2018年12月15日土曜日

 頼れる副将から回ってきました。主将の小林です。

 これで自分がブログを書くのも最後になります。最初に書いたブログを読みかえし、あの時の入部できた喜びと、4年間全力で頑張ろうという決意を思い出しました。明日は最後の試合ですが、初心に帰って全力プレーで臨みたいと思います。

 思い返すとこの4年間は、苦しいことが多かったです。1年の阪大戦は自分のせいで負けました。悔しくて何度も思い出しました。2年では膝に大怪我をし、プレーできない悔しさを味わいました。そして3年では、無理にでも試合に出てどうやって結果を残していくか、そんなことばかり考えていました。

 以前にもどこかで書いたかもしれませんが、それでも辞めたいと思ったことはありません。それはやはり、このチームに、それだけの魅力があるからだと思います。そしてその魅力とは、沢山の人がこのチームを、自分を、支えてくれているということなのではないかと思っています。

 現役のためになることは何か、考え、実行して頂いているOBの方々。様々な形で応援して下さる家族や関係者の方々。忙しい中、グラウンドに足を運んで頂いて、僕たちを助けて下さる監督コーチ。自分たちを成長させて下さり、またOBや院生になってもチームに貢献して下さっている先輩方。雨の日も猛暑の中でも、練習や試合を支えてくれたスタッフ。どんなにきつい練習をしてもここまでついてきてくれた後輩たち。そして、共にここまで頑張ってきた同期のみんな。

 この一年、チームを率いて、そのことを強く実感しました。全ての人たちに感謝を伝え、また、喜びを分かち合うために、明日の東大戦では必ず結果を残したいと思います。

 チーム一丸で勝ちましょう。
 こんばんは、副将の鬼頭です。
 早いもので日曜日に最後の東大戦を迎えようとしています。何かの終わりが近づくとよく感じることではあるのですが、ほんの1ヶ月前まではまだ引退まで1ヶ月もあると思っていました。しかし、最近は1日1日がとても早く進んでいき、もう気づけば引退が目の前まで迫ってきています。終わりが近づくにつれて名残惜しさとともに、4年間があっという間に過ぎていったと感じています。

 最後のブログとなるので、今年1年について振り返っていこうと思います。最終学年として過ごしたこの1年は4年間の中でとにかく濃く、苦しく、長い1年でした。学生主体でチームを作ることの難しさを感じましたが、その一方でチームを動かすことが出来る楽しさもありました。同期と何度ミーティングをしてきたことでしょう。数えることが出来ないほどしてきました。どうすれば強いチームになれるのか、どうすれば試合に勝てるのか毎日毎日考えてきました。
 
 今年は「勝ちにこだわる」ことを意識してチーム作りをしてきました。一言でいうと簡単なことのように思えますが、勝つことがどれほど難しいものなのかこれまでのラグビー部での経験から分かっていました。しかし、だからこそ試合に勝つ喜びを味わいたい。そのために出来ることなら何でもする。そう意気込んで取り組んできました。
 
 そして春シーズンの集大成であり、今年の目標の1つであった阪大戦。入部して以来初めて阪大戦の勝利を得ることが出来ました。この試合に勝ったときの喜びは言葉では言い表せないものでした。本当に頑張ってきて良かった、心からそう思いました。
 その後夏合宿を経て、リーグ戦が始まりました。しかしリーグ戦の序盤、勝つことは出来ても思ったような戦いが出来ず、自分達のやってきたことが正しいのか分からないこともありました。この時期が自分としては一番苦しかったように思います。その中でも試合を重ねるごとにチームが成長していき、徐々に今年のチームの形が出来ていってるように感じました。
 そうして迎えたリーグ戦の最終戦でしたが、残念ながら負けてしまいました。試合終了後、悔しいという感情だけが溢れてきました。あの日をやり直したいと何度も思い、もっと試合中にこうすればよかったと何度も考えました。
 しかしBリーグ2位となり、幸いにも入れ替え戦に進むことが出来ました。今年の目標の2つ目はリーグ昇格でした。そのチャンスを4年目にして初めて掴むことができました。相手は当然格上ですが、何としても勝つという気持ちをもって臨みました。しかし結果は大敗。公式戦でここまで点差がつく経験は初めてでした。悔しさも当然ありましたが、何よりも自分達の力のなさを痛感しました。

 そうして残るは東大戦。入れ替え戦後、自分達に足りないものを再び考え直し、長いとは言えない時間でしたが、それでも東大戦で勝利をするために必死に練習をしてきました。チームとして今年1番の状態に仕上がっていると思います。最後の東大戦は何としても勝ちたい。阪大戦で味わった喜びをもう一度チーム全員で味わいたい。悔し涙はもういりません。この1年間の全てをぶつけ、必ず東大に勝利します。最後は笑って泣きましょう。

