12月3日水曜日

切望

 恭司から回ってきました。4年の大箸晃基です。すでに何度も書き直しているほど恭司には書けること、書きたいことが多すぎます。君が自分の目標のために必要なことを理解して、大変なことにでも挑戦しているところ、本当に尊敬しています。

たぶん一番マッサージしてもらったし、精神面でも支えてくれてありがとう。2年のときとか、悲しいことも多かったけど、嬉しい場面の前振りにしたいね。



冒頭にはなりますが、谷口先生、土門さん、藤本さん、院生の方々、OBOGの方々、そして全ての名大ラグビー部に携わってくださった方々、4年となって改めて多くの支援のおかげで活動ができていることを強く感じ、その支えのおかげで一年間なんとか走り切ることができました。4年間本当にありがとうございました。



最後のブログということで今までの先輩のブログを見返して何を書こうか参考にしようと思いましたが、自分にはあのような感動的ブログは書けないなと思いました。とりあえず4年間を振り返って、自分の考えや思っていることを書こうと思います。



なんと母校の名古屋高校が今年の花園に出場することが決まり、OBとしてはとてもうれしいです。一方で5年前の苦い記憶を思い出します。

約10年間野球をしていて、やるからには強いとこでということでラグビーを始めました。経験者も多い中、最後の1年はすべての試合に出していただき、花園予選決勝を迎えました。今でも最後のマイボールのプレーは鮮明に覚えています。キャプテンからパスを受けて、タッチライン際を走ったところタッチに出され相手ボールに。それがチームの最後のマイボールでした。試合後は任せてもらったチームメイトへの申し訳なさで立っていられないほど泣いていました。結局は試合には出ていたものの、必死に食らいつくことしかできなく、勝利に導けるような力がありませんでした。この試合は僕の人生で唯一後悔していることです。



時は流れて大学1年生。入部を最後まで迷った理由も高校でのラグビーでした。高校にはうまい人もたくさんいましたが、僕自身はラグビーがうまくない。彼らはすごいのに、自分の実力のなさのせいで周りからたいしたことないと思われるんじゃないか、というのが懸念点でした。入部してからはなるべく試合に出て、とにかく結果を出したいと必死でした。試合には出ているもののやっぱり自分はうまくなく、勝ちに近づけられるような選手ではなかったです。


2、3年生では様々なポジションをやってみたり、できるとも思ってなかったパスやステップなど練習してみたり、プレーの幅を広げられた2年間だったと思います。


4年生になり、チームの戦略や方針、練習を考えることはもちろん、チームを引っ張る立場というのは大変なものでした。僕自身は背中を見せるタイプではないので勝ちという結果で貢献したいと思っていました。そんな矢先の「WTB起用」これはたまげましたね。まさかの事態でここにきてまた新しいことという感じではありましたが、楽しくなんとかやれたと思います。しかし、春シーズン締めくくりの阪大戦で敗戦、合宿でも全敗という結果でした。試行錯誤しても試合には勝てず、個人として勝ちに導くためにやってきたことも、結果がすべてを否定します。この時期は本当に苦しかったです。

その苦しく先行きが不透明な状態も、合宿後から状況が好転したように感じます。4年で迷走していた考えも一つにまとまり、「とにかく走る」という代にとても合った戦い方になったと思います。ただ、これも違う意味でとてもきつかったんですね。フィットネスを決める側として、誰を基準にフィットネスをするのかとか、それによって楽になる人が出てこないかとか、、本当に悩みました。最終的に地獄の9月が完成しました☆。それでもチーム全体、本当によく頑張ってくれたと思います。迎えたリーグ戦、結果としては勝ったり負けたり、春のシーズンを考えたらかなり健闘をしたと思います。個人としても勝利に貢献できる選手に少しずつなれてきたのかなと思ったり。しかし、目標のAリーグ昇格には届きませんでした。



先ほどから幾度か出てきたり、僕からも直接「結果」という言葉を聞くと思います。よく僕は過程や努力より結果に重んじているという話はすると思いますが、それは決して過程や努力を軽んじているわけではありません。人はそれぞれ目標を立てて、それを達成するために努力をすると思います。ならば、その辛くてもした努力を目標を未達成のまま美談にするのでなく、自分自身で肯定するためには目標を達成する必要があると思っています。皆さんも、今年4年が掲げた目標のためにいろんな努力してきたと思います。血反吐を吐くような練習をしたり、部活なんてやってる場合じゃない肉体的、精神的な状態でもグラウンドに向かったと思います。負けはやってきた努力の否定ではないけれど肯定にもなりません。勝つことでしか私たちがやってきた努力を肯定できません。阪大戦やリーグ戦で達成できなかった分、東大戦に勝つという結果で私たちの努力を肯定してやりましょう。



同期へ。4年間いろいろありましたね。最初は選手12人スタッフ6人もいたのに今や合計13人しかいない。プロテインの取り合いだの、間違えて入った駐車場でお金払わされただの、しょうもないことで喧嘩しましたね。結局4年になってもミーティングの終わる時間で喧嘩になりましたね。こういう与太話ならいくらでも出てきてしまう。いろんなこと話したし、迷惑もたくさんかけたと思う。この同期と過ごしたラグビー部での4年間は、何にも代えがたい日々でした。本当にありがとう。

俺たちはまだ、必死で頑張ってきた4年間の努力を肯定できてない。1年間ついてきてくれた後輩たちに何も返せてない。なんとしてでも東大戦勝つぞ。



次はかずひろに回します。

お互い男子校出身で、馬鹿みたいな話をしたことしか記憶にありません。

吹奏楽からラグビーを始めて、しかも責任の重くて難しいポジション。個人的にハーフはかなり大変だろうなと思っていたけど、かずはその分すごい努力をしたんだなと感じています。難しいこととか求めてしまうけど、それくらい最後の試合に勝つにはかずのプレーが重要だと思ってます。頼むぞ!!

2025年11月30日日曜日

味方

立樹から回ってきました。スタッフ4年の八窪恭司です。立樹は術後で辛い時期が多かったと思いますが、いつも明るく接して笑わせてくれます。また、夏には、ビデオを代わりに撮ってくれたり、ドリンクや氷を作ってくれたり、スタッフの仕事までやらせてしまってごめんね。嫌な時もあっただろうに嫌な顔せずいつも手伝ってくれてありがたかったし助かりました。引退してもいっぱい遊ぼうね!笑



さて、ついに僕にも最後のブログなるものが回ってきました。昨年までは先輩方の心が熱くなるようなブログを読んで感動していたものを自分が書く番になったんだなと不思議な気持ちです。

自分は4年間を過ごして正直に今思っていることを書こうと思います。

少し長くなりますがお付き合い頂けると幸いです。



僕のラグビー人生は思いもよらぬ形で始まりました。将来プロ野球・メジャーリーグのトレーナーになりたい。だから、サポートする側の人間として成長したいと思い、新歓の雰囲気が好きで、怪我が多く、テーピング技術も学べ、将来に活かせることが多いラグビー部にスタッフとして入部しました。

男性スタッフとしては僕が1番目に入部し、先輩にも男性スタッフはいなかったため、男性スタッフとして、組織に所属させてもらえるようにプラスアルファのサポートができるようにしようと強い志を持って入部を決断しました。

その事から、スタッフとしての基本となる仕事である練習・試合準備、ビデオ撮影等と共に主に選手に対して、ストレッチやもみほぐしを提供できるよう精進し、マッサージベッドも部室に置かせて頂きました。出る杭は打たれるとよくいいますが、1年生の時からこのように好き勝手やらせて頂いた僕の行動を受け入れ、許容し、さらには「すごいねありがとね」と言ってくださった先輩方、試合前の大事な体を預けてくださった選手の方々には感謝しかありません。本当にありがとうございました。


今までは選手としてスポーツに関わっていた中でサポートをする側に回ったことで最初は慣れないことも多く、先輩の気づきの視点や仕事の速さにまだまだできないことだらけだなと感じることも多かったですし、プレーをしない側として部活に関わる上ではじめは練習中等に自分は今何をしてるんだろうと感じることも正直ありました。しかし、スタッフの先輩方から仕事内容について学び、多くの事を経験しながら仕事もこなせるようになれ、スタッフの方々それぞれの部活に対する強い思いを感じる中で目立ちはしないし、成果も正解も見えにくいスタッフの仕事の中で毎日当たり前のように練習ができる環境を静かに整えることの大切さ、その上で選手と深く関わりサポートし、選手と共に熱い気持ちで試合に向かって行くということを学べたと思います。



2年生になってからは人として大きく成長できたと思います。はじまりは大切な同期が部を去っていったことです。本当にショックだったし、結構辛い時期であったと思います。この時には部活に対して真摯に向き合うことができず、申し訳ないことをしていたと思っています。すみませんでした。

また、「どうしたら良かったのか」「正義とは何か」「部活とは何か」「自分は何がしたいのか」「なんでラグビー部にいるのか」再度深く考えることができたと思います。そんな葛藤の続く中、アメリカへ留学に行きました。アメリカでの、自分がマイノリティーである事や価値観、文化が多様な世界での経験が自分を人としてさらに成長させてくれました。


世の中、世界にはいろんな人がいます。よく、「ロング派かショート派か」のように、両極にある、2元論での議論になる事があるかと思います。

皆さんの答えはなんですか?


