2020年12月19日土曜日

 「最後に感じること」


頼れるFWリーダーの大ちゃんから回してもらいました、今年度主将を務めさせていただいた齋藤岳です。大ちゃん、明日の阪大戦、スクラムもラインアウトもモールもゴール前も圧倒しようね。


最後のブログで何を書こうか迷いましたが、引退を控えた今だからこそ感じることを書きたいなと思います。


人は変われると思います。問題はいつ変われるかだと思います。


去年のリーグ戦が終わる頃、自分は今年度の主将になることが決まりました。誰が主将をやるかということがなかなか決まらず同期と何回も話し合いました。渥美さん、こばさん、塩谷さんのような圧倒的リーダーシップを身につけている人がおらず、誰が主将をやるにしても変わらなきゃだね、と誰かが言ってた気がします。そんなこんなで自分が主将をやることになりましたが、なかなか変わることができませんでした。1年生、2年生、3年生と偉大な先輩に引っ張ってもらうだけで、自発的になにかをした記憶がありません。そんな人が急に主将になったからといって変われるはずがありません。やっぱり変わるには時間がかかり、少し変われたかなと思えたのも引退間近になってからです。

最後のリーグ戦、最後の阪大戦、最後の東大戦、最後を感じれば誰でも変われると思います。こんな自分でも少し変われた気がするからです。気のせいかも知れませんが。ガゼルの5本目に4本目より速く走れるあの感じです。しかし、最後を感じてから変わってては遅いと思いました。いかに早い段階でゴールを意識して少しずつでも変われるかが、今になって重要なことで難しいことだったなと思います。下級生のみんなはまだまだ時間があるので、ちょっと考えてみてください。


最後のブログということでこの4年間を振り返って自分の後悔を書いたわけですが、明日の阪大戦では前だけ見て後悔のないよう全力で闘いたいと思います。応援よろしくお願いします。


最後になってしまいましたが、OB・OGの皆様、名大ラグビー部関係者の皆様、今年度も支援・応援ありがとうございました。我々4年生は明日の阪大戦、来週の東大戦をもって引退しますが、来年度以降の名大ラグビー部もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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