2023年11月27日月曜日

最後のブログ

 BKリーダーの一乗から回ってきました、4年スタッフの西口胡桃です。

私は過去2回、彼が柔軟剤を変えたタイミングになぜか気づいてしまい、指摘してドン引きされたことがあります(でも、彼との思い出は他にもっとあったと思うのですが)。試合では一乗がキックを蹴る度、観客席や相手ベンチから感嘆の声がよく聞こえてきたものです。東大戦でも青春キック期待してるよ!


まず、昨日の入れ替え戦では、現地・オンラインにてたくさんの方々からご声援を頂いたことに感謝申し上げます。応援誠にありがとうございました。


このブログを書いている最近は、昨日の入れ替え戦、そして来たる東大戦に向けた試合分析に取り組んでおりました。土門さんからアドバイスを頂き、今年はスタッフとして初めて自チーム分析に取り組みました。自チームの試合を見ていると「ああ、ラグビー部に入部した時期もリーグ戦期間中だったな」と、ふと3年前の秋を思い出しました。


コロナウイルスが流行し、思い描いていた大学生活とはかけ離れた毎日を過ごした大学1年生。大学に行ってみたい、友達を作りたい、何か頑張れることを見つけたい。様々な想いを抱えてラグビー部を初めて見学したあの日のことを、今でも鮮明に覚えています。


振り返ってみるとこの4年間、辛く大変なことの方が多かったように思います。スタッフとしての仕事はどれも難しかったし、部活以外のこととの両立も正直しんどかったです。やはり選手とスタッフでは立場も求められる役割も違うので、悪気のない何気ない言葉で勝手に傷ついたり、自分の部活に対する想いや行動は伝わっていないと感じることもありました。ネガティブでくよくよと悩む性格の私に、スタッフは向いてなかったと思います。


ですが、ラグビーというスポーツに真摯に向き合い頑張る人たちの側で過ごせたこの4年間は、私にとって貴重でかけがえのない時間でした。先輩方はもちろん後輩も同期も、常に全員が私にとってのお手本で、凡人の私には学ぶことしかない4年間でありました。ラグビー部の皆様は本当に凄い人たちばかりだと思っています。


そんな部員の頑張りや想いをもっと多くの人に知ってほしい、このチームの認知度を上げもっと多くの支援やサポーターを獲得したいという思いで、部の広報部の一員としてInstagramの更新に取り組みました。Instagramは当時のラグビー部ではあまり活用されていない未開拓の領域だったため、やりたいことを好きなようにやることができました。特に、3年の新歓の時にはアカウントを新しくもう1つ作り、こだわりを持って運営を行ったつもりです。


選手はもちろんスタッフ活動についての発信、歴史あるチームですがありのままの明るく親しみやすい雰囲気が伝わるような画像作成。更新を工夫するたびに視聴者は増え、始めた頃よりかなり多くの人が見てくれるようになりました。部員のかつてのチームメイト、わざわざアカウントを作ってくださったのであろう保護者の方、名大を目指すラガーマン高校生。本当にいろんな人が見てくれるようになりました。


新歓の時には同期のスタッフが、そして今では後輩が一緒に画像作成や更新を行ってくれております。私にできたことはほんの僅かでしたが、名大ラグビー部がいつまでも応援されるチームでありますように、これからも何らかの形で発展・継続してくれたら嬉しいです。


話を冒頭に戻しまして、自チーム分析をする中で、

今年の試合動画を観ていると、なんだか涙が溢れてきました。部員一人一人が体を張って献身的にプレーしている様子に改めて胸を打たれましたし、「このチームにいられるのもあと少しなんだ」「自分はここまで頑張りきれたのだろうか」「もうちょっと何か努力できることがあったんじゃないか」といった、様々な感情が込み上げてきたからです。


昨日の入れ替え戦、とても悔しかったです。

フィールドで体を張って戦ったわけではない私がこう言うのは少しおこがましいですが、でもチームの全員がここまで本当に頑張って練習してきたことを知っているからこそ、ただの数字を結果として伝えなければならなかったことが悔しかったです。