この問いに対してどっちかに絞って回答していないですか??

ボブが好き、ミディアムが良いというように中間のような立ち位置のものが好きな人もいるはずですし、ロング派の人でも、どのくらいのロングですか?肩まで?腰まで?

また、ここまでの話であなたが想像しているのは男性での話ですか?女性での話ですか?誰に対してでも当てはまりますか??


回答はもちろん、質問の捉え方もとにかく、みんな人それぞれです。スペクトラム的に考えると良いと思いますが、そのスペクトラムの中でみんなそれぞれの考えを持っていると思います。さらにそのスペクトラムの軸は「ある問いへの考え方」「個性」等無限にあります。

だからこそ話し合いが必要だし、チームスポーツでは特にお互いの考え、強み、苦手な所を理解して補填し合う事が大事なんだろうなと思うようになりました。



脱線してしまいすいません。話を戻してこれらの時期を超えて、3年生。上級生、さらには外傷としては最高学年という事で気持ちを新たに部活に取り組みました。

ありがたいことに後輩スタッフのみんなに頼ってもらえることも増え、選手にも怪我、テーピング等信頼してもらえることが多くなり良かったと思います。しかし、自分のことは良いですが、他の人も巻き込んでスタッフという組織を引っ張って行くことの難しさを感じた一年でもありました。



4年生になり、組織を運営する事の難しさ、スタッフをまとめ、導いて行く事の難しさを再度痛感しました。

春シーズンは実習に行っていた事で部活に来れないことが多く、対応について晴也、花梨に任せることが多くなってしまい、部活に行けるようになった合宿以降も積極的にコミュニケーションをとって組織を管理、コントロール、コーチングすることはできなかったと感じています。


また、今年はチームとしても辛いシーズンでした。

阪大戦の敗戦、合宿の全敗。

阪大戦では、試合終盤から救急車対応のため管理人さんと言葉をかわしていましたが、ノーサイドの笛の瞬間「あ、今名大が負けました」と冷静に言葉を並べた瞬間を今でも鮮明に覚えています。春シーズンチームに対して深く関わることができなかった不甲斐なさからか、救急対応という場面で冷静だったのか、淡々と冷静でいられた自分が悔しかったです。


合宿後からの練習は見ていても目に見えてわかるきついものであり、夏からそんな練習をやり切った選手たちには尊敬の念しかありません。

最後の東大戦。そんな選手たちがベストな状態で臨め、勝てるように最後の最後までサポートできるようにしたいです。



最後に、お世話になった方々へこの場を借りて感謝申し上げます


佐々木先生、谷口先生、土門さん

いつも、熱いご指導ありがとうございました。皆様の熱いご指導にスタッフである僕も感化され、もっと頑張らないと、他にやれることがあるのではないかと考えることができました。


藤本さん

テーピングや各種講習会等で様々なスキルや知識、考え方を学ばせて頂きました。また、昨年から2年間連絡をとらせて頂きながら、部活の時間以外にも頼らせて頂きお世話になりました。サポートする側の人間としての軸を作って頂いたと思っています。本当にありがとうございました。


OB・OGの皆様

いつもかわらぬ温かいご支援を頂き、部を円滑に運営するため多くのサポートをありがとうございました。100周年を迎える来年以降も応援よろしくお願いいたします。


同期

僕が本当に部活を辞めず続けられたのはみんなのおかげです。個人的に辛い時期にもみんなの何気ない一言が僕を救ってくれていたし、新歓の時期に留学に行く事を快く受け入れてくれた事、実習でいない時も応援してくれた事本当にありがたかったです。



振り返ると、苦しかったこと、辛かった事、もっと上手くできたんじゃないかと思う事ばかりでした。

でも、最後はみんなで笑って良い思い出で締めくくりたいです。もう誰も泣かない結末に。

皆様のお力添えをよろしくお願いいたします。

12月21日絶対勝ちましょう。



次は晃基にまわします。

何を書けばいいのか困るくらい晃基とは4年間濃密な時間を一緒に過ごさせてもらったと思っています。笑

自分の芯を強く持ち、それを保ち続けるプライド、行動、プレーを4年間一貫していてすごいなと本当に思います。今もとんでもなくきついフィットネス練を率いてくれていると思うけど最後、東大戦でも勝利へチームを牽引していってください!

2025年11月29日土曜日

橋のような人

 らなちゃんから回ってきました、4年の代の村上立樹です!らなちゃんの文章見てると僕ってただのかまちょでしか無いですね、反省します。らなちゃんは練習やテーピングするときに勤勉さをとても感じます!


さあさあやってきましたラストブログです。ラストブログ第一号は最後の年を怪我でおじゃんにしてしまった私となりました。僕に今学期に入ってから会って無い方はご存知ないと思うのですが、あれは4月の中旬のことでした。キックキャッチフォローランという練習中、キックキャッチでジャンプをしたら左膝に全体重がかかってしまい、左膝前十字靭帯損傷という怪我を負ってしまいました。この怪我を負ったら基本的に1ヶ月後とかに手術をするのですが、手術をしてから6ヶ月後までどのスポーツも出来なくなります。9ヶ月経てばラグビーやアメフト、柔道といったフルコンタクトスポーツが出来るようになります。僕は手術をしたのが、5月なので来年の2月までフルコンが出来ません。自分は2年3年の頃は一切怪我をしていなかったのでまさかこのような大怪我を負うとは思いませんでした。自分は結構自分に甘いタイプなのでこのような言い訳出来る理由があると言い訳して堕落してしまうのですが、今年は航太が怪我人のことを見てくれて一人できついことをするよりももっときつい事が出来たと思います。また、藤本さんやはちやのトレーナーさんにはリハビリで一杯しごいてもらいました。あのときはとてもきつかったですが、今はとても感謝しています。ありがとうございました。まだ藤本さんも航太もたくさんしばいてくれると思うのでこれからもよろしくお願いします。


今思えば4年間色々な方に支えられたな、と思いました。一年目の頃は苦い思い出が多いですが、初心者練で常光さんや澁谷さんなどに一杯しばかれたことは今でも一番きつかったと思っていてあれを乗り越えたからこそ今があると思います。また、愛知教育大学との練習試合に出て自分の試合の内容が悪くて落ち込んでいたときは西島さんやひでさんといった当時の4年生に慰めてもらったり励ましてもらいました。加えて僕はあの代の時に遅刻を繰り返してご迷惑をおかけしたので今もあの時を覚えて気をつけています。

2年目は一番自分が成長した年と感じています。センターからフランカーにポジションを移したときは雪冶さんのプレーを参考にしたり宏亮さんが試合中の反則の再開の仕方について度々質問して教えてくださったときはいい勉強になりました。

3年目は2年目の時に反して不甲斐なかったなと感じました。上級生になって自分が後輩にアドバイスをしたりや参考にされるべきなのに後輩自分の方が後輩を参考にしないといけないレベルでした。自分はかなり不器用な上に最善択を見つける事が下手だったので血迷っていたなと思います。ただそんな時でも啓太さんはフロントサイドなどでたくさん当たってくれて自分がボロ負けでもしたら叱咤激励して自分をいい方向に成長してもらったのかと思います。

このように先輩の方々に支えてもらったことを書きましたが結局はずっと同期に支えてもらっていたのだと思います。自分が遅刻したときは怒ってくれて一緒に謝ってくれたし一年の時に部活を辞めたくなったときは同期が部活に行く楽しさを教えてくれました。あの頃に自分の同期が居なかったら今いるかどうかも怪しいと思います。

僕はこれからもラグビー部にいる事になりますが、これからも色々な方や同期に支えられ、助けてもらうと思います。人間一人で生きていくことはとても難しいと思います。なのでこれからは自分が支えられた分だけ他人を支えていきたいと思います。拙い文章ではありますが、最後まで目を通していただきありがとうございました。


次は恭司に回したいと思います。恭司はいつも陽気に話してくれていつも楽しく感じます。彼と喋れるのも残り3ヶ月と考えると名残惜しく感じます。これから忙しくなるけどまた一緒に遊ぼうね!

