2019年1月9日水曜日

こんにちは。今年FWリーダーを務める井上です。隆盛君とは昨年同じ悔しい思いをしたので二人で主将副将を支えられるように頑張っていきたいと思います。

さて、ブログを書いているちょうど今帰省をしていて高校の時通うのに乗っていた電車に乗っているので昔の話を少ししたいと思います。
ラグビーを始めたのはちょうど7年前の春、高校に入学した時でした。私は滋賀県の出身で、県内では一番の進学校と言われている膳所高校に合格しました。その時は勉強を頑張っていい大学に入ろうなどと考えていたんでしょう。気がついたら毎日勉強なんか一切せずラグビーばかりしていました。宿題なんか友達のノートを写す始末でした。毎日考えられないぐらいきつい練習をして倒さなければいけない相手よりもきついぐらいの練習をしている自信はありました。しかし花園はそんなに甘くないです。最後の年の花園予選、毎年負けていた相手にまた準決勝で負けてしまいました。同期が涙する中私はあまり泣けませんでした。それはこれだけやったのに勝てないのかと思えるほど死ぬ気で練習しきれてなかったからです。もっと練習できたなと思える自分が情けなかったからです。後から思い返すと三年生になった時ぐらいから練習にも慣れきついメニューをやってるはずなのに前ほどきついと思わなくなっていました。それは強くなって体力がついたというよりは楽な方法を見つけ練習をこなしていただけだったからです。そんなんでは勝てるはずもありません。
大学生になって練習に毎日怖い監督がいるわけではありません。全力でやってないからと言ってきつく怒ってくれる先輩も少ないです。高校よりもこなしてしまいがちな大学です。そこでこなしてしまうとまた高校の時と同じです。チームを引っ張っていく立場となった今年、チーム全員が毎日全力出し切れるようなチームにしていけたらなと思います。私達の代に足りない後輩を怒る能力もしっかりつけていかないといけません。
学生の本分は勉強ですが、プロにならない限りスポーツに全力出し切れるのは一生で今年が最後です。勉強は大人になってもできますが、スポーツで同期と汗を流せるのはこの先ありません。今年ぐらい、一生で最後の年ぐらい多少勉強が…でもスポーツを頑張ればいいのではないかと思います。自分のスポーツ人生悔いのないように強く楽しい一年にしたいと思います。
応援のほどよろしくお願いします。

次は私と同じでラグビーへの思いをあまり語らない松永に回したいと思います。

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