東大戦、最後は怪我なく全員で笑って終われるように、残り僅かな部活ですが自分にできることを全力で頑張ります。


最後になりましたが、感謝を伝えたい方が沢山います。

佐々木先生、土門さん

お仕事がお忙しい中いつもご指導ありがとうございました。試合前の激励のメッセージ、試合現地での応援、ご飯会など、スタッフにもお気遣いくださりありがとうございました。特に今年は、土門さんには戦術分析や食トレ管理に関して、スタッフのサポートの幅を広げる提案をいただいたりと、大変お世話になりました。お2人からの期待を嬉しく思い、頑張ることができました。


藤本さん

毎週の診療、講習会、試合でのSAなど、たくさんお世話になりました。優しく気さくな藤本さんにはどんなことでも相談しやすく、その度に的確なアドバイスを頂くことができました。現状のサポートをより良くするための提案をたくさんくださりありがとうございました。


塩谷さん

塩谷さんがいなければ、今年のチームはなかったと思います。もちろん私個人としても大変お世話になりました。コロナ前の伝統がわからず困った時には毎回塩谷さんに助けていただきました。塩谷さんとは代が被っていませんが、誰よりも相談しやすく、ラグビー部で1番頼りにしていた先輩です。4年間本当にありがとうございました。


OB・OGの皆様

OB渉外をこの1年担当する中で、皆様からの厚いご支援・ご声援のおかげでこのチームは成り立っているのだ、と強く痛感しました。卒業してからもなお、長きに渡ってチームに対する情熱を持ち現役を気にかける、ということは簡単なことではないと思います。次年度以降も変わらぬご支援ご声援のほどよろしくお願いいたします。


その他、ここには書ききることのできない関係者の皆様、保護者の皆様、これまで頼もしい背中を見せてくださった先輩方、一緒に頑張ってくれた後輩の皆様、4年間ありがとうございました。


次はFWリーダーの雪冶に回します。

同じ学部である彼とは思い出されるエピソードが沢山あります。初対面での「学科どこ?」事件。私が初めてカメラ担当になった時に撮った雪冶の写真、、。他にも色々ありますが、今年はFWリーダーとして頼もしい一面を沢山見せてくれました。阪大戦へ向かうバスでは隣の座席でしたが、バスに乗っている間、阪大の試合動画を真剣な様子でずっと観ていたことが印象的でした。阪大構内に入った瞬間目を閉じ眠り始めたのは謎でしたが、、。東大戦も頑張ろう!

2023年11月24日金曜日

集大成

真帆から回ってきました。4年の大倉です。真帆は自分の考えを素直に上手に人に伝え、実行できる力を持っています。これは自分に足りないことの1つなので、その意思表示能力と行動力はとても尊敬しています。


さて、何度書いてきたか分からないこのブログも最後になりましたが、大層なことを人に伝えるようなことは自分には合わないので、自分自身のこの4年間を振り返らせていただきます。


1年生。

入学して半年間はコロナウイルスの影響で練習がまともにできず、部活の人とご飯に行くことさえあまりできませんでした。普通はここでモチベーションが下がったりするものかと思いますが、私はとにかくスポーツが好きだったのと、先輩や同期もいい人たちばかりだったので、一緒にラグビーできる日を楽しみにしていました。

ほぼ通常の部活が始まり、試合にも出させていただいていたのですが、リーグ戦最終戦で怪我をしてしまいました。その影響で東大戦、阪大戦に出れなかった悔しさは、今でも忘れません。


2年生。

この代の4年生の色は自分たちと似ていると勝手に思っており、目指していた形でもありました。下にも本当に優秀な後輩が入ってきてくれて、自分も負けられないという向上心が生まれました。

ただ、やはり1番記憶に残っているのは4年生の引退試合である阪大戦です。ほぼノータイム、端っこのトライで自分がキックを決めれば勝利という場面で、不思議とその瞬間を楽しめ、決めきったということは、その後のキックの自信に大きく繋がったと感じています。


3年生。

上級生になり、少しずつ自覚が芽生えてきてリーグ戦まで順調に来ていましたが、ここで人生最大の大怪我をします。

10日間の入院、手術の末、今ではほぼ完治しているのですが、またまた4年生の引退試合である東大戦に出場できず、悔しい思いをしました。ただ、入院中に同期が送ってくれた部活のみんなのハートの写真は、部活の温かさを改めて感じ、今でもカメラロールに入ってます笑。


4年生。

最後の1年間は本当に濃く、大変で、有意義な時間でした。ミーティングの時間が大幅に増えて考えることも圧倒的に多くなったのですが、結局同期と話すのは楽しいので、大変ではありましたがそこまで苦痛に感じず、楽しめたかなと思います。

