2016年12月20日火曜日

来年、副将、FWリーダーを務めさせていただく、工学部建築学科3年の牧野充朗と申します。私ごとになりますが、僕は、最近フランクリン手帳という手帳を買いました。手帳をまず持っていなかったのと、フランクリン手帳は一日が30時間に増えるという怪奇現象が一人歩きしている手帳で、ジャックハンマーかよ!(バキの登場人物です)と思いながら、ジャックハンマーに多大な尊敬をしている僕は、そんなジャックハンマー手帳を買わざるを得ませんでした。ちなみに、ジャックハンマーは今日強くなれるなら明日はいらないとか言って、ドーピングを繰り返し、1日に30時間のトレーニングをするという、キチガイです。


フランクリン手帳はベンジャミンフランクリンが開発し、使っていたことからそう呼ばれているようです。フランクリンという人は、いろんなことを成し遂げた人で、雷のメカニズムを解明して避雷針を作ったり、印刷業で大成功したり、アメリカ独立宣言に関わって、アメリカ100ドル紙幣に乗ってる人です。

フランクリン手帳は第四世代の手帳と呼ばれています。第一世代はただのメモ帳。第二世代は将来の出来事を管理する手帳。第三世代は目標を手帳上で管理し、それをスケジュールに落とし込むという手帳です。これはすごいなってなりましたが、時間に管理され目標が達成できないとなったみたいです。
そして、第四世代のフランクリン手帳が誕生しました。その思想は時間は管理できない。管理できるのは自分自身行動だけという思想に基づき、自分の行動、出来事を効果的に管理し、さらに自分自身の価値観と日々の行動を結びつけ、人生を管理することを目指した手帳です。


その手帳を使うにあたって、まず自分の価値観を明確化しなければいけませんでした。その中で、第一位に輝いた僕の価値観は、「ゲームを楽しむ」という価値観でした。ちなみに第5位までの価値観を上げてみると(賢者モードで書いたので・・・)
第1位「ゲームを楽しむ」=いろんなものごとをゲーム化し、そのゲームを全力で楽しむ。それがもし自分が死ぬかもしれないようなゲームでも、常識にとらわれず、アカギのように命がけで楽しむ。
第2位「集中する時間を持つ」=集中している時間は最高の時間なので、持つようにし、そのためにあらゆることをする。
第3位「責任、リスクを取り自由に行動できるようになる」=自分の行動、発言などに責任や、リスクをとれるようになり、自分の行動に制限をなくし、自由に行動する。
第4位「遊び心を持つ」あらゆるものごとに遊び心をもち、自由な発想を生み出し、革新的なものを生み出せるひとになる。
第5位「好きな人を全力で幸せにする」=自分の好きな人をパートナーにし、世界一幸せで楽しい生活を送れるように努力をする。 とこんな感じでした。


そうして書いてみると、この1年、僕は「ゲームを楽しむ」という価値観に沿って行動をできていなかったなと思いました。間違いなく、ラグビーというゲームは、僕がこれまでしてきたゲームの中でもっともハマったゲームです。
戦術の多彩性、駆け引き、充実感、爽快感、選択肢の多さ、ゲームの深さ、テクニックの多さ、戦術がもろにゲームにでるゲーム性。何より自分の能力をグラウンドに全て置いてこれる爽快感。僕がこれまで体験した、野球とかサッカーとかバスケとかそういうスポーツゲームとは一線を画す面白さです。

しかし、この1年は正直ただの言い訳というか甘えなのですが、怪我をたくさんしたり、学部の方がとても忙しい時期で、正直あまりラグビーに打ち込めていなかったというか、あまり戦術面やチームのことに踏み込めなかった、ラグビーの一番楽しい部分である、「考える」という部分をあまりできなかったと感じています。怪我したりして、もういいやとなって、神ゲーであるスマブラdxに打ち込んだりしていた時期もあったように思います。

今となってはもっとできたような、でもあの時は本当にいっぱいいっぱいであったようなそんなよくわからない感じです。


そして、僕がラグビーに本気で打ち込めるラストシーズンになりました。今年は最高学年ということで、戦術面、チーム作りなどに思いっきり踏み込め、ラグビーの一番面白いところである、強い相手にどう勝つか考えて、実行していくという部分が思いっきりでき、最高にラグビーというゲームを楽しめるのではないかと感じてワクワクしています。また、プレーヤーとしても、今年は怪我をたくさんしてしまい、あまり試合に出られなかったので、試合にたくさん出て、爆発したい、楽しみたいと思っています。


ゲームというのは結局のところ勝たなきゃやっぱ面白くありません。今年は、本気で勝ちにいくチーム作り、練習をすることになるかと思います。
正直、本気で勝つことを目指したら、きついことの方が多いと思います。なので、来年は今までよりきつい練習をすると思います。しかし、その中にしか本物の楽しさはないと僕は感じています。本気で勝ちを目指さないなら、そのゲームの面白さの半分も見えないと今までの体験から、そう思います。なので、本気でついてきてください。

また、去年まではある程度最上級生だけで戦術面を考えていましたが、僕はラグビーの一番面白いところである「考える」という部分を下級生にもしてほしい、というか知恵、力を貸してほしいと考えています。僕からも上級生のミーティングに参加させたり、色々と聞いたり、意見を求めたりと、働きかけるように努力しますが、
自分から色々と意見を言ってほしい、自分から働きかけてほしいと思います。


人は自分の価値観の中のものしか見えない性質です。僕が高校のときやってきたラグビーと他の人がやってきたことは結構違うと思いますし、上級生と下級生という違いや、価値観の違いがあるので、僕には見えないことが他の人には見えていたり、その逆もしかりだと思います。


ラグビーというゲームはなんとなく戦っても、勝てることはなく、考えて、実行して勝つべくして勝たなければならないスポーツであり、またそこが面白いところだと思います。
僕のアイデアや、上級生のアイデアじゃ、全く足りないので本当に力を貸してほしいです。


あ、最後にフランクリン手帳は使って、毎日の時間が1時間くらい増えたと感じたので、興味がある人は、「TQ-心の安らぎを得る究極のタイムマネジメント」という本を読んでみていただければなと思います。

長々となりましたが、次は来年BKリーダーを務めるあきばいずみ君に回したいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