2023年1月16日月曜日

情熱

 新4年スタッフの福井瑠名です。


前回のブログを書いた温は、見た目はもちろん、そっけない性格も弟に似ています。そのためか、あっちゃんにはついつい弟にしているようなだる絡みをしてしまいます。どうでもいいいたずらをした時の冷たい視線がクセになってやめられません。これからもよろしくね。



さて、年も明け、遂に私も最終学年となりました。今年最初のブログなので、ラグビー部スタッフとしての最後の1年の抱負を書こうと思います。


今年の抱負は、「情熱」です。この言葉は、私という人間から最も遠い言葉です。幼い頃から感情を表に出すことが苦手で、人前で怒ったり泣いたりすることはほとんどないですし、喜びや楽しさを全面に出すことも得意ではありません。加えて怠惰を極めているので、本来の自分は究極の無気力人間であり、情熱的要素は1%にも満たないと思います。


そんな私ですが、部活の仕事に関しては、常に自分の役割を全うしようと努力してきたつもりです。しかしこの努力は、ラグビー部にいるからには何らかの形で部に貢献しなければ、という「使命感」のようなものから生まれたものであり、勝利やラグビーという競技への「情熱」から生まれたものではなかったように思います。引退された4年生の先輩方が東大戦にかけていた思いや、同期スタッフ、選手の部活に対する考え方を深く知っていくにつれて、自分には勝利への情熱が足りていないと気付かされました。

新チームが始まり、最上級生になってまだ少ししか経っていませんが、すでにやるべきことや考えるべきことの膨大さに圧倒されています。この1年は、今まで以上に「やるかやらないか」という選択を迫られる場面が沢山あるでしょう。その時、何回「やる」を選択できるかは、自分がどれだけ勝ちたいと思っているか次第だと思います。今まで自分を動かしてきた、自分の仕事だからやる、という責任感だけでは膨大なやるべきことを前にした時、部活を苦に感じて妥協してしまうと思います。だからこそ、最後の1年、妥協せず全力で最後まで走りきるために「勝ちたい」という情熱を持っていることが必要だと、今更ながら感じました。


最後の東大戦では、「勝って欲しい」ではなく、「勝ちたい」と思える自分でいられるように、1年間精進します。



最後にはなりましたが、佐々木先生、土門さん、藤本さん、塩谷さん、保護者の皆様、OB・OGの皆様、院生の先輩方、いつも名大ラグビー部を支えて下さり、本当にありがとうございます。今後とも、熱いご指導とご声援を宜しくお願い致します。


次はラグビー部1熱血な真帆に回します。足して2で割ると丁度いいくらい私とは正反対の性格で、考え方も全く違うので、真帆と話していると新しい発見ばかりです。人一倍悩んで色んなことを考えているのに、私たちの前ではいつも明るく前向きに振舞ってくれる彼女を心から尊敬しています!これからもよろしくね。

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