恭司から回ってきました。4年の大箸晃基です。すでに何度も書き直しているほど恭司には書けること、書きたいことが多すぎます。君が自分の目標のために必要なことを理解して、大変なことにでも挑戦しているところ、本当に尊敬しています。
たぶん一番マッサージしてもらったし、精神面でも支えてくれてありがとう。2年のときとか、悲しいことも多かったけど、嬉しい場面の前振りにしたいね。
冒頭にはなりますが、谷口先生、土門さん、藤本さん、院生の方々、OBOGの方々、そして全ての名大ラグビー部に携わってくださった方々、4年となって改めて多くの支援のおかげで活動ができていることを強く感じ、その支えのおかげで一年間なんとか走り切ることができました。4年間本当にありがとうございました。
最後のブログということで今までの先輩のブログを見返して何を書こうか参考にしようと思いましたが、自分にはあのような感動的ブログは書けないなと思いました。とりあえず4年間を振り返って、自分の考えや思っていることを書こうと思います。
なんと母校の名古屋高校が今年の花園に出場することが決まり、OBとしてはとてもうれしいです。一方で5年前の苦い記憶を思い出します。
約10年間野球をしていて、やるからには強いとこでということでラグビーを始めました。経験者も多い中、最後の1年はすべての試合に出していただき、花園予選決勝を迎えました。今でも最後のマイボールのプレーは鮮明に覚えています。キャプテンからパスを受けて、タッチライン際を走ったところタッチに出され相手ボールに。それがチームの最後のマイボールでした。試合後は任せてもらったチームメイトへの申し訳なさで立っていられないほど泣いていました。結局は試合には出ていたものの、必死に食らいつくことしかできなく、勝利に導けるような力がありませんでした。この試合は僕の人生で唯一後悔していることです。
時は流れて大学1年生。入部を最後まで迷った理由も高校でのラグビーでした。高校にはうまい人もたくさんいましたが、僕自身はラグビーがうまくない。彼らはすごいのに、自分の実力のなさのせいで周りからたいしたことないと思われるんじゃないか、というのが懸念点でした。入部してからはなるべく試合に出て、とにかく結果を出したいと必死でした。試合には出ているもののやっぱり自分はうまくなく、勝ちに近づけられるような選手ではなかったです。
2、3年生では様々なポジションをやってみたり、できるとも思ってなかったパスやステップなど練習してみたり、プレーの幅を広げられた2年間だったと思います。
4年生になり、チームの戦略や方針、練習を考えることはもちろん、チームを引っ張る立場というのは大変なものでした。僕自身は背中を見せるタイプではないので勝ちという結果で貢献したいと思っていました。そんな矢先の「WTB起用」これはたまげましたね。まさかの事態でここにきてまた新しいことという感じではありましたが、楽しくなんとかやれたと思います。しかし、春シーズン締めくくりの阪大戦で敗戦、合宿でも全敗という結果でした。試行錯誤しても試合には勝てず、個人として勝ちに導くためにやってきたことも、結果がすべてを否定します。この時期は本当に苦しかったです。
その苦しく先行きが不透明な状態も、合宿後から状況が好転したように感じます。4年で迷走していた考えも一つにまとまり、「とにかく走る」という代にとても合った戦い方になったと思います。ただ、これも違う意味でとてもきつかったんですね。フィットネスを決める側として、誰を基準にフィットネスをするのかとか、それによって楽になる人が出てこないかとか、、本当に悩みました。最終的に地獄の9月が完成しました☆。それでもチーム全体、本当によく頑張ってくれたと思います。迎えたリーグ戦、結果としては勝ったり負けたり、春のシーズンを考えたらかなり健闘をしたと思います。個人としても勝利に貢献できる選手に少しずつなれてきたのかなと思ったり。しかし、目標のAリーグ昇格には届きませんでした。
先ほどから幾度か出てきたり、僕からも直接「結果」という言葉を聞くと思います。よく僕は過程や努力より結果に重んじているという話はすると思いますが、それは決して過程や努力を軽んじているわけではありません。人はそれぞれ目標を立てて、それを達成するために努力をすると思います。ならば、その辛くてもした努力を目標を未達成のまま美談にするのでなく、自分自身で肯定するためには目標を達成する必要があると思っています。皆さんも、今年4年が掲げた目標のためにいろんな努力してきたと思います。血反吐を吐くような練習をしたり、部活なんてやってる場合じゃない肉体的、精神的な状態でもグラウンドに向かったと思います。負けはやってきた努力の否定ではないけれど肯定にもなりません。勝つことでしか私たちがやってきた努力を肯定できません。阪大戦やリーグ戦で達成できなかった分、東大戦に勝つという結果で私たちの努力を肯定してやりましょう。
同期へ。4年間いろいろありましたね。最初は選手12人スタッフ6人もいたのに今や合計13人しかいない。プロテインの取り合いだの、間違えて入った駐車場でお金払わされただの、しょうもないことで喧嘩しましたね。結局4年になってもミーティングの終わる時間で喧嘩になりましたね。こういう与太話ならいくらでも出てきてしまう。いろんなこと話したし、迷惑もたくさんかけたと思う。この同期と過ごしたラグビー部での4年間は、何にも代えがたい日々でした。本当にありがとう。
俺たちはまだ、必死で頑張ってきた4年間の努力を肯定できてない。1年間ついてきてくれた後輩たちに何も返せてない。なんとしてでも東大戦勝つぞ。
次はかずひろに回します。
お互い男子校出身で、馬鹿みたいな話をしたことしか記憶にありません。
吹奏楽からラグビーを始めて、しかも責任の重くて難しいポジション。個人的にハーフはかなり大変だろうなと思っていたけど、かずはその分すごい努力をしたんだなと感じています。難しいこととか求めてしまうけど、それくらい最後の試合に勝つにはかずのプレーが重要だと思ってます。頼むぞ!!