2025年11月26日水曜日

気づき

  香月さんから回ってきました、1年スタッフの西村蘭奈です。 

 香月さんは同じメディの先輩として、本当に頼りになる存在です!責任感を持ってスタッフの仕事に臨むところやレフリーとしてラグビーの勉強に真剣に励むところに私自身いつも刺激を受けて、私ももっと成長したいと感じています。いつも笑顔で気さくに話してくださる香月さんと一緒に部活ができて嬉しいです。いつもありがとうございます!これからもよろしくお願いします!   

 入部から約半年が経ち、もう東大戦、4年生の先輩方の引退が近づいているということに実感がわかない日々を最近送っています。正直考えるだけで寂しくて寂しくてたまりません。寂しさを受け止めつつ、自分も先輩になるんだぞという自覚を持つために、今回は自分の現状について書いていこうと思います。  

 入部してからは、日頃の練習、合宿、リーグ戦…とにかく学びがいっぱいの半年間でした。少しずつ経験を積み、たくさん学び、突っ走ってきた今、ふと立ち止まって考えることが増えてきたように感じています。というのも初めは自分のことでいっぱいいっぱいでしたが、今は若干ながら余裕が生まれてきたからです。 

余裕が生まれたからこそ、見えてきたのは、それぞれスタッフの仕事に向き合う先輩方の姿です。例えば、選手の怪我の判断、試合に出場していいかの判断をどうしていくべきか真剣に議論している姿、緊急時にも冷静に状況を見て行動している姿、怪我を負った選手に寄り添って声をかけて対処する姿、スタッフとしての仕事をより良いものにするために考える姿などなど…。そんな先輩方が真剣に向き合う姿を目にして、先輩方に対してさらに憧れを抱くとともに、自分は今まで何も考えず素通りしてしまっていただけで、スタッフとしての仕事の難しさや私自身の欠点が目の前にごろごろ転がっていたことに最近になって気づきました。気づきを得て、仕事に改めて向き合って、スタッフとしての私についていろいろ考えるようになりました。   

その中で今特にぶつかっている課題は“私がメディとして何をするべきか”ということです。怪我に関する知識が未熟な中で、どう怪我を判断して、どのようにその基準を設けるべきか、私なりの選手との適切な接し方とは何か、メディとしてどのような心持でいるべきなのか、メディの難しさを感じています。今すぐ答えを出すことはできませんが、これから4年生になるまでにたくさんの経験を積む中で模索して、自分の答えを見つけたいと思っています。メディとしてするべきことが何かを考えながらも、まず今は積極的に行動して、できることをもっともっと増やしていくことを心がけたいです。

 私の全体を通しての目標として、選手に信頼されるスタッフになるということを掲げています。選手に頼ってもらうにはまだまだ道のりは長いですが、メディとしての仕事に、選手に、真摯に向き合って、この人なら大丈夫と思われるスタッフになるためにこれからも精進していきたいと思います。

   まもなく12月に突入し、東大戦も間近に迫ってきます。残り少ない期間ですが、大好きな4年生の先輩方から目いっぱい学びを得て吸収して、その姿を目に焼き付けておこうと思います。今はまだ何も思わなくても、後々その姿がまた新たな気づきに繋がるかもしれません。先輩方と過ごせる時間を大事にしながら、スタッフとして少しずつでも成長していけるように、一層気を引き締めて頑張っていこうと思います。 

  次はりつきさんに回します!りつきさんは、持ち前の明るさで場を和ませてくれる素敵な先輩です。いつだったか、私がカメラ担当の試合の日に、試合前の様子を撮っていたら突然ぬっと変顔りつきさんが現れたときはびっくりしました(笑)試合前でしたがおかげで少し緊張が和らいだ記憶があります。残り少ない期間ですが、これからもよろしくお願いします!

2025年11月23日日曜日

やらないで後悔よりやってから後悔

こうたさんから回ってきました2年スタッフの國料香月です。こうたさんには部の仕事でお世話になることが多いです。ありがとございます!今年は特に怪我で離脱している選手を沢山サポートしてくださっている印象です。このラグビー部に欠かせない存在だと思います!

12/13の初戦でトヨタがホンダとあたるので楽しみすぎますね!絶対うちが勝ちます!!と言い切れないところがヴェルブリッツファンの非常に心苦しいところですが、、笑25-26リーグワンも全試合視聴コンプリートしたいと思います!

まずは私が力を入れているレフリー活動について書こうと思います。今年から急にレフリーをし始めたので、なんで?となった方もいるかもしれません。昨年多くの試合を見ていて、反則で悔しい思いをすることが多いなと感じました。自分がレフリーの目線を持つことでチームに貢献できるんじゃないかな、そんな気持ちで始めました。でも実際始めてみると沢山の壁にぶち当たることになりました。C級レフリーを取る際にはルールが状況によって複雑なので理解に苦しみました。今年の夏に高校生の練習試合を吹かせていただいた時は、選手について行くのに精一杯で、ノックオン以外ほとんど見て判断することができませんでした。先日の練習試合では、迷いが出て吹けないシーンが多くあり、笛にも自信のなさがでていました。試合後には悔しさや不甲斐なさ、絶望でいっぱいだったのですが、高校生の保護者の方から「かっこよかったよ」と言っていただけて、お世辞だとしても本当に嬉しかったです。次に向けて、苦手を克服するにはラントレやイメトレを続けて行くしかないと思います。お会いするレフリーの方は皆さん素晴らしくて自分がそうなれるビジョンは正直まだないです。

私より適した人は沢山いるし、私がやらなきゃいけないわけではないです。それでもやっぱり試合に勝ちたい、チームに対してできることはちょっとでもしたいです。やらないくて後悔するより、後悔するならやってからしようと思います。そして、自分がレフリーの勉強をできるように計らってくださり、理解してくださるみなさんに本当に感謝しています。

もうすぐある紅白戦で吹くことになりつつあるので、しっかり頑張ろうと思います。自チームかつ大学生の試合は初めてなので、かなり緊張しています。間違えたり、ご迷惑をおかけすると思いますが、自分なりに準備して挑むので見守っていただけると幸いです。試合後にフィードバックをいただけると勉強になります。よろしくお願いします。

私がもうひとつ、特に力を入れてきたのはインスタ部です。もうすぐフォロワー1000人という目標を達成できそうです!今年は、ラグビー部の普段の練習の様子をストーリーに投稿したり、試合後の投稿ではに試合写真を載せる取り組みをしてみたり、、ののさんとさあやちゃんと3人で試行錯誤しながら頑張ってきたので嬉しいです!これからもインスタ部へのご協力よろしくお願いします。

次はらなに回します!

らなは今年入部してから一緒にスタッフとして、メディとして頑張ってくれています!らなはお互い共感できる部分も多いので、頑張り屋さんで頼りになるらなに助けられています!ありがとう!これからもよろしくね!

2025年11月17日月曜日

苦手に向き合う

 太明から回ってきました。とても面白い縁の下の力持ちこと、3年の後藤航太です。太明はいつも一生懸命で、練習中もその姿に自然と注目してしまいます。すこし不器用なところもかわいがりやすくて助かりますね。太明は自己評価が低すぎるような気もするので、もっと自信を持ってほしいものです。

さて、拓哉、太明と、怪我に悩まされる2人の後輩からブログを回してもらう形になりましたが、思う通りにいかない日々の辛さは人並み以上に分かっているつもりです。2人ともこれからがとても楽しみな選手なので、ラグビーを続けると決めてくれたことを心から嬉しく思います。今回深く悩んだからこそ、部に残ってラグビーに取り組む動機がよりはっきりしたのではないでしょうか。今年は焦らず着実に力をつけて、来年からバリバリ活躍してもらいましょう!

今回は、最近考えていることとこれから意識したいことについて書きたいと思います。

日本には古くから「好きこそ物の上手なれ」という諺があります。もちろん、強意の係助詞「こそ」を「なり」の已然形で受ける係り結びだ…という日本語学専攻らしい話をしたいわけではありません。この諺が意味するように、好きなことには熱心に取り組み、上達が早いというのは何となく納得できますよね。その逆も多くの場合成り立つような気がします。苦手(嫌い)なことに向き合うのは実際かなり難しいことで、つい目を背けてしまうことは往々にしてあります。失敗が続いて心が折れたり、自分には向いていないからと諦めてしまったり。しかし、そこで我慢して自分の苦手に向き合うことができれば、個人として、チームとしてひとつ上のレベルに行ける気がします。僕も人のことを言えないどころか、まさに「嫌いこそものの下手なれ(?)」の典型例です。これからはより一層自分の弱さに向き合い、一歩ずつ成長する姿を見せられたらと思っています。まずは同期の塚原にさんざんイジられるチキンレッグからの脱却に取り組みたいところです。

僕たちの学年は責任感と自覚の欠如が喫緊の課題だと感じています。こんな時期にもなって先輩方に迷惑や心配をかけていてはいけません。熱い言葉で盛り上げるといったことが得意な面々ではありませんが、苦手だからこそ意識して取り組む必要があります。

お世話になった先輩方とラグビーができるのもあと1ヶ月。一日一日を大切にしていきましょう!

