2022年1月8日土曜日

感謝の気持ち

四年の西山です。一応副将兼BKリーダーです、一応。

前回のブログ最後でいいやとばっかり思っていたのですが、一部の後輩に「あれは最後のじゃない」みたいなことを言われてしまったので最後のブログっぽいことを書ける様に努力していきます。


まず直近の話をしましょう。

このブログを書いているのはアップされている当日なのですが、僕は年末の時点で、既にブログを一本書きあげていました。当時、僕は年末年始を研究に捧げてしまっていたので、その合間に「年始の練習と阪大戦、(おそらく)名大ラグビー部初の年越しだけど大丈夫だろうか、もっと対策とか練習とか練ったほうがいいんじゃないだろうか」などと一人で考えていました。それに加えて、同期LINEグループの動きが遅かったため、年始の練習にかなり危機感を覚えていました。そのため、(主に)同期に対してめちゃくちゃに発破をかけるような内容のブログを仕上げてしまっていました。

しかし、彼らは良い意味で期待を裏切ってくれました。1/4の初練習の時もちゃんと練習を盛り上げようと声を出していたし、悪くない雰囲気の練習ができていました。自分の同期は良くも悪くもやる時はちゃんとやる奴らなんだなと、四年目にしてようやく気付きました。



というのが前置きです。

本文を書くにあたって、先輩方のブログを拝見しました。やはり感謝を述べている方が多いです。四年間ラグビーができたのは自分を支えてくださったみなさんのおかげです、といったものです。

僕が見てきた、結果を残してきた先輩方が言えば、きっと素晴らしい文章であると思います。しかし、少なくとも僕が、これを言うにはまだ早いんじゃないかと思います。

確かに感謝はしています。ですが、僕たちの代はまだ何も達成できていません。Bリーグ優勝は果たせず、定期戦は東大に負けてしまい、全勝は消えました。つまり、自分たちが送る感謝に足る成果を残せていないのです。今僕が感謝の言葉を口にするのは簡単ですが、それではとても薄っぺらい感謝になってしまう、と感じています。

できることならお世話になった方々のために、勝利という形で感謝を捧げたいです。しかし、勝負の世界は残酷なもので、全てを出し切ったとしても負ける時は負けます。じゃあ負けたら感謝を伝えることはできないのか、そんなことはありません。

だから僕は、自分の持ち合わせる全てを出し切ることが、支えてくださった方々に送れる最後の感謝の形であると考えています。なので、せめて最後の試合は自分の中で悔いを残さない様にしたいと思います。

そして、キツいことをこなしてきた仲間たちと10年後、20年後に「こんなこともあったな、大変だったな」と笑い合える様に、今を頑張ることが最後の試合に向けた最も大切なことではないかと思います。


柄にもなくキラキラした文章を書いてしまった気もしますが、これが最後のブログですので気にしません。


次は真の副将である石川に回したいと思います。彼は硬派な男なので言葉だけでなく行動でも見せてくれるヤツだと信じています。

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