太明から回ってきました。とても面白い縁の下の力持ちこと、3年の後藤航太です。太明はいつも一生懸命で、練習中もその姿に自然と注目してしまいます。すこし不器用なところもかわいがりやすくて助かりますね。太明は自己評価が低すぎるような気もするので、もっと自信を持ってほしいものです。
さて、拓哉、太明と、怪我に悩まされる2人の後輩からブログを回してもらう形になりましたが、思う通りにいかない日々の辛さは人並み以上に分かっているつもりです。2人ともこれからがとても楽しみな選手なので、ラグビーを続けると決めてくれたことを心から嬉しく思います。今回深く悩んだからこそ、部に残ってラグビーに取り組む動機がよりはっきりしたのではないでしょうか。今年は焦らず着実に力をつけて、来年からバリバリ活躍してもらいましょう!
今回は、最近考えていることとこれから意識したいことについて書きたいと思います。
日本には古くから「好きこそ物の上手なれ」という諺があります。もちろん、強意の係助詞「こそ」を「なり」の已然形で受ける係り結びだ…という日本語学専攻らしい話をしたいわけではありません。この諺が意味するように、好きなことには熱心に取り組み、上達が早いというのは何となく納得できますよね。その逆も多くの場合成り立つような気がします。苦手(嫌い)なことに向き合うのは実際かなり難しいことで、つい目を背けてしまうことは往々にしてあります。失敗が続いて心が折れたり、自分には向いていないからと諦めてしまったり。しかし、そこで我慢して自分の苦手に向き合うことができれば、個人として、チームとしてひとつ上のレベルに行ける気がします。僕も人のことを言えないどころか、まさに「嫌いこそものの下手なれ(?)」の典型例です。これからはより一層自分の弱さに向き合い、一歩ずつ成長する姿を見せられたらと思っています。まずは同期の塚原にさんざんイジられるチキンレッグからの脱却に取り組みたいところです。
僕たちの学年は責任感と自覚の欠如が喫緊の課題だと感じています。こんな時期にもなって先輩方に迷惑や心配をかけていてはいけません。熱い言葉で盛り上げるといったことが得意な面々ではありませんが、苦手だからこそ意識して取り組む必要があります。
お世話になった先輩方とラグビーができるのもあと1ヶ月。一日一日を大切にしていきましょう!
次は2年の香月ちゃんに回します。香月ちゃんにはいつも部の仕事で負担をかけていて心苦しく思っています。いつもありがとう!ヴェルブリッツファンの香月ちゃんには申し訳ありませんが、12/13のリーグワン開幕戦はホンダヒートが勝たせていただきます!