次は2年の香月ちゃんに回します。香月ちゃんにはいつも部の仕事で負担をかけていて心苦しく思っています。いつもありがとう!ヴェルブリッツファンの香月ちゃんには申し訳ありませんが、12/13のリーグワン開幕戦はホンダヒートが勝たせていただきます!

2025年11月13日木曜日

ターニングポイント

たくやから回ってきました、1年の高野太明です。たくやはラグビーに対する理解が深く、練習中に良いアドバイスをしてくれてとても助かってます。また彼との会話は良い意味でも悪い意味でも話題がつきません。これからもよろしく!

僕は台湾大戦、菅平合宿、そして通常練習で1回ずつ脳震盪を起こしてしまい、これ以上脳に負担をかけないためにも長期的な離脱を余儀なくされました。3回目での脳震盪では症状が重く、多くの方に迷惑をかけてしまい、ラグビーを続けようか悩みました。しかし、ラグビー部の仲間の存在や、両親をはじめとする自分の周りの人たちの声掛けのおかげでラグビーを続けることを決めました。本当に皆んなには感謝の気持ちでいっぱいです。

名古屋大学ラグビー部という新しい環境でラグビーをプレイしてみて、今まで知らなかった新しいことや、先輩達のレベルの高いプレーを学ぶことができ、以前よりもラグビーが楽しいと思えるようになりました。しかし同時に多くのラグビーの課題にも直面しています。今ある最も大きな課題はタックルです。

前述した通り僕は脳震盪に3回もなってしまっており、タックルがあまり上手く無いです。何故脳震盪になってしまうか考えた時タックル姿勢や、立ち位置、フィジカルなど理由は色々思い浮かびましたがやはり最も大きな原因は自信の無さだと思います。

僕はタックルする時、自分と想定外のことが起きてしまうと何も考えられなくなってしまいました。その時に無理な姿勢で入ってしまい怪我に繋がってしまったのだと思っています。

ではどうしたら自信をつけることが出来るのかと考えた時に、フィジカルをはじめ、ラグビーに対する理解、基礎能力を上げることでラグビーに対する自信を付けることが大切だと思いました。

復帰までの期間は出来ないことが多いですが、食トレ、筋トレをしたり、パスなどの基本的なプレーを磨いたり、ラグビーに対する理解を深めることで自信を付けることが出来る期間でもあります。そしてラグビーに対する自信がついたとき、タックルだけでなく他の所でも大幅に成長出来ると思っています。まさに今この期間がターニングポイントなのでより気合いを入れて頑張っていきたいです。

次はこうたさんに回したいと思います。こうたさんはフルコンの練習中、名指しで声を出してくれることが多く、僕はその声のおかげでタックルが入れるようになったと言っても過言ではありません。またとても面白く、縁の下の力持ちのような存在です。

2025年11月7日金曜日

強くなる

 りきから回ってきました1年BKの今枝拓哉です。りきは誠実な男性で、リーグ戦ではウイングとしてたくさん試合に出場していました。落ち込んでいる時もありましたが、必死に自分の課題と向き合っていて尊敬と信頼のできる仲間です。いつもそそくさと神宮前に行ってしまうので、りきと一緒に帰れるときはとても嬉しいです。これからも頑張っていこう。

合宿以降、ケガによって長期的な離脱を余儀なくされました。その期間、いくつかのオプションが頭をよぎりましたが、仲間の存在があったからこそ、復帰を目指す気持ちを固めることができました。木下くんはじめ、みんなありがとう。

今年からスタンドオフとしてプレイしていて、たくさんの難しさを感じています。試合中、どう得点するか、どうエリアを獲得するか、どうディフェンスするか、そういうことを常に考えるのがスタンドオフだと思います。どんな展開でもチームの中心として判断しなければならないポジションであり、責任の重さを感じています。試合でパスやタックルといったスキルで緊張や不安を感じているようでは、チームの勝利に貢献できないはずです。冷静に状況判断し続けるために、そういった余計なネガティブはなくさなければいけないと思います。

そのために、基本となるパスやタックルを磨いていかなければなりません。パスについては、戦術の変更によって少しのミスが積み上げたフェーズを崩してしまうので、より一層の精度が求められると感じています。毎日パスを続けて上達していきたいです。

タックルに関しては合宿の試合で、同期がタックルを褒めてくれて少し自信がつきました。ステッパーにやられていた高校時代とは違って、相手が突っ込んできてくれたのはあったと思いますが。どんな相手にも負けないような、かつ怪我をしないようなフィジカルをこの冬でつくります。フィジカルの強化は、ディフェンスだけではなく、アタックでも相手に強気で接近してパスを放るために重要になってきます。

信頼されるプレイヤーになれるようがんばっていきます!

次はたいめいに回します!

たいめいはとても真面目なプレイヤーでうまくなろうと努力を続けています。どんなしょうもない話でも反応してくれるのもいいところです。ブログよろしく

2025年10月30日木曜日

リーグ戦の所感

のすけさんから回ってきました、1年のモックスハム莉生です。のすけさんは現副務として部活を支えてくださっていることに加え、次期副務の自分はこれからのすけさんから沢山のことを学ぶことになると思います。これからもよろしくお願いします!

今回は最近リーグ戦を戦っていて感じる先輩方との差や自分が思うことについて書こうと思います。

9月からリーグ戦が始まりました。自分は有難いことに1年生ながら沢山試合に出ることができています。試合に出ることは楽しいことではあるのですが、それだけではありません。先輩方のプレーの上手さや戦術の理解度に圧倒され、それと自分を重ねることで毎回毎回反省を繰り返しています。先輩方とは技術の差はさることながら、試合中のコミュニケーション力や自分から行くんだという積極性にも差をとても感じています。いつかは自分がその立場にならなければいけないとは思いつつも、本当にその立場になれるのだろうかという不安もあったり…。

それでも自分なりに前に進まなければいけないと思いました。リーグ戦にでて、自分のプレーに責任を持たなければいけない立場になっている今、このチャンスを無駄にしてはいけない。そう思いながら最近は試合のミスを普段よりもしっかりと振り返り、日々の練習で試合の改善点を強く意識しながら練習しています。その甲斐あってか、試合を経るごとにプレーの質が少しではありますが高まっているのが自分でもわかるようになりました。

このように、リーグ戦に出るという貴重な経験をしている今、過去にないくらい自分の成長を実感しています(意識しているだけかもしれないけど)。リーグ戦が終わってもこの成長を止めることなく、できるだけ早く先輩方と肩を並べられるよう頑張りたいと思います。

次はたくやに回します。たくやはかっこいいし面白いです。今は脳震盪でプレーはなかなかできていませんが、いつか戻ってきた時にまた同じバックスとしてプレーしたいなと思っています。いつもありがとう!

2025年10月27日月曜日

精神

右京から回ってきました。2年の小野寺隼之介です。右京は僕の他愛もない話に付き合ってくれるのでとても感謝しています。また、雄鹿になった右京がフィールドを自由に走り回る姿を楽しみにしています。これからもよろしく!