また、BKリーダーになったということもあり、後輩から質問を受けることも多くなりました。それまではキックなどは何となくで蹴っていたのですが、蹴るポイント、ボールや足の角度、ボールの落とし方など、色々なことを聞かれるうちに、自分のプレーも見直すいい機会になったと思います。真帆のブログにも書いてもらいましたが、言語化能力というのはこの1年間で特に鍛わったのかなと感じております。


そして残り2週間。

泣いても笑ってもあと2週間で一旦自分のラグビー人生は終わります。この4年間で自分がやってきたことが間違いだとも思わないし、この1年間で自分たち4年生がやってきたことが間違いだとも思いません。

あとはやってきたことを信じて出し切るだけです。

最後は笑って終わります。


最後にはなりますが、監督の佐々木先生、顧問の土門さんをはじめ、多くの部活の仲間やOBの方々など、たくさんの支援があって活動ができていることを、4年になって改めて強く感じました。4年間本当にありがとうございました。


東大戦、この4年間の集大成として、必ず勝って終わります。

応援よろしくお願いします。


次は、姐さんことくるみに回します。くるみは本当に細かい所まで気を利かせることができ、こわいほど小さな変化にも気づくことができます。ぜひ気を使える男性になるためにも見習いたいものです。

2023年11月21日火曜日

最後のブログ

 温から回ってきました、スタッフの東真帆です。

「おはよう+ちょっとテーピング巻いてくれん?」が混ざって、「チョハヨー」と温に話しかけられたのがツボにハマり、しばらくこのネタを擦ってます。あっちゃん、ごめんよ。どんな絡み方をされてもサラッと対応する温ですが先日ひょんなことから、普段はほとんどかっとしないがたまに自分自身にすごく腹が立つ、ということを聞きました。自分に厳しく他人に寛容、まさに私のありたい姿で、本当に尊敬しています。



早いもので、自分にも「最後のブログ」なるものが回ってきました。毎年この時期に先輩方の最後のブログを読み、普段の笑顔の裏にはこんな想いがあったのかと心を揺さぶられたのを思い出します。


コロナ禍で入学し、半年のオンライン講義を経た私は、人との繋がりを持ちたいという一心でラグビー部への入部を決めました。入部当初こそ、同期と仲良くなりきれず、部活に馴染めている実感が湧かず、楽しくないなと思ったこともありましたが、今振り返ると笑いあり涙ありの本当に充実した毎日でした。


昨年就職活動をする中で、「これまで物事を頑張れた理由は何か」と問われ、稚拙な考えですが、自分にとってそれは一緒に切磋琢磨する仲間がいたからだという回答に至りました。

どんなに暑い日も寒い日も怪我をしていても、真摯に練習に向き合う選手、丁寧に仕事を教えてくださりスタッフとして貢献できる仕事の幅を広げようと取り組まれていたスタッフの先輩方、すぐに仕事を身につけ新たな改善点を持ちかけてくれる後輩スタッフのみんな、そして1番近くで過ごして来た同期のみんな。普段の和やかな雰囲気からは想像できないくらいラグビーに真剣でストイックな同期選手、本当に本当に仕事が早く思慮深く、行動力のある同期スタッフ。

一人一人の行動や想いに触れる度に、自分の未熟さを感じるとともに、当たり前のことですが、今一度一つ一つのスタッフの仕事に丁寧に向き合おうと思わされました。

「凄い」と心から尊敬できる仲間と過ごしたラグビー部での日々は、私にとってかけがえのない時間でした。

東大戦まで残り少ない時間ですが、ラグビー部という温かく熱い環境にいられることに感謝しながら、一瞬一瞬を大切に過ごしていきます。


他の人の内容に流されないように、同期のブログを見ずにここまで書き上げましたが、茉子のブログを見てちょっと似てる!と驚いています。そういえば年始に「一緒に頑張る人がいる環境っていいよね」と共感し合ったね。

新たな発想をポンポンと生み出す茉子の存在は私にとってとても刺激的な存在でした。特にこの一年、スタッフとして何が出来るかと考える上でも茉子の提案に何度も助けられました。ありがとう。

