2025年12月3日水曜日

切望

 恭司から回ってきました。4年の大箸晃基です。すでに何度も書き直しているほど恭司には書けること、書きたいことが多すぎます。君が自分の目標のために必要なことを理解して、大変なことにでも挑戦しているところ、本当に尊敬しています。

たぶん一番マッサージしてもらったし、精神面でも支えてくれてありがとう。2年のときとか、悲しいことも多かったけど、嬉しい場面の前振りにしたいね。



冒頭にはなりますが、谷口先生、土門さん、藤本さん、院生の方々、OBOGの方々、そして全ての名大ラグビー部に携わってくださった方々、4年となって改めて多くの支援のおかげで活動ができていることを強く感じ、その支えのおかげで一年間なんとか走り切ることができました。4年間本当にありがとうございました。



最後のブログということで今までの先輩のブログを見返して何を書こうか参考にしようと思いましたが、自分にはあのような感動的ブログは書けないなと思いました。とりあえず4年間を振り返って、自分の考えや思っていることを書こうと思います。



なんと母校の名古屋高校が今年の花園に出場することが決まり、OBとしてはとてもうれしいです。一方で5年前の苦い記憶を思い出します。

約10年間野球をしていて、やるからには強いとこでということでラグビーを始めました。経験者も多い中、最後の1年はすべての試合に出していただき、花園予選決勝を迎えました。今でも最後のマイボールのプレーは鮮明に覚えています。キャプテンからパスを受けて、タッチライン際を走ったところタッチに出され相手ボールに。それがチームの最後のマイボールでした。試合後は任せてもらったチームメイトへの申し訳なさで立っていられないほど泣いていました。結局は試合には出ていたものの、必死に食らいつくことしかできなく、勝利に導けるような力がありませんでした。この試合は僕の人生で唯一後悔していることです。



時は流れて大学1年生。入部を最後まで迷った理由も高校でのラグビーでした。高校にはうまい人もたくさんいましたが、僕自身はラグビーがうまくない。彼らはすごいのに、自分の実力のなさのせいで周りからたいしたことないと思われるんじゃないか、というのが懸念点でした。入部してからはなるべく試合に出て、とにかく結果を出したいと必死でした。試合には出ているもののやっぱり自分はうまくなく、勝ちに近づけられるような選手ではなかったです。


2、3年生では様々なポジションをやってみたり、できるとも思ってなかったパスやステップなど練習してみたり、プレーの幅を広げられた2年間だったと思います。


4年生になり、チームの戦略や方針、練習を考えることはもちろん、チームを引っ張る立場というのは大変なものでした。僕自身は背中を見せるタイプではないので勝ちという結果で貢献したいと思っていました。そんな矢先の「WTB起用」これはたまげましたね。まさかの事態でここにきてまた新しいことという感じではありましたが、楽しくなんとかやれたと思います。しかし、春シーズン締めくくりの阪大戦で敗戦、合宿でも全敗という結果でした。試行錯誤しても試合には勝てず、個人として勝ちに導くためにやってきたことも、結果がすべてを否定します。この時期は本当に苦しかったです。

その苦しく先行きが不透明な状態も、合宿後から状況が好転したように感じます。4年で迷走していた考えも一つにまとまり、「とにかく走る」という代にとても合った戦い方になったと思います。ただ、これも違う意味でとてもきつかったんですね。フィットネスを決める側として、誰を基準にフィットネスをするのかとか、それによって楽になる人が出てこないかとか、、本当に悩みました。最終的に地獄の9月が完成しました☆。それでもチーム全体、本当によく頑張ってくれたと思います。迎えたリーグ戦、結果としては勝ったり負けたり、春のシーズンを考えたらかなり健闘をしたと思います。個人としても勝利に貢献できる選手に少しずつなれてきたのかなと思ったり。しかし、目標のAリーグ昇格には届きませんでした。