5月に初心を忘れないようにと拙稿を書かせていただいたので今回はそれから考えたことを書こうと思います。

めざましい1年生の成長に驚かされる一方で、自分はこれからどうあるべきかを考え続けてきました。

この1年を振り返ると、去年と比べてシステムへの理解が深まり、ミスも徐々に減ってきていると実感しています。だからこそ、今は「自分がどんなプレイヤーになりたいのか」を突き詰め、理想の姿を具体的に描こうと必死になっています。

戦術がポッドからシェイプに変わり、より柔軟で判断力が問われるようになったなかで、接点でなかなかゲインできず、時には押し返される場面も増えました。そのたびに「自分の何が問題なのか」と考えるようになりました。

身体は鍛えてきた自信がありますし、どこを狙って当たるべきかも理解しているつもりです。

それでも結果が出ないのは、スピードが足りないからだと気づきました。ここで言うスピードとは、ヒットやオーバー、ハンマーに入る瞬間など、その一瞬の反応速度や走力のことです。

この遅れは、突き詰めれば自分の中に残る恐怖心から来ているのだと思います。

初心者だった去年に比べれば確かに成長はしていますが、まだその恐怖を完全に克服できていない部分があると感じています。

だからこそ、今の自分に必要なのは、恐怖を乗り越えることだと思います。

相手にぶつかる瞬間、ほんのわずかでも迷いが生まれると、接点の強度が下がってしまいます。その一瞬のためらいをなくすためには、技術や筋力以上に覚悟を鍛える必要があると感じています。

最近では、練習中に「怖い」と感じた場面こそ自分の伸びしろだと考えるようにしています。怖さから逃げず、正面から向き合うことでしか、あの一瞬のスピードは生まれないと思うからです。失敗を恐れずに体を当て、少しずつ「自分なら勝てる」という感覚を積み重ねていきたいです。

最終的には、接点で確実にゲインを奪えるプレイヤーになりたいです。ただ力で押すだけではなく、相手との距離、サポートを受けるための姿勢、タイミングをすべて自分の中でコントロールできるような選手。派手なプレーはできなくとも仲間が安心してボールを預けられるような存在になりたいです。

次はモックスハム莉生にまわします。彼のプレースキルは僕と違って尋常じゃないですが体格が似ているのでどことなく親近感を覚えています。また、来年は右京と一緒に副務(100周年の!)を務めてくれるということで2人にはとても感謝しています。

これからもよろしく!

2025年10月23日木曜日

今後に向けて

 とよたろうから回ってきました、1年の林右京です。とよたろうはルーキーにも関わらず、身体のでかい選手に全く怯むことなく鋭いタックルをしたり、相手の隙を突く鋭いゲインをしたりしてくれる想像以上にタフなプレイヤーです。彼のプレーには少し怪我の怖い場面もありますが、彼の度胸強さやガッツには毎度驚かされます。紅茶についてはまたじっくり議論しましょう!

さて、私は左膝の前十字靭帯の手術から7ヶ月半が経過し、本練習も少しずつ参加できるようになってきました。リハビリや怪我人メニュー三昧だった春シーズンに比べればダッシュやステップを切ることができるようになった今の方がよっぽど楽しく、再びラグビーに対する面白味を見出すことができるようになりました。しかし、楽しいがあまりについ舞い上がってしまい、練習中に無茶なプレーや独りよがりなプレーをしてしまう時があるので、そこについては今後気を付けていきたいと思います。

復帰が刻一刻と近づいていく中、私は練習参加範囲が広がるが故にワクワクだけでなく不安も現れるようになりました。それがコンタクトです。何より体重が軽いので、復帰後すぐ怪我をするのではないか、タックルに入ろうとしてもかわされたり吹っ飛ばされたりしてまともにディフェンスできないのではないかという不安はますます膨らんでいます。しかし何事も経験が大切なので、練習に参加する中で工夫や思考を巡らせ、自分に合ったやり方を見つけていくことを意識していきたいと思います。もちろん増量と筋トレは継続し、一刻も早く「子鹿」脱出に向けて取り組んでいきたいと思います。加えて、サインプレーやシステムなど分からないことがまだ多かったり、プレーの感覚がまだ思い出せていない部分があるので、実践していく上で徐々に慣れていき、復帰後なるべく早くチームに順応できるようにしたいです。

次はのすけさんに回します。のすけさんは普段の穏やかな雰囲気から一転して、試合では鋭いタックルやヒットなど熱いプレーを幾度となく見せてくれるとてもギャップのある先輩です!また、激務(副務の仕事)をこなしつつもいつも優しく接してくれるので、性格面においてもとても尊敬しています!またプール行きましょう!!

2025年10月19日日曜日

もう半年

けんしろうさんから回ってきました大口豊太郎です。けんしろうさんはブラザーということもあって困った時に質問する人ランキング上位の先輩です!いつもありがとうございます!頭がぶっ飛んでいるという点には納得いきませんがこれからも仲良くしていきたいです!嘘喰い読み終わったら語りましょう。


さて、自分はラグビーを初めて約半年が経ちました。初めは何が起きているか全く分からない状態だった自分が楽しくラグビーできるようになったのも、頭がぶっ飛んでいるようになったのもやはり院生の方たちによるルーキー練のおかげだと思います。最近は経験者のつま先くらいまでならギリギリラグビーが分かってきた気がしてきました。少し前なら「タックル!ヒット!コンタクトおもしれー!」みたいな楽しみ方をしていたのですが「こういう当たり方があるのか」とか「この人のタックル上手いなー」と感じて楽しめるようになりました。


そんな自分の成長をしみじみ思っていたり、春に落としたものを後悔したりする内にリーグ戦も後半に差し掛かってきました。Aリーグ昇格できるかを分けるであろう愛工大戦が明日に迫っています。ここで勝って、弾みをつけて勝ち続けてAリーグ昇格そして東大戦勝利へと繋げて欲しいです。ですがこのまま先輩方が昇格したら来年から中部大学クラスがゴロゴロいる魔境に突入するのでより一層成長していかないと来年コートに立てないかもしれないので頑張っていこうと思います!


次は膝の怪我から復帰して元気に走り回っている右京に回そうと思います。足が速いとは聞いてたけどこんなに速いやつは初めて見たレベルで速いプレーヤーです。復活が近いので一緒にプレーできることを楽しみにしています。またパンケーキパーティで紅茶について話しましょう。

2025年10月16日木曜日

課題とゴール

 かずひろさんから回ってきました、3年の二村賢志郎です。かずひろさんは学科が同じということもあり、ラグビーだけでなく学業面でもずっとお世話になっている先輩です。正確なパスや低いタックル、そして練習後もグラウンドでひたむきに自主練するなど、プレー面ではとても尊敬できる先輩です。普段の趣味や言動については、ノーコメントでお願いします。

また、かずひろさんはしょうもない動画と言っていますが、自分がその動画を見せると大笑いして喜んで(?)くれます。類は友を呼ぶってやつですかね。これからもどんどん送ろうと思います。


さて、今回はリーグ戦について話したいと思います。

いよいよリーグ戦も後半戦に突入しました。ここまで試合をした3試合の中で自分が1番印象に残っているのは、やはり先週行われた中部大学戦です。今年のリーグ戦初の負け試合となったこの試合では、自分達の課題が浮き彫りになったなと感じました。

自分達が中部大学に対し負けていた部分については、やはりフィジカルが挙げられると思います。こちらのATはタックルで前に返され、相手のATはタックルをものともせずゲインされました。相手にずっと接点で優位に立たれていたため、なかなかトライを取り切れず苦しい試合展開が続きました。


試合を優位に進めるためには接点で負けないことが重要だと思います。しかし、これから戦う愛知工業大学や東京大学もフィジカルが自分達より強い事が予想されます。フィジカルが負けている相手に対し接点で勝つためには、相手1人に対してこちらは2人で対応することが必要だと思います。具体的にはDFではダブルタックルで2人で相手を前に返して止める、ATではハンマーで味方を前に押し込んで更にゲインするという事が必要となっています。現在、部全体を通して接点の意識を改善しているので、その成果を試合で出せたらいいなと思います!


自分たちが目標としているAリーグ昇格を達成するためには、これからの3連戦は負けるわけにはいきません。特に今週末に行われる愛知工業大学戦は、相手が私立大学ということもあり、厳しい試合が予想されます。しかし、自分たちがこれまで積み上げてきたものをぶつければ十分勝てる相手であると思います。また、今の4年生と一緒に試合ができるのも、入れ替え戦を含めるとあと5試合となりました。先輩方に悔いを残さず引退してもらうためにも、これからの試合全勝したいと思います。


次はとよたろうに回したいと思います。とよたろうは初心者から始めたと思えないほど鋭いタックルやゲインをしてくれます。そして、個人的にとよたろうの1番すごいところは、接点を恐れないその度胸にあると思っています。身体の大きな相手にもひるまず突っ込んでいける姿には、いつも刺激を受けています。まあ、少々頭のぶっ飛んでいる所もあるので色々心配になることもありますが、間違いなくこれからの名大ラグビー部を引っ張っていくプレーヤーになると思います。これからも一緒にがんばろう!