あの時は少し気恥ずかしかったのでこの場で伝えます。



最後になりましたが、佐々木先生、谷口先生、土門さん、藤本さん、塩谷さん、お忙しい中お時間を割いてご指導くださり本当にありがとうございました。

そしてOB・OGの皆様、日頃からご支援とご声援をありがとうございます。昨年末には、新たに始まりました予算案作成にあたり様々な相談事に乗っていただき、多方面からご支援いただいていることを改めて実感いたしました。重ねて感謝申し上げます。

今後ともよろしくお願いいたします。



次は先週の練習でキックの方法をレクチャーしていた一乗に回します。賢い人は何事においても言語化する能力が高い、という自論があるのですが、その話をスタッフとしていた矢先に彼はこれを体現していました。さすが出来る男、大倉一乗。東大戦でも名キックを期待してます!

2023年11月20日月曜日

感謝

阪神タイガースのアレが達成されて最近機嫌がいい茉子から回ってきました4年の西川温です。茉子とは同じファミリーであったため、怪我のことはもちろんチームのことなど様々なことを話しました。いろいろなことに配慮が行き届いておりとても頼もしくありがたかったです。残りの試合も最後まで一緒に頑張ろう!



さてついに最後のブログが回ってきました。今シーズンの初めから来年以降のことも考えてチーム作りをしてきました。その『来年』がすぐそこに迫っているのがなんとも言えない感覚です。


僕の人生はラグビーが大半を占めていました。4〜5歳くらいの時に親に連れられて始めたラグビーを小学校中学校と続けて来ました。高校にはラグビー部がなかったためフィールドホッケーにチャレンジしました。大学に入ってからはラグビーをするつもりはなく、軽く運動できる団体に所属するつもりでした。しかし新歓で会ったアメフト部の先輩による熱意のこもった説得を受け、部活動をやろうと思いました。長い間やって来たラグビーか『アイシールド21』を読んで面白そうだなと思っていたアメフトと長いこと迷いましたが、最終的にラグビー部を選びました。


こうしてはいった名大ラグビー部での活動も残り1ヶ月を切りました。

振り返ればあっという間でしたが、とても長かったようにも感じます。

コロナで練習ができなかったこと、始まった練習がとてつもなくしんどかったこと、パスをひたすら練習したこと、ポジションが変わったこと、一時期練習を休んでいたこと、阪大に勝利したこと、リーグ戦で全勝したこと

様々なことがありましたがあげればキリがないのでこのくらいにしておきます。

様々なこと経験し大きく成長することができました。


そして最後の1年、年始のブログで楽しむことを忘れずに全力でと書きました。今振り返ると楽しい時間より苦しくたくさん悩む時間の方が多かったです。プレーがうまくいかなかったり自分に自信が持てなかったり人間関係で困ったりといろいろな壁にぶつかりました。それでも全力で自分がラグビー部にできることをやって来ました。自分たちがやって来たことが正解かどうかはわかりませんが最後勝って終わりたいと思います。


最後になりますが佐々木先生、土門さん、藤本さん、塩谷さん、院生の方々、OBOGの方々、名大ラグビー部に携わってくださった皆様、本当にありがとうございました。


次は最近僕をいじってくる真帆に回します。いろいろな意見を素直にぶつけてくれて、とても頼りになりました。あと少し頑張ろう!

2023年11月16日木曜日

最後のブログ

 あやみちゃんから回してもらいました、4年の西村茉子です。

あやみちゃんとは2年間、外傷の仲間として一緒に活動してきました。素直で、真面目で、冷静なあやみちゃんは本当に頼れる後輩です。尊敬していると言ってくれてありがとう。数年前に某渋い先輩が後輩から尊敬してますと伝えられた際に「本当に尊敬している人は相手に直接尊敬しているだなんて言わないよ笑」と言っているのを見たことがあり、今回それを思い出してあやみちゃんに言ってみたのですが、ただの照れ隠しですね。面と向かって尊敬していると伝えられるのは非常に恥ずかしかったですが、それ以上にとても嬉しかったです。来年からも頑張ってね!


