2021年10月3日日曜日

読書とスポーツ

 ブログを書くのは年明け以降半年ぶりです。四年になってしばらく経つ西山です。次ブログ書くのは東大戦東大戦か阪大戦の前やろなと思っていたところ、頭のネジが飛んでいる(褒め言葉)山口くんから回ってきました。とても頼りになる、という紹介文に若干の含みを感じてしまう私ですが、ちゃんと素直に受け取って、しっかりしたリーダーでありつづけるために精進して参ります。


しばらく見ていなかった過去のブログをサラッと拝見しましたが、やはりみんな名大生、真面目です。私の真面目成分はきっと次回のブログにたくさん入っているので、今回は最近ちょっと沼に浸かりつつある読書、それとスポーツの関係についてお話しします。


一口に読書といっても色々な本のジャンルがあります。小説だったりエッセイだったりです。今回私が推したいのが、論説文、いわゆる新書と呼ばれる本の類です。私は、論説文を読むこととスポーツには、かなり深い関係があると考えています。スポーツをするにあたって、自分の現在の課題は何かということを考えた方は多いと思います。これには、自分を見つめ直すという行動が不可欠です。そして、読書は自分を見つめ直す機会を与えてくれます。ある本を読んだ後、普段の自分の行いと比べてどうか、新しい知見はあったかどうか、などです。簡単に言ってしまえば、読書は簡単な自己分析のきっかけになり、スポーツにおける自己分析の練習になるということです。そこで、普段マンガしか読まないという方も、一度活字を読んでみてはいかがでしょうか。


まだまだ読んだ冊数は少ないのですが、興味を持った方のために何冊かおすすめの本を紹介したいと思います。


1.サピエンス全史(上下 ユヴァル・ノア・ハラリ)

ちょっと新書から外れたチョイスにはなりますが、この本は現存する人類であるホモ・サピエンスがどうして生き残ってきたのか、から将来的に一体どういう社会を作り出すのかが、著者であるユヴァル・ノア・ハラリの言う、「想像上の虚構」を通して平易な文章で述べてあります。ポイントになるのは前述の「想像上の虚構」というキーワードなのですが、ネタバレを避けるため黙っておきます。ちょっとお高いですが非常にオススメです。


2.無理ゲー社会 (橘 玲)

現代日本における、様々な不公平の問題(男女の不公平であったり、生まれの不公平であったり)を実際の例を交えてわかりやすく解説してくれる本です。現在多くの企業、組織では成果主義、実力主義型の経営が導入されており、男女共同参画のための産休、育休制度の導入などの働き方に関する法案が整備されていますが、これらの不公平を是正することによって、次に危機に晒されるのは一体社会のどの存在なのでしょうか。これから日本という難しい社会を担っていく私たちは、一度考えてみても良いのではないでしょうか。


番外編.恥知らずのパープルヘイズ(上遠野 浩平)

真面目な本が続きましたが、ところで皆さんはパープルヘイズと聞いて何を思い浮かべるでしょうか。洋楽好きな人はジミ・ヘンドリクス、ジョジョ好きな人は間違いなくブチャラティチームの一人であるパンナコッタ・フーゴを思い浮かべることでしょう。フーゴは物語の途中、とある事情でチームを離脱することになります。この作品はその後のフーゴの行動を描く、スピンオフ小説となっています。現在私も読んでいる途中ですが、六部アニメ化が楽しみで仕方ないジョジョ好きの人は、ぜひ読んでおくと良いかもしれません。極めれば小説版なのに脳内でセリフが再生できます。



これだけ舐めた文章を書いておいてなんですが、

三週間後には1ヶ月遅れのリーグ戦が開幕するので、それまでしっかり準備して最後のリーグ戦に臨みたいと思います。


次のブログは同期であり、僕と同じく年始から全く書いていない藤田君に回そうと思います。

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