 次は、今年1年チームを先頭で引っ張ってくれた主将の小林くんに回します。

2018年12月13日木曜日


祐次郎くんから回ってきました、4年の松村です。

 周知の通り、自分は大学でラグビーをやるつもりは全くありませんでした。新歓の時、自分によく接してくれた先輩方や今の同期に対して申し訳なさを感じつつも、いつきっぱりと入部を断るべきかをずっと考えていました。そんな固かった意思が揺らいだのは、最後の新歓イベントだった新歓試合でした。試合を見るうちに自然と熱くなり、夢中になった事を今でも覚えています。前回のブログで祐次郎が書いていた通り、ラグビーには独特の魅力があると思います。最後のブログでは自分がここまでラグビーを続けるに至った、ラグビーの魅力について書きたいと思います。

 日本開催のラグビーW杯も来年に迫り、メディアでもラグビーについて頻繁に取り上げられるようになってきました。パスやキック、スクラムなど多種多様なプレーがあることや、「One For All~」といった有名な言葉に表されるような精神面がよく紹介されますが、やはり「迫力」と「奥深さ」が自分にとって大きな魅力であると思います。
 実際のグラウンドでラグビーを観戦するとぶつかり合う衝撃音や歓声が聞こえ、一段と迫力が増し、見ている方も昂ってきます。最初にラグビーに興味を持ったのも、テレビで観た全国高校ラグビーの試合でした。ルールなどは全然わかりませんでしたが、迫力に圧倒されました。新歓試合で感じた興奮も、ラグビー特有の迫力からくるものであったと思います。
 ラグビーは極めて戦略的なスポーツでもあります。チームによって採用している戦術はそれぞれ違いますし、流行も存在します。戦術によってチームの戦い方や試合運びが大きく変わってくるので、大変重要なものになります。故に今年1年間、4年生となり戦術やシステムを決めるのにミーティングを重ね、かなり時間もかけました。フィールドで体を当てるだけではなく、しっかりと考えなければならないというのもラグビーの魅力です。また、上にも挙げた通り、ラグビーには多様なプレーがありますが、そのプレー1つ1つに奥深さがあります。高校時代はPRだったので、身を以て感じたのですが、「スクラム」という1プレーの中にも、それ自体が単独で競技として成り立つのではないかと思うほど、戦略であったり繊細な技術があります。ラグビー経験が長い自分でも、バックスのエリアマネジメントやサインなどは愚か、自分が関わるプレーについても知らないことがたくさんあります。自分の専門分野において突き詰めても、追求しきれない奥深さがラグビーをここまで続けさせてくれたのだと思います。

 冒頭では大学でラグビーをやるつもりは全くなかったと書きましたが、入部してからラグビー部を辞めようと思ったことは一度もありませんでした。こうして自分が続けてこれたのも先輩や後輩、何より同期のお陰だと思います。本当に感謝しています。また、これほど心から勝ちたいと強い思いを持って、ラグビーをプレーするのもおそらく次の東大戦で最後です。あと残すところ4日ですが、悔いが残らないよう全力でやりたいと思います。

次は今年1年間副将としてチームを作ってくれた憲司くんに回します。


2018年12月12日水曜日

きょんから回ってきました、4年の西尾祐次郎です。
これが最後のブログになります。

中学と高校でそれぞれ3年間と大学で4年間続けてきたラグビーも残りあと1試合となりました。始めた当初はこんなに長く続けるとは思いませんでしたが、ラグビーの魅力に惹きつけられここまで続けてしまいました。

大学最後の1年間について書こうと思います。この1年間はとにかく分からないことばかりでした。チームの在り方や戦術、練習の内容などを自分たちで決めていくことの難しさを自分たちが最高学年になって初めて実感しました。正解が分からず手さぐりで進む中、自分たちがやっている事が正しいのか分からない不安もありました。それでも試合を重ねるごとに、少しずつ戦術が形になったりチームとして成長していると実感できる事が増えとても楽しかったです。この1年苦しい時期も多かったけど、どんな練習もついてきてくれる後輩、忙しい合間を縫って来てくださる先輩、頼もしい同期のおかげでとてもいいチームができたと思います。最後はこのチームで悔いなく笑って終われるよう頑張ります。


次は洋空くんに回します。

2018年12月8日土曜日

最近よく人生相談を聞いてもらっている荻野から回ってきました。
四年スタッフの阪口杏花です。

最後のブログとなりました。
先日最後のレンタカー運転を終えたり、物事にどんどん最後が増えて、四年間色々あったけど終わるのは一瞬だなと思いました。
汚いマネ部屋にも、もう来ることはなくなると思うと寂しいです。
マネ部屋ではみんなとくだらない話をして笑ったり、仕事やテーピングの練習をしたり、ミーティングで自分の意見を話したり、勉強会をしたり、辛いことも楽しいこともここで過ごしました。
たくさん思い出が詰まったマネ部屋、これからもずっと大切にされていってほしいです


また今年は、一年生のころからちゃんとできるようになりたい!と思っていた救急搬送にもたくさん取り組めて嬉しかったです。
そしてそれについてきてくれた後輩、特にメディの頼もしい後輩たちには感謝しかありません。ありがとう^_^



最後の試合、東大戦ではスタッフ一丸となって頑張りましょう!