東大戦まで残り1か月を切りました。本日から4年のブログリレーです。


「自分の好きなスポーツに携わり、チームの一員として勝利に貢献して勝って喜びたい」

そうした思いでラグビー部に入部してから3年ちょっとが経ち、間もなく引退を迎えようとしています。


この4年間のラグビー部生活を振り返ると、嬉しかったこと、楽しかったこと、また辛かったこと、しんどかったこと等々色んな出来事が次々と思い出されます。逃げ出したくなったことも無いと言えば嘘にはなりますが、今思い返すと本当に貴重で、最高に楽しい4年間をこのチームで過ごさせてもらえたと思っています。


ラグビー部での嬉しかったこと。4年間で阪大戦の勝利を2回も経験させてもらえたこと。今年のリーグ戦を無敗で終えられたこと。格上の相手に勝利できたこと。チームの勝利はやっぱり本当に嬉しく、入部の理由でもある「自分がチームの一員として勝って喜びたい」という思いは、幸せなことに何度も達成できたと感じています。

そして、入部する前には想像のできなかった、“スタッフとしての嬉しさ”もたくさん経験できたと思っています。怪我でリハビリを続けていた選手がグラウンド内に戻れた時。つり・熱中症対策を実施し、効果が得られた時。試合分析を通してチームの勝ちに関わっていることを実感できた時。復帰メニューや怪我の対応、テーピングで選手から信頼してもらえた時。テーピングが上手いと選手に褒めてもらえた時(ちょうどこの文章を書いている数時間前に、とある1年選手に褒めてもらえたのが本当に嬉しくて余韻に浸り続けています、、、!!)。4年間のスタッフ生活で、嬉しかった瞬間や達成感を感じる瞬間に何度も立ち合うことができ、この部に所属出来て幸せだったと感じています。


一方で、つらかったこと。振り返ってみると、悩んでばかりの4年間だったような気もします。特に自分が3年になってからは外傷の最高学年として担う責任も大きくなり、重要な判断をしなければならない機会も増え、その責任の重さに耐えきれず嫌になったこともありました。「自分が在籍している間に部内で事故が起きたらどうしよう」という思いがこの2年間は頭の中に常にあり、それに囚われすぎて選手と衝突してしまったり、また自分の配慮が至らずミスをした時に激しく落ち込みすぎてしまったり、と上手くいかないことも多くあったように思います。


効率的に動くことが苦手で、すぐに感情的になってしまう私にとって正直スタッフの仕事は難しいものでした。

それでも4年間続けてこられたのは、ありきたりな理由になってはしまうのですが、自分よりも頑張っている人の存在があったからだと思います。


選手のみんな。毎日激しい練習やきついフィットネスに向き合い、また練習時間外でも筋トレや増量に励むみんなの姿には頭が上がりません。「この人たちと同じ熱量で部活頑張りたい(大変おこがましいですが)」「日常生活の大半をラグビー部に費やし頑張っているみんなに失礼にならないよう、もう少し頑張ろう」こんな思いを持ち続けて、4年間続けてこられたのだと思います。


スタッフのみんな。学年問わず、全員がチームに貢献したいという思いで動き回っている雰囲気が大好きでした。「みんな色々頑張っているから自分も動かなきゃ」という思いに何度もさせられましたし、みんなの頑張りが自分の原動力になっていたんだなと改めて感じます。特に同期のスタッフは、私よりもずっと色んなことに気付けて、すぐに行動を起こせる凄すぎる人たちです。いつも私のふんわりとした「あれしたい」「これしたい」という要望に耳を傾けてくれて、具体化し、実現させてくれてありがとう。視野が広くて賢く、優しいみんなにいつも助けられてばかりでした。感謝してもしきれないです。


この4年間でたくさんの尊敬できる人に出会い、様々なことを学ばせてもらいました。冒頭にも書きましたが、本当に貴重で、楽しい充実した4年間でした。残すところ2試合、自分にできることを全うします。東大戦、絶対に勝ちましょう。


最後になりますが、この1年大変多くの方々にお世話になりました。

佐々木先生、土門さん。いつも温かいご指導をいただきましてありがとうございました。スタッフにもいつもアドバイスをいただき、感謝しております。土門さんには試合分析や食事管理など、たくさんご相談に乗っていただき、心強かったです。塩谷さん。塩谷さんのおかげで、今年1年走り切れたと言っても過言ではないと思います。あらゆる場面で私たちをサポートしていただき、心の支えとなっていました。藤本さん。毎週の診察にほぼ毎試合でのメディ、そして数々の講習会を行っていただき大変感謝しております。外傷として悩んだ時や戸惑った時に、いつも的確なアドバイスをいただけて心強かったです。コミュニケーションを大事にされる藤本さんは部員全員の心の支えにもなっており、尊敬していました。また院生の方々、OB・OGの皆様にもたくさんのご支援をいただきました。本当にありがとうございました。


次はみんなのアイドルあっちゃんこと、温に回します。温とはこの1年同じファミリーとして過ごしてきました。たくさん悩んで、誰よりも努力してきた温が、グラウンドで活躍しているのを見ると毎回本当に嬉しい気持ちになります。東大戦頑張ろうね!


