2021年4月26日月曜日

「3年生になって」

 横川のお兄さんから回ってきました、新3年の安田凜です。ようやく大学入学当時の横川くんに年齢が追いついたと考えると、どこか感慨深いものがあります。


とはいえ、感慨に耽っているばかりではいけないのがこの3年という立場で、この立場に自覚も実力も間に合っていないのが現状です。昨年は新型コロナウイルスの影響で満足に練習のできない日が続きました。練習試合や合宿はことごとく中止になり、大学からラグビーを始めた自分にとって経験値を稼ぐ場がほとんどなくなってしまったのは大きな痛手でした。そのような実力不足の状態で学年だけが上がってしまい、高学年としてチームを引っ張るという理想像とは程遠いと感じています。


しかし、自分が全く成長できていないかというと、そうではない部分だって勿論あります。今年のオフ期間に重点的に練習したパスは、満足できるレベルからは未だほど遠いものの、去年と比べて大きく上達した自覚があります。それに加え、練習中に自分がやりたいプレーを形にすることができて、ラグビーを楽しいと感じるようになってきました。今まで練習についていくのに必死だったことを思えば大きな進歩です。足りないことが圧倒的に多い中でも、少しずつでも戦力になれるかもしれないという希望が見えてきました。


同期がチームの核となり、下級生も試合に出て大いに活躍している中、今の自分にできるのはその差を埋めるため練習することだけです。ありがたいことに、試合に出させてもらう機会はこれから増えていきそうです。そのチャンスを余さず自分の力にし、ひたむきに努力することでチームに認められるような選手になりたいと思います。そしてこれから入部するであろうラグビー未経験者に自分でも活躍できるという希望を与えられればそんなに嬉しいことはありません。上級生となった今一度意識改革をし、ラグビーに挑みたいと思います。


 次は同じ未経験者で試合でも力を発揮している山口くんに回します。


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