2023年11月24日金曜日

集大成

真帆から回ってきました。4年の大倉です。真帆は自分の考えを素直に上手に人に伝え、実行できる力を持っています。これは自分に足りないことの1つなので、その意思表示能力と行動力はとても尊敬しています。


さて、何度書いてきたか分からないこのブログも最後になりましたが、大層なことを人に伝えるようなことは自分には合わないので、自分自身のこの4年間を振り返らせていただきます。


1年生。

入学して半年間はコロナウイルスの影響で練習がまともにできず、部活の人とご飯に行くことさえあまりできませんでした。普通はここでモチベーションが下がったりするものかと思いますが、私はとにかくスポーツが好きだったのと、先輩や同期もいい人たちばかりだったので、一緒にラグビーできる日を楽しみにしていました。

ほぼ通常の部活が始まり、試合にも出させていただいていたのですが、リーグ戦最終戦で怪我をしてしまいました。その影響で東大戦、阪大戦に出れなかった悔しさは、今でも忘れません。


2年生。

この代の4年生の色は自分たちと似ていると勝手に思っており、目指していた形でもありました。下にも本当に優秀な後輩が入ってきてくれて、自分も負けられないという向上心が生まれました。

ただ、やはり1番記憶に残っているのは4年生の引退試合である阪大戦です。ほぼノータイム、端っこのトライで自分がキックを決めれば勝利という場面で、不思議とその瞬間を楽しめ、決めきったということは、その後のキックの自信に大きく繋がったと感じています。


3年生。

上級生になり、少しずつ自覚が芽生えてきてリーグ戦まで順調に来ていましたが、ここで人生最大の大怪我をします。

10日間の入院、手術の末、今ではほぼ完治しているのですが、またまた4年生の引退試合である東大戦に出場できず、悔しい思いをしました。ただ、入院中に同期が送ってくれた部活のみんなのハートの写真は、部活の温かさを改めて感じ、今でもカメラロールに入ってます笑。


4年生。

最後の1年間は本当に濃く、大変で、有意義な時間でした。ミーティングの時間が大幅に増えて考えることも圧倒的に多くなったのですが、結局同期と話すのは楽しいので、大変ではありましたがそこまで苦痛に感じず、楽しめたかなと思います。

また、BKリーダーになったということもあり、後輩から質問を受けることも多くなりました。それまではキックなどは何となくで蹴っていたのですが、蹴るポイント、ボールや足の角度、ボールの落とし方など、色々なことを聞かれるうちに、自分のプレーも見直すいい機会になったと思います。真帆のブログにも書いてもらいましたが、言語化能力というのはこの1年間で特に鍛わったのかなと感じております。


そして残り2週間。

泣いても笑ってもあと2週間で一旦自分のラグビー人生は終わります。この4年間で自分がやってきたことが間違いだとも思わないし、この1年間で自分たち4年生がやってきたことが間違いだとも思いません。

あとはやってきたことを信じて出し切るだけです。

最後は笑って終わります。


最後にはなりますが、監督の佐々木先生、顧問の土門さんをはじめ、多くの部活の仲間やOBの方々など、たくさんの支援があって活動ができていることを、4年になって改めて強く感じました。4年間本当にありがとうございました。


東大戦、この4年間の集大成として、必ず勝って終わります。

応援よろしくお願いします。


次は、姐さんことくるみに回します。くるみは本当に細かい所まで気を利かせることができ、こわいほど小さな変化にも気づくことができます。ぜひ気を使える男性になるためにも見習いたいものです。

0 件のコメント:

コメントを投稿