2025年10月13日月曜日

成長のチャンス

 ゆうきから回ってきました、4年の大杉一煕です。スタッフ転向したゆうきが一から仕事を覚えるためにがんばってて、これから立派なスタッフになってくれるのとても楽しみです。歪んだ仲間から離脱しちゃったけど仲良くしてください。

さて、リーグ戦が早くも折り返しに差し掛かりました。試合を重ねていく中で、厳しいメニューをこなしまくった分の成長を感じる部分がたくさんあります。僕は初戦で怪我してしまいその波に乗れませんでしたが、復帰したら今のアタックディフェンスのいいところを維持するために馬車馬のように走りたいと思います。

リーグ戦期間は試合から試合までのスパンが1週間と短く、定期戦のようにじっくりといろんなことを試行錯誤して臨むのはなかなか難しいです。しかし、急いで修正しないといけない状況下でこそ個人個人がとても成長できるのではないかと思っています。例えばすぐ寝がちだったら次の試合までには修正して自立を心がけるだったりキックチェイスが間違っていたらシステムを確認してできるようにするなど、期間が短いからこそ個々人の癖をより集中して直し、すぐに次の試合でそれを実践できるのがリーグ戦のいいとこだと思います。そのためには修正すべきところを1週間で全員が理解するべきで、4年生としてしっかりコミュニケーションをとって伝えきり、的確なアドバイスができるようにしたいです。試合ではまた予想外のシチュエーションもでてくるけど、そのときはその都度反省するべきなので、まずは修正したことをやり切ることをつづけ、リーグ戦を通してチームとして大きく成長していきたいです。

アドバイスどうこうの前に自分は4年生とはいえ発展途上で伸びしろしかないと思っています。リーグ戦に出れる試合数、そもそも引退までの試合数も限られては来ていますが急にうまくなったといわれるような成長ができるようにさらに努力していきます。

のこり3試合もハードな試合が続くと予想されますが全員でがんばりましょう!

次はけんしろうに回します。けんしろうは怪我に悩ませられながらもハードワークはずっと健在で本当に尊敬しています。ここからのリーグ戦もがんばってほしいです。また、ことあるごとにネタ動画をたくさん紹介してくれますが全部しょうもないです。ただ、彼がこの感性のまま成長してくれることを切に願っています。

2025年10月9日木曜日

成長

 ゆいとから回ってきました2年の林勇輝です。

ゆいとは抜群の運動神経をもっていてこれからが楽しみな選手です。尊敬しているのならもっと態度で表してほしいものです。

今回はこれからの目標について書いていきたいと思います。

僕はこの夏に色々あって選手からスタッフに転身することにしました。選手をしていたこともあってラグビーの知識を駆使して選手を支えていきたいと思いましたが僕にはラグビーについての深い知識がないためそれは諦めました。そのため、みんなの役に立つために0から頑張っていかないといけません。

まず足首のテーピングを巻けるように頑張っていきたいです。かりんさんにテーピングを見てもらった時にたくさん褒められ僕には才能があるのかもと思っていました。しかし、次にたくみに見てもらった時にたくさんダメ出しをされショックを受けました。この時僕はテーピングを頑張ろうと思えたのでこれからいっぱい練習しようと思います。

次に周りを見て行動するというのを意識したいと思います。他のスタッフの方々は選手になにかあるとすぐに気づいて行動していていつも感心させられます。僕は1つのことに集中すると周りが見えなくなるのでこれを機にマルチタスクできるようになりたいです。次入ってくる後輩にしっかりと先輩面できるように頑張ります。

チームは今Aリーグ昇格に向けて団結しているので僕も少しでも役に立てるように常に向上心を持って行動していきたいと思います。

次はかずひろくんに回したいと思います。

かずひろくんとは何がとは言いませんが歪んだ仲間になれて僕は嬉しいです。かずひろくんの素晴らしいパススキルで名大を引っ張って欲しいです!

2025年10月6日月曜日

自分の課題

 3年生の陽太さんから回ってきた1年宮阪唯斗です。陽太さんとは新歓の頃から仲良くしていただいてます。実は顔もよく似ています。

5月からラグビーを始めて自分に足りていない、伸ばすべき場所を見つけました。全ては書き切ることができ無いので主要なことを書きたいと思います。

それはフィジカルです。現状、他の選手と比べて圧倒的に体重が足りていません。日々の練習でもパワー負けを実感する場面が多々あり、解決しなければならない課題であります。この問題を解決するために今「1日5食チャレンジ」をしています。1食で大量のご飯を食べられない代わりに回数を増やして体重をあげようという作戦です。なかなかしんどいことではありますが、継続していくことで人並みのフィジカルをつけていきたいと思っています。またただ体重を増やすだけではチームで頑張ってるフィットネスについていけなくなってしまいます。そのためにも筋トレを行い、自分をちゃんと支えられる筋肉を育て、フィットネスメニューで自分を追い込むことで【動けるでかいヤツ】を目指したいと思います。

次は2年ゆうきさんに回します

ゆうきさんは全ての学年から愛されている、人あたりのいい先輩で多くの後輩から尊敬の眼差しを向けられています。ゆうきさんから出るこの魅力は一体何なのでしょうか

2025年10月3日金曜日

BKの改善点

 4年生の拓歩さんから回ってきました瀧口陽太です.拓歩さんとはなぜか最近一緒にいる時間が増えており,仲が深まっている気がします.

9月28日に行った試合で久々の勝利となり課題もたくさん見つかりましたが,まずはリーグ戦で1勝を飾れたことをうれしく思っています.

現状,アタックでBKへの信頼度が著しく低いと思われます.ゴール前で取り切れなかったり,普通に落としたりとBKにまわしてもボールを下げるだけのような空気感があります.勝手にこういったBKの課題とどう向き合えばいいのかということについて書こうと思います.

課題で一番わかりやすいのはBKのパス能力があげられると思います.BKの皆さんアフターのパス練習はランパスでやるようにしましょう.立ち止まって投げる練習もいいと思うのですが,試合では立ち止まって投げる場面はあまり存在しないと思います.立ち止まって投げることが癖づいてしまうとスピードをつけて外に展開することができなくなってしまうと思います.改善していきましょう.

次の課題はサインの共有です.サインは確かに出ているっちゃ出ています.しかし,おそらくどこに向かって仕掛けるかといったことがあやふやな気がします.サインを出してゲインラインを切るためには全員がどのように動けば相手をつれてボールを動かせるかといったことを理解しているということが必要だと思います.相手が崩れて回れていないならばもっと浅くたって攻めるべきだと思います.サインを出すだけじゃなくてサインを出した後の動きにも着目して練習していきましょう.

次は,ゆいとに回します.僕とポジションと誕生日が一緒な彼はパスセンスが一流です.もっと磨いていってほしいです.そういえば,前にご飯の約束をしていたのを思い出しました.また食べに行きましょう.

2025年9月29日月曜日

自問自答

 1年のきみちゃんから回ってきました4年の鈴木拓歩です。きみちゃんは春シーズンと合宿中怪我で試合に出れずとても悔しい思いをしていたと思います。そんな中、ひたむきに努力をしていて、1年の頃の自分と比較してほんと立派だと思います。後輩が頑張ってる姿は自分にとって力になります。リーグ戦一緒に出よう!!

早いもので4年生のシーズンも残すところあと2ヶ月程となってしまいました。春シーズンを振り返ると、定期戦である阪大戦では自分たちが取り組んできたことが大阪大学さんに及ばず、悔しい試合となりました。練習メニューについてもこれでよかったのか?、もっとレベルを上げた方がよかったのか?、と考え直す日々が続きました。チームを勝たせるために何が足りないのか、どこの力を補えばいいのかなどより考える時間が増えてラグビーにより向き合うようになりました。

夏の菅平での合宿はより悔しい結果となりました。チームは6戦全敗。試合反省に至っては正直チームのいいところだけを拾って、負けたという現実から目を背けて、試したいことを試せてよかった!この選手のここがよかった!と前だけ向いてました。少しだけ負けることにも慣れてしまった自分もいました。

合宿以降の1ヶ月、谷口先生、土門さんの指導もあり、チームはかなり変わろうとしています。勝つために必要なことを各自で伸ばす。その意識が上級生だけでなく、下級生にも伝わっていい雰囲気で練習ができていると思います。

また、きつい練習も増え、自分はその練習を引っ張るような姿は見せれてはないと思いますが、チームの雰囲気を大事にし、後輩を励ましてチームに貢献したいと思います。

ただ、このままではまだまだ目標に届かないことは先日の試合で思い知らされました。

あと2ヶ月、厳しいことをもっと言うと思います。チームのみんなには自分たちを信じてついてきてください。

絶対勝ちましょう

次は陽太に回したいと思います。陽太はスピードを持ったATを武器にgainしてくれる選手です。また、オフ期間も努力していて一人の選手としてとても尊敬してます。

あと2ヶ月程だけどまだまだ頼りにしてます!