2023年11月14日火曜日

リーグ戦を終えて

 ののちゃんから回ってきました、2年スタッフの佐々木文海です。振り返ってみると、ののちゃんは興味があることややってみたいことを行動に移していてとても素敵だと思います。そんなののちゃんなら持ち前の明るさで投資も外傷もうまくやってくれると期待してます!一緒に頑張っていこう!!


今回のブログでは、リーグ戦を終えて感じた反省点について書きたいと思います。


リーグ戦では外傷としての役割であるホームケア、逆ケア、搬送の一通りの役割をさせてもらいました。全ての役割を終えて感じたことは、自分の準備不足です。試合において外傷に求められていることは、受傷してグラウンド外に出た選手の素早い応急処置とその後の対応であり、その役割を果たすためには出場メンバーの怪我の把握、主要な怪我への対応方法の習得、またタクシーや救急車で搬送する際の対応の確認などが必要になってくると思います。その上で試合では何があるかわからないので練習で試合を意識しておくことも大事です。これらは全て事前に準備できることで、準備次第で当日の行動が変わってくると思っています。今回のリーグ戦を振り返ると準備が十分ではありませんでした。


チームの一員としてまずは自分の役割を全うすることに集中して、次の東大戦では必ず準備万端で臨めるようにしていきます。


自分が準備不足を感じる一方で、周りのスタッフ一人一人の責任感には驚かされます。特に4年生の先輩方にはまだまだ見習うことがたくさんあります。来年は外傷の最高学年として同期3人で外傷を引っ張っていくことになるので、責任感をもって行動できるように意識していきたいです。


次はまこさんに回します。まこさんは昨年から主となって外傷を引っ張ってくださり、たくさんのことを教えてくださりました。以前、尊敬してますと伝えると本当に尊敬してる人は言わないとおっしゃってましたが、本当に尊敬してますよ!最後まで私たち外傷、スタッフをよろしくお願いします!

2023年11月10日金曜日

外傷としての理想の姿

晴也さんから回ってきました、1年スタッフの茶端乃々です。明るくて会話上手な晴也さんはハーフの経験をもとに私にパスを教えてくれたり、分析の細かいところを教えてくれたり、過去問をくださったり、、、

晴也さんには頭が上がりません、、。

これからもたくさん仲良くしてください!!


先日リーグ戦が終わり、名大ラグビー部は全勝という素晴らしい結果を残しました!

リーグ戦を通じて先輩方のプレーに圧巻されるとともに同期達に胸を打たれました。経験者、初心者どちらも全身全霊をかけてプレー、サポートする姿は私自身スタッフとして貢献できることをもっとできるようになりたいと改めて思う契機になりました。


今回私が話したいのは外傷としての理想の姿です。私が理想としているのはやはり4年生外傷スタッフです。受傷後の選手のサポートや救急車対応など、リーグ戦を通して先輩の存在をより大きく感じました。決してお世辞という訳ではなく、選手の方に頼られている姿を近くで見ている中で、先輩みたいになりたい!と思うようになりました。


そんな中、外傷としてまだまだ未熟な私は何をするにも中途半端で、分からないことがあると先輩に任せてしまうことがあります。自分で調べた知識があってもそれが正しいのかどうかも確認できず、その場を過ごしてしまうことも多いです。今のままではいけないと思っています。


そこで、まずはスポーツ医学検定3級に合格する!ただ合格するだけでなく、中身を理解した上で合格したいと思います。

そして、少しずつでも怪我やテーピングの種類を覚え、選手が全力のパフォーマンスをできるように外傷の仕事を全うします。

また、怪我の管理のためにも積極的にコミュニケーションをとって、選手ースタッフ間の信頼性を築けていけたらなと思っています。

 

新入生が入ってきた時に胸を張って外傷の仕事を教えられるように、選手のみなさんに外傷がのので良かったと思ってもらえるように、自分で自分の仕事を誇れるように力をつけていきます。


次はあやみさんに渡します。あやみさんとは合宿からより仲良しになって、今では一緒に投資しない?というような取り留めのない話までするようになりました。いつでも一緒にする準備は出来てますよ!あやみさん!!


