2019年3月11日月曜日


常光君から滑り散らかしてると紹介を受けてしまった奥長です。厳しかった冬の寒さもだんだんと和らぎ、春らしく陽気な風が吹くようになりました。大学でラグビーを行うのも、これで3年目となり、いよいよ上級生となります。自分が新入生としてラグビー部へ入ったときの3年生といえば、練習中の声だし、試合中のプレー、後輩の技術的、規律面での指導などなどチームの中心的役割を担っており、後輩の自分からすれば、とにかく憧れの存在でした。そのような役割を自分が果たせるのだろうか、いや果たさなければいけないんだと思いながらもどうすればよいのかを模索し続けています。



その答えになるのかは分からないですが、今年一年特に重要視していこうと思っていることは「チャレンジする姿勢」です。昨年、一昨年までの自分はいわゆる「指示待ち人間」といったやつで、言われたこと、与えられたことをこなすだけで自ら進んで何かをするといったことは少なかったように感じます。そのような姿勢では、自ら考えるということをしないため指示がなければ何もできません。上級生になる自分は指示待ち人間を脱却し、指示を出す側にならなければならない。そう考えたときに必要だと思ったのが「チャレンジする姿勢」です。

ここでいうチャレンジとは、闇雲に新しいことを始めるというものではありません。「チャレンジする姿勢」のプロセスとしては、まず現状を考え、よりよい選択肢はないだろうかと考えることから始まります。固まった考えに縛られなければこんな選択も良いのではないかという案が浮かんでくるはずです。そこで浮かんだ案を実際の練習で試し、うまくはまればやはり良かったとなり、うまくいかなければなぜだめだったのかと考えます。そのような姿勢を貫いていけば、自らのできること、選択肢が増え、適切な指示が出せるようになるのではないかと考えます。

そのようなプロセスで重要なのは失敗を恐れないということです。練習はあくまでも練習です。練習で失敗をしたとしても、それが試合での成功につながるのならそれで良いと思います。そのような姿勢は名古屋大学の人材育成の目標である「勇気ある知識人」たり得る条件なのではないでしょうか。したがって、僕が滑り散らかしていたとしても、「滑ったね」と言うのではなく、「勇気ある知識人だね」と言ってください!



では、次回のブログは「金曜ロードショーのカメラを止めるな見た?」と僕が聞いたところ、「テレビを止めてた」という秀逸な返しをしてきた渋谷君に任せたいと思います。

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