2021年11月9日火曜日

今後の課題

  リーグ戦ではゴール前からの豪快なトライを見せてくれた横川君から回ってきました3年の安田凜です。一昨日でリーグ戦の全試合が終了しましたが、私はほんのわずかな時間しか試合に出ることができませんでした。私にもっと実力があれば交代で出場できる場面はもっとあったと思うのですが、試合に出たわずかな時間だけでもまだまだ大事な試合を任されるには力が足りていないと痛感させられました。そこで私がこれからどんな練習をして何を伸ばしていけばよいのかをこの場を借りて反省していこうと思います。

 スクラムハーフというポジションの特性上、試合中は常に冷静にチームに指示を出していかなければなりません。アタックではその瞬間だけでなく、数フェーズ先のことまで予想しながらどのようなアタックが一番有効なのかを選択しなければならず、そのためには味方や相手の状況も広く把握している必要があります。最近は味方や相手の枚数、裏のキックケアの有無など確認できるようになってきましたが、どうしてもフェーズが重なって疲れてきたり焦ったりすると味方の声も聞こえなくなったりテンポを出そうと意識するあまり逆目の判断ができなくなったりしてしまいます。経験上これらの判断ができるかどうかはその瞬間に心の余裕があるかだと思います。ですから今後の練習ではパススキルやラックへの寄り、球出しなど基本的なことを大事にし、全く心配なく基本的なプレーができるようになってから全体を俯瞰的に見れるよう意識していきたいと思います。またディフェンスも同様に数フェーズ先まで予想しながら早く指示を出していかなければ相手のテンポの良いアタックや不意の逆目のアタックに人数を余らされてしまいます。私が上手くディフェンスの枚数をコントロールできない原因にはその場その場で行き当たりばったりな指示を出しているからだと思います。ポジションごとにディフェンスの仕方は違うはずですから、特に逆目に人を残すときなどはそれが正しい人でないとそのフェーズではよくても数フェーズ先でピンチになってしまうということです。なので今後は味方一人ひとりがどう動こうと考えているかを考えつつ、その後の展開を予想して指示を出せるよう常に考えようと思います。

 リーグ戦に出て大きく感じたのは練習に比べて判断能力が極端に低くなってしまう事です。これは試合への緊張やミスへの不安から余裕がなくなってしまっているということに起因すると思います。これは練習ですぐに改善できるものではないと思いますが、練習中により深く思考を巡らせることや基礎的な練習を積んでミスへの不安を減らすことで改善していきたいと思います。

 次は1年生ながらリーグ戦で獅子奮迅の活躍を見せてくれた田中大地君に回したいと思います。

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