2023年11月7日火曜日

これから

 そうしから回ってきました、2年スタッフの吉川晴也です。そうしは、初めてメディの仕事を経験してみようとなったときに、やっと本格的にスタッフの仕事ができると言って目を輝かせて喜んでいたのが僕の中で印象的で、意欲的に仕事をしてくれていて、これからも期待しています。一緒に頑張っていこう、よろしく!



 まず、このブログを書くにあたって、前回の自分のブログを見返したのですが、「挑戦」と銘打っておいてC級レフリーも初心者練もほとんど挑戦せずに終わったので、口先だけで有限不実行な自分を情けなく思います。

 C級レフリーに関しては、阪大戦と被ってしまったため講習会を受けられなかったのですが、来年についても正直不安もあり明言することができません。ご容赦ください。

 初心者練に関しては、球出しやパス練に参加した程度ですが、最近バックスの球出しや合わせのDFを任せてもらう機会が一度あり、本来の目的である「経験者の強みを活かす」ことは少しはできているのかなと思います。


 

 さて、1年生が入ってきてから早くも半年が経ち、リーグ戦が終わり、今シーズンも残りわずかとなりました。リーグ戦全勝おめでとうございます!なかなか試合を見ることができないときもありますが、同期の活躍もとても増えており毎試合感動しています。


 そんな中、最近来年について考えることが多くなりました。4年生がもうすぐ引退してしまうという実感はまだ全くありませんが、とても寂しいという気持ちと同時に、4年生の偉大さに改めて気付かされます。今までは本当に甘えてばかりで、様々な場面で判断や対応を委ねてきただけでなく、体調面・精神面でもとても支えていただいたので、4年生がいなくなってしまって来年はやっていけるのかという不安があります。


 先日、2、3年スタッフで来年のことについて話し合う機会があったのですが、来年からはスタッフの最上級生が1人のため、僕も最上級生同然のものとして行動しなければいけないと思っています。今年は後輩ができ、判断を求められ、それに伴う責任を持つことが増えましたが、来年はさらに多くの判断をしなければいけません。適切な判断をするために、まずは怪我やテーピング、ラグビーのルールなどより深く知識を身につけたいと思います。根拠のない判断とならないよう、知識と経験を積んでいきたいです。そして、1人で判断しなければならない場合もありますが、難しい問題は他のスタッフとコミュニケーションをとって皆で話し合いながら考えていけたらなと思います。


 また、ありがたいことに写真やビデオの撮り方を同期や先輩方から褒めていただけることが多く、嬉しく思う一方で、選手はどこを見たいのか、何を目的としてそこを見ているのかを把握しきれていないので、その連携を取りたいなと以前から思っています。撮影の仕方だけでなく分析についても言えるのですが、どこを見たいのかが分からないと正しく撮影・分析できず、ただ言われたからやっているだけでモチベーションにも繋がらないと思っているので、来年に向けてその点はまず第一に改善したいです。

 スタッフの先輩方には言っていたのですが、選手には言っていなかったのでこの場をお借りして伝えさせていただきました。ご協力よろしくお願いします。(余談ですが、先日じゅんぺいがスクラムの動画をロックが入る前から撮ってほしいと言ってくれ、伝達し改善できたので嬉しかったし、よかったです。)これからも経験者の強みを活かしながら、もっと役に立てればなと思います。



 次は、スタッフの後輩で経済学部の後輩でもあるののちゃんに回します。ののちゃんは視野が広く気配り上手で、様々な場面でサポートしてもらっているので、とても心強いです。そういった、しっかりとしていて大人な一面と後輩らしい一面のギャップがあって、言葉遣いも面白いので話していていつも楽しいです。これからも一緒に頑張ろう!

