2023年12月7日木曜日

ラストブログ(1/2)

 るなからまわってきました、4年共同主将の山田です。

るなとは珍しい共通点があり、下宿+自転車持ち+徒歩通学という謎の組み合わせの共通点があります。自転車はありますが、坂が多かったりと、名大付近での交通を考えると別に徒歩でも問題はないし、時間もそんなに変わらないということで徒歩通学をしてたら慣れてしまった感じです。ただ、るなの方は家から大学までけっこうあるので、よく卒業まで歩いたなと思います。

スタッフに丸くなったとは最近よく言われます。なんならそれのせいで気持ち悪いとまで言われました(もちろん良い意味だと信じてますが...)。もう卒業・引退する自分にできることは何だろうと考えると、より良い環境を作り、それを残せるようにするべきだなと感じた結果の行動なので、それが結果として出ているなら良かったです。


まず先に謝っておきますと、このブログおそらくとても長いです。(→2部構成にしたのでそんなにかもです。トータルでは長いですが...)

自分で言うのも何ですがあまり感情を(素直に)表に出すのが苦手で話し方も含めて誤解を招くことも多かったです。ただ、こういう文章だと、気持ちとか思ってることを純粋に伝えられるので、最後のブログということで思い残すことがないように綴りたいと思います。


前半(今日)は自己満の日記みたいな感じなので読まずに飛ばしてもらっても大丈夫です。後半(明日)は伝えたいことなどを残そうかなと思うので、できれば読んで頂きたいです。


約5年前に名大ラグビー部と出会いました。名大ラグビー部が主催のラグビー祭が初めての接点でした。その1年後に無事合格し、合格発表の3日後に当時新4年だった奥長先輩から連絡を頂きました。しかし、ここから入部までの道のりは長かったです。3月にご飯に行き、10月に入部を決めました(!?)。最後の最後まで粘って試合に連れて行ってくれた先輩方には感謝してもしきれません。


さて部活が始まりましたが、自分にとって1年ごとに部活の立ち位置が変わっていったのでそこについて書いていこうかなと思います。


1年目の残り2,3ヶ月は自分にとってなにがなんだかわかりませんでした。気がついたらリーグ戦が終わり、馴染み始めた頃にはシーズンが終わってしまいました。そんな自分でしたが、最後の東大戦で4年生が悔し涙を流す姿は自分によってとても印象深く、東大戦の大きさを知りました。


2年目ようやく自分の大学生活・部活生活が始まったなと感じる時でした。高校まではスタンドでしたが、大学からはセンターになり、大型BKと期待されましたが、当時はただでかいだけのBK経験者というくらいでしかなかったと思います。走れなかったり、パスができなかったりなぜ自分がBKにいるんだろうと悩む時もありました。部員の関係で何度もFWに行く覚悟をもって相談することがありましたがなぜかBKに残り続けました。

ずっと体育会の人間で部活づけだったにも関わらず、当時の自分にとって部活は「部活」でしかありませんでした。何を言ってるんだと思うかもしれませんが、ただの部活に死ぬほど力を入れられるかという話です。

自分は教職も取っており、2年から学科も専門に分かれたこともあり、自分の中の優先順位が部活が1番じゃ無くなることなんてざらにありました。当時のキャプテンに勉強のためにしばらく休みたいと直訴したときに鼻で笑われたのは今でも覚えています。それでも部活を続け、成長ができた理由は、あんまり覚えてないです。ただ単純にラグビーが楽しかったんだなと思います。ようやく慣れてきた大学ラグビー、センター、新しくできるようになることと、壁に当たること色々な感情がありましたが、どれもラグビーへの意欲に繋がってくれたのはよかったなと思います。

当時の自分は練習が終わればアフターなんてしずに即刻帰宅しており、同期の絆?何それ?っていう感じだったので今の1,2年生を見ると仲良いな~と昔のことを思い出します。


3年目はとても大きな転機なりました。下宿が始まったこともあり、部活の時間がかなり大きくなりました。自分以外の同期選手が全員下宿ということもあり、今まで疎遠だった同期との距離もようやく近くなり始めました。本当にようやくでした。やっと友達になれたなと感じました。