先ほどから幾度か出てきたり、僕からも直接「結果」という言葉を聞くと思います。よく僕は過程や努力より結果に重んじているという話はすると思いますが、それは決して過程や努力を軽んじているわけではありません。人はそれぞれ目標を立てて、それを達成するために努力をすると思います。ならば、その辛くてもした努力を目標を未達成のまま美談にするのでなく、自分自身で肯定するためには目標を達成する必要があると思っています。皆さんも、今年4年が掲げた目標のためにいろんな努力してきたと思います。血反吐を吐くような練習をしたり、部活なんてやってる場合じゃない肉体的、精神的な状態でもグラウンドに向かったと思います。負けはやってきた努力の否定ではないけれど肯定にもなりません。勝つことでしか私たちがやってきた努力を肯定できません。阪大戦やリーグ戦で達成できなかった分、東大戦に勝つという結果で私たちの努力を肯定してやりましょう。



同期へ。4年間いろいろありましたね。最初は選手12人スタッフ6人もいたのに今や合計13人しかいない。プロテインの取り合いだの、間違えて入った駐車場でお金払わされただの、しょうもないことで喧嘩しましたね。結局4年になってもミーティングの終わる時間で喧嘩になりましたね。こういう与太話ならいくらでも出てきてしまう。いろんなこと話したし、迷惑もたくさんかけたと思う。この同期と過ごしたラグビー部での4年間は、何にも代えがたい日々でした。本当にありがとう。

俺たちはまだ、必死で頑張ってきた4年間の努力を肯定できてない。1年間ついてきてくれた後輩たちに何も返せてない。なんとしてでも東大戦勝つぞ。



次はかずひろに回します。

お互い男子校出身で、馬鹿みたいな話をしたことしか記憶にありません。

吹奏楽からラグビーを始めて、しかも責任の重くて難しいポジション。個人的にハーフはかなり大変だろうなと思っていたけど、かずはその分すごい努力をしたんだなと感じています。難しいこととか求めてしまうけど、それくらい最後の試合に勝つにはかずのプレーが重要だと思ってます。頼むぞ!!

2025年11月30日日曜日

味方

立樹から回ってきました。スタッフ4年の八窪恭司です。立樹は術後で辛い時期が多かったと思いますが、いつも明るく接して笑わせてくれます。また、夏には、ビデオを代わりに撮ってくれたり、ドリンクや氷を作ってくれたり、スタッフの仕事までやらせてしまってごめんね。嫌な時もあっただろうに嫌な顔せずいつも手伝ってくれてありがたかったし助かりました。引退してもいっぱい遊ぼうね!笑



さて、ついに僕にも最後のブログなるものが回ってきました。昨年までは先輩方の心が熱くなるようなブログを読んで感動していたものを自分が書く番になったんだなと不思議な気持ちです。

自分は4年間を過ごして正直に今思っていることを書こうと思います。

少し長くなりますがお付き合い頂けると幸いです。



僕のラグビー人生は思いもよらぬ形で始まりました。将来プロ野球・メジャーリーグのトレーナーになりたい。だから、サポートする側の人間として成長したいと思い、新歓の雰囲気が好きで、怪我が多く、テーピング技術も学べ、将来に活かせることが多いラグビー部にスタッフとして入部しました。

男性スタッフとしては僕が1番目に入部し、先輩にも男性スタッフはいなかったため、男性スタッフとして、組織に所属させてもらえるようにプラスアルファのサポートができるようにしようと強い志を持って入部を決断しました。

その事から、スタッフとしての基本となる仕事である練習・試合準備、ビデオ撮影等と共に主に選手に対して、ストレッチやもみほぐしを提供できるよう精進し、マッサージベッドも部室に置かせて頂きました。出る杭は打たれるとよくいいますが、1年生の時からこのように好き勝手やらせて頂いた僕の行動を受け入れ、許容し、さらには「すごいねありがとね」と言ってくださった先輩方、試合前の大事な体を預けてくださった選手の方々には感謝しかありません。本当にありがとうございました。


今までは選手としてスポーツに関わっていた中でサポートをする側に回ったことで最初は慣れないことも多く、先輩の気づきの視点や仕事の速さにまだまだできないことだらけだなと感じることも多かったですし、プレーをしない側として部活に関わる上ではじめは練習中等に自分は今何をしてるんだろうと感じることも正直ありました。しかし、スタッフの先輩方から仕事内容について学び、多くの事を経験しながら仕事もこなせるようになれ、スタッフの方々それぞれの部活に対する強い思いを感じる中で目立ちはしないし、成果も正解も見えにくいスタッフの仕事の中で毎日当たり前のように練習ができる環境を静かに整えることの大切さ、その上で選手と深く関わりサポートし、選手と共に熱い気持ちで試合に向かって行くということを学べたと思います。