2025年9月25日木曜日

プレーできる幸せ

ひろとくんから回ってきました、1年の君塚佑斗です。ひろとくんは怪我してた僕にもよく話しかけてくれて、すごい大好きな先輩です!プレーの面で言うと、普段の優しい雰囲気からは想像できないタックル、ハードワークをするプレイヤーで、チームを鼓舞してくれる欠かせない人だと僕は勝手に思ってます。これから一緒に試合出るのが楽しみです!

このブログではこれまでの振り返りと今思うことについて書きます。

春シーズンは大学ラグビーのレベルの高さについていけるかの不安が少し和らいで来た時期に怪我をしてしまい練習にも参加できず、合宿などの試合にも一度も出れないあっという間のシーズンでした。周りの同期たちが経験を積み成長していく姿を見て焦りもあり、自分は今なにをやっているのか分からない時も多くありました。でも、航太さんの「強くなって帰る」という言葉や、仲間たちのきつい練習をやり切る姿がモチベーションとなり、トレーニングをこなすことができました。本当に感謝をしています。

僕は最近怪我からようやく復帰してラグビーをすることができています。ラグビーをするのは楽しいです、けど外から見るのと中でやるのとでは頭がうまく回らなかったり、体力を消費してしまい、全然違います。ついていくことで精一杯です。体力も他の人と比べたら全然なく、毎回の練習で悔しい思いをしてしまっています。この状況を変えることができるように一つ一つの練習の意味を考えながらこれから取り組んでいきます。少しネガティブな話になってしまいましたが、ここで秋シーズンの目標を書いて終わりにします。

僕の目標はまずは怪我で離脱をしないこと。

そして、少しでも長く四年生の人たちと同じフィールドに立ってプレーをすることです。

ありがたいことに試合に出る機会をいただけそうです。これをアピールチャンスだと思って貪欲にプレーしたいです!

次は拓歩さんにまわします!

拓歩さんはきついメニューをしている時、やり切った時に励ましてくれて、頑張らなきゃという気持ちにさせてくれるとてもかっこいい先輩です!同じ学科の先輩としてもこれからもたくさん分からないことを聞こうと思います!よろしくお願いします!

2025年9月21日日曜日

はっぴいえんどを目指して

 優くんから回ってきました、2年の芳山紘人です。優くんは同じブラザーということもあり、よく話せて嬉しいです。ちょっかいもほどほどなら嬉しいです。

今回は春シーズンと合宿の振り返り、そして秋シーズンの目標について書きたいと思います。


春シーズンと合宿では、大きな怪我をすることなく、多くの試合に出場することができ、貴重な経験を積むことが出来ました。しかし、阪大戦や合宿では自分のプレーで勝利に貢献することは出来ず、課題が多く残りました。特に、ターンオーバーに繋がるプレーがあまり出来ていないと感じました。例えば、タックルが負けタックルになっていることや、ラックファイトが弱いことなどです。これらは、自分がより成長しなければならない部分だと思います。


春シーズンや合宿では、あまり勝つことが出来ませんでした。だからこそ、秋シーズンでは勝ちにこだわりたいです。怪我をせずにリーグ戦や東大戦などで多くの試合に出場することはもちろん、出場した試合では、その試合を通して走りきること、DFではターンオーバーに繋がるプレーをすること、ATではセットプレーの安定と、周りをよく見てプレーすることを意識して、勝利に貢献できるように頑張ります。


次はきみちゃんに回します。きみちゃんは最近怪我から復帰して、これから一緒に試合でプレーするのが楽しみです。また、僕のスロー練習に付き合ってくれるような優しい子なので、これからも仲良くしていきたいです。

2025年9月18日木曜日

合宿を終えて

はるきから回ってきました、3年の塚原優です。はるきは1年ながらラインアウトやタックルでしっかり存在感を示していて、とても刺激を貰っています。しかし、まだ身体が細いのでたくさん食べて早く大きくなって欲しいです。また、僕がはるきを見つけるとニヤニヤしているとの事ですが、これに関しては完全に逆であるとここで訂正しておきます。ブログを使って先輩のデマを流すのはやめてください。

今回は合宿を終えて思ったことと今後について書きたいと思います。

今回の合宿では次のATに繋げるため、目的をもってボールキャリーすることを目標としていました。しかし、これに点数を付けるなら50点くらいの結果だったと思います。毎回その時の状況に応じてどのような形でボールを出せるのが理想なのか、考えることは出来ましたが、それを実現するには力不足でした。冬に増量に取り組んだこともあり、春シーズンに戦った相手に対しては思うようなATができていましたが、合宿で戦ったようなレベルの高い相手にはあまり通用せず、東大戦に向けてさらなるレベルアップが必要であると痛感しました。

また、はるきも書いてくれていたように最近プロップの練習を始めました。今まではロックしかしたことがなかったので、スクラムにおける相手との駆け引きという新たな要素が難しく、かなり苦戦を強いられています。さらに、相手と戦いつつ横の味方との一体感も失ってはいけないので、こんなにも考えることが多かったのかと驚愕しています。しかし、この機会を自身の存在価値を高めるチャンスと捉え、頑張っていきたいと思います。3年生ですが、スクラム練の時は1年生の気持ちで貪欲に上達を目指していきたいです。

次はひろとに回そうと思います。最近ひろとにちょっかいを掛けすぎて少し困らせてしまっているので、今後は自制していこうと思っています。プレーに関して言うとひろとはワークレートが凄まじく、一緒にプレーしていると試合中しんどいときももっと頑張らなくてはという気持ちにさせてくれます。これからも一緒に頑張ろう! 

2025年9月15日月曜日

走り切る

 貫太さんから回ってきました、1年の小早川陽紀です!貫太さんは最近復帰されて、パス練の時の「元気出してこー」を聞くと戻ってきたって実感しますし、気合いもいつも以上に入ってみんなの元気の源のような存在です。あとしょーじき髭と長髪スタイルが似合いすぎています。ご飯連れてってください!!!!

今回は、春シーズンの振り返りとそれを踏まえた秋シーズンの自分の中での目標を書いていきたいと思います。

春シーズンは本当にあっという間でした。5月に入部してから、練習を乗り越えるのに精一杯でチームのことを考える余裕なんてなかったと思います。阪大戦は外から見ることしかできませんでしたが、好プレーが出た時にはすごく嬉しかったし、その分負けたことを凄く悔しく思いました。次は自分が出て勝利に貢献したいです。菅平合宿は5泊6日で行く前からしんどいなーと考えてました。でも実際行ってみて、もちろんしんどかったですけど、試合経験を多く積めたことは自分の弱点を見つけられたり、自分の中で自信が持てるようになったりと成長できたと思っているのでよかったと思います。

話を秋シーズンにうつします。春シーズン、合宿を踏まえて、秋シーズンの自分の目標はベンチでも良いからメンバーに入って、試合出場の機会があればチームの勝利に貢献することです。チームの勝利に貢献するとは、具体的に言えば走りまくることです。自分はラグビーIQは高くないですけど、走力にはある程度自信があるのでいっぱい走って回ってきたチャンスをいかして得点に繋げたいです。

最近は体力的にもしんどい練習が多いですけど毎日乗り越えることで必ず強くなれますし、強くなれてると思います!仲間がいるから頑張れてるところはほんとにあって、自分がしんどいなーと思ってる時も仲間の盛り上げる声を聞いたり、自分たちのために頑張ってくれているスタッフさんなどを見ると、元気が出て頑張ろうと思えます。みんなで強くなっていきたいです!!!!!

