さあやから回ってきました、工学部一年の今枝拓哉です。さあやはおしとやか系かと思っていましたがそうでもないようです。普通の人とは見えている世界が違うようで面白いです。さらに、僕が投げ捨てた氷を拾ってくれたりと視野の広さも感じます。結構スタンドオフ向いてるんじゃないかな。これからもよろしく!
僕は高校からラグビーをやっていて、20m先で倒れた自転車を直しに行く90kgくらいの体格をもつ先輩に憧れてデカくなりたいと思って始めました。誉と似た入部理由で驚きました。ただ、あんまり高校ではデカくなれませんでした。少しだけ足が速かったのでポジションはウイングでした。高校総体最後の試合では、19-38というスコアで旭野に敗北を喫する形となりました。19点と差のある試合に見えますが、僕は絶対に勝てた試合だと思っています。試合開始直後の単純なDFミスがこの試合の流れを変えてしまいました。この経験からもっと試合を動かせるプレイヤー、ポジションになりたかったと思ったし、その未練があったことも入部の後押しとなる要素だったと思います。
しかし、僕は大学でラグビーを続けるつもりは全くありませんでした。3月ごろに個人的に送られてきた新歓のラインもフル無視していました。
そんな中、4月初回の体育の授業でカンタベリーの服を着ていったことで全てが変わりました。同じ種目を選んでいた見知らぬ人に言われました。「ラグビーやってたの?」急に話しかけてきました。さすが宮阪唯斗です。ちょうどこの日にラグビー部の新歓の体験会があり、誘われました。唯斗の名前しか知らない状態だったので裏切ろうかと迷いましたが、さすがに良心が許さず体験会に行きました。そこで、ラグビー部の新歓の雰囲気の懐かしさとラグビーボールに触る楽しさを思い出しました。そこからしばらく先輩方を焦らしましたが、最後の体験会で入部を決めました。
今はスタンドオフに挑戦しています。ウイングをやっていて、受ける側から作る側になりたいと思うことだったり、もっと「ラグビー」をしたい、ボールをもっと触りたいと思ったことが大きな理由です。大学ラグビーを通して、リッチーモウンガになりたいと考えています。そのためにはまず、83kgのフィジカルが必要となります。いっぱい食べなければいけません。それに加えて、パス・キック・コンタクト、全てのスキルを向上していきます。そして、フィールドを俯瞰的に見ながら判断できるプレイヤーへと成長したいです。
次ははるきに回します。はるきは身長が高いので既に安心感があり、心強いプレイヤーになってくれると思います。たまに「たくやさんないすぅ!」と言ってくれます。バカにしているのだと思いますが嬉しいです。また、いつもみんなのことを思って外で着替えてくれるところが優しいです。たまには部室の中で着替えてもいいんだよ!