2年生になってからは人として大きく成長できたと思います。はじまりは大切な同期が部を去っていったことです。本当にショックだったし、結構辛い時期であったと思います。この時には部活に対して真摯に向き合うことができず、申し訳ないことをしていたと思っています。すみませんでした。

また、「どうしたら良かったのか」「正義とは何か」「部活とは何か」「自分は何がしたいのか」「なんでラグビー部にいるのか」再度深く考えることができたと思います。そんな葛藤の続く中、アメリカへ留学に行きました。アメリカでの、自分がマイノリティーである事や価値観、文化が多様な世界での経験が自分を人としてさらに成長させてくれました。


世の中、世界にはいろんな人がいます。よく、「ロング派かショート派か」のように、両極にある、2元論での議論になる事があるかと思います。

皆さんの答えはなんですか?


この問いに対してどっちかに絞って回答していないですか??

ボブが好き、ミディアムが良いというように中間のような立ち位置のものが好きな人もいるはずですし、ロング派の人でも、どのくらいのロングですか?肩まで?腰まで?

また、ここまでの話であなたが想像しているのは男性での話ですか?女性での話ですか?誰に対してでも当てはまりますか??


回答はもちろん、質問の捉え方もとにかく、みんな人それぞれです。スペクトラム的に考えると良いと思いますが、そのスペクトラムの中でみんなそれぞれの考えを持っていると思います。さらにそのスペクトラムの軸は「ある問いへの考え方」「個性」等無限にあります。

だからこそ話し合いが必要だし、チームスポーツでは特にお互いの考え、強み、苦手な所を理解して補填し合う事が大事なんだろうなと思うようになりました。



脱線してしまいすいません。話を戻してこれらの時期を超えて、3年生。上級生、さらには外傷としては最高学年という事で気持ちを新たに部活に取り組みました。

ありがたいことに後輩スタッフのみんなに頼ってもらえることも増え、選手にも怪我、テーピング等信頼してもらえることが多くなり良かったと思います。しかし、自分のことは良いですが、他の人も巻き込んでスタッフという組織を引っ張って行くことの難しさを感じた一年でもありました。



4年生になり、組織を運営する事の難しさ、スタッフをまとめ、導いて行く事の難しさを再度痛感しました。

春シーズンは実習に行っていた事で部活に来れないことが多く、対応について晴也、花梨に任せることが多くなってしまい、部活に行けるようになった合宿以降も積極的にコミュニケーションをとって組織を管理、コントロール、コーチングすることはできなかったと感じています。


また、今年はチームとしても辛いシーズンでした。

阪大戦の敗戦、合宿の全敗。

阪大戦では、試合終盤から救急車対応のため管理人さんと言葉をかわしていましたが、ノーサイドの笛の瞬間「あ、今名大が負けました」と冷静に言葉を並べた瞬間を今でも鮮明に覚えています。春シーズンチームに対して深く関わることができなかった不甲斐なさからか、救急対応という場面で冷静だったのか、淡々と冷静でいられた自分が悔しかったです。


合宿後からの練習は見ていても目に見えてわかるきついものであり、夏からそんな練習をやり切った選手たちには尊敬の念しかありません。

最後の東大戦。そんな選手たちがベストな状態で臨め、勝てるように最後の最後までサポートできるようにしたいです。



最後に、お世話になった方々へこの場を借りて感謝申し上げます


佐々木先生、谷口先生、土門さん

いつも、熱いご指導ありがとうございました。皆様の熱いご指導にスタッフである僕も感化され、もっと頑張らないと、他にやれることがあるのではないかと考えることができました。


藤本さん

テーピングや各種講習会等で様々なスキルや知識、考え方を学ばせて頂きました。また、昨年から2年間連絡をとらせて頂きながら、部活の時間以外にも頼らせて頂きお世話になりました。サポートする側の人間としての軸を作って頂いたと思っています。本当にありがとうございました。


