早いもので、高校から始めた学生ラグビー生活も最後の一年となりました。思い返してみると辛いことが多かったです。体も小さく、不器用でセンスもなくて、周りに着いて行くのに必死だった高校時代(合宿は特に地獄でした)。体は多少大きくなって、試合でもそこそこ活躍できるようになって来たものの、今度は怪我に悩まされるようになった大学時代。そして共通して辛かったのは、何より勝てなかったことです。
今まで僕が着いていったキャプテンの中に、勝利に必死でなかった方はいなかったと思います。去年はかなりきつい練習もしました。それでも、大事な試合では勝てませんでした。足りないものは何だったのかを早く見つけられるかどうかが、今年の結果を左右すると思います。
高校でラグビー部に入るのを決めたのは、強くなりたいと思ったからでした。僕は強い人間になれたでしょうか。胸を張ってそうだと答えられるように、今年は何としてでも結果を出したいと思います。僕はまだまだ未熟者で、視野も狭いですが、「グラウンドにいる誰よりも強い気持ちを持ってラグビーをする」という、大学入学時に決めた約束は最後まで守って、気持ちでチームを引っ張って行きたいと考えています。
2018年が名古屋大学ラグビー部にとって、また自分自身にとって最高の一年になるように、一年間全力で頑張ります。
次は、副将の鬼頭憲司に回します。
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