まさのりから回ってきました、4年の西島です。馬に愛されたのも一時だけで、先日大負けしたので馬をもう引退しようと思っています。
東大戦まであと1か月となりました。本日からは4年生の最後のブログが続きます。初回は西島です。
最後のブログの順番は同期の中でくじをして決めました。僕が1回目だと知ると、やはり何かあると感じました。というのも、入部したての頃の1年生の自己紹介ブログでも、初回に書いたのは僕だったのです。その時はただ、前のブログを書いた先輩と同じ配車だったということだけで最初に僕にブログが回ってきただけで、これといった理由などはなかったのですが、それ以降、僕は広報担当になりブログの管理などもするようになりました。今になって何かとブログとは縁が深かったなと感じています。
僕がラグビーを始めたのは高校の部活動でした。もともと父がラグビー好きだというのもあり、それまで長くしてきた水泳と悩んだ挙句、ラグビー部に入部しました。
僕の高校のラグビー部は部員が少なく、3年生が引退すると15人がそろわないので冬や春の大会は10人制に出場するしかありませんでした。大阪府の高校の10人制大会は予選と本選があり、予選はハーフコートで行い、本選がフルコートで行うといったもので、予選を勝ち上がらないと本選に出られない仕組みでした。そのため、僕らは予選を勝ちあがるためにハーフコートという狭いコートでどう戦うかを考えたあげく、ピックゴーをし続けることにしました。この戦術が思いのほかうまくいき、予選を突破し、本選にでることに成功。そして、ピックゴーしか練習してきていない僕らは、フルコートで行われる本選でもこの戦術で挑み、何があったか本選でも勝利を重ね、大阪の10人制大会で優勝することができました。
これに味を占めた僕らは、1年生が入部してくれたおかげでなんとか15人制に出れるようになっても、このピックゴー戦術を続けました。そして、高校3年秋。花園予選1試合目でもこの戦術で勝利。そして、2試合目。前半0-0折り返し、後半はじめに泥臭くピックを続けて、ようやく1トライをいれて、7-0。後半中盤で向こうにトライをいれられて7-5。このままいけば勝てるところをラストプレイで自陣でペナルティをとられ、向こうのPGが決まり7-8で惜敗。これで僕の高校でのラグビーは終わりました。
今になっても、この高校での最後の試合の悔しさは思い出されます。「こうしていたら、ああしてれば」と、どうにもならない後悔を考えてしまいます。大学でラグビー部に入ったのも、この後悔があったからです。
1か月後の東大戦、あとから振り返った時に悔いが残るようにはしたくありません。僕らには幸いまだ1か月残っています。最後には笑って終えられるように、残された時間全力を尽くしたいと思います。
最後になりましたが、佐々木先生や土門コーチ、左海コーチ、藤本さん、塩谷さんなどのOB・OGさん、父兄の方々など、僕たちの活動を支えてもらっているすべての方に感謝を申し上げたいとおもいます。また、ついてきてくれた後輩、面倒を見てくださった院生のみなさん、ありがとうございました。
そして同期のみんなへ一言。
絶対勝つぞ。
次は、武藤です。彼も高校時代からの苦労人です。彼も東大戦にかける思いは格別でしょう。
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