OB・OGの皆様

いつもかわらぬ温かいご支援を頂き、部を円滑に運営するため多くのサポートをありがとうございました。100周年を迎える来年以降も応援よろしくお願いいたします。


同期

僕が本当に部活を辞めず続けられたのはみんなのおかげです。個人的に辛い時期にもみんなの何気ない一言が僕を救ってくれていたし、新歓の時期に留学に行く事を快く受け入れてくれた事、実習でいない時も応援してくれた事本当にありがたかったです。



振り返ると、苦しかったこと、辛かった事、もっと上手くできたんじゃないかと思う事ばかりでした。

でも、最後はみんなで笑って良い思い出で締めくくりたいです。もう誰も泣かない結末に。

皆様のお力添えをよろしくお願いいたします。

12月21日絶対勝ちましょう。



次は晃基にまわします。

何を書けばいいのか困るくらい晃基とは4年間濃密な時間を一緒に過ごさせてもらったと思っています。笑

自分の芯を強く持ち、それを保ち続けるプライド、行動、プレーを4年間一貫していてすごいなと本当に思います。今もとんでもなくきついフィットネス練を率いてくれていると思うけど最後、東大戦でも勝利へチームを牽引していってください!

2025年11月29日土曜日

橋のような人

 らなちゃんから回ってきました、4年の代の村上立樹です!らなちゃんの文章見てると僕ってただのかまちょでしか無いですね、反省します。らなちゃんは練習やテーピングするときに勤勉さをとても感じます!


さあさあやってきましたラストブログです。ラストブログ第一号は最後の年を怪我でおじゃんにしてしまった私となりました。僕に今学期に入ってから会って無い方はご存知ないと思うのですが、あれは4月の中旬のことでした。キックキャッチフォローランという練習中、キックキャッチでジャンプをしたら左膝に全体重がかかってしまい、左膝前十字靭帯損傷という怪我を負ってしまいました。この怪我を負ったら基本的に1ヶ月後とかに手術をするのですが、手術をしてから6ヶ月後までどのスポーツも出来なくなります。9ヶ月経てばラグビーやアメフト、柔道といったフルコンタクトスポーツが出来るようになります。僕は手術をしたのが、5月なので来年の2月までフルコンが出来ません。自分は2年3年の頃は一切怪我をしていなかったのでまさかこのような大怪我を負うとは思いませんでした。自分は結構自分に甘いタイプなのでこのような言い訳出来る理由があると言い訳して堕落してしまうのですが、今年は航太が怪我人のことを見てくれて一人できついことをするよりももっときつい事が出来たと思います。また、藤本さんやはちやのトレーナーさんにはリハビリで一杯しごいてもらいました。あのときはとてもきつかったですが、今はとても感謝しています。ありがとうございました。まだ藤本さんも航太もたくさんしばいてくれると思うのでこれからもよろしくお願いします。


今思えば4年間色々な方に支えられたな、と思いました。一年目の頃は苦い思い出が多いですが、初心者練で常光さんや澁谷さんなどに一杯しばかれたことは今でも一番きつかったと思っていてあれを乗り越えたからこそ今があると思います。また、愛知教育大学との練習試合に出て自分の試合の内容が悪くて落ち込んでいたときは西島さんやひでさんといった当時の4年生に慰めてもらったり励ましてもらいました。加えて僕はあの代の時に遅刻を繰り返してご迷惑をおかけしたので今もあの時を覚えて気をつけています。

2年目は一番自分が成長した年と感じています。センターからフランカーにポジションを移したときは雪冶さんのプレーを参考にしたり宏亮さんが試合中の反則の再開の仕方について度々質問して教えてくださったときはいい勉強になりました。

3年目は2年目の時に反して不甲斐なかったなと感じました。上級生になって自分が後輩にアドバイスをしたりや参考にされるべきなのに後輩自分の方が後輩を参考にしないといけないレベルでした。自分はかなり不器用な上に最善択を見つける事が下手だったので血迷っていたなと思います。ただそんな時でも啓太さんはフロントサイドなどでたくさん当たってくれて自分がボロ負けでもしたら叱咤激励して自分をいい方向に成長してもらったのかと思います。

このように先輩の方々に支えてもらったことを書きましたが結局はずっと同期に支えてもらっていたのだと思います。自分が遅刻したときは怒ってくれて一緒に謝ってくれたし一年の時に部活を辞めたくなったときは同期が部活に行く楽しさを教えてくれました。あの頃に自分の同期が居なかったら今いるかどうかも怪しいと思います。