次はいつも優しいゆうじろうに回します。

2018年12月6日木曜日

 阿美翔太郎から回ってきました、4年の荻野です。経済学部の最後の砦ということで頑張ってブログ書いていきたいと思います。

 今回がラグビー部として最後のブログということで学生生活を振り返っているんですが、もう終わるのかという気持ちとまあ毎日頑張ってきたなという気持ちが混在しているような状態です。下級生の頃は部活に満足に参加できず、大学ってつまんねぇなとやさぐれてた時期もありましたが、それも今となっては懐かしいです。本格的に部活に参加できたのは大学三年からでしたが、同期や先輩、後輩が温かく迎え入れてくれたこともあり楽しくラグビーをやってこれました。チームに途中参加する中で、試合に出るためにあれこれ考えながら自主練した経験は今後も生きてくるかなと思います。大学の中でできることは色々あると思いますが、自分にとって一番熱くなれるのはラグビーだったなと感じます。ラグビー部で頑張ってきたおかげで思い出に残る大学生活が送れたし、いい仲間とも出会えました。ただこの経験をいいものにするためには最後が肝心。来週末の東大戦まで全力で頑張って、勝つことでみんなに恩返ししたいと思います。

次はいつもテーピングありがとうございます、スタッフの阪口杏花さんに回したいと思います。

2018年12月5日水曜日


松浦君から回ってきました.4年の阿美翔太郎です.

彼を含め,同期とは様々な思い出があります.

今振り返るととても懐かしくて,
「もう終わってしまうのだな」
と思うと,どこか寂しい気持ちになります.



そんな大学生活の中で本気で取り組んできた,
名古屋大学ラグビー部での活動も残すところあと僅か.


”地獄の細道”で部活やサークルからの必死の勧誘を振り払い,
出口に向かっていったあの日がつい昨日のように感じられます.


入学当時,私は「ラグビー」「アメフト」「勉強」と三つの選択肢からどれを選ぶか頭を抱えていました.

 「ラグビー」は高校から始めていたのですが,
正直なところ名大ラグビー部の競技レベルとはかけ離れていたため,練習見学や新歓試合を通じて


「この部活でやっていけるのか.」


入部を躊躇う自分がいました.




 そんな臆病で入部を躊躇う私の傍らで,
名古屋大学ラグビー部には上手く言葉にはできないけれど,
私を惹きつけるものが沢山ありました.


どこか暖かくて,居心地のいい雰囲気.


勝利に向かい直向きに走り続ける熱意と覚悟.


愉快な同期と勇ましい先輩たち.


この人たちと共に4年間を過ごしたい.


共に戦いたい.


勝って勝利の喜びを分かち合いたい.


私はいつのまにか名古屋大学ラグビー部に惚れていました.


「4年間を過ごすならここしかない.」


そう思い,入部を決めました.


そうして始まったNURFCでの活動も残すは東大戦のみ.


あの頃抱いた「思い」は今も変わらず残っています.


「この同期と,先輩と,そして後輩たちと共に勝利の喜びを分かち合いたい.」


東大戦,必ず勝ってこの4年間を締めくくります.


次は経済学部の同期でもある荻野君に回します.

2018年12月2日日曜日

最近、スクラムの奥深さを教えてくれている松江くんから回ってきました松浦慎之助です。時の流れは早いもので最後のブログとなりました。

おそらく同期の中で名古屋大学ラグビー部に最初に入部を決めたのは自分なのではないでしょうか。私は浪人時代の夏休み、高校の同期だった渥美くんに誘われて名大ラグビー部の練習に参加しにいきました。当時のキャプテンの野村さんを中心に気迫溢れる練習、そして見知らぬ私を快く受け入れてくれる暖かい環境、そんな名大ラグビー部に惹かれ、その時からこのメンバーの一員としてラグビーをしたいと決意するようになりました。

時が流れ、自分たちが最上級生となり、かつて私が憧れたメンバーはいなくなりましたが、名大の真摯に練習に取り組む姿勢、自分たちで考え行動する自律性、そして明るく居心地の良い文化は確実に受け継がれていると思います。そんな自分を成長させてくれた名大ラグビー部に私は本当に感謝しています。

東大戦まで残り2週間。昨年、東大駒場キャンパスでノーサイドの笛が鳴った瞬間、泣き崩れる先輩の姿は鮮明に覚えています。あの姿を見てから私は今まで以上に覚悟と責任を持って日々精進するようにしてきました。最後に笑って終えられるよう、絶対に勝ちましょう。

次は同じ学部で共に過ごしてきた阿美翔太郎くんに回したいと思います。