次は優さんに回します。優さんは最近プロップもやるようになってまじですごいなーと思います。自分だったら気落ちしそうだけど、アピールポイントが増えるって言ってたのてポジティブに捉えてたのまじかっけえです!あと僕のことを見つけるとニヤニヤしているのでこれからも見つけていきたいと思います!笑

2025年9月11日木曜日

類を見ない幸せの天才

 惇平くんから回ってきました、2年の吉田貫太です。試合中の惇平くんのヒットやタックルのインパクトには「正直、やっばいだろ!」と言わざるを得ません。私も身長は同じくらいあるのでフィジカルを利用するやり方を見て学びます。

語録に関しては、1年のほまれも高いポテンシャルを秘めているので、正直、ライバル意識があります。


春シーズンを振り返ると、阪大戦に出させてもらったものの勝てなかったり、脳震盪の影響で合宿の試合に出られなかったりと悔しいシーズンでした。

しかし、どう悔やんだってもう過去には戻れないので気持ちを切り替えて、秋のリーグ戦では、試合の流れを変えるようなプレーをして、望む自分に近づけるように頑張ります。


名大はこの夏、相手に走り勝つための体力をつけるためにフィットネスのメニューを増やして、しんどい練習が続いています。

でも、チームに少しずつ変化が起きていると感じるし、人生は山あり谷あり痛みなしで得る幸せはそうないと思うので、同じことの繰り返しに価値を見出してこれからも初心を忘れずに混じりっけのないピュアな気持ちで頑張ります。

また、今いる環境に感謝して、日々の練習で礼や態度に敬意を込めていきたいです。


そして、練習をサポートしてくださるスタッフさんや部を支えて下さるOB、院生、監督、コーチ、トレーナーの方々には、感謝の気持ちを勝利という形で示したいです。


次は1年のはるきに回します。

はるきは身長が高いので、その分体をでかくして鋭いタックルを今以上に磨いて欲しいです。

また、髭を伸ばしている自分に「かんたさん、髭良いっすね。」と言ってくれました。今度ご飯に連れてってあげたいです。

2025年9月9日火曜日

勝つ楽しさ

 まきから回ってきました、4年の淺井惇平です。まきは1年生ながら試合経験を多く積んでいます。まきの練習や試合中の鋭い分析には、自分が1年生の時はとてもそこまで考えられなかったなあと感じるばかりです。その思考力と器用さで今後の名大を引っ張ってくれると信じています。


さて、この時期に毎度話題になる事ではありますが、残りのシーズンを想定する上で必要な事だと思うので取り上げます。

残りの練習日数は、試合前日の練習まで全て含めて60回を切っています。とっくに折り返し地点は過ぎています。春から1日1日の練習を大切にしてきたつもりですが、これからの練習では、目標地点へのステップ感をより意識していかねばなりません。


少し振り返りをしますが、春シーズンの試合では、なかなか名大のやりたいラグビーをできず、ある意味しんどいシーズンだったと思います。そこで、どれだけ名大のやりたい事をやれるか楽しみにしていた合宿での全敗。

練習での想定が甘かった。この言葉に尽きると思います。練習でできないことは試合できない。どれだけ試合中に修正しようと思ってもできないのは、名大と相手の練習に差があったからだと思います。


その合宿を終えた今、大幅に戦術を変更し練習もきつくなりました。ただ、それが勝つための最もしんどい最短の経路だと思います。自分たちに残された時間は短いので、その道を選択するしかありません。

阪大戦に負け、残りの2つの目標はなんとしても達成したいです。逃げ出したくなるほどにきつい練習だけど、勝つ楽しさを追い求めてみんなで乗り越えよう。


次は貫太に回します。貫太は今年の春でかなりいいゲインを見せてくれました。合宿で試合に出れなかった分フラストレーションが溜まっていると思うので、ぜひリーグ戦で爆発して欲しいです。期待しています。また彼の語録が部内で流行りつつあり、自分もその虜になっています。本人はどう思っているのでしょうか。

2025年9月5日金曜日

目指すところ

 優人さんからまわってきました、1年の多久和磨輝です。優人さんはゴリゴリのパワープレイヤーかと思えば意外と器用にいろんなことをこなせるプレイヤーで、外から見ていても一緒にプレーしていても面白い選手です。また優人さんの人間性については全くそのとおりだと思います。今後もよろしくお願いします。



 今回は、リーグ戦に向けて自分がやらなければならないこと、やりたいことについて書こうと思います。初戦の南山大学戦がなくなり、チームとしてさらに成長する時間ができた今だからこそ、個人の力の成長が大事だと思います。その中でやはり大事になってくるのが自己分析です。自分は168cm、86kgとフォワードとしてはたいしたサイズではなく、正面からの当たり合いやスクラム、モールなどでは簡単に勝つことができません。その中でいかに自分としての強みを見つけ、リーグ戦で出場時間を勝ち取れるかという事を考えると、技術で戦う、もしくは端から真っ向勝負をしない、ということがポイントになると思います。ワンパスを使い自分より大きな人を当てさせる、スクラムではアングルや駆け引きを行い、相手に100%を出させない、モールでは自分が2,3枚を引き連れ分離するなど体格がなくともできることは多くあるのでそれらをうまく使いつつ、かといって力勝負を、放棄してはならず、小さいからこそ大きい人に勝てる方法も、あると思うので必死にその術を身につけなければなりません。

 また自分のやりたいこと、なりたい選手像について少し話させてもらいます。自分は走る速さやジャンプ力といった基礎的な身体能力は、すこぶる低く、いわゆる運動神経が悪い人間です。そのため、シンプルな『強さ』というものは自分とは縁がなく、ラグビーを始めて1,2年の間は自分に自信がありませんでした。その中で自信を持って自分の強みと言える事ができ、それが『器用さ』でした。他のフォワードよりもパスが上手く視野が広く、他のバックスよりもヒットが強い。プロップ、フッカーやNo.8さらにはウィングもでき、キック、スローもできる。自信のなさ故にいろいろなことを練習した結果それが強みになりました。今の目標は全ポジション制覇、そしてラグビーに関するすべてのことができるようになることです。

 これからリーグ戦がいよいよ始まりますが、自分としての強みを活かしつつ、チームになくてはならない存在になれるように一層の努力をここに誓います。



 次は我らが頼れるキャプテン、惇平さんに回します。惇平さんは同じプロップとしてサイズも技術も何もかも自分より何回りも大きくて、チームで1番尊敬している選手です。ここから先のリーグ戦でもめっちゃ頼りにしています。一緒に頑張りましょう。

2025年9月2日火曜日

破壊、そして建設

 おとさんから回ってきました、3年の高沢優人です。おとさんがチェスリン・コルビに憧れていたように自分も1年の時にはWTBを志望していたのに、いつの間に90kgのFL・LOになっていました。また、丸くなったということに関しましては、個人的には自分が丸くなったというより、周りが自分の攻撃性に順応してきたという印象なので、この部分に関してもこのシーズンを通して磨きをかけて行きたいと思います。


初戦の南山戦まで残りわずがになってきましたが、名大ラグビー部は合宿から全敗しています。リーグ戦は1敗でもすれば入れ替え戦への道は断たれると思うので、ここからの試合は真に負けられない戦いになります。


その中で、チームも新たなことに挑戦しているので、自分も何か新たなことに挑戦しようと思います。BKがアフターで100本パスをすることを始めたみたいなので、FWでできることをしようと思います。まず、ジャンテを巻いた日はリフト練を15本します。また、そうでない日はハイボールのキャッチ練、また、ジャッカル練などしたいと思います。1人でできる練習はないので、これが長続きするかは周りの人にかかっていると言っても過言ではありません。アフターをダラダラしゃべったり、ワチャワチャしている人たち、一緒にやりましょう。


次は、多久和くんに回します。彼はプレーヤーとしては素晴らしいと思いますが、人間性に難があると思います。僕は、合宿中、彼に「根が悪い」と陰口を言われていたようです。ですが、このラグビー部の中では人間ができている方と自負していますので、訂正してほしいです。

2025年8月31日日曜日

こんなふうになりたかった...

くうがから回って来ました、4年の彦坂です。くうがはルーキーながらフィジカルを活かしたプレーを見せてくれて自分も負けてられないなと思わされています。まだまだ暑くて練習もきついけど同じ初心者組として頑張ろう!!

(後輩をイジるなんてとんでもありません!)


さて、突然ですが自分がラグビー始めた頃に憧れていたプロラグビー選手は誰でしょう。

答えはチェスリン・コルビです。今の自分をよく知ってる人からしたら何を言ってるんだと言いたくなると思いますが、自分はステップを踏んで相手を抜き去って華麗にトライを決めるのが1年生の頃の目標でした。でもあるときから急に頭のネジが外れてしまい、当たることしかできないBKとは思えないプレイヤーになってしまいました。


自分がなぜこうなってしまったのか。それを考えてみると、自分が試合に出るためには何をすればいいかを考えた結果このプレイスタイルになった気がします。特に1年生のルーキーズは試合に出れない期間も長くなってしまうかもしれませんが、そんな中でも折れずに自分のプレイスタイルをどうすれば試合に出れるかを常に考え続ければ必ずチャンスは来ると思うのでめげずに頑張ろう。


最後にリーグ戦の個人としての目標を書きたいと思います。僕のリーグ戦の一番の目標は極めて単純で、接点で負けないことです。僕の4年間やってきたことを発揮して勝利に貢献できるよう頑張ります。


次はゆうとに回します。入部した頃はパワー全振りのプレイヤーになると思っていたのですが、最近ではジャッカルなどのテクいプレーも見せてくれ非常に頼もしく思います。入部した当初に比べると角が取れ、尖った発言も少なくなってきて若干寂しいです。リーグ戦期はしんどい試合が続くと思うけど一緒に頑張ろう!