僕はこれからもラグビー部にいる事になりますが、これからも色々な方や同期に支えられ、助けてもらうと思います。人間一人で生きていくことはとても難しいと思います。なのでこれからは自分が支えられた分だけ他人を支えていきたいと思います。拙い文章ではありますが、最後まで目を通していただきありがとうございました。


次は恭司に回したいと思います。恭司はいつも陽気に話してくれていつも楽しく感じます。彼と喋れるのも残り3ヶ月と考えると名残惜しく感じます。これから忙しくなるけどまた一緒に遊ぼうね!

2025年11月26日水曜日

気づき

  香月さんから回ってきました、1年スタッフの西村蘭奈です。 

 香月さんは同じメディの先輩として、本当に頼りになる存在です!責任感を持ってスタッフの仕事に臨むところやレフリーとしてラグビーの勉強に真剣に励むところに私自身いつも刺激を受けて、私ももっと成長したいと感じています。いつも笑顔で気さくに話してくださる香月さんと一緒に部活ができて嬉しいです。いつもありがとうございます!これからもよろしくお願いします!   

 入部から約半年が経ち、もう東大戦、4年生の先輩方の引退が近づいているということに実感がわかない日々を最近送っています。正直考えるだけで寂しくて寂しくてたまりません。寂しさを受け止めつつ、自分も先輩になるんだぞという自覚を持つために、今回は自分の現状について書いていこうと思います。  

 入部してからは、日頃の練習、合宿、リーグ戦…とにかく学びがいっぱいの半年間でした。少しずつ経験を積み、たくさん学び、突っ走ってきた今、ふと立ち止まって考えることが増えてきたように感じています。というのも初めは自分のことでいっぱいいっぱいでしたが、今は若干ながら余裕が生まれてきたからです。 

余裕が生まれたからこそ、見えてきたのは、それぞれスタッフの仕事に向き合う先輩方の姿です。例えば、選手の怪我の判断、試合に出場していいかの判断をどうしていくべきか真剣に議論している姿、緊急時にも冷静に状況を見て行動している姿、怪我を負った選手に寄り添って声をかけて対処する姿、スタッフとしての仕事をより良いものにするために考える姿などなど…。そんな先輩方が真剣に向き合う姿を目にして、先輩方に対してさらに憧れを抱くとともに、自分は今まで何も考えず素通りしてしまっていただけで、スタッフとしての仕事の難しさや私自身の欠点が目の前にごろごろ転がっていたことに最近になって気づきました。気づきを得て、仕事に改めて向き合って、スタッフとしての私についていろいろ考えるようになりました。   

その中で今特にぶつかっている課題は“私がメディとして何をするべきか”ということです。怪我に関する知識が未熟な中で、どう怪我を判断して、どのようにその基準を設けるべきか、私なりの選手との適切な接し方とは何か、メディとしてどのような心持でいるべきなのか、メディの難しさを感じています。今すぐ答えを出すことはできませんが、これから4年生になるまでにたくさんの経験を積む中で模索して、自分の答えを見つけたいと思っています。メディとしてするべきことが何かを考えながらも、まず今は積極的に行動して、できることをもっともっと増やしていくことを心がけたいです。

 私の全体を通しての目標として、選手に信頼されるスタッフになるということを掲げています。選手に頼ってもらうにはまだまだ道のりは長いですが、メディとしての仕事に、選手に、真摯に向き合って、この人なら大丈夫と思われるスタッフになるためにこれからも精進していきたいと思います。

   まもなく12月に突入し、東大戦も間近に迫ってきます。残り少ない期間ですが、大好きな4年生の先輩方から目いっぱい学びを得て吸収して、その姿を目に焼き付けておこうと思います。今はまだ何も思わなくても、後々その姿がまた新たな気づきに繋がるかもしれません。先輩方と過ごせる時間を大事にしながら、スタッフとして少しずつでも成長していけるように、一層気を引き締めて頑張っていこうと思います。 

  次はりつきさんに回します!りつきさんは、持ち前の明るさで場を和ませてくれる素敵な先輩です。いつだったか、私がカメラ担当の試合の日に、試合前の様子を撮っていたら突然ぬっと変顔りつきさんが現れたときはびっくりしました(笑)試合前でしたがおかげで少し緊張が和らいだ記憶があります。残り少ない期間ですが、これからもよろしくお願いします!

