2022年7月25日月曜日

春シーズンの反省と今後

  最近めきめきとリーダーシップを発揮している凜さんから回ってきました、3年の大倉一乗です。凜さんが3年生の途中までは少し奥手なのかと思っていましたが、4年生に近づいてくると、初心者から始めて経験も浅い中、後輩に的確な指示を出せるほどになっていたので、自分もこれから仕切っていく立場になる身として、この姿を見習いたいものです。


 さて、春シーズンが終わったわけですが、今年の春シーズンを通して自分が一番感じたのは、他の人も言っている通り、結果こそでなかったものの収穫のあるシーズンだったということです。春で身につけようとしていた基礎スキルやAT、DFのサインコールなどは半年前とは見違えるように成長しているのを自分でも周りを見ても感じました。


 しかし、やはりラグビーは勝たないと面白くありません。そのためには、夏からさらに身につけるべきことはたくさんあります。試合の運び方やブレイクダウン、トライの取り切り方など。その中でも、私はキッカーとして試合の運び方というところを少し考えてみました。


 試合の運び方という点でプロの試合などを見てみると、拮抗している試合で勝敗を分ける大きなポイントの一つとして、ペナルティゴールの差というのがあります。ペナルティキックの役割としては、先制点を取って流れを持ってくる、もしコンバージョンキックを一度はずしたとしても同トライ数であれば勝てるという安心感が得られる、最後時間がないときの逆転への一手などがあると思うのですが、名大やその他のBリーグのチームは滅多に蹴ることがありません。その理由としては、トライを取った方が点が多く入る、拮抗した試合があまりない、キッカーへの信頼不足などが挙げられます。


 しかし、名大が毎年勝つことを目標にしている、実力が拮抗している阪大や東大、あるいは格上とされている日本福祉大学や金沢学院大学に勝つためには、普通のことをし続けるより、ペナルティゴールもしくはドロップゴールなど、少しトリッキーなことをした方が勝つ可能性は上がると私は思っています。また、もし外したとしてもほとんどマイボールで再開できるため、あまりリスクも大きくありません。


 このような点から私は今後ペナルティゴールの導入をしていきたいのですが、まずはキッカーとしての信頼を得るために、コンバージョンキックの成功率をもっと上げたいと思います。そして、どんな場所からでも決めれるような安心感のある選手になります。


 次は進級が危ぶまれているゆきやに回したいと思います。

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