タックルの鬼,雪治から回ってきました,3年の武藤です.雪冶はチームにとって大変重要な存在で,雪冶のタックルにチームは幾度となく救われています.ただし,成績は聞くところによると非常に心配するほどなのでぜひ頑張ってほしいです.
さて,先日リーグ戦と3年生試合が終わり,残すは定期戦のみとなりました.本来ならばこの時期に書くブログはリーグ戦の反省や定期戦に向けた目標などだと思うのですが,今回は私が最近練習しているときに考えていることを書きたいと思います.
僕が大切にしている言葉に,「「正直」と「基本」」というものがあります.これは日産のR35GT-Rという伝説的な車を開発した元エンジニアの水野和敏という人の言葉です.この言葉は現状の事実を正確に把握し,基本に立ち返り,そこから本質をつかむという意味です.端的に言えば原理原則を抑えるってことです.
例えばボールをパスするときのハンズアップ・アーリーキャッチ・フォロースルー・ネックターンという基本の動作があります.ではこの動作は何のためにするのか,これをしないと何が起こるのか,なぜこれでないといけないのか,などを考えるところから始まります.そこからもっとラグビーの基本に立ち返って,パスはなぜするのか,パスをしたことによる利点,欠点はどのようなものなのか,パス以外の選択肢をとったらどうなるのか,というふうに考えて少しずつ本質に近づいていく感じです.
決して僕が先ほど出した例の正解が分かっているというわけではありませんが,なるべくこのようなことを考えながらラグビーをするように意識しています.本質にたどり着くためにももっと考えてラグビーをしたいと思います.
ちなみにこの考え方をもっと深く知りたいという方がいらっしゃいましたらフォレスト出版の「非常識な本質」という本がおすすめです.水野さんの今の考え方に至るまでの営業やレース監督時代などでの経験も書いてあり,非常に読み応えのある本です.アマゾンでも売っているのでぜひ.
次は瑠名ちゃんに回したと思います.
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