2023年11月4日土曜日

頑張ってる人の姿

 知希から回ってきました、1年の高崎颯士です。同期の1年生とよくご飯を食べに行くのですが、その道中でよく知希が話かけてくれて、気が付けば、知希といつも何かしらの話題で盛り上がっているような気がします。今は怪我でプレーができなくて辛い時期だと思うけれど、復帰して知希がプレーする瞬間を待っています!自分にできることは少ないけれど、もし力になれることがあれば、気軽に何でも言ってね。


 突然ですが、自分は何かを頑張っている人の姿がとても好きです。おそらく、今まで「これを頑張ったぞ」と誇れるまで頑張れたことがあまりなく、中途半端に終わったことが多かったので、自分と対照的な人々に憧れや尊敬の気持ちを抱くからだと思います。スポーツに限らず、様々なところで頑張っている人の姿を見ると勇気をもらえるし、応援したくなります。何かを頑張っている人々の傍にいると、自分の成長につながるし、自分も何かを頑張りたいという気持ちになれます。その一方で、そういった姿を見ていると過去の自分が嫌になる瞬間があります。大変だからすぐに諦めた自分が、苦しいから弱音だけ吐いて逃げた自分が思い起こされて、過去の自分と比べて、感傷に浸ってしまいます。


 ラグビー部に入ってもう3か月が経ちました。瞬く間に過ぎていったなと言うのが率直な感想です。そんな中、たくさんの頑張る姿を見てきました。選手の方々はもちろん、スタッフの方々の姿も例外ではありません。特に怪我を抱えながらも、プレーをしている選手の方々の姿には感銘を受けます。自分は高校までずっとサッカーをしていたのですが、怪我をしたら何となく休もうとしか考えていませんでした。怪我をしたままプレーをしようと思ったことはほとんどないと思います。でも、目の前にいる選手の方々はそんな甘い自分とは全く違います。自分からしたら、無謀だと思うようなこともやってのけてしまいます。そんな姿を見て時には心が痛くなりますが、それでも、選手・スタッフの皆さんが頑張っている姿が見られる場所に来られて本当に良かったなと思います。自分が成長できるような恵まれた環境に来られたなと。


もちろん、そんな背中を見ているだけではいけません。自分も頑張れるようにならなければいけません。3か月経った今でも、自分にできることなんてほんの一握りです。でも、ラグビー部での様々な経験のおかげで、最初よりは少しだけ自分も成長できたのかなとも思います。これからも、皆さんの姿に刺激を受けながら、自分も頑張っていこうと思います。


次はスタッフの吉川晴也さんに回したいと思います。晴也さんは、様々なことを丁寧に教えてくれるし、自分と趣味も合うので会話が弾んで楽しいです。よろしくお願いします。

2023年11月1日水曜日

現在の課題とこれから

 たいきさんから回ってきました、1年の太田知希です。たいきさんはブラザーの長として僕らをしっかりまとめてくださっておりますので、舐めた態度をとるなんてとんでもないことです。これからもたいきさんのナイスプレーで下級生を引っ張っていってください!


さて、今回のブログでは自分の反省と今後について話したいと思います。

まず、僕はリーグ戦において何度か試合に出させていただき、また80分フルで出場する機会もいただきました。そうして試合に出て感じた自分の欠点はたくさんありますが、なによりもまず一番直さないといけないと思ったところは「声」でした。いまだ自分のプレーでミスが生まれることを恐れてボールを呼べなかったり、本当に自分のプレーがあっているのか迷ったりして声が出ないということが多々ありました。よって、これからの練習ではミスを恐れずにチャレンジするような練習をしていこうと思いました。しかし、そう思っていた矢先に怪我をしてしまいました。僕は合宿の時も同じように怪我をしてしまって、かなり試合に出る機会を失ってしまっています。今回も、怪我で練習ができないとどんどん同期に差がつけられてしまうという焦りを感じています。まずは怪我をしっかりと完治させること、そしてとつひとつの練習を集中して行いこれ以上怪我を増やさないということを念頭に置いてこれからやっていきたいです。

また、自分の欠点として体重が軽いというものがあります。特にフォワードはモールの勝負やゴール前の勝負などは体重が勝敗にかなりの割合でかかわってくると思います。そして自分が強くなるために自分にできること、例えば怪我をしていてもできる筋トレや食トレなどをやっていかなければいけないとこれまでよりも感じています。ほかにもまだ課題はいくつもありますが、ひとまずは課題を一つ一つクリアして、チームに貢献できるようにしていきたいです!

次のブログはそうしに回したいと思います。そうしは勉強、部活、サークル、バイトなどとてもエネルギッシュに行動していて、自分もそれを見習ってバイトしないといけないなと思っています!!!