2025年11月23日日曜日

やらないで後悔よりやってから後悔

こうたさんから回ってきました2年スタッフの國料香月です。こうたさんには部の仕事でお世話になることが多いです。ありがとございます!今年は特に怪我で離脱している選手を沢山サポートしてくださっている印象です。このラグビー部に欠かせない存在だと思います!

12/13の初戦でトヨタがホンダとあたるので楽しみすぎますね!絶対うちが勝ちます!!と言い切れないところがヴェルブリッツファンの非常に心苦しいところですが、、笑25-26リーグワンも全試合視聴コンプリートしたいと思います!

まずは私が力を入れているレフリー活動について書こうと思います。今年から急にレフリーをし始めたので、なんで?となった方もいるかもしれません。昨年多くの試合を見ていて、反則で悔しい思いをすることが多いなと感じました。自分がレフリーの目線を持つことでチームに貢献できるんじゃないかな、そんな気持ちで始めました。でも実際始めてみると沢山の壁にぶち当たることになりました。C級レフリーを取る際にはルールが状況によって複雑なので理解に苦しみました。今年の夏に高校生の練習試合を吹かせていただいた時は、選手について行くのに精一杯で、ノックオン以外ほとんど見て判断することができませんでした。先日の練習試合では、迷いが出て吹けないシーンが多くあり、笛にも自信のなさがでていました。試合後には悔しさや不甲斐なさ、絶望でいっぱいだったのですが、高校生の保護者の方から「かっこよかったよ」と言っていただけて、お世辞だとしても本当に嬉しかったです。次に向けて、苦手を克服するにはラントレやイメトレを続けて行くしかないと思います。お会いするレフリーの方は皆さん素晴らしくて自分がそうなれるビジョンは正直まだないです。

私より適した人は沢山いるし、私がやらなきゃいけないわけではないです。それでもやっぱり試合に勝ちたい、チームに対してできることはちょっとでもしたいです。やらないくて後悔するより、後悔するならやってからしようと思います。そして、自分がレフリーの勉強をできるように計らってくださり、理解してくださるみなさんに本当に感謝しています。

もうすぐある紅白戦で吹くことになりつつあるので、しっかり頑張ろうと思います。自チームかつ大学生の試合は初めてなので、かなり緊張しています。間違えたり、ご迷惑をおかけすると思いますが、自分なりに準備して挑むので見守っていただけると幸いです。試合後にフィードバックをいただけると勉強になります。よろしくお願いします。

私がもうひとつ、特に力を入れてきたのはインスタ部です。もうすぐフォロワー1000人という目標を達成できそうです!今年は、ラグビー部の普段の練習の様子をストーリーに投稿したり、試合後の投稿ではに試合写真を載せる取り組みをしてみたり、、ののさんとさあやちゃんと3人で試行錯誤しながら頑張ってきたので嬉しいです!これからもインスタ部へのご協力よろしくお願いします。

次はらなに回します!

らなは今年入部してから一緒にスタッフとして、メディとして頑張ってくれています!らなはお互い共感できる部分も多いので、頑張り屋さんで頼りになるらなに助けられています!ありがとう!これからもよろしくね!

2025年11月17日月曜日

苦手に向き合う

 太明から回ってきました。とても面白い縁の下の力持ちこと、3年の後藤航太です。太明はいつも一生懸命で、練習中もその姿に自然と注目してしまいます。すこし不器用なところもかわいがりやすくて助かりますね。太明は自己評価が低すぎるような気もするので、もっと自信を持ってほしいものです。

さて、拓哉、太明と、怪我に悩まされる2人の後輩からブログを回してもらう形になりましたが、思う通りにいかない日々の辛さは人並み以上に分かっているつもりです。2人ともこれからがとても楽しみな選手なので、ラグビーを続けると決めてくれたことを心から嬉しく思います。今回深く悩んだからこそ、部に残ってラグビーに取り組む動機がよりはっきりしたのではないでしょうか。今年は焦らず着実に力をつけて、来年からバリバリ活躍してもらいましょう!