ここでの大きなことはやはり新歓でした。コロナ渦の影響で部員が少なかったこともあり、なんとかしてたくさん入れないとまずい、と先輩・後輩の力も借りてなんとか成功することができ、今の2年生が入ってくれました。

この年は初めての合宿もあり、3年目ながら新鮮な気持ちも持ちました。

また、ラグビーについても上としての自覚、自分の役割の自覚ができてきました。できるプレーの幅が広がると同時に考える量も増え大変であり、忙しくなりましたが、とても積極的に部活に参加出来ました。主な理由は、やはり部活に割く「時間」が増えたことがとても大きいです。下宿したことや、大学の授業が減ったこともあり、部室で過ごす時間が増えたり、アフターをしたりと部活が段々生活の一部になっていきました。まぁ上手くいくこと、いかないことたくさんありましたがラグビーのことを考えられる1年だったなと思います。

年末に行った予算案作成は自分にとってとても大きな経験でした。OBの方からの提案で来シーズンのことを事前に考え、資料作成はとても辛かったです。仕事の関係上基本的に自分ひとりで作成し、12月後半は毎日5時間くらいはパソコンとにらめっこして資料作成したこともあり、なんで自分だけがと思うことは何度もありました。なんとか作成しきることができたときは達成感よりも開放感が先に来たのは今だから言えるでしょう。ただ、その予算案のおかげで今シーズン上手くいったと言えるくらいやってよかったと思っています。


4年目書くことはありすぎるので色々端折ります。

シーズンインから新しく導入したポッドがこんなにも上手くいくとは思ってもいなかったです。本当に優秀な後輩達で感謝しています。

今年の新歓も上手くいき、自分たちの2倍近い選手が入部してくれましたし、今年の1年生はかなり優秀です。これからも安心です。

そんな1年生と1ヶ月も部活をする前に教育実習に行くことになりました。教育実習期間は高校の部活に行ってはいましたが、どちらかというと指導者側だったのであまり体を動かすことはできませんでした。ただ、教育実習終了後1週間後に阪大戦というスケジュールだったのでなんとか試合前に急ピッチで仕上げたのはとても忙しかったです。無事勝利を収められたのはとても良かったです。

夏の合宿ではかなり良い経験ができました。今まで13番しかやってこなかった自分が4年目にして12番もできるようになりたいと思い、新しいポジションや、プレースタイルを試す良い機会でした。

それでも考えることは山積みでした。春シーズン貢献できなかった分をいかにチームに還元できるかをよく考えていました。自分も含め今の4年生は部室やMTではあまり話しませんが、個人ではそれぞれ本当に様々なことを考えていると思います。結果として秋のリーグ戦を経験を積みながら全試合圧勝するよいうとてもよい結果に繋がったと思います。

このリーグ戦は本当に良かったです。自分たちが最初に掲げていた目標を達成できたのかなと思います。

そんなリーグ戦ですが、本当に申し訳なく思う部分もあります。入れ替え戦です。SNSや配信を見てくださった方々は知っている方も多いと思いますが、自分は教職の関係で出場できませんでした。自分が出ていた勝ったという保証はもちろんなく、自分が出ていたら....と考えなくもないですが、そんなこといっても仕方が無いのは理解しています。それでも本当に申し訳なく思います。ただ、それと同時に自分がいないチームがこんなにも強いとも気づかされました。上手く言語化するのが苦手で、アドバイスとかではなくプレーでみんなの士気を上げたり、感覚でプレーをしており教えることが苦手な自分だったのですが、ここまで育ってくれて安心して引退できるなと思いました。(SBDMが本当に楽しみです)




長くなってしまって申し訳ありませんが、以上で自己満の日記ブログになります。だから何だというわけではないですが、こんな気持ちを抱いて4年間(?)ラグビーに打ち込んだ学生がいたということを残したいなと思います。(自分も何年後かに見てこんな気持ちだったんだなぁと懐かしがりたいですね)

つい先日最後のフルコンがあり、本当に終わってしまうんだなぁと感慨深くなりました。


明日、後半の伝えたいことブログを投稿しようと思います。2部構成になってしまい申し訳ありません。最後のわがままとさせてください。


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