今回は、最近考えていることとこれから意識したいことについて書きたいと思います。

日本には古くから「好きこそ物の上手なれ」という諺があります。もちろん、強意の係助詞「こそ」を「なり」の已然形で受ける係り結びだ…という日本語学専攻らしい話をしたいわけではありません。この諺が意味するように、好きなことには熱心に取り組み、上達が早いというのは何となく納得できますよね。その逆も多くの場合成り立つような気がします。苦手(嫌い)なことに向き合うのは実際かなり難しいことで、つい目を背けてしまうことは往々にしてあります。失敗が続いて心が折れたり、自分には向いていないからと諦めてしまったり。しかし、そこで我慢して自分の苦手に向き合うことができれば、個人として、チームとしてひとつ上のレベルに行ける気がします。僕も人のことを言えないどころか、まさに「嫌いこそものの下手なれ(?)」の典型例です。これからはより一層自分の弱さに向き合い、一歩ずつ成長する姿を見せられたらと思っています。まずは同期の塚原にさんざんイジられるチキンレッグからの脱却に取り組みたいところです。

僕たちの学年は責任感と自覚の欠如が喫緊の課題だと感じています。こんな時期にもなって先輩方に迷惑や心配をかけていてはいけません。熱い言葉で盛り上げるといったことが得意な面々ではありませんが、苦手だからこそ意識して取り組む必要があります。

お世話になった先輩方とラグビーができるのもあと1ヶ月。一日一日を大切にしていきましょう!

次は2年の香月ちゃんに回します。香月ちゃんにはいつも部の仕事で負担をかけていて心苦しく思っています。いつもありがとう!ヴェルブリッツファンの香月ちゃんには申し訳ありませんが、12/13のリーグワン開幕戦はホンダヒートが勝たせていただきます!

2025年11月13日木曜日

ターニングポイント

たくやから回ってきました、1年の高野太明です。たくやはラグビーに対する理解が深く、練習中に良いアドバイスをしてくれてとても助かってます。また彼との会話は良い意味でも悪い意味でも話題がつきません。これからもよろしく!

僕は台湾大戦、菅平合宿、そして通常練習で1回ずつ脳震盪を起こしてしまい、これ以上脳に負担をかけないためにも長期的な離脱を余儀なくされました。3回目での脳震盪では症状が重く、多くの方に迷惑をかけてしまい、ラグビーを続けようか悩みました。しかし、ラグビー部の仲間の存在や、両親をはじめとする自分の周りの人たちの声掛けのおかげでラグビーを続けることを決めました。本当に皆んなには感謝の気持ちでいっぱいです。

名古屋大学ラグビー部という新しい環境でラグビーをプレイしてみて、今まで知らなかった新しいことや、先輩達のレベルの高いプレーを学ぶことができ、以前よりもラグビーが楽しいと思えるようになりました。しかし同時に多くのラグビーの課題にも直面しています。今ある最も大きな課題はタックルです。

前述した通り僕は脳震盪に3回もなってしまっており、タックルがあまり上手く無いです。何故脳震盪になってしまうか考えた時タックル姿勢や、立ち位置、フィジカルなど理由は色々思い浮かびましたがやはり最も大きな原因は自信の無さだと思います。

僕はタックルする時、自分と想定外のことが起きてしまうと何も考えられなくなってしまいました。その時に無理な姿勢で入ってしまい怪我に繋がってしまったのだと思っています。

ではどうしたら自信をつけることが出来るのかと考えた時に、フィジカルをはじめ、ラグビーに対する理解、基礎能力を上げることでラグビーに対する自信を付けることが大切だと思いました。

復帰までの期間は出来ないことが多いですが、食トレ、筋トレをしたり、パスなどの基本的なプレーを磨いたり、ラグビーに対する理解を深めることで自信を付けることが出来る期間でもあります。そしてラグビーに対する自信がついたとき、タックルだけでなく他の所でも大幅に成長出来ると思っています。まさに今この期間がターニングポイントなのでより気合いを入れて頑張っていきたいです。

次はこうたさんに回したいと思います。こうたさんはフルコンの練習中、名指しで声を出してくれることが多く、僕はその声のおかげでタックルが入れるようになったと言っても過言ではありません。またとても面白く、縁の